2016年06月29日
中年の今に体を鍛える必要あり
総務省の統計によると、平成28年6月で、日本の総人口の4分の1が65歳以上となったと報じられた。
最も高齢化率の高い県は秋田県ということで33%であったという。
また15歳以下の人口も3000万人程度のため、実質20歳から64歳までの労働に従事しいている人口は6000万人程度と推計される。
会社の役員以外のほとんどの65歳以上の人は年金での生活となる。
65歳以上にならなくとも老人になると体にいろいろな不調が出たり、病気を抱えることが多いため、
年金以外の社会保障費として医療費が若者よりもかさみ、納税者の負担は大きくなるばかりだ。
したがって、老人になっても健康で働き続けられるように、50歳前から健康づくりと体力維持のために日本国民の全員が努力する必要があると思う。
5年前までは60歳以上になれば年金がもらえたが、私の世代では65歳以上になっても年金が果たしてもらえるか不透明であると思われる。
自分は今まで命にかかわる病気は経験がないが、家族の負担にならないように健康に関する知識の研鑽と実践しなければいけないと前から思っていたが、更に努力する必要性を感じた。
私は50歳になりかけだが、健康で働き続けることを目標に近年に禁煙に成功し、最近筋トレも始めた。
今からならまだ間にあうと信じ、とにかく努力するしかない。
最近、健康食品やサプリメントの摂取だけではダメで、体力気力温存のためには、運動が大切であると思うようになった。
前にも記載したが筋トレを行うとストレス耐性が増加することから、様々な慢性病の原因となるストレス軽減を目的とした生活習慣を今後も行ってゆく。
なぜなら、今まで出会った50歳代から65歳前後の人たちで、健康な人に共通していることは煙草を吸わないことと体を動かすことを苦に思わない人たちが大半だからだ。
それとストレスに強い人や発散のしかたが上手な人は病気になりにくく、エネルギッシュで働いている。
つまり、老いても社会での生産と納税の担い手となっている。
私はそのような老人を目指す。
2016年06月26日
筋肉トレニングで気力増強
先週から毎日朝に腕立て伏せ15回と腹筋10回を2セット行う筋トレを始めた。
前に述べたとおり、初日から2日目には腕立て伏せが5回程度しかできなかったが、腹を床につけるくらいの
深く体を沈めない腕立て伏せなら10回くらいは連続でできるようになった。
それから一度息を整えて深く5回の腕立て伏せを行う。これで合計15回だ。それを2セット行う。
そのため、起床時間を30分早め、まずは体を伸ばすストレッチ、次に筋トレに移るという方法で行っている。
今日で8日目になる。すると、予測したとおり気力が出てきたし、疲れにくくなったと感じる。
これまでサプリメントや健康食品で改善を試みたが、これらよりも効果的だと感じた。
つまり私のように管理職で頭脳労働主体の人間の体には運動することが最も大切なことだと実感した。
前にも述べたが、中年になると若者と比べ、テストステロンなどの男性ホルモンの分泌が低下すると同時に、
気力に関係するノルアドレナリンなどの脳内物質、血流低下による新陳代謝の減退などが原因で、
ストレス耐性、疲労回復性、仕事の集中力低下などがおきるといわれている。
それらを回避する目的で今まで、サプリメントや健康食品の摂取をしてきたが、
やはり筋トレのように白筋を使う運動をすることも大切だと感じた。
一般に健康やダイエットには30分程度の軽運動などの有酸素運動がよいといわれているが、
短時間ではあるが白筋を使う無酸素運動も有酸素運動と合わせて行うことが効果的ではないかと実際の経験から思う。
なぜなら、腕立て伏せや腹筋では筋肉を動かすときに一種の苦しさが伴い、その苦しさと闘いつつ、
更に筋肉を動かすときに気力が必要となる。
