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2級建築施工管理技士試験
年別 一次(学科)解答解説
─────────────
令和 5年(後期)一次
令和 5年(前期)一次
令和4年(後期)一次
令和4年(前期)一次
令和3年(後期)一次
令和3年(前期)一次
令和2年(後期)学科
令和元年(後期)学科
令和元年(前期)学科
平成30年(後期)学科
平成30年(前期)学科
平成29年(後期)学科
平成29年(前期)学科
2級建築施工管理技士試験
項目別 一次(学科) 解答解説
─────────────
建 築 学環境工学
建築構造
構造力学
建築材料

 共通問題
施  工
躯体工事
 仮設工事
 土工事
 地業工事
 鉄筋工事
 型枠工事
 コンクリートの調合
 鉄骨工事
 木造軸組構法
 解体工事
仕上工事
 コンクリートブロック工事等
 防水工事
 石工事
 タイル工事
 屋根及びとい工事
 金属工事
 左官工事
 建具工事
 塗装工事
 内装工事
 仕上改修工事

施工管理
施工計画
 事前調査
 仮設計画
 材料の保管
 申請及び届出等
工程管理
 工程計画
 バーチャート工程表
 品質管理工程表
品質管理
 用  語
 鉄骨工事
 鉄筋工事
 コンクリート工事
 品質管理に関する記述
 試験及び検査
安全管理
 工事現場の安全管理
 労働安全衛生法

応用能力問題躯体工事
仕上工事

法  規建築基準法
建設業法
労働基準法
労働安全衛生法
廃棄物処理法
建設リサイクル法
消防法
騒音規制法
道路法
2級建築施工管理技士試験
年別 二次(実地) 解答解説
─────────────
令和 5年 二次検定
令和4年 二次検定
令和3年 二次検定
令和2年 実地試験
令和元年 実地試験
平成30年 実地試験
平成29年 実地試験
平成28年 実地試験
平成27年 実地試験
平成26年 実地試験
平成25年 実地試験
2級建築施工管理技士試験
項目別 二次(実地) 解答解説
─────────────
問題1 経験記述
問題2 用語の解説
問題3 工程管理
問題4 法規
問題5-A 建築工事
問題5-B 躯体工事
問題5-C 仕上工事

2級建築施工管理技士試験
過去問題
───────────── 第一次検定(学科)

令和05年 一次検定(前期)
令和05年 一次検定(後期)
令和04年 一次検定(前期)
令和04年 一次検定(後期)
令和03年 一次検定(前期)
令和03年 一次検定(後期)
令和02年 学科(前期)(中止)
令和02年 学科(後期)
令和01年 学科(前期)
令和01年 学科(後期)
平成30年 学科(前期)
平成30年 学科(後期)
平成29年 学科(前期)
平成29年 学科(後期)
平成28年 学科
平成27年 学科
─────────────
第二次検定(実地)

令和05年 二次検定
令和04年 二次検定
令和03年 二次検定
令和02年 実地
令和01年 実地
平成30年 実地
平成29年 実地
平成28年 実地
平成27年 実地
(建設業振興基金より)
官庁営繕の技術基準

公共建築工事標準仕様書
(令和4年度版)
建築工事編
電気設備工事編
機械設備工事編

官庁営繕事業における
BIM モデルの作成及び利用に関するガイドライン
建築工事監理指針

1章 各章共通事項序節 監督職員の立場及び業務
01節 共通事項
02節 工事関係図書
03節 工事現場管理
04節 材  料
05節 施  工
06節 工事検査及び技術検査
07節 完成図等

2章 仮設工事01節 共通事項
02節 縄張り,遣方,足場他
03節 仮設物
04節 仮設物撤去等
05節 揚重運搬機械

3章 土工事 01節 一般事項
02節 根切り及び埋戻し
03節 山留め

4章 地業工事 01節 一般事項
02節 試験及び報告書
03節 既製コンクリート杭地業
04節 鋼杭地業
05節 場所打ちコンクリート杭地業
06節 砂利,砂及び
   捨コンクリート地業等

07節 「標仕」以外の工法

5章 鉄筋工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 加工及び組立て
04節 ガス圧接
05節 機械式継手,溶接継手

