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Linkin Park「The Emptiness Machine」




Linkin Park復活!
という事で、リンキン・パークです。
実はラウドロック全盛期にはデスメタラーだった私は後追いで、しかもParental Advisoryが貼られないある種優等生的なリンキンはそこまで注目してませんでしたが、その後英語の勉強も兼ねて聴くうちに大ファンになりました。留学中、パーキングエリアでもオルゴールバージョンの「In the End」流れてたりするくらいフィリピンでも人気なのを目の当たりにしてビックリしたなぁ。



詳細は省こう。ニューラインナップになったわけです。
注目はやはり新ボーカリストですが、私は大正解だったと思います。
声質、そして存在そのものが繊細だが荒々しさもあるというチェスターだったので、ここでクリーン/スクリーム/デスボイスまで楽々いけますよみたいなメタルコア系のマッチョタイプのボーカリストに変わってしまったら台無しだったでしょう。

そして新曲。しっとりめの曲が多かった近作に比べてベヴィーなギターとスクリームが入るノリのいい曲は復活後一発目の新曲としてバッチリ。
マイク・シノダの歌からはじまり、新ボーカリストのお披露目、という構成も目論見通りでしょう。
歌詞もサビの

Let you cut me open just to watch me bleed
ただ俺が血を流すのを見たくてお前は俺を切り裂く
Gave up who I am for who you wanted me to be
お前が望む姿になるために俺は俺である事を諦めた
Don't know why I'm hopin' for what I won't receive
手に入らないものをなんで望んでるんだろう俺は

とかもう、あーリンキンの新曲だぁ、ってホント思いますね。
これにマイク・シノダのラップ入ってたら初期リンキンファンは狂喜乱舞だったでしょうが、まぁそれはアルバムを待ちましょう。

満足です。めっちゃ好き。リンキンファンの友達とカラオケで一緒に歌いたい。
…….ただ一つちょっとだけ気になったのが、ドラム。元々速い曲があるわけじゃないし、メンバーも年齢を重ねてきたというのもあるのだろうけど、復活ライブでえらいモッタリしてた気がするんだよな。
ドキュメンタリー映像で元々プロデューサーでマルチプレイヤーみたいな紹介されてたんだけど、うーん……メタリカでいうボブ・ロック的な事だよなぁ。正直、ちょっと落ち着きすぎな気がしてる。打ち込みやサンプリングとの同期もあるだろうし派手である必要は無いんだけど、なんかもうちょっとあっていい気がする。アルバムとこれからのライブに期待ですね。マレーシア来ないかな。

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浦部はいむ「あの人は血を求めてしまう」




現在マレーシアにいる。2年以上経った。
生活が大きく変わるかと言われれば、元々インドア派だし、無理に「せっかく海外にいるから」と考えて外出したりしなければ家にいるので変わらない。たまに外出すると自分が海外にいるって気がつくレベル。
休みの日は家でNetflixとkindleって感じ。流石に海外に出て1年も経つと日本語が恋しくなる事もあって最近は日本の漫画ばかり読んでいる。

その中の一冊。
いかにもサブカル系、ガロ系、アックス系みたいなそっち系統の絵柄とタイトルだが、すごく真っ当で面白い漫画だった。
タイトルから分かる通りの吸血鬼漫画で、基本的には吸血鬼が普通に生活する上での葛藤みたいなお話なので新鮮味は薄い。映画の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」とかね、吸血鬼モノってちょっと前も「トワイライト」とか流行ったし、よくあるテーマだろう。
ただなんかこう、同じような話でも、ストーリーがしっかりしていて、意外な展開もあり、サブカル系らしい暗い青春からの希望を持たせる終わりで、それを水木しげるとサウスパークを合わせて発酵したみたいな絵柄で描かれると、グイグイ読みすすめられた。
こうやって書いていくと思うのが、この漫画はすぐに察せられる参照元が多いのに、色んな要素が混在しながら上手くまとめられているという事。そしてそれは、組み合わせによってはまだまだ面白いものが生まれるという事も同時に感じられて凄く良かった。そう言う意味では現代的な作家なのかも。
組み合わせ方に凄く新世代感がある感じがするんだけど、作者何歳だろう?
2巻完結とコンパクトだし、最後まで一気に面白く読めた。

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マレーシアでの日々7「デビュー、ヤブ医者、夜逃げ」




研修がどうにか終わり、フロアデビューです。
さらっと書いたけどプレッシャーでしたね。この時点で1人脱落、実際のコールを受けてのテスト中にクレームを受けて泣く女の子が何人もいましたし、私も1回試験に落ちて久々にタバコ買いましたしね。うまくできる子は週末は思いっきり遊んで、って感じでしたけど私は不安で、休みの日も自習しに会社に行ったりしてました。

デビューしたらしたで実際の現場は研修と違うよねー、っていう事でなかなか大変でしたが、それは日本でもなんの仕事でも同じですね。
問題は、私のいたプロジェクトはかなり大きく長くこの会社でやっていて日本チームの規模も大きかったので、まるで日本の会社にいるみたいだった事です。他の国籍のチームどころかローカルのマレーシア人とすら関わる事が無くお客様からのコールも日本語なので、英語を使う機会がたまに海外のホテルに電話をかける時だけ、10%もない。さすがに英語で電話するのは慣れましたけどね。毎日ホテルのアメニティの確認だの、二重請求だのについて電話してるんで。
でも日本で必死こいて英語を勉強してた時に比べたら全然英語使わないなと。研修も日本語で覚える事が多すぎるのでまずそっちを、ってところでもあったし。これは全員言ってた問題点で、後に異動の原因の一つになります。



働きはじめてしまうと、良くも悪くもとにかく来たコールをサバくしか無いんで楽っちゃ楽です。あとはもう「体調崩さない」「辞めない」ってのだけが大事になってくる。
ご多分に漏れず問題はアリアリですよ。まずコロナが明けたくらいで人数をあらためて増やした旅行業のカスタマーセンターですから、中堅はほぼコロナの時期に全滅してて教えくれる人もほぼいない。とにかく「辞めなかった」というだけで残った大先輩様だけですから。
海外就労なんてそんなもんだとも思うんですけどね。残ったもん勝ちみたいな。
で、コロナ禍の時のしりぬぐいみたいな対応させられるっていう。もう誰も残って無いし知らないよ、みたいな。

この頃の大きな出来事といえば、まず自分が体調を崩した事。
喉に菌が入って腫れて、みたいな事でした。まず近所のクリニック行ったんですがそこがヤブでね……のど飴くれるだけで。ズル休み専用みたいなクリニックでね。
ナースにコッソリと「大きい病院行きな」って言われる始末ですよ。で、しょうがなく保険のきかない大きい病院行きました。600RMちょっとだから約2万円くらいかかりましたね。初めての国だと、慣れてない菌とかウィルスのせいで1回はみんな倒れますね。電話する仕事なので1ヶ月間くらい治りきらなくてきつかったです。



そしてさらに同期が1人失踪したこと。

完全にバックレ。ある日いきなり来なくなりました。同期の1人が手伝ったらしいんですが、仕事が嫌になって夜逃げだそうです。借りてたコンドミニアムも税金も全部ほっぽって夜逃げ。
色々裏ワザはあるらしいけど、マレーシアに戻って来たらまず間違いなく問題になるようです。
まぁその後無事は確認したんでいいんですけど。


この時期は仕事に慣れていって、先輩後輩のつながりも出来ていって、って感じで、しんどいけど皆んなで頑張ろう!みたいな感じでしたね。その後を考えるとまだよかったです。

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