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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。 過去の記事はブログ左のカテゴリーアーカイブから慢性前立腺炎治療法をクリックし、次に記事左上部に12345最後と小さく表示された文字をクリックすると見れます。
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2018年02月24日

サドやマゾ等変態性癖を脳科学で解明する


変態性癖を脳科学と心理学から解明する

20年以上前に私が脳科学の観点から導きだした推論を以前にホームページを開設していた際に公開し

ていた記事だがアクセス回数が多かったので再度掲載したいと思う。


1、性変態の種類

異常性癖の種類はサド、マゾ、同性愛、ペドフェリア(ロリータコンプレックス)、マザーコンプレックス

フェティシズム、排泄汚物倒錯、制服服装倒錯、職業倒錯、特定体部部分倒錯、露出、盗撮、女装、物質執着(下着や匂いに興奮)などがあるといわれている。
   
その中でも最も多いのがサドやマゾに関連した異常性癖が挙げられ、成人向けのアダルト商品の多くを

占めている状況は、インターネットや出版物を見ても明らかである。

よって、今回は主にサディストとマゾヒズムに関して検証してみたいと思う。


2、異常性癖者の特徴

   異常性癖者の多くに以下の共通点があると思われる。

  1)正常人では興奮しない物や行為に性的な興奮と快感が生じる。

  2)心理学的に攻撃性が内在している場合が多い(攻撃性が外に向くか内に向くかの違い)。

  3)本人が性的な変態者になりたくてなるのではなく、

    自分の性癖の異常なことにあるとき気づくという表出の仕方が大半を占める。

  4)隣人との関係が希薄で更にストレス社会である現代で多い。

  5)周囲から開放され、周囲に監視者がいない場合に生じることが多い

  6)普段の生活は正常な場合が多いが、性的事項のみの異常性が周囲には迷惑で相手には不愉快であり、場にそぐわない行為である。

  7)多くの場合、性の対象が年齢を問わず異性の場合がほとんどである。

8)多くの場合、普通人よりも性欲が異常に過多である。

  9)時として犯罪に結びつくことが多々あり、相手と自分の人生を転落させる危険性をはらんでいる。


発生要因.1) 人間が生物として進化する上で必要となる本能的衝動

 人が他の生物と違い、急速な進化を遂げた背景には人間特有の欲求があったからだと言える。

その欲求とは「変化に対して快感を感じる」ことである。

 一般に人間以外の生物は変化を嫌う。なぜなら、変化には身の危険と恐怖が伴うからである。

変化の後にどうなるのか予測できないため、不安と恐怖が先に立ち、自己防衛本能が働くからである。

 つまり、変化の無い、同じ事の繰り返しでは急速な進化は望めない。進化するためには、

現状と違った何か有益な要素が必要とされるが、それを取り込むため変化を快感と感じる必要がある。

また、脳の活性について述べれば、小さい変化でも変化がなければ脳の神経繊維に信号が伝達されず、

使用されない神経細胞が退化してしまい。

また 進化の停滞ともなるおそれもある。

このように人間だけは、自分とは異質な事柄を自分に取り入れようとする衝動と

  それを押し進めるための快感機能が強化されている。

ただし、身の安全が確保されている 状態を認識できる環境にあるという条件が必要といえる。

これは、世界の諸国や地域でも貧困の著しい国や原住民の古い文化を継承する未開地では

 貧しく病苦に苦しみ飢えに晒されて生きることが精一杯で、危険を伴う変化を快感と感じる要素が少なく、
  
性変態者の多くが物質的に恵まれた先進国で多い現象と思われるからである。

よって、現代の日本のような恵まれた環境下では通常の変化は飽和状態で飽きられているため、

何か異質な変わったものを快感と感じる風潮が社会にあると言える。


 要因.2)幼少期における体験、環境

  普通、人が記憶としてさかのぼれるのは4歳前後までであろう。

ところが、情緒や欲求を表出させるもとになる基幹の神経配線の形成や脳内物質の分泌特性は、

大人となって記憶にのぼらない幼少期に形成されるものが大半であるといえる。それが、

大人での無意識の意識の一部の大半を占めることになる。もちろん、後天的な経験記憶でも、

意識上忘却されるが脳の記憶回路には残された記憶も無意識の意識となりうる。

また幼少期は脳が急激に発達する時期でもあるが、その際の周辺環境が無力な幼児にとって

耐え難い苦痛が伴う状況下であったならば、脳内の神経ネットワークの形成やホルモンや

神経伝達物質の分泌特性の根幹がほとんどが幼児期に形成されることを考えると、

幼少期での体性感覚による快体験や苦痛体験、恐怖体験、不安体験で形成された

基幹神経ネットワークや神経伝達物質の分泌特性による意識が生涯継承されやすいと考えられる。

このように、幼少期、幼児期の環境や教育は大人での無意識の意識(心理欲求)