6章 コンクリート工事 01節 一般事項
02節 種類及び品質
03節 材料及び調合
04節 発注、製造及び運搬
05節 普通コンの品質管理
06節 現場内運搬並びに
   打込み及び締固め

07節 養  生
08節 型  枠
09節 試  験
10節 軽量コンクリート
11節 寒中コンクリート
12節 暑中コンクリート
13節 マスコンクリート
14節 無筋コンクリート
15節 流動化コンクリート
 [ 参考文献 ]

7章 鉄骨工事 01節  一般事項
02節  材  料
03節  工作一般
04節  高力ボルト接合
05節  普通ボルト接合
06節  溶接接合
07節  スタッド,デッキプレート溶接
08節  錆止め塗装
09節  耐火被覆
10節  工事現場施工
11節  軽量形鋼構造
12節  溶融亜鉛めっき工法
13節  鉄骨工事の精度
14節  資  料

8章 コンクリートブロック工事等 01節 一般事項
02節 補強コンクリートブロック造
03節 コンクリートブロック帳壁及び塀
04節 ALCパネル
05節 押出成形セメント板
  一般事項、材料
  外壁パネル工法
  間仕切壁パネル工法
  溝掘り及び開口部の処置
     施工上の留意点

9章 防水工事 01節 一般事項
02節 アスファルト防水
03節 改質As.シート防水
04節 合成高分子系
   ルーフィングシート防水

05節 塗膜防水
06節 ケイ酸質系塗布防水
07節 シーリング

10章 石工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 外壁湿式工法
04節 内壁空積工法
05節 乾式工法
06節 床および階段の石張り
07節 特殊部位の石張り

11章 タイル工事01節 一般事項
02節 セメントモルタルによる
   陶磁器質タイル張り

03節 接着剤による
   陶磁器質タイル張り

04節 陶磁器質タイル
   型枠先付け工法

05節 「標仕」以外の工法

12章 木工事 01節 一般事項
02節 材  料
03節 防腐・防蟻・防虫
04節 RC造等の内部間仕切等
05節 窓、出入り口その他
06節 床板張り
07節 壁及び天井下地
08節 小屋組(標仕以外)
09節 屋根野地,軒回り他
   (標仕以外)

13章 屋根及びとい工事 01節 一般事項
02節 長尺金属板葺
03節 折板葺
04節 粘土瓦葺
05節 と  い

14章 金属工事 01節 一般事項
02節 表面処理
03節 溶接,ろう付けその他
04節 軽量鉄骨天井下地
05節 軽量鉄骨壁下地
06節 金属成形板張り
07節 アルミニウム製笠木
08節 手すり及びタラップ

15章 左官工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り
03節 床コンクリート直均し仕上げ
04節 セルフレベリング材仕上
05節 仕上塗材仕上げ
06節 マスチック塗材仕上げ
07節 せっこうプラスター塗り
08節 ロックウール吹付け

16章 建具工事 01節 一般事項
02節 アルミニウム製建具
03節 樹脂製建具
04節 鋼製建具
05節 鋼製軽量建具
06節 ステンレス製建具
07節 木製建具
08節 建具用金物
09節 自動ドア開閉装置
10節 自閉式上吊り引戸装置
11節 重量シャッター
12節 軽量シャッター
13節 オーバーヘッドドア
14節 ガラス

17章 カーテンウォール工事 01節 共通事項
02節 メタルカーテンウォール
03節 PCカーテンウォール

18章 塗装工事 01節 共通事項
02節 素地ごしらえ
03節 錆止め塗料塗
04節 合成樹脂調合ペイント塗
   (SOP)

05節 クリヤラッカー塗(CL)
06節 アクリル樹脂系
  非水分散形塗料塗(NAD)

07節 耐候性塗料塗(DP)
08節 つや有合成樹脂
  エマルションペイント塗り(EP-G)

09節 合成樹脂エマルションペイント塗
   (EP)

