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「KEEPINTIME:A LIVE RECORDING」





最初は、サンプリング元であるレコードで演奏していた名ドラマー達と、そのレコードで音楽を作っているDJ(ターンテーブリスト)達がフォトセッションで出会い、そしてそこから話は転がり、共演が決まる。

素晴らしい話だ。その粗筋だけでもう観たくなる。

という事で探してたんだけど、日本版は発売されておらず、今では輸入盤もアマゾンだと微妙にプレ値になってたりで困ってたら、サラッと近所の古本屋で500円で見つかるっていう。
しかし、この輸入版しかないのに字幕があるパターン、『Our Vinyl Weighs A Ton (Stones Throw Recordsの軌跡)』なんかでもそうだったんだけど、なんなんだろう?翻訳されていない部分もあったりしてもどかしい。日本版出ないのかな?

さて、内容なんだけど、基本はセッションなので過度な期待は禁物。
まぁ即興だと当然なんだけど、ずーっと素晴らしく、緊張感が30分も1時間も持続する、なんてのは本当にめったに無いわけで。
年老いたドラマー(名人芸だけどね)と現役バリバリのDJのセッションで、DJ側には多大なリスペクトがあるので、それなりにまとまるけど、正直別にこれといって・・・。
ドキュメンタリーではなくライブDVDなので、物語で入り込ませて、最後に共演した曲でドカンと・・・とかではなく、最初にライブが決まった経緯と簡単なプロフィールが流れた後は、ずっとドラムとターンテーブルのセッションライブが淡々と流れていくので、期待しすぎるとスカされるかも。

とはいえ企画としては素晴らしい事に変わりはないので、あんまり悪く言いたくはないんだよな。
まぁ機会があれば是非、って感じ。

Keepintime: A Live Recording

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