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菊地成孔「菊地成孔の映画関税撤廃」




菊地成孔による映画評論本も3冊目。とはいえ2冊目は読んでいない。単純に最近映画を観ていなくて、出てくる映画が全くわからないので避けていたのだ。
今回は急に菊地成孔の文章が読みたくなったので、とりあえず本屋にあった新しい方を買いました。
まずチェット・ベイカーについて書かれた部分だけ読んでしばらく忘れてて、結局また読みだしたら一気に読みましたね。
映画観てなくても面白いやね。やっぱり。もちろん観てたほうが面白いんだろうけど、映画はなかなか流し観って言っても限界ありますから、数観るのは大変ですからね。
最初の目的が「菊地成孔の文章が読みたい」からだったので当たり前と言えば当たり前なんですが、読んで満足してしまって「今度この本で言及されてたこの映画観よう」とはならなかったが、たぶんそれでいいんだろうと思う。
大ヒットしたマーヴェル映画から音楽映画、北欧や南米の名前も聞いたことのないような映画にまで書かれているが、どれもやはり面白い。まぁファンだからね、何読んでもある程度は面白いってのはあるけど、やはり町山さん的な「映画の見方が〜」みたいなのより、私はこっちが好きだな。

言及されていたこの曲だけyoutubeでチェックしたけど、たしかにこれは凄いわ。俳優さんのロックごっこを余裕で越えてる。




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