10節 ウレタン樹脂ワニス塗(UC)
11節 オイルステイン塗
12節 木材保護塗料塗(WP)
13節 「標仕」以外の仕様

19章 内装工事 01節 一般事項
02節 モルタル塗り,ビニル床タイル
   及びゴム床タイル張り

03節 カーペット敷き
04節 合成樹脂塗床
05節 フローリング張り
06節 畳敷き
07節 せっこうボード、
   その他ボード、
   及び合板張り

08節 壁紙張り
09節 断熱・防露
10節 内装材料から発生する室内空気汚染物質への対策

20章 ユニットその他工事 01節 共通事項
02節 ユニット工事等
  2 フリーアクセスフロア等
  3 可動間仕切
  4 移動間仕切
  5 トイレブース
  6 手すり
  7 階段滑り止め
  8 床目地棒
  9 黒板,ホワイトボード
 10
 11 表示
 12 タラップ
 13 煙突ライニング
 14 ブラインド
 15 ロールスクリーン
 16 カーテン,カーテンレール
03節 プレキャスト
   コンクリート工事

04節 間知石及び
   コンクリート間知ブロック積み

05節 敷地境界石標

21章 排水工事 01節 共通事項
02節 屋外雨水排水
03節 街きょ,縁石,側溝

22章 舗装工事01節 共通事項
02節 路  床
03節 路  盤
04節 アスファルト舗装
05節 コンクリート舗装
06節 カラー舗装
07節 透水性アスファルト舗装
08節 ブロック系舗装
09節 砂利敷き
10節 補  修
11節 「標仕」以外の舗装
12節 用  語

23章 植栽,屋上緑化工事 01節 共通事項
02節 植栽基盤
03節 植  樹
04節 芝張り,吹付けは種
   及び地被類

05節 屋上緑化

原発・放射能

>放射能について正しく学ぼう
>内部被ばくを考える市民研究会
>国際環境NGO FoE Japan
>代々木市民観測所
>チェルノブイリへのかけはし
>放射線防護の仕方(緊急時編)
>放射線防護の仕方(日常編)
>放射線防護の仕方(食品編)
>セシウム汚染全国マップ
>Sv/Bq換算ツール
>経口時の年齢換算計算ツール
>Fukushima Voice version 2
>Simply Info
>日本原子力産業協会
原子力発電を考える
>グリーンアクション
>サイエンス・メディア・センター
>バンクーバー食品放射能モニタリング
>東京江戸川放射線
>品川区ママ友からの 放射線情報便
>福島30年プロジェクト
>全国の空間線量率
>村田 光平 オフィシャルサイト
>国会事故調査委員会
>福島第一原発カメラ(LIVE)
>全国放射線量測定マップ

2023年04月06日

2級建築施工管理技士 安全管理 工事現場の安全管理 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 安全管理 】

■ 工事現場の安全管理 ■

( 1 )
建築工事における危害又は迷惑と、それを防止するための対策の組合せとして、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.37)

1.投下によるくずやごみの飛散 ── ダストシュートの設置


2.工事用車両による道路の汚れ ── 沈砂槽の設置


3.高所作業による工具等の落下 ── 水平安全ネットの設置


4.解体工事による粉塵の飛散 ─── 散水設備の設置



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
ダストシュートは、工事現場で高所からくず、ごみ等を投下する場合に、飛散しないように設置する筒状のものである。

2.×
工事用車両による道路の汚れは、タイヤ洗浄場を設置する。沈砂槽は、工事現場の排水に際して、土砂やモルタル等が下水道等に流入しないように設置するものである。

3.◯
事業者は、作業のため物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、防網の設置を設け、立入区域を設定する等当該危険を防止するための措置を講じなければならない。(労働安全衛生規則第537条)

4.◯
解体工事による粉塵の飛散を防ぐために、散水設備の設置することは適当な措置である




( 2 )
足場に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年前期_No.38)

1.枠組足場に使用する作業床の幅は、30cmとした。


2.枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ15cm以上の幅木を設置した。


3.移動式足場(ローリングタワー)の作業台上では、脚立の使用を禁止とした。


4.移動式足場(ローリングタワー)の脚輪のブレーキは、移動中を除き、常に作動させた。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
枠組足場に使用する作業床の幅は、40cm以上とする。(労働安全衛生法規則第564条第1項第四号イ)

2.◯
枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ15cm以上の幅木を設置する。(労働安全衛生法規則第563条第1項第三号イ(1))