の形成に大きな影響をおよぼすと考えられる。

  もし、自己で周囲との調整を図れない幼少期に過剰なストレスを受けたり、

過剰な快感を受けたり、また、は刺激や変化に著しく乏しい環境にあったらどうなるだろう。

ストレス(苦痛)環境の場合であれば、生物上の「苦痛を中和するための快感物質の過剰分泌」が形成され、

発生の要因となりうると考えられる。

また、幼児期に性的ではないが何かしらの体験をし、大人になってその体験と性的なことがらが類似ていたとする。

人があることに興味を持つか持たないかは、過去の快体験と苦痛体験をもと無意識に判断される。

これは、過去の類似体験との照合を無意識に行っているものと言い換えることができる。

例えるなら、これから自己がかかわろうとする未知の事柄が過去の類似体験と比較し、

快感をもたらしたパターンに似ていたか、それとも苦痛をもたらしたパターンに似ているかを無意識に判断しているといえる。

もし、このとき大人になっては許されない事項であっても、快感の要素のパターンに似ていればそちらに興味がむくことになる。


 要因.3)内分泌の異常

  人間は生物である以上、性欲に関係するホルモンが性的欲求に及ぼす影響は無視できない。

  生物的に動物である人間はオスとメスが互いを求める性欲という欲求が存在することは否定できない。

  その強弱は性欲を惹起させるホルモンや脳内快感物質の分泌の多少に関係するが

上記のホルモンは個人差があり、異常に多く分泌されれば、異常性癖や性欲亢進にも影響すると考えられる。

したがって、性ホルモン分泌過剰は異常性癖に大きく影響すると考えられる。

 また、人は遺伝特性のレベルで見ると、実は生物学的に個人差が大きい生物であるといえる。

人の心の多種多様性は多くの人が認めるところだが、肉体的な中身での多種多様性はあまり知られていない。

例えば、性欲の昂進に関係する性腺刺激ホルモン、副腎皮質ホルモン等のペプチドホルモン

脳内快感物質のドーパミン、エンドルフィン、覚醒系のノルアドレナリン、不安や恐怖を抑制するGABA神経でのγ-アミノ酪酸などや

 神経の興奮を制御するために必要なセロトニン等の神経伝達物質の分泌特性は複雑で個人差が大きいいといえるからである。

なぜなら、異常行為等で異常的性的欲望が満足した直後では性的欲求が一時的に減退する例が多数存在するからである。

また、セロトニンの活性を調整する薬(SSRI、SNRI)等が異常な衝動の治療に有効であるとの報告もある。

これは、異常性欲者が神経科学的に、もともと脳の神経伝達物質やホルモンの分泌に異常があることを推測させる。

特に性における変態者の多くは普段の生活は至って正常であるが、

 常時は意識において抑圧してはいるが性欲が異常におおせいであることは確かと考えられるからである。

変態的性欲求を行動に移すこと自体を意識的に抑圧可能であるが、その変態性欲求が生じることに

関しては抑圧不能の場合が多い。

 特に社会的に制約を受ける職業や立場の人間は、自分の異常性欲に悩むものがいると考えられる。

ここで、意識的にコントロールできないということには理由がある。

それは、性欲は視床下部とその周辺脳に起因するからである。

視床下部の大きさは全体で親指程度であり、外側視索前野(欲の根源脳)、内側視索前野(性欲の発現脳)、背内側核(男性の性欲行動)、

腹内側核(女性の性欲行動)、室房核(水分調節)、後核(体温調節)からなり、各脳部位は数ミリ程度と小さいが、

