2018年03月07日
Awful Things (Live) Good Charlotte X Lil Peep Memorial Service Tribute
昨年の年末に21歳の若さで亡くなったLil Peepのカヴァー、というかトリビュートとして発表されたもの。
「ラップ界のカート・コバーン」なんてアホみたいな形容をされたりもしがちなニューヨークのラッパーで、ファッションや振る舞い、ゴシップ的な意味を除いても、音楽的にも実際にグランジ/オルタナティブの影響を物凄く感じさせられるラッパーだった。
というかモロにグランジリバイバルな感じ。それが「ラッパー」の作品として出るのは面白いな、と思って追っかけていた。
わざわざ括弧をつけて書いたのは、まぁ下にリンク張ったんで聴いてみてもらえば分かるんだけど、いわゆる「ラップ」という感じではなく歌ってるんだよね。
最近のUSのラップだともう、「歌うようなフロウ」とかを超えて、ドンドン壁がなくなっているというか融合しているというか、特にトラップってジャンルのラッパーはそうかな?もう全然歌うんですよ。
別にAK−69みたいに両方出来るとかではなく、自然にどっちでもいいって感じで。
今回Lil Peepの命を奪った原因でもあるダウナー系のドラッグが流行ってて、ダルそうにラップするのとダルそうに歌うのが近い感じになるからかな。
ブラインドで聴かせたら、リズムにEDMの影響のあるグランジに聴こえると思う。
というわけで、ギターロックやグランジが好きな同世代にも薦めてたんだけど、まぁ不思議そうな顔されますね。「えーと...でもラップなんだよね?」って。実際に聴かせるまで理解されないですね。
はい、ただまぁ、残念ながら亡くなってしまって、そんなところまで過去をトレースしなくても...しかも更に凝縮された形で...と思わずにいられないですね...。
そして、勿論色んな人がコメント出したりしてるんだけど、Good Charlotteがこの映像を公開して、あーやっぱバンドでやってもいいなぁ、単純にいい曲だよなぁ、とか思って、またイロイロ考えてます。
こっちが原曲ね。
Lil PeepもBlink 182をライブでカヴァーしてたりするから、近しい関係だったんだろうな。
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