3.◯
移動式足場の安全基準に関する技術上の指針に「移動式足場の上では、移動はしご、脚立等を使用しないこと。」と規定されている。

4.◯
移動式足場の安全基準に関する技術上の指針に「脚輪のブレーキは、移動中を除き、常に作動させておくこと。ブレーキを作動させるときは、その効き具合を確認すること。」と規定されている。





( 3 )
工事現場の安全管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和2年後期_No.41)

1.安全施工サイクル活動とは、施工の安全を図るため、毎日、毎週、毎月に行うことをパターン化し、継続的に取り組む活動である。


2.新規入場者教育とは、作業所の方針、安全施工サイクルの具体的な内容、作業手順などを教育する活動である。


3.TBM(ツールボックスミーティング)とは、職長を中心に、作業開始前の短時間で、当日の安全作業について話し合う活動である。


4.ZE(ゼロエミッション)とは、作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動である。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
安全施工サイクル活動とは、施工の安全を図るため、毎日、毎週、毎月単位で実施すべきことをパターン化し、パターンを繰り返すことで継続的に取り組む安全活動である。

2.◯
新規入場者教育とは、新たに作業所に入場することになった者に対する作業所の方針、安全施工サイクルの具体的な内容、作業手順などの教育である。

3.◯
TBM(ツールボックスミーティング)とは、職長を中心とした作業グループが、作業開始前に、当日の作業内容や安全作業について短時間で行うミーティングである。

4.×
ZE(ゼロエミッション)とは、直訳すると「ゼロ排出」であり、作業所等から廃棄物をゼロにする活動をいう。なお、安全管理に関する用語にゼロ災があり、ゼロ災とは、作業所等の労働災害をゼロにするという活動である。作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動は、危険予知活動(KY活動)等において実施される。




( 4 )
建築工事における危害又は迷惑と、それを防止するための対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.41)

1.掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐために、防護棚を設置した。


2.落下物による危害を防ぐために、足場の外側面に工事用シートを設置した。


3.工事用車両による道路面の汚れを防ぐために、洗車場を設置した。


4.解体工事による粉塵の飛散を防ぐために、散水設備を設置した。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
防護柵は、高所からの落下物による危害を防止するために設置する。掘削による周辺地盤の崩壊を防ぐためには、土留め壁などを設ける。

2.◯
墜落・転落防止及び落下物による危害を防ぐために、足場の外側面に工事用シートを設置する。

3.◯
工事用車両による道路面の汚れを防ぐために、洗車場を設置する。

4.◯
解体工事による粉塵の飛散を防ぐために、散水設備を設置する。




( 5 )
建築工事の足場に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.42)

1. 単管足場の脚部は、敷角の上に単管パイプを直接乗せて、根がらみを設けた。


2. 単管足場の建地の間隔は、けた行方向 1.8m 以下、はり間方向 1.5m 以下とした。


3. 単管足場の建地の継手は、千鳥となるように配置した。


4. 単管足場の地上第一の布は、高さを 1.85 m とした。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
単管足場の脚部にはベース金具を使用し、かつ、敷板、敷角等を使用し、根がらみを設ける等の措置を講ずる。(労働安全衛生規則第570条第1項第一号)

 2K_R01_No.42_ベース金具.jpg

2.◯
単管足場の建地の間隔は、けた行方向 1.85m 以下、はり間方向 1.5m 以下とする。(労働安全衛生規則第571条第1項第一号)

3.◯
単管足場の建地の継手は、千鳥となるように配置する。

4.◯
単管足場の地上第一の布は、高さを 2 m 以下とする。(労働安全衛生規則第571条第1項第二号)




( 6 )
通路及び足場に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.42)

1. 枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ 15 cm 以上の幅木を設置した。


2. 枠組足場に使用する作業床の幅は、30 cm 以上とした。


3. 屋内に設ける作業場内の通路は、通路面からの高さ 1.8 m 以内に障害物がないようにした。


4. 折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を 75度以下とし、開き止めの金具で止めた。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
枠組足場の墜落防止設備として、交さ筋かい及び高さ 15 cm 以上の幅木を設置する。(労働安全衛生法規則563条1項第三号イ(1))

2.×
枠組足場に使用する作業床の幅は、40 cm 以上とする。(労働安全衛生法規則563条1項第四号イ)

