2019年08月30日
バブル時代でも自殺者が2万人もいたのはなぜか
自殺者数と景気状況とは密接な関係があると言われており、
自殺者数を見ると景気との相関関係が大きいことが知ることができる。
日本の自殺者数は平成8年には2万3000人程度であったが、
平成9年には3万2千人程度まで急増し、いやゆるバブルがはじけた数年後に大きな余波として広まった。
その原因として、事業不振のほか銀行の経営不振での民間融資の厳格化、
銀行からの債権回収、貸ししぶりや貸しはがしなどが行われ始めた時期とも一致する。
その後平成9年から平成24年までの15年間は毎年3万3千人ほどの自殺者を出し、
その中でも平成15年は3万4500人ほどと、最大を記録した。
平成24年に安倍内閣になり矢継ぎ早に景気対策と雇用対策を実施し、
それから8年連続で低下し続け、昨年には2万1000人程度まで減少した。
2万1000人という数値はバブル景気の真っ最中で最も自殺者が減少した時期の人数と同等であった。
景気回復などバブル時代でも、どうして自殺者が2万人以下にならないのか疑問だったがそのヒントは自殺の原因にあるといえそうだ。
自殺原因と借金や経営破たんなど経済関係と密接な関係があるため、景気が良くてもその景気の恩恵を受けられない一部の貧困な人々がいるほか、
青年期では統合失調症やそううつ病、年代を問わずうつ病などの精神障害での自殺が多く、
これは生まれながらにストレスに対する脆弱性のために発病する要素があり、
高齢者では癌などの難治性で疼痛が激しい疾患での病苦が自殺原因としてあげられる。
また、次いで多いのが職場の人間関係や家庭での問題での悩み、学校でのいじめなどを苦にして自殺という要因であり、
これらはいくら景気が良くなろうが解消が難しいと言える。
そのようなことで日本での自殺者は2万人を下回ることは難しいと考えられる。
将来的に可能なこととして考えられることは、統合失調症や躁うつ病など精神疾患を治せる医療技術が
発展すれば、自殺者を減らすことは可能だと考えられる。
人にはそれぞれ個性があり、世の中で人が生きるために個性どうしがぶつかり合うことが人間関係の軋轢となり、
それを避けることができたら、仕事でも私生活でもストレスや悩みは大きく減少し自殺も減るだろうが、難しいと考えられる。
なぜなら人が悩み苦しむことを無くす薬が発明されても、悩みや苦しみを経験しないと人は他人の理解したり
他人の痛みを知るなど精神的な成長が難しい。
成長しないと結局は他人に迷惑をかけ、各個人が自分の欲だけを主張すれば逆に人が住みにくい世の中になると考えられるからだ。
野党はアベノミクスは失敗だと言うが、自殺者の減少が如実に国民経済の回復を示していると考えられる。
若者の就職率も大幅に改善し、全体の失業率も改善している。
しかし、これからの見通しでは、銀行業界や家電業界での大規模なリストラが予定されていることから、
特に中高年の雇用政策が重要になると考えられる。
私は平成24年以前は長引く不況で仕事にあえぎ、8年間も仕事先に困り派遣労働であえぎながら仕事をしたが
ほんとつらい経験で人生に希望がもてなかった。
しかし、最近は国の政策として高齢者雇用に力を入れる法案の改正案などが検討され、
老年に近づいても、働くことに少しは希望を持てるようになった。
健康で働けるように国が施策を実施すれば、生活が何とかなると見通しがつく。
私は過去に派遣労働や請負労働で働いたため、将来もらえる年金額が少ない。
だから、健康なうちは働かなくてはいけないのだ。
posted by kobu at 00:00| 自殺予防の知識、考え
2019年08月28日
メーカーの違いでサプリ効果も違う
私は中年以降は老化現象での体力低下、仕事での体調不良を乗り切るために多くのサプリメントや食品を試してきた。
その中で一つ気が付いたことがある。
それは同じ成分と言いつつもメーカーによって違うように感じるのだ。
例えば、総合ビタミン剤、DHA、EPA、トマトジュースや野菜ジュースなど
これらのものは多くが1カ月分単位で容器や袋やケースで販売されているので、
1カ月飲み続けると違いを感じる。
気が付いたきっかけは、あるサプリが品切れで代替で違うメーカの同じ成分のサプリメントを購入したり、
更に安く手に入らないか違うメーカーのものを試したり、
家族が違うメーカーの同一商品を購入したものを自分が試したりで気が付いたことだ。
それは体調に現れると感じる。
考えてみれば、例えばDHA、EPAは青魚の成分だが、サバ、マグロ、ブリ、サヨリ、イワシ以外に
聞いたことのない青魚を使用している可能性もあるため、作用がちがってくると実感する。