そこで微量の快感物質や興奮物質を放出し、人の心理欲求に多大な影響を及ぼしている。

またそれらの欲求発現脳は快感神経MFBと綿密に連結している構造となっており、それが人の生理的な欲求を担っている。

その際、上記の脳核である刺激に対して通常より多く快感物質や覚醒物質が分泌される生来の体質、後天的な体質の変異が形成されたらを仮定すると、

異常な性欲や変態欲求の発現の原因になりうるのではないかと考えられる。

 つまり、大脳新皮質のような思考や意識でコントロールできる脳部位での働きで行われていないため欲求発現をコントロールしにくいと言える。

また、緊急時に本能的危機回避機構が無意識に強く働くことも考えられる。

これはどゆうことかというと、生物にとって危険とは通常と違うパタ−ン認識を感知することである。

その際必要なことは変化を認識し、一瞬にその状況をイメ−ジという画像と体性感覚で記憶し、

次回は危険を避けることである。

  変態行為というイメージははじめて見聞きする場合、イメージが強烈である。

したがって 強い記憶形成をもたらす。また、日常とかけ離れた、異質な変化という要素が内在し、変化という快感発動原因と

イメージが結びつきやすい。その際、体質的な素因で快感物質が脳内から通常より多く分泌されると仮定すれば変態欲求も理解できる。


要因.4−1)生物学的原因、遺伝的特異性

 人は生物が進化したものであるが、生物である以上原始的な機構はまだ残されており、

  しばしば心理学のモデルに用いられる。例えば、生物が天敵に襲われた場合、

  逃げるか、闘争かのどちらかを選ばないと弱者は死ぬことになる。その際、肉体を

活性化させ能動を確保する上で苦痛を和らげる必要がある。

そのために、肉体活性物質と苦痛中和のための脳内快感物質が必要となる。

例えるなら、妊婦が出産する際多大な苦痛が伴うが、そうした際にもし快感物質で苦痛を

中和できなかったらどうなるだろう。妊婦は苦痛に耐えかね、中枢神経全体の機能に異常をきた

すことが考えられ、生体全体に悪影響が出る可能性もある。

 また、原始時代では寒さや暑さ、体調不良などの状況下でも食物を得るため狩猟や木の実などを

 探すなど、外界の厳しい環境下で食物を得るため、苦痛に立ち向かう必要があった。

 その際、苦痛に立ち向かうために脳内で分泌する苦痛を中和する物質や肉体を活性化させる体内物質が必要になる。

苦痛を中和する脳内快感物質には数種類あり、ストレス時や環境変化時それがある割合で分泌される。

これらは快感と性欲に関係する物質でもあるドーパミンや、ストレスホルモン、覚醒剤の数百倍の威力

がある体内生成快感物質エンドルフィン、エンケファリン系も多く分泌されると推測される。

性を意識した中でのストレス状態の際、苦痛中和のための快感物質が多量に分泌されればどうなるだろう。苦痛をとおり越して強い快感を感じることになる。

したがって、マゾヒストは通常ならストレスや苦痛時に中和のために微量に分泌されるものが少し多めに分泌されてしまう体質と考えられる。

それを体験し体で学習してしまうことが原因のひとつとも考えられる。

また、それらの物質の分泌特性もある程度遺伝するとの研究結果の報告がある。

マウスの実験では1次世代の攻撃的なマウスを交配し、2次世代を生み、更に3次世代のなると攻撃性が増大したマウスが誕生する率が高まるという研究結果が報告されている。)