3.◯
屋内に設ける作業場内の通路は、通路面からの高さ 1.8 m 以内に障害物がないようする。

4.◯
折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を 75度以下とし、開き止めの金具で止める。





( 7 )
工事現場の安全管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.41)

1.安全施工サイクルとは、安全衛生管理を進めるため、毎日、毎週、毎月と一定のパターンで取り組む活動である。


2.新規入場者教育では、作業手順のほかに安全施工サイクルの具体的な内容、作業所の方針などの教育を行う。


3.安全朝礼では、作業が始まる前に作業者を集め作業手順や心構え、注意点を周知する。


4.ゼロエミッションとは、作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動である。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
安全施工サイクル活動とは、施工の安全を図るため、毎日、毎週、毎月単位で実施すべきことをパターン化し、パターンを繰り返すことによって継続的に取り組む安全活動である。

2.◯
新規入場者教育とは、新たに作業所に入場することになった者に対する作業所の方針、安全施工サイクルの具体的な内容、作業手順などの教育である。

3.◯
安全朝礼では、その日の作業が始まる前に作業者を集め作業手順や心構え、注意点を周知するようにする。

4.×
ZE(ゼロエミッション)とは、直訳すると「ゼロ排出」であり、作業所等から廃棄物をゼロにする活動をいう。なお、安全管理に関する用語に「ゼロ災」というのがあり、ゼロ災とは、作業所等の労働災害をゼロにするという活動である。作業に伴う危険性又は有害性に対し、作業グループが正しい行動を互いに確認し合う活動は、危険予知活動(KY活動)等において、実施される。






2023年04月05日

2級建築施工管理技士 品質管理 試験及び検査 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 品質管理 】

■ 試験及び検査 ■

( 1 )
品質管理のための試験及び検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年前期_No.35)

1.鉄骨工事において、高力ボルト接合部の締付けの検査のため、超音波探傷試験を行った。


2.シーリング工事において、接着性の確認のため、簡易接着性試験を行った。


3.コンクリート工事において、フレッシュコンクリートの受入れ検査のため、空気量試験を行った。


4.鉄筋工事において、ガス圧接継手の検査のため、抜き取った接合部の引張試験を行った。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
超音波探傷試験UT試験)は、鉄骨工事において、溶接部の内部欠陥の検査のために用いられる試験である。一般に、高力ボルト接合部の締付けの検査には、トルシア系高力ボルトの場合にはピンテールの破断の目視検査、JIS形高力ボルトの場合には、トルクコントロール法又はナット回転法による検査が用いられる。

2.◯
シーリング工事において、接着性の確認のために、簡易接着性試験が行われる。

3.◯
JIS A 5309の規定に適合するレディーミクストコンクリートを使用する場合、施工者は、コンクリート受入れ時にコンクリート温度や、スランプ、空気量、塩化物量等を確認する。普通コンクリートにおける空気量の結果の許容差は、基準値 4.5%にし、± 1.5%である。

4.◯
鉄筋工事においては、ガス圧接継手の検査のために、抜き取った接合部の引張試験が行われる。又は、非破壊による超音波探傷試験が行われる。





( 2 )
工事現場における試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和2年後期_No.39)

1.吹付けロックウールによる耐火被覆材の厚さの確認は、確認ピンを用いて行った。


2.外壁タイル張り後のタイル接着力試験は、油圧式簡易引張試験器を用いて行った。


3.鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径の測定は、ダイヤルゲージを用いて行った。


4.コンクリートのスランプフロー試験は、スランプコーンを用いて行った。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
吹付けロックウールの耐火被覆材の厚さの確認は、確認ピンを用いて行う。

2.◯
タイル接着力試験は、油圧式簡易引張試験器等が用いられる。

3.×
鉄筋のガス圧接部のふくらみの直径の測定には、ダイヤルノギス等が用いられる。ダイヤルゲージは塗膜厚の測定などに用いられる。

4.◯
スランプコーンは、スランプ試験及びスランプフロー試験に用いられる。スランプ試験とは、フレッシュコンクリートを充填したスランプコーンを逆さにして面に置き、スランプコーンを引き上げた後のフレッシュコンクリートの頭部の下がり(スランプ値)を求める試験をいう。スランプフロー試験とは、スランプ試験時のスランプコーンを引き上げた後のフレッシュコンクリートの下部の直径を求める試験をいう。





