2023年10月07日
欧米食の何が寿命に貢献したか
日本の平均寿命は成果でトップクラスで85歳程度である。
日本でも江戸時代には平均寿命が55歳程度でそれほど高くなかった。
明治以降、欧米食が日本に入り、さらに戦後には欧米食が家庭に浸透すると平均寿命は延びていった。
それは医学の進歩もあるだろうが、栄養学的に言ってタンパク質の多い食べ物が多くなったせいだろう。
ただ、ガンや高血圧や糖尿病、心臓疾患、脳出血などの疾患が増えた要因は
炭水化物や糖分、動物性油脂類、合成保存料、合成甘味料を多く含む食品の取りすぎだと考えられる。
これらの富栄養状態がいろんな病気の原因であり、その結果として癌の多発、糖尿病、高血圧、心臓疾患、
血管障害による脳出血などの病気が増えたものと考えられる。
よって、たんぱく質を含有した食べ物を適度に食べ、体に必要なミネラルを含んだ野菜類を食べ、
過度に栄養素が蓄積しないように適度な運動をする必要があるのは当たり前の健康法であると思う。
それが、なかなか習慣としてできないことが問題である。
その要因として、長時間労働、夜勤勤務、交代勤務、仕事に合わせたスタイルでの食生活になると
手っ取り早くインスタント食品やコンビニ弁当などが中心で野菜をあまり食べない食生活となり
栄養のバランスが崩れ、食べ過ぎや食後に就寝するなどで徐々に慢性疾患になることが多いと思う。
よって、できるだけ炭水化物や油脂類などの栄養の取りすぎ、食べ過ぎに気を付け、適度な運動を行うことが必要だと思う。
posted by kobu at 10:00| 食べ物と健康との関係