このような生物学的素質が性異常の欲求に関係すると考えられる。

例えばサドイストやマゾヒストは、通常人ならストレスとなることに快感が生じる。つまり、

  苦痛状態、ストレスが引き金となり、苦痛中和のための快感物質発動機構が惹起され、

  変態行為や観念に快感が生じることとなる。また、先天的にストレスにさらされると

 快感や高揚感を生じる神経伝達物質やホルモンが過剰に分泌されやすい体質にあることも考えられる。

 このときマゾヒストもサディストも脳内快感物質と覚醒物質として、ドーパミンやノルアドレナリンが

 異常に分泌されていることが推測され、サドとマゾの違いは上記物質の混合分泌割合の違いと

 マゾヒストに関しては、苦痛中和作用を有する脳内麻薬であるエンドルフィン系等のオピエード物質が通常より多く分泌されている

 ことが考えられる。また、満足感という感覚には快感と同時に多少の苦しさも同時に内在する可能性があるため

 ノルアドレナリンやアドレナリンも同時に分泌されている可能性が考えられる。

快感の中に多少の苦痛が内在することが大きな快感になるということの事例として、精神的な例として困難な仕事などで

 苦痛困難を乗り越えたときの達成感や満足感は快感に類する。丁度、山登りやスポーツなどでも苦痛を乗り越えた時の

 満足感は苦痛があってのことである。さらにスポーツ等ではマラソンで知れたこと肉体運動を30分程度以上続けると、

 エンドルフィン系の脳内快感物質が分泌されてランナーズハイの状態になることで快感が生じることが挙げられる。

また、別な例では、空腹時にお腹いっぱい食べ物を食べるとおいしいという快感が発生するが、それと同時に

 胃腸などの消化器系が膨らみ苦痛にもなる。それが満足感という快感が生む。

 よって、満足感という快感の達成には快感と同時に多少の苦痛も内在していることが考えられる。

 サディストに関してはドーパミンという快感物質は脳の興奮性の快感部位で多く分泌されると、快感と同時に攻撃性を生むことが

 報告されており、事実、覚せい剤中毒者や、過度のアルコール摂取によって、多幸感や快感と同時に攻撃性や衝動性

 が発現される事例があることから、脳内の興奮性の快感と攻撃性を発現する部位の神経の過剰興奮とそれを抑制する

 また、生物学的に動物の場合、自分が優位になり他より優っていると認識した際に、線条体のドーパミンD3受容体が興奮し

 それによって、興奮性の性的な快感が生じていることが考えられ、それがサディストの心理と考えられる。

 これらの興奮性の神経を制御抑制しているのがセロトニン神経であり、セロトニン作動性神経の抑制不能という異常が原因と考えられる。

 いづれにせよ脳内の神経伝達物質のうちドーパミンやノルアドレナリン等の覚醒系の神経伝達物質や神経系が興奮しており、

 それらの脳内物質が過剰に分泌され快感神経が興奮しだすと人間の衝動は刺激や快感を「もっと、もっと」「早く、早く」という  心理的な欲求として現れ、そのような衝動が生じることと、肉体的には心臓の鼓動が早まり、高揚感が発現することが挙げられる。

 オーガズム直後男性の場合、射精直後は一挙に性欲が減退してしまうのが普通であるが、女性の場合、性行為による

 余韻が残りそれを楽しむという欲求があるようだ。その際を考えると、肉体と神経の過剰な興奮によって分泌されていた

 覚醒興奮神経の働きが一挙に減少した結果、覚醒興奮神経の作用を抑制しようとしている脳内のギャバ神経が優位に働きだし

 ガンマアミノ酪酸によるギャバ神経によって、解放感、安らぎの快感が伴うことも考えられる。


要因.4−2)生物学的原因、遺伝的特異性

 生物学的要素、個人の遺伝的素因として、心理学的なモデルとして新奇探求欲求の大小があるといわれており、
 近年の脳科学の研究ではその欲求は、どうやら脳内の興奮性の快感物質の分泌が少ない素因によっておきるといわれている。