( 3 )
品質管理のための試験又は検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.40)

1.鉄骨工事の現場隅肉溶接は、浸透探傷試験により確認した。


2.造作用の木材は、含水率を高周波水分計により確認した。


3.鉄筋のガス圧接部は、全数を外観試験により確認した。


4.摩擦杭の周面摩擦力は、すべり係数試験により確認した。


答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
鉄骨の溶接部には、表面欠陥に対しては磁粉探傷試験、浸透探傷試験、内部欠陥に対しては放射線試験、超音波探傷試験が適用される。

2.◯
木材には、高周波水分計による含水率の試験等が適用される。

3.◯
鉄筋のガス圧接部については、全数を外観試験により異常の有無を確認する必要がある。

4.×
すべり係数試験は、高力ボルトのすべり係数を求める試験である。摩擦杭の周面摩擦力は、標準貫入試験等により確認する。標準貫入試験とは、サンプラーをハンマーで打撃して地盤に30cm貫入するのに要する打撃回数(N値)を求める試験をいう。

2K_R01K_No.40_標準貫入試験.jpg





( 4 )
品質管理のための試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.39)

1. 鉄骨工事において、高力ボルト接合の摩擦面の処理状況の確認は、すべり係数試験によって行った。


2. 地業工事において、支持地盤の地耐力の確認は、平板載荷試験によって行った。


3. 鉄筋工事において、鉄筋のガス圧接部の確認は、超音波探傷試験によって行った。


4. 既製コンクリート杭地業工事において、埋込み杭の根固め液の確認は、針入度試験によって行った。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
鉄骨工事における高力ボルト接合の摩擦面の処理状況の確認は、すべり係数試験によって行う。

2.◯
地業工事における支持地盤の地耐力の確認は、平板載荷試験によって行う。

3.◯
鉄筋工事における鉄筋のガス圧接部の確認は、超音波探傷試験によって行う。

4.×
既製コンクリート杭地業工事にける埋込み杭の根固め液の確認は、サンプリング試験によって行なう。針入度試験は、アスファルトの硬さを調べる試験である。





( 5 )
品質管理のための試験及び検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.39)

1. 鉄骨工事において、高力ボルト接合部の締付けの検査のため、超音波探傷試験を行った。


2. シーリング工事において、接着性の確認のため、簡易接着性試験を行った。


3. 塗装工事において、工場塗装した鉄骨の塗膜厚の確認のため、電磁式膜厚計を用いて測定した。


4. 鉄筋工事において、ガス圧接継手の検査のため、抜き取った接合部の引張試験を行った。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
超音波探傷試験は、完全溶込み溶接部(フルペネ)などの溶接内部欠陥を検査するものである。高力ボルト接合部の締付けの検査は、ナット回転法による回転角、共回をしていないなどである。

2.◯
シーリング工事において、接着性の確認のため、簡易接着性試験が行われる。

3.◯
塗装工事において、工場塗装した鉄骨の塗膜厚の確認は、電磁式膜厚計等を用いて測定する。

4.◯
鉄筋工事において、ガス圧接継手の検査のため、抜き取った接合部の引張試験を行うことは適切である。1ロットあたり3箇所行う。他に、超音波探傷試験(UT試験)を行う方法もある。





( 6 )
工事現場における試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.39)

1.フレッシュコンクリートのスランプの測定は、スランプゲージを用いて行った。


2.鉄筋のガス圧接部のふくらみの長さの測定は、ダイヤルゲージを用いて行った。


3.吹付けロックウールによる耐火被覆材の厚さの確認は、確認ピンを用いて行った。


4.外壁タイル張り後のタイル接着力試験は、油圧式簡易引張試験器を用いて行った。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
スランプ試験とは、フレッシュコンクリートを充填したスランプコーンを逆さにして面に置き、スランプコーンを引き上げた後のフレッシュコンクリートの頭部の下がり(スランプ値)をスランプゲージにより測定する試験をいう。

