2024年03月27日
刑法の勉強1
私は仕事での付き合い以外ほとんど酒を飲まない。
今までの仕事で月の残業が100時間越えが当たり前で徹夜もあったりと長時間労働の仕事のため、飲酒する時間もなかった。
深夜11時半に家に帰り、食事をしてシャワーやお風呂に入り、就寝するのは0時半過ぎで、
起床が7時のため、酒など飲んでいる暇はない。
休日は掃除や洗濯、買い物、仕事で必要な資格の勉強などで忙しかった。
よって、酒を飲む時間も習慣もなく酒に弱い中高年であり、飲んだとしてもサワー1杯が限度で、
それ以上飲むと気分が悪くなったり動悸がしたり、吐いたりである。
前の記事で飲酒で我を忘れて事件になることを書いた。
それで刑法の条文を読んでみた。
飲酒で泥酔すると、感情がむき出しになり、感情的になり、傷害事件や暴行事件、場合によっては暴力事件で
相手が死亡するケースもある。
刑法204条では相手に傷害を負わせた場合、15年以下の懲役が科せられる。
暴行罪は2年以下の懲役だが、相手の体にあざや傷ができたら傷害罪が成立して、罪が一気に重くなる。
刑事罰だけでなく、相手の治療費や慰謝料など民事訴訟で何百万円の支払い義務が生じる。
だから、酒を飲むときは気を付ける必要があるし、もし、自分が酒を飲むと攻撃的になる性格であることを自分も周囲も知っているのであれば、意図的と判断されて、罪は重くなるだろう。
飲酒運転で事故を起こして相手を死亡させたり、ケガをさせれば、運転免許が亡くなるだけでなく罪が重くなるのは確実である。
酒を飲む習慣があることは健康上のリスク以外にいろいろなリスクがあると思う。
私は酒を飲む習慣がなくてよかったと中高年になって思う。