 つまり、先天的にドーパミンの分泌が少ない遺伝体質の人間は、常に何か強い刺激のある変化がないと、ドーパミンが分泌されないために、

 常に刺激のある新奇性のあることがらに興味を示し、その衝動に掻き立てられるといわれている。

 人は誰しもそのような欲求があり、それが社会の発展などの社会に役立つ、新規学習など発展系に寄与する方面に興味が向けば

 社会に役立つことがらを次々と追及研究し良いのだが、性的な方面に興味が向くベクトルに働くと

 変態行為でもより刺激のある変態的な新奇性のある行動や欲求を遂げることで、ドーパミンなどの興奮系快感物質の 分泌を求めて、より変態的な行為へと変質してゆくことが考えられる。


要因.5)学習とイメージ

学習とは、このようなことをすると性的快感が生じると言うことを知ることである。

知らなければ、変態に興味を持つことも少ないと考えられる。現在は、情報化社会

であるから、実際より誇大表現で大衆に情報が伝わりやすい。

その伝わり方も映像という人間のイメージに結びつきやすい方法によって伝えられる。

この映像とイメージとがくせ者であり、イメージと映像はセットのようなもので、

何ら肉体的苦痛情報を体性感覚で伝えるものではない。

よって、人間の欲求と快感のあり方を誤った情報として人に伝えてしまう。

変態の画像には変態行為によって快感を得ている姿がイメージとして記憶に刷り込まれる。

その映像を持った記憶は増幅され、ありもしないことが快感だと誤認識する要因となり、

無意識の暗示によって苦痛を 快感と認識させる結果となる。

その良い例が変態の人間が変態でない人間に対して持つ誤った快感モデルである。

 当然、人間は生物的衝動で危険から身を守るため、 異常という常と変わったものを強く学習するようにできている。

この学習記憶と変態行為によって快感を得ているイメージ映像が

  結びつくと変態には快感が内在すると誤った認識をするものと思われる。

(例えば、まずい物でも珍しく貴重なものと思いこんで食べると、

あまりまずくは感じないし、自分の好きな人が食べている物はまず

くてもそれほどまずいとは感じない等)があげられる。


要因.6)快感を伴った学習と動物的習性

 変態的行為を何かのきっかけで擬似体験し、その時偶然にも性的快感を得てしまったら、

その時点で、変態行為と快感という両方を結びつけて学習してしまう。人は生物である以上、

性行為に多少でも反応を示すことが普通であり、動物として種族子孫を残す働きが遺伝子に組み込まれており

  動物として子孫を残すためには、性行為が必要であり、性行為には快感が伴う必要がある。

  その機能が強化されているのが人間である。

  また、人間においてはある行為によって快感を受けると、それを学習することになる。

  学習することによって、側頭葉や海馬での記憶脳と快感神経との神経ネットワーク形成が成され

  学習回数を増やすことによって、それらの神経ネットワークが強化されてしまうことが考えられる。

それを変態行為での快感と認識すれば、変態の世界に入るきっかけとなりうる。

そして、変態行為の場面で性的快感が伴う回数を重ねれば重ねるほど

脳内の神経ネットワークが強化され、学習も強化され条件反射で変態行為に関連した

類似事項にも反応するようになる。これは、覚えられないことも何度も行えば勝手に覚えてしまうこと

と同じで、本人が意識しなくても脳内では実際に神経のネットワークが強化されている。そして、

同じ快感を得るため深みにはまることになる。

ここでいう快感とは、性の対象が美人、美男である場合も含まれる。

なぜなら、美しい、ことや魅力的と感じること自体、生物としては快感を得ることに類するからである。

よって、異性から見た美男美女という快感要素と、異性からみた性的な魅力(性欲を惹起させるような魅力)

