2023年09月11日
実は学生などの青少年の犯罪比率が高い
警察庁のホームページによれば、日本国内で毎年120万件ほどの刑法犯罪が発生していることがわかる。
更に、職業と刑法犯罪の内訳件数がわかる。
このデータはあくまで犯罪者の職業別の犯罪件数であり、職業別犯罪(率)でないことに注意が必要だ。
例えば全国に3万人しかいない弁護士の刑法犯罪数は年300件程度であるが、
母数が3万であるから割合的に考えれば100人に1人程度となる。
しかし、このデータを見て驚いたことは、高校生や大学生、中学生などの未成年者や学生の件数が多いことだ。
一般の社会人になった職業人の犯罪でも職業での犯罪傾向の多い少ない、
刑法犯でも凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、知能犯などに傾向がみられるが
犯罪件数が多い職業でも年間3万件ほどだ。
ところが、高校生が引き起こす刑法犯が7万件近く、次いで、大学生が6万件近く
次が中学生が5万件近いのは大きな問題だと思う。
やはり社会人として社会性を学び身に着けた者と社会性を知らない学生や社会性の薄い職業とでは
犯罪発生率に大きな差があると言える。
よって、社会人になり社会性を学び、仕事を通じて社会性のスキルを身に着けることが、
自分と相手が幸福に生きるために必要なことだと思われる。