2020年11月01日
伊藤政則「セーソクの法則 場外乱闘エッセイ」
実家から発掘した1冊。ご存知メタルゴッド・マサ・イトーのエッセイ集。
とはいえ肩の力を抜いて、音楽だけではなくラーメンやプロレス(猪木との対談まで収録)、若き日の新宿での日々を語り下ろしに近い感じで書いている本で、「音楽評論家を目指していたわけじゃなく、ラジオDJを目指していた」というのがよくわかる、ラジオのフリートークのような内容になっている。
ロックが人気で、まだロック喫茶なんてものが立派な商売になってた時代というのは私くらいの年代の人間でさえ驚いてしまうが、その恵まれた時期に店でロックDJ(ヒップホップ的なやつじゃなくてラジオDJ的なやつ)として新宿でならしていた若き日の思い出や、アーティストとの裏話はやはり面白い。
とっ散らかった印象はあるし、わざわざ探してまで読む価値があるかといえば無いとは思うが、いい時代だなぁ...とか思いつつ久々に読みました。
ちなみに、Papa roachのライブを音楽専門学校からもらった関係者席のチケットで観てたら後ろに伊藤さんがいて少し話せた事はいい思い出です。その事書いてパワーロックトゥデイにメール送ったらオジーのTシャツ当選したなぁ...もう全部懐かしいわ。
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