  が、快感要素である異性から見た性的に魅力的な美男美女が苦痛を与えられたことを中和してしまう。

 (生物学的な苦痛回避のための中和システムによる。)

  また、女性に至っては動物的にメスであるため、多くの動物は交尾の際オスがメスに能動的行為を行うことによって繁殖行為がなりたつ

  動物的にメスである女性は男性であるオスに突起物を挿入される行為、つまり攻撃的な行為に快感を生じる本能欲求が内在することが原因と考えられる

  メスがオスに攻撃的にされることに快感が生じる心理が強い者がマゾになると考えられる。

  異性から見た場合、性的に魅力的な性欲を惹起させうような肉体的な容姿スタイルや体型、同様に

  性欲を惹起させるような服装や性格が相手の場合などが考えられる。

  これらは人間がもっている動物的な本能欲求である性欲を増強させ、苦痛中和システムとなりうると考えられる。


要因.7)脳機能のバランスの不均衡

現代人は物事を論理的に数理的に情報処理することが求められるため、大脳新皮質や

  論理脳の左脳を酷使ししがちである。この大脳新皮質は今のべた働きを行うほかに、

  原始的な働きである感情や欲求を抑制する働きもある。この時、常に大脳新皮質のみを、または左脳のみを稼働させていると脳の働きにひづみが生じ、

恒常性を確保するため感覚脳である右脳や欲求発現脳である大脳辺縁系や視床下部などが自動的に働き出すことが考えられる。

バランスの働きを担当している場所は欲求や感情を受け持つ脳(視床下部、下垂体、大脳辺縁系、

視床と考えられる。なぜなら、脳にはフィードバック機構やホメオシタシス(恒常性機能)によって興奮と抑制との

二つの方法によって常にある領域内にあるように体内環境を保つ仕組みとなっているからだ。

したがって、新皮質や左脳の働き過ぎとのバランスをとるために感覚系を司る

右脳や原始本能脳が自動的に働き出すことが十分考えられる。

自律神経で例えるなら、体温もある域値内にあるように、暑くなれば汗をかく。体内体液バランス

  を保つためにのども渇き水分を欲するが水分を十分補給すれば、その欲求は消失する。

  食べ物も食べるだけ食べれば食べたくなくなり、時間が経過すれば食欲がまた再開する。

じっとしていればまた動きたくなる。このように生物として個体を維持し活性を保つためには

  生理的な欲求が必要となる。これらのように欲求というものは、そのほとんどは反復的であり、

自分で意識しなくても自動的に行われるものである。また、欲求達成時は快感が伴うことが分かる。

変態欲求は人間の心理的側面から生じるとほとんどの人が考えるだろうが、

その欲求の根底にあるものは、無意識化された生物学的な性欲という生理的欲求であると考えられる。


要因.8).強迫神経症から生じた反倫理的欲求

  神経症に強迫性障害があるが、この病気の特徴は、自分の意志や思考と逆の衝動に

  駆られて、その衝動をうち消すことが自分の意志や思考ではできない。また、

それらの衝動やイメージが何度も繰り返かえされて、頭から離れないという症状である。

この病気は、大脳新皮質から投射されているセロトニン作動性神経や物質等の制御系の神経の不活性、大脳辺縁系、尾状核における

セロトニン作動性神経の制御異常、興奮性ドーパミン作動性神経の過剰活動、などと考えられている。

神経の異常活動や神経伝達物質の異常が主な原因といわれている。

その中で、強迫性障害の症状の中に、異常性癖の衝動に大変似た症状を示す者が存在する。

(倫理に反したサディステックや背徳的性衝動に駆られ、自分の意志に反した衝動に刈られる)

