2017年04月16日
目黒殺人鬼博物館(編集) 「殺人王 -世界殺人鬼ファイル-」
定期的に殺人鬼の本は買う。
これはアングラサブカルの必須教養であり、バッドテイストブームもあって(私は古本屋に『週刊マーダーケースブック』が捨て値だった、遅れてきたサブカル世代)、ストーンズからグラインドコアまでが引用する話題でもある。
悪しき事ではあるのだけど、極端な事をした人間への興味はとてもある。何度かこのブログでも記事を書いたと思う。
『死の腕(ハンド・オブ・デス)―ヘンリー・リー・ルーカス物語』↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/285/0
とか
平山夢明の『異常快楽殺人』↓
https://fanblogs.jp/gateofdoom/archive/477/0
とかね。
そういう中の1つ。
この本の広告はアレ系の雑誌やムックでよく見た気がするんだけど、読んだのは初めて。でも2002年発行か、そういう中では遅めだね。
内容は、花くまゆうさくの表紙を見たらわかる通り、いかにもバッドテイストものでーす、みたいな感じで、扇情的でポップな殺人鬼のイラストと共に各殺人鬼のプロフィールや事件の概要を簡潔に紹介し、関連する書籍や事件がモチーフになっているであろう映画も共に紹介されている。
1つ1つの紹介は短いし、今となってはあやしい情報もあるが、なにせ紹介されている人数が多い。そして、関連書籍、映画が紹介されている所が珍しく、ブームに乗って雑に作っているようでいて、実はよく出来ている。
今やネットでいくらでも調べられるが、ここまでまとまっているなら1冊持っていてもいいと思う。
今はこういうのがいくらでも見られるから、価値は減っちゃったんだろうけど↓
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