2015年03月29日
PRhyme 「PRhyme」
Gang Starrでお馴染みDJ PremierがBad Meets Evil、SlaughterhouseのRoyce Da 59と組んだユニット。
ロイスダ59の代表曲「BOOM」もプレミアだし、このタッグなら間違いない、と思って聴きました。スローターハウスもめちゃカッコいいしね!
ということでかなり期待して聴いたんですが、うーん、普通にいいすね。くらいの温度でした。
当然トラックもさすがプリモっていうカッコいいビートだし、ロイスもさすがのスキルだし、ゲストも豪華なんですが・・・期待を超えてはこなかったというか、なんかこう、さらっと聴けてしまって。
「ポップソングで大事なのは、どの瞬間にラジオのボリュームを上げたくなったかだ」という誰かの名言があったと思うんですが、クオリティは凄く高いものの、その「イエー!!!」っていう沸点が無かったなぁ、っていう感じ。
「Underground Kings ft. Killer Mike & Schoolboy Q」とかは勿論「おおっ!」ってなるにはなるんだけど、曲調とかテーマ的にモロそういう感じなんで、あー、でもScHoolboy Qキレキレでカッコいいな。
間違いないのはBad Meets Evilよりは良い、という事。ただなんというか、単純に私の好みなのか、間違った期待をしているのかはわかりませんが、なんとなくロイスが大人しいような気がしてしまって。なんかせっかくプリモとなんだからもっとガンガンハッチャけていけよ!ってもどかしく思いながら聴いてしまうんですね。
だから客演のメンツのほうがノビノビやってるように感じて、こう、『「PRhyme」というユニットを2人でやってます』というチーム感がないというか、大人になり過ぎなんじゃないかって感じで。
あー、でもいま改めて聴いてますけど、カッコいいですよ、やっぱ。ただもっともっと期待してしまった、というだけなのかもしれません。
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