というものがある。このような患者には(SSRI:選択的セロトニン阻害剤)という薬が有効との報告がある。

この薬は主にうつ病や強迫神経症に用いられるが、投与によって副次的に変態性癖の欲求も消失したとする海外での臨床報告がある。


要因.10).神経病理学的な異常

身体の運動失調を主とするが精神症状も伴う脳に起因する病気としてパーキンソン氏病という病気があり、特に加齢によって発病することが多く

原因として脳内の黒質でのドーパミン分泌の低下が言われており、その治療法としてドーパミンの前駆物質である

ドーパの経口投与が行われている。(脳内での血液脳関門のためドーパミンでは分子が大きすぎ透過できないため)て

最近のパーキンソン氏病の治療研究で、治療のため快感誘発物質ドーパミンの前駆であるドーパの投与による副作用として

ギャンブル依存や性欲亢進、衝動買いなどの衝動と快感を伴った症状が報告されている。

この原因は、脳内に入ったドーパミンがやる気を惹起する側坐核や線条体のドーパミンD3受容体を刺激すると同時に、

快感物質エンケファリンを分泌する、側坐核周辺の帯状回や淡蒼球での快感領域が興奮することが考えられている。

これらの副作用はドーパの投与を中止するか、ドーパミン拮抗薬を投与すると、消失することが報告されている。

また、ドーパミン作動性神経をコントロールするセロトニンという脳内物質が減少すると、性欲が亢進することも知られている。

最近に研究で、人が他の個体よりも生物学的に生きることに優位性を認識した際に快感が生じることがわかってきており

その際に線条体の興奮が関係していることがわかってきた。

具体的な例としてどのような場合に他の個体よりも生物的な優位性を感じるかといえば

1、身体機能が他の人よりも優れている場合(スポーツ競技や器用さなど)

2、学習能力などが他の人より優れている場合(学力テストなどの上位順位)

3、外見やスタイルが多くの個体から見て魅力的な場合など(子孫を残すのに異性から魅力的に見えることは有利である)が挙げられる。

  また、線条体が興奮し快感作用が生じるのは、相手の個体が自分よりも不利であったり、劣っていることを認識した場合にも

相対的に見れば自分が生物学的に優位であると認識するわけであるため快感が生じる。

具体的な例では

1、いじめなどによって他人の劣等性が誇張されたばあい

2、学習能力や地位が自分よりも下と認識した場合(職場の先輩後輩関係、出身大学の序列)

3、他人の不幸や不運により自分の幸福や安全が誇張された場合などがあげられる。

したがって、サド趣味の人間は異性を自分に服従させたり、自分より相手が弱い立場におかれたり、いじめることに快感が生じると考えられる。

また、マゾ趣味の人間は性を意識したストレス刺激によって、それを中和するために脳内で快感物質が過剰に分泌されることで快感が生じると考えられる。

つまり、変態性癖の人は上記の脳部位で自己脳内で快感物質を過剰分泌する体質であると考えられる。

その体質は、遺伝特性での先天的か後天的に習得したものかは別として、環境要因が深く関与している可能性がある。

 最近の研究では遺伝子の発現は環境要因によって惹起させられるという意見が多い。

例えば、上記の神経核の興奮や神経伝達物質の過剰分泌しやすい遺伝子で成長期を迎える人が2人いたとする。

ある一人は周囲に性欲を刺激する要素の少ない環境に育ち、男女の性のあり方が愛や一族の温存などの正当な目的のために行うと認識していれば

その個人は変態異常性癖者にはなりにくいだろう。

その逆の他方の人間は性欲の目的が自己の満足だと認識し、常に異性の性欲を惹起させるような環境にいる人間は異常性癖者になり易いと考えられる。

このように遺伝子は周辺環境に応じて反応をおこすものであり、特に先進諸国ではそのような社会環境にあるため、異常性癖者や同性愛者などが多いと考えられる。




posted by kobu at 00:00| 脳の働きとこころ