アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

「気球クラブ、その後」





この映画は大学を出てから5年後という設定ではじまるという事で、今の自分と同じ状況だ(私は中退したが)。
なので、園子温の映画を観るきっかけとなった、大学時代の知り合いの自称映画監督志望のインチキ野朗を検索してみた。名前が特徴的なので間違いにくく、十中八九ツイッターとフェイスブックをやっていると思ったからだ。
はい、予想通り。両方すぐ飽きて放置しているところも、「就職してしばらくたったけど、新しい自分を見つけるために海外のマラソン大会に参加します!スポンサー募集中!」などとのたまう果てしなくクダラナくてインチキで人任せなとこまで何も変わっていない。ウォッチする価値も感じないのでもう二度と見ないが、こいつ絶っっっ対やらないよ。なにせ映画監督志望で、「今撮影まで終わって後編集だけなヤツがあるんだ、そうだ!曲使わせてよ!」と同じ感じで言われ、あいつが気に入った曲の完パケ音源を自費で作ってあげたのに何故かその後会う度に避けられ、1年後に偶然再会し、「映画出来た?」と訊いたら、「やっと映像編集ソフトを買ったからこれからやろうと・・・・」みたいにゴニョゴニョ言いながら逃げていった男だもん。
「園子温凄いんだよー」と「俺、今映画作ってんだ」以外はろくな話も出来ず、突っ込んだ事を訊かれて困ると、「俺、ハーフだから、上手く言葉で伝えられなくて・・・」と逃げる、地獄のミサワみたいな奴でした。
しかしまぁどうやらそこそこ綺麗な嫁がいて、社会人になってる、って事は、私よりずっとまともな人間なんだろうけどね。
自分は6年前となにも変わってないどころか悪化してるので、他人をどうこう言えませんしね。

さて、園子温監督作は最近は一般にも大きな注目をもって迎えられているが、そもそもかなり昔のクイックジャパンに「桂子ですけど」の広告が1ページカラーで出ていたのを覚えてるくらいなので、どサブカルでキャリアがとても長い。というかもう周知だろうが、元天才高校生詩人、元現代美術的な路上パフォーマンスをする人、その後映画監督という、だいぶ寺山修司をに連想してしまうような人だ。
私は上記のような嫌な事があったので、知ってから10日くらいで当時までの作品をまとめて観て、その後一切観ない、という感じだった。ただ、「冷たい熱帯魚」は観ようと思ってるし、たしか当時ブラックメタルがテーマの映画を撮るって言ってて、それは凄く観たいと思ったんだけど、あれ出来たのかな?続報が無いんだけど。
そんな園監督作品の中では、地味というかいかにもサブカルっ子向けオサレインディー映画です。このあたりの時期は「青い車」とか「ストロベリーショートケイクス」とか「ハチミツとクローバー」とかそんなんいっぱいあったね、っていう。
インディーズ系らしい低予算な感じの安っぽく荒く暗い画質でカメラワークも単調、ストーリーも、人物の言動も脈絡無く唐突に感じる。

しかし何度もの引越しや金欠でほとんど売ってしまったCD/DVDの中で、売らずに取っといただけある作品だ、さすが園子温と感じるところが多々ある。
一番はなんといっても女の子超可愛いっていう。川村ゆきえと永作博美超可愛い。自分と女の趣味が似てるから好きと言うのもあるが、この人の映画は全部女の子が凄く綺麗に撮られてるんだよね。
そこはもう良くも悪くも毎回主演女優と付き合っちゃう所と直結してるというか、とにかく素晴らしい。しかも女優選びも物凄いよね、「紀子の食卓」の吉高由里子が有名だけど、ちょっとググッてみたら川村ゆきえってこれが女優デビュー、しかもそのあとは2年後からアイドルにありがちなホラー映画やゲーム/アニメ系に出てる事が多いので、見抜き方がハンパじゃないわ。いい女優を、というよりその映画にピンポイントに、という感じが凄い。
永作博美もこの後に「人のセックスを笑うな」で話題になったけど、2年前のこれも観てみろよっていう感じだね。

映画として褒められるかといえば全然なんだけど園子温ファンなら、所々に才能の一端が見える、色々な意味でコントロールがまだよく効かなかった時に作られた習作、と捉えて観るといいんじゃないかな。
永作博美と川村ゆきえのファンは必見だね。特に、永作博美のファンは。ぶっちゃけ単に、永作博美を綺麗に撮りたかったんだと思うよ、園子温監督は。

俺自身は4、5年前に「最初に出てきた子(川村を当時知らなかった)と永作さん可愛いし・・・また観るな、うん。だって可愛いし」と考えて残してました。

気球クラブ、その後 [DVD]

新品価格
¥2,903から
(2012/12/21 20:09時点)






    >>次へ
<< 2012年12月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。