2020年09月08日
2ヶ月で中断した留学まとめ(12)新たな悩み、そしてそれを覆す程の幸運。
一瞬一人になったものの、ラッキーというか優しい人たちのおかげですぐに多国籍の友達と行動を共にするようになった。しかしそれにより新たな悩みも出てきた。
話せない。
元々私は口数が多い方では無いのだが、英語だと更に、そして元々友達だった4人組に加わる形になった事で更に更に、彼らが自分より上のレベルだった事により更に更に更に話せなくなっていったんですな。
元々ジムで毎日一緒にトレーニングしていた韓国人の男友達はもう何も気にせず話せたんですが(次の休みは夜のお店に行こうよ!とか話すくらい)、あとは皆女の子だし。
最初の日は酔っぱらってる上に話題の中心が私だったので良かったのですが、次の日の二日酔いでほとんど寝てない状態での遊びはキツかったっすねー。本当に全然喋れないの。
特に英語を勉強しに来てる生徒だから当たり前なんですが、習ったボキャブラリーやイディオムはすぐ使うし、ちゃんとした文法で話そうとするんですよね。当たり前ですが。前週の週末から、毎週末彼らと48時間中24時間以上一緒とかの状態になって、そんだけ一緒にいるともう会話用のストックとかすぐ尽きますしその場その場での発言が求められますから、どんどん自分の至らなさが見えてきてしまったんですね。
で、正直一回逃げました...。
情けないですねー、ホント自分で書くの嫌になりますが。
日曜の時の喋れなさに落ち込んでちょっと避けるというか、もちろん会うと挨拶はするものの「各々スケジュールも違うし、あえてご飯の時に探して毎回一緒に食べる必要は無いよね」的な風を装ってチャッと食べてジム行っちゃうっていう感じでした。まぁ本当にスケジュールは違うし、私は1人部屋なので自習は部屋でやるのが一番落ち着くし、トレーニングはやりたいし、ってとこなんですが、まぁ負い目が無いわけでは無い。
そんな感じでご飯食べてたらまた2日後に、最初に声かけてくれたベトナム人の娘(「お母さんだと思っていいよ」の娘)にまた「何してんの?行くよ!」と言われ、みんなの座るテーブルへ連れられて行きました。そして
「私の友達よ!紹介してあげる。〜(本名)よ!」
「知ってるわ。私の友達だもの。逆に紹介してあげるわよ。ねぇ、〜(本名)」
というドラマみたいな台詞で迎えられまして......。
ここまでしてもらったら私がどんだけ情けない人間でも覚悟決めますよ。というかこの娘たちどんだけいい人なんだよっていう。
ここから、どんだけ恥かいても拒否されてもいいや、彼らに対しては100%信頼しよう。と決めて、自分から動いてインスタやフェイスブックのアカウントを作ってグループに入れてもらったり、自分から話かけるようになりました。
本当に、ここからは信じられないくらい楽しかったです。このタームからちょうど全員が違うレベルながら同じフロアで勉強するようになったので休み時間もメチャメチャちょっかい出されるし。先生とも仲良くなっていたので先生にも呼ばれるし。理想の学生生活みたいなのがいきなり33歳で再度来たわけですよ。ビックリしますよね。二人掛けのベンチに無理矢理4人で座って「ジプニー(フィリピンの乗り合いタクシー。いつもギュウギュウ)だー!」とかさ、毎日女の子とやってるわけですよ...。
スケジュールにも余裕が出来て昼寝も自習も十分に出来て、授業行けば先生は仲良し、休み時間は友達とキャッキャしながら週末どこ行くかの相談、授業が終わればダイニングホールに行けば誰かいて同じテーブルに集まり、ガラス張りのジムでトレーニングしてると前を通る先生や友達が手を振って応援してくれる。
最高でしたね。正直、人生最良の時でしたよ。この歳でそうなるなんてね。
週末はマッサージに行ったり、ジップラインの出来るテーマパークに行ったり、ナイトマーケットに行ってお揃いのキーホルダーを買ったり、髪を切ったり、ラーメン食べたり、また朝まで飲んだりでした。
コミュニケーションという意味では問題は解決したものの、自分の英語のスキルの無さはハッキリしてて、でも楽しすぎて勉強より今はこの状態を存分に楽しもう...みたいな感じで揺れ動いてました。
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