2.×
鉄筋のガス圧接部のふくらみの長さ及び直径の測定は、ダイヤルノギス等が用いられる。ダイヤルゲージは塗膜厚の測定などに用いられる。

3.◯
吹付けロックウールの耐火被覆材の厚さの確認は、確認ピンを用いて行う。

4.◯
タイル接着力試験は、油圧式簡易引張試験器等が用いられる。






2023年04月04日

2級建築施工管理技士 品質管理に関する記述 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 品質管理 】

■ 品質管理に関する記述 ■

( 1 )
品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和2年後期_No.38)

1.検査とは、性質又は状態を調べた結果と判定基準を比較して、良否の判断を下すことである。


2.施工品質管理表(QC工程表)には、検査の時期、方法、頻度を明示する。


3.工程間検査は、作業工程の途中で、ある工程から次の工程に移ってもよいかどうかを判定するために行う。


4.品質管理とは、品質計画に従って試験又は検査を行うことをいう。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
検査とは、性質や状態を調べた結果と判定基準を比較して、良否の判断をすることをいう。

2.◯
施工品質管理表(QC工程表)には、検査の時期、方法、頻度等を明示する。

3.◯
工程間検査は、次の工程に進んでもよいか判定するために、作業工程の途中で行う検査である。

4.×
品質管理とは、「品質要求事項を満たすことに焦点を合わせた品質マネジメントの一部」、「品質マネジメントとは「品質に関して組織を指揮し、管理するための調整された活動」と定義されている(ISO9001-2015)。品質管理とは、品質要求事項を満たすために行う活動であり、試験又は検査を行うことではない。





( 2 )
品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.38)

1.品質管理とは、工事中に問題点や改善方法などを見出しながら、合理的、かつ、経済的に施工を行うことである。


2.PDCAサイクルを繰り返すことにより、品質の向上が図れる。


3.作業そのものを適切に実施するプロセス管理に重点をおくより、試験や検査に重点をおく方が有効である。


4.施工の検査に伴う試験は、試験によらなければ品質及び性能を証明できない場合に行う。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
品質管理とは、工事中に問題点や改善方法などを見出しながら、合理的、かつ、経済的に施工を行うことをいう。

2.◯
PDCAとは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検査)、ACT(処置)のことで、PDCAサイクルを繰り返すことにより、品質の向上が図ることができる。

3.×
品質管理においては、作業そのものを適切に実施するプロセス管理に重点をおくことが有効である。

4.◯
試験は、検査において、試験を実施しなければ品質及び性能を証明できない場合に行われる。





( 3 )
品質管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.38)

1.試験とは、性質又は状態を調べ、判定基準と比較して良否の判断を下すことである。


2.施工品質管理表(QC工程表)には、検査の時期、方法、頻度を明示する。


3.工程内検査は、工程の途中で次の工程に移してもよいかどうかを判定するために行う。


4.品質計画に基づく施工の試験又は検査の結果を、次の計画や設計に生かす。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
性質又は状態を調べた結果と判定基準と比較して良否の判断をすることは、検査である。

2.◯
施工品質管理表(QC工程表)には、検査の時期、方法、頻度を明示する。

3.◯
工程内検査、或いは工程間検査は、次の工程に進んでもよいか判定するために、作業工程の途中で行う検査である。

4.◯
品質計画に基づく施工の試験又は検査の結果は、次の計画や設計に生かすことができる。






2023年04月03日

2級建築施工管理技士 品質管理 コンクリート工事 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 品質管理 】

■ コンクリート工事 ■

( 1 )
コンクリートの試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.36)

1.フレッシュコンクリートの温度測定は、その結果を1℃単位で表示する。


2.圧縮強度の試験は、コンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150m3以下にほぼ均等に分割した単位ごとに行う。


3.スランプ試験は、1cm単位で測定する。


4.スランプ試験時に使用するスランプコーンの高さは、300mmとする。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
フレッシュコンクリートの温度測定については、測定結果の温度は、1℃単位で表示する。(JIS A 1156)

2.◯
圧縮強度の試験はコンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150m3以下の単位ごとに行う。

3.×
スランプ試験は、0.5cm単位で測定する。

4.◯
スランプコーンは、スランプ試験及びスランプフロー試験に用いられ、その高さは 300mmとする。





( 2 )
コンクリートの試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年前期_No.36)

