2024年03月20日
酒の害
私はもう25年も前に難治性の慢性前立腺炎になり、治るのに大変苦労したが完治して再発していない。
その治療の際に飲酒で痛みが増悪することを何度も経験し、飲酒する習慣はなくなった。
近所や自治会内で普段飲酒する人を見ていて思う。
脳出血やガンになる人が多いと思う。
医学的な研究でも日本人の多くがアルコールに弱く、酒を飲んで顔が赤くなる人は食道がんなどガンになるリスクが何倍にもなるそうである。
それは事実だと近所でガンで死んでいる人を見ていて思う。
酒を多く飲む人は 食道がん、胃がん、肝臓がん、すい臓がん、大腸がんなどになりやすいと思う。
70歳前で死ぬ人の多くが ガンや血管系の病気であり、飲酒と病気の発症には深い関係があると思う。
これは悪い意味でである。
逆に酒を飲むことで病気の予防になるということが極端に少ないし論文も少ない。
そのほか、酒が原因でけんかや暴力、家庭内紛争、飲酒運転などの犯罪になり、
それが原因で最悪の場合、刑務所行となるケースもニュースで多いと感じる。
私の周囲では飲酒運転で失業し、公務員などは懲戒解雇となり、退職金も出ないまま世間に放り出される。
適度に飲めばよいものを飲酒には依存性があり、酒の常習者は一杯の酒が止まらなくなり
自分でも訳が分からない中で飲み続け、生活にいろんな重大な支障がでるようになる。
それと比べ、メンタル疾患で処方されることが多いベンゾジアゼピン系の薬の抗不安薬ははるかに依存の度合いは少なく
飲酒したときのように酩酊状態のように感情的になったり、おかしな言動はとらない。
アルコールは体内に炎症を生じさせ、脳の深い感情的な部分を興奮させ、大脳新皮質のような冷静に論理的に考える脳の働きを弱めてしまう。
だから、私は仕事での付き合い以外に酒を飲むことはない。