2015年10月25日
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
『華麗なるギャツビー』に続いてまたディカプリオ。
最近デヴィッド・フィンチャー映画にはまってて、『セブン』とか『ファイト・クラブ』とかでブラッド・ピット観て、連続でディカプリオ観ると、自分が小中学生に戻ったみたいな気分です。『タイタニック』は小6の時に友達と映画館に観に行ったぁ・・・(遠い目)。
というわけで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
私みたいなサブカルっ子がレンタル屋で棚見ながら思うことって結局、「あ、これ町山さんが紹介してたな」「宇多丸さんが褒めてたな」みたいな事で、これもその1本。
ドラッグセックスやりまくりのやたらテンションの高い映画だって事だったので、なんか景気づけに観てみたのだ。
これは凄いわ。
最初に収録時間見て、3時間もあるのか長いな、と思ったんだけど、ズーーっとテンション高いから気にならない。
とにかくずっと本当に「ファァァァァァァァァァァッッック!」って叫んで暴れてる感じで、金融取引で騙す、詐欺るで大もうけしてセックスもドラッグもヤリまくるっていう。もう痛快なほどな成り上がりっぷりで、周りにいた冴えない奴らも巻き込んでどんどん規模がでかくなっていっていく様ってもう、ラッパーとフッドの仲間みたいな感じでひたすらワクワクする。
いやー、本当に金融って規模が違うなぁって感心する。「たった2分で何億儲けたぜー!」って世界。しかもこれも実話で、本人が書いた本が基になっているんだもんなぁ。
成金がいろいろヤリまくりで狂ってましたってのはよくあるんだけど、会社単位で社員みんな巻き込んでここまでブッ飛んでるって凄いわ。
しかし、ディカプリオって凄い役者さんなんだな、とここ最近2本続けて観て思ったわ。
サブカルっ子としてはディカプリオ主演ですっつったらまぁ、避けますよ、正直。だって私がガキの頃でいえば『ロミオ+ジュリエット』と『タイタニック』の男前ですもん。
あ、でもよく考えたら『ギルバート・グレイプ』も『バスケットボール・ダイアリーズ』も好きだな・・・・うーん俺、ディカプリオ好きなのか?
まぁいいや、この映画でも凄かったわ。
最初の成り上がる前は、まぁやり手の金融(証券?)マンって感じで普通に観てたけど、どんどん成り上がってぶち上がって、従業員を鼓舞するために朝礼でマイク持ってロックスター張りにファックファック叫びまくるのって冷静に考えると「ディカプリオ凄い役やってんな」と思うんだけど、観てると自然な成り行きとしてそうなっていく成長(?)みたいな感じで違和感無かったもんなぁ。
とにかく3時間ダレずにグイグイ進んでいくんで、飽きる間もなく楽しめました。体調悪いときは無理そうなくらいテンションが高いです。いや、おもしろかった。
最後に結局は司法取引に応じざるを得なくなるんだけど、再起して、「結局反省してません」的なラストもよかった。
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