つまり気力を出すトレーニングとしていると同時に、無酸素運動で白筋を動かすと乳酸が生成され、
乳酸が不安神経などを刺激し気分の悪さなどの症状になることが知られているが、筋トレで無酸素運動を毎日繰り返すことで乳酸に対する耐性ができて、神経の過剰な敏感性を改善してくれると考えられる。
散歩やランニングなどの有酸素運動は外に出ないとなかなか難しいが、腕立て伏せなどの筋トレ無酸素運動は室内でできるというメリットがあり、健康管理に貢献するのではないかと思う。
心地よい睡眠を得る方法として、夜間の寝る前の運動は避けることが必要と一般に言われるが、それは運動によってノルアドレナリンなどの脳内活性物質が分泌されると、睡眠の妨げになることからも理解できる。
逆に朝や午前中に運動することは日中の脳内活性を高めるのにも役立つものと考えられる。
また、仕事で腕を動かしたり、立たり、座ったり何気ない動きでも、午前中に筋トレであらかじめ筋肉に負荷をかけていると、赤筋にも継続的に軽い負荷がかかるため、エネルギー消費が促進されダイエットにも効果があるのではと考えられる。
私はこれからさらに2週間ほど筋トレの習慣を続けることにする。
ここ8日間でだいぶ筋トレにはなれてきたので、次の目標は腕立て伏せを20回、腹筋も15回連続でできることを目指す。
中年の成長期を過ぎた人間が筋トレをしても筋肉が付かないという疑問を持つ人がいると思うが、
スポーツ科学の常識では成長期の若者ほど顕著に筋肉はつかないが、老人になっても筋肉を動かす訓練を続けると確実に筋肉はつくことは科学的に証明されている。
したがって、理学療法などでのリハビリテーションでは衰えた筋肉を増やす目的と運動制御系神経と連絡した筋肉運動の回復のために歩行訓練などから始め、訓練を続けることで動かなかった体が動けるようになるのであり、医療機関で実施されている。
体の筋肉量が増えると、ダイエットにも効果的であることは知られているので継続は力なりということで今後も試してみる。
posted by kobu at 08:38| 経験した体調不良と対処結果
2016年06月21日
室内で腕立てふせでも毎日やればちがう
中年の私が最近、テレビを見ていて元気が自然に出る方法を思いついたのでここ3日前からやり始めた。
そのヒントになったのはテレビで相撲部屋での朝稽古の場面を見ていたことだった。
若手の相撲力士があんなに体が太っているのに、腹を地面につけるほど腕を曲げて腕立て伏せをしているのに驚いたことだった。
そこで、もう久しく行っていない腕立て伏せを行ってみた。
すると、中年太りで体重が増えたことと長らく筋力を使わなかったこともあって、若いころに30回は立て続けにできた腕立て伏せが5回しかできなくなっていた。
更に腹筋は若いころ腕を頭の後ろに回して40回はできたものが、とても腕を頭の後ろにしてなど腹筋は1回もできなかった。
腕立て伏せを行おうと四つん這いで腕を立てると、腹の周りがぜい肉で重くなっているため、背筋が重みに耐えかねて背中の筋肉が痙攣して体がぶるぶると震える始末であった。
そのような中で最初はやっと3回腕立て伏せができた。
腕立て伏せを行おうと腕を曲げると腕がぶるぶる震えて体が重くなったことが手のひらの圧力で実感し、その体制から腕を伸ばそうとする際に気力が必要である。
このときに忘れていたことが思い出された。
そういえば、全力で筋肉に力を入れようとするときノルアドレナリンが分泌されることと、継続して毎日肉体付加がかかる筋肉運動を続けると男性ホルモンであるテストステロンが分泌されることを忘れていた。
近年の脳科学の研究結果からテストステロンが減少するとストレス耐性が弱くなることと老化現象が促進されることがわかってきている。
ノルアドレナリンの分泌低下は元気や気力の低下につながることは脳科学を知らない人も知っているはずだ。
