私は禁煙外来を利用しタバコをやめてもう2年以上になる。
その中で禁煙した後に気を付けるべきことを自己体験の中で紹介したい。
禁煙してしばらくすると、食欲が旺盛になるといわれるが、それは事実だ。
私はタバコをやめて1年で10kg太った。
中性脂肪や悪玉コレステロールの値は年を追って悪化してきている。
それで昨年から炭水化物や肉類の摂取はなるべき控えるようにしてきた。
また、先に述べた通り、ビタミンB12の摂取のおかげで、体重を4kg減らすことに成功したし、
中性脂肪の値も正常の範囲内に収めることに成功した。
中年になると体の新陳代謝が低下し、太りやすくなる。
その中で食欲が増進すると急激に肥満になり、肥満になるとさまざまな慢性疾患のリスクを大幅に高めることは多くの人が知っていることだ。
特に中年から老年での肥満は悪玉コレステロールや中性脂肪が急激に増える。
それらは血管の内側にこびりついて血管を狭め、いったん脂肪が血管内にこびりつくととれにくくなる。
その結果、血管が閉塞し破裂を起こすなど脳梗塞や心筋梗塞の原因、高血糖や高塩分食は糖尿病、高血圧など命にかかわる病気に発展しやすい。
したがって、禁煙後に行うべきことは食欲に負けないで、食事量をコントロールする訓練を行うことだ。
そこまでして禁煙してもと考えるかもしれないが、それは誤りであると思う。
前にも述べた通り、いずれも60歳前後だが私の従兄弟や友人がタバコが原因で肺気腫で仕事ができなくなったどころか、私生活で少し動いただけで息切れと動悸がして、何もできない状態で日々悶々と暮らしている。
彼らはたぶん死ぬまでそのような生活をしなくてはいけないと思うと絶望を感じるだろう。
しかし、禁煙で肥満になる要素があるとしても、食べ物の種類を太りにくいものにしたり、多少の我慢をすることで健康で働いて、しかも好きなところに旅行にも買い物にも行ける。
そのほうがタバコを吸って肺気腫や肺がんになるより絶対にましだと思うのである。
禁煙したら食欲旺盛になるので、肥満防止、中性脂肪、悪玉コレステロールを減らすべく食事量に気おつけよう。
なぜなら炭水化物も余分に摂取すると、肝臓で脂肪やコレステロールに作り替えられるからだ。
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