トマトジュースにしてもビニールハウスで栽培されたのかそれとも日光を直接浴びたものなのか
または国産なのか外国産や品種の違うトマトなのかによって成分に違うが出てくるのは当然だろう。
総合ビタミン剤も入っているビタミンの種類や量が異なるため効果が違ってくると感じる。
同じ成分のはずなのに以前のように体調に良い影響を感じない、または前よりも体調が良いと感じたりする。
したがって、あるサプリメントや健康食品があまり自分には向かないとあきらめずに、
メーカーを変えて再度、1か月程度は試してみる場合があると考えられる。
2019年08月26日
健康寿命と高齢者雇用は重要
今年6月ごろ金融庁が老後に年金だけでは不足で2000万円必要だという報告書を提出したことが報じられた。
国民の大半のそのような状況だと考えられる。
地元企業だと特に退職金制度もなく、給与体系が安いわけだから、老後にもらえる年金額も少ないのが現状である。
一方で、大手企業や公務員のように退職時に退職金が1000万円以上もらえて、
公務員の人口比率が1000人に30人程度、大手企業従事者は更に少ないため退職金や年金生活で余裕がある人は少数派だと感じる。
したがって、多くの国民は年金支給額では足りずに、65歳を過ぎても働かないと生活が成り立たないことは現状でもおきている問題だ。
私は20年近く続く不況の中で仕事にあえぎ、8年間は派遣社員で働いたため、将来の年金は安いことは決定している。
国は現在1100兆円を超す借金があり、そのうえ社会保障費がこれからどんどん増加し2045年には
高齢者人口がピークを迎え、国では財政が苦しくなるために、社会保障に使う予算は限られると予測される。
そのような中で私が考えると、自分が生きる方法として65歳を過ぎても働けるうちは働いて収入を得ると粗同時に、
労働者といて納税をし続ける側にいる人が多くないと国家財政がもたないのではという懸念がある。
65歳の定年後に年金だけだと2000万円不足するなら、働きたくはないだろうが健康で働かなくてはいけないと考えられる。
ただ、退職時に十分な年金額をもらえて、高い年金がもらえて、働く必要がない人は人生を悠々自適な生活をすればよい思う。
ただ、何度も言うように、老後2000万円必要だという発言した問題はある程度事実を言っていると思う。
65歳を過ぎても働くために最低必要な条件がある。
それは健康ということだ。
例えば多少の高血圧などの病気があっても健康で体も動き、頭も使えるなら、金を稼ぐことができる。
人によっては人生に生きがいを見出すことも可能となる。
あとは国の制度で高齢者でも雇用する法令と社会でも高齢者でも雇用する普通の雰囲気を作ってゆくことだと思う。
普通に生活するにも働くにも何にしても健康は第一に必要なことである。
50歳半ばで健康を目的とした情報発信と自分の考えは、たぶん間違っていないだろう。
2019年08月24日
海自の歌姫三宅ゆかりさんの歌いいね
海上自衛隊の音楽隊の三宅ゆかりさんは数年前から、活躍されているがやっぱり歌が別格と感じる。
別格に感じるのは芸能歌手と違い、品格を感じるためかもしれない。
youtube動画にたくさんアップされているが、
動画リンクを張るのでよろしければ聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=rSBZy4roQHw
https://www.youtube.com/watch?v=TvDWJif1sSI
2019年08月21日
地方創生政策に具体的に取り組んでほしい
現政府は地方の人口減少問題、生活実感のある景気対策、地方創生を柱にした政策を推し進めている。
これらの政策は地方に住んでいる人々の生活に大きく関係するばかりか、
日本の将来のために今行っておかないといけない政策と考えられることから、
現政府の政策として支持できる。
あとは国と地方がどのように具体的な方法で実施するかの実効性にかかっていると思う。
特に地方や田舎では仕事が少なく賃金が低いことが問題である。
だから大卒者や有名大学卒業者、若者は地方を離れ、自分の学力を生かしつつ高い賃金がもらえる都会に就職し、地方が寂れるのは当たり前だ。
地方創生のためにはまずは地方での雇用創出と賃金改善などが必要であると考える。
そのためには大手企業が地方に本店や主要な工場を移転した場合の優遇制度などを国策として行う必要があると考える。
地方で起業した場合の優遇税制制度などがあれば、都会で一定のキャリアを積んだ者が
30歳代で地元へ帰ってきて地方産業の活性化などができるのではと考える。