私はいままで、頭でっかちになっており食事などでテストステロン分泌を保持することへの思い込みがあった。
その過ちに気づき、狭い自宅の部屋でも簡単に短時間にできる元気を出す方法を見つけた。
これを行う時間は相撲の6時からの朝稽古を見習い、起床時間を15分ほど早めて、朝に10回ずつの腕立て伏せと腹筋10回を2セット行うことを続けてみることにする。
この習慣をしばらく続けてみようと思う。
そういえば老人になっても気力体力があまり衰えない人の多く日中の農作業、仕事などで体を適度に動かしていいる人が多いと思う。
それに比べ、管理職や頭脳労働者のように肉体労働を行わずに汗をかかない人の多くがうつ病や自律神経失調症にかかりやすい傾向があると今までいろんな人々に会ってきて経験的に感じる。
あるデータによると60歳以降も健康な人の多くが40歳代から50歳代にかけて適度に強めの運動している人が多いという研究結果もある。
その健康とは循環器系、骨そそうしょう、老年期うつ病、などなど多岐に関係している。
今、私の年代の人間が将来を考えたときやらなくてはいけないこと、それは筋力運動だと思う。
いくら健康食品で必要な物質やビタミン、アミノ酸を摂取しても運動しなくては意味がないと思う。
2016年06月08日
日本は自然災害では安全と言い切れない
日本に長く定住する多くの外国人の評価で、日本は犯罪発生率が少なく安全な国だという意見が多い。
アメリカで活躍した野球選手の佐々木投手も日本へ帰った時、日本という国の安全性を称賛していた。
国民性として誠実な人が多いことが犯罪発生率を下げているため、それが外国人からすれば好印象であると思われる。
また、食べ物や飲み物などの食品の安全性や交通安全、医療技術などの安全性も世界では高水準である。
それらの多くが日本の高い科学力、技術力、日本国民の精神性や伝統的文化で実現されている。
しかし、日本は毎年のごとく台風が通過し、豪雨や強風、大きな地震、頻繁な地震など欧米諸国にとくらべ、
自然災害が多発し災害に対する面で安全とは言い難く、大規模でないにしても3年前の伊豆大島での土砂災害や2年前の広島での土砂災害、
茨城県での鬼怒川堤防決壊での人が亡くなったり、財産をなくすなどの被害が多々見受けられる。
つまり、セフティーの面での安全性では海外に劣るのだ。
したがって、自然災害に対する安全性を高めることが、日本をより魅力的な国にするために必要であると考える。
その取り組みとして、建物や橋などの建築物は特に耐震基準が他国よりも厳しくなっている。
しかし、ダムや河川の堤防などはまだまだ未整備な部分も多く、台風や豪雨、津波、土砂災害などに対する防災は不十分である。
日本の都市の形成はほとんどの場合、河口の低湿地帯に城下町が造られ、それが現代の都市に発展しているケースがほとんどのため、自然災害に対する調整施設であるダムや堤防や護岸のかさ上げなど防護施設が必要である。
また、河口低湿地部の土質は軟弱で深いため、地震での揺れが大きくなり、液状化現象などに対する建物の損壊が多くなる、その対策が必要となる。
ちなみに、欧米諸国の主要都市の多く(例えばパリ、ベルリン、ブタペスト、ワルシャワ)などなど海に面しているいないにかかわらず
首都が河川の中流部の台地に位置し、台風などの発生が見られないことから河川の氾濫などに強く、地球のプレートの境界部に位置していないことから日本と比べ地震災害が極端に少ない。
日本では今後、日本国民のためにひいては国際的な先進国として世界の中で魅力的な国であるために、
治安上の安全性以外に自然災害での安全性の向上を目的とした国土形成を更に推し進めることが必要と考える。
それを目的につくられた法律が、3年前に安倍内閣で成立した国土強靭化基本法であるが、
今後、自然災害相手だけでなくインフラの老朽化が進む中での安全性確保も重要であると考えられる。