1.スランプの測定値は、スランプコーンを引き上げた後の、平板からコンクリート最頂部までの高さとした。


2.材齢が28日の構造体コンクリート強度の判定に用いる供試体は、現場水中養生とした。


3.受入れ検査における圧縮強度試験は、3回の試験で1検査ロットを構成した。


4.スランプ試験は、コンクリートの打込み中に品質の変化が認められた場合にも行うこととした。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
スランプの測定値は、スランプコーンを引き上げた後、コンクリートの中央部の下がりを測定する。

2.◯
材齢が28日の構造体コンクリート強度推定試験において、供試体の養生方法は、標準養生、又は、現場水中養生とする。

3.◯
1回の圧縮強度試験の供試体の個数は、3個以上とする。

4.◯
スランプ試験は、コンクリートの打込み中に品質の変化が認められた場合にも行う





( 3 )
コンクリートの試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.40)

1. スランプの測定値は、スランプコーンを引き上げた後の、平板からコンクリート最頂部までの高さとした。


2. スランプ試験は、コンクリートの打込み中に品質の変化が認められた場合にも行うこととした。


3. 1回の圧縮強度試験の供試体の個数は、3個とした。


4. 受入れ検査における圧縮強度試験は、3回の試験で1検査ロットを構成した。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
スランプの測定値は、スランプコーンを引き上げた後、コンクリートの中央部の下がりを測定する。

2.◯
スランプ試験は、コンクリートの打込み中に品質の変化が認められた場合にも行う。

3.◯
1回の圧縮強度試験の供試体の個数は、3個以上とする。

4.◯
受入れ検査における圧縮強度試験は、普通コンクリートの場合、一般的には、適当な間隔を開けた3台のミキサー車から採取して、3本の供試体により1検査ロットを構成する。なお、一般的な普通コンクリートは、150m3以内で1ロットとする。





( 4 )
レディーミクストコンクリートの受入時の試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.40)

1. 圧縮強度の試験は、コンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150 m3 以下の単位ごとに行った。


2. スランプ試験は、1 cm 単位で測定した。


3. 粗骨材の最大寸法が 20 mm の高流動コンクリートは、スランプフロー試験を行った。


4. 普通コンクリートの空気量の許容差は、± 1.5%とした。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
圧縮強度の試験は、コンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150 m3 以下の単位ごとに行う。

2.×
スランプ試験は、0.5cm 単位で測定する。

3.◯
粗骨材の最大寸法が 40mm以下の高強度コンクリート、高流動コンクリート、水中不分離性コンクリートは、スランプフロー試験を行う。スランプフロー試験とは、スランプコーンにフレッシュコンクリートを詰めて逆さにし、スランプコーンを引き抜いたときのフレッシュコンクリートの平面的な広がりを測定する試験をいい、高流動性のフレッシュコンクリートに対して行う試験である。

2K_R01_No.40_スランプフロー試験.jpg wedth=

4.◯
普通コンクリートの空気量の許容差は、± 1.5%とする。






2級建築施工管理技士 品質管理 鉄筋工事 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 品質管理 】

■ 鉄筋工事 ■

( 1 )
鉄筋のガス圧接継手部の試験方法として、最も不適当なものはどれか。(令和2年後期_No.40)

1.圧縮試験

2.引張試験

3.外観試験

4.超音波探傷試験


答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
圧縮試験は、硬化後のコンクリートの試験として行われ、鉄筋のガス圧接継手の試験方法としては不適当である。

2.◯
引張試験は、鉄筋のガス圧接継手の試験方法として適当である。一般に、1ロットあたり3本の抜き取り検査を行う。

3.◯
外観試験は、鉄筋のガス圧接継手の試験方法として適当である。圧接部のふくらみの形状及び寸法、圧接面のずれ、鉄筋中心軸の偏心量などが規定値内であることを試験する。

4.◯
超音波探傷試験は、鉄筋内部に超音波を入射して、反射エコーを確認することにより、内部の割れなどの欠陥の有無を試験する。鉄筋のガス圧接継手の試験方法として適当である。一般に、1ロットあたり30箇所の抜き取り検査を行う。ロット数は鉄筋径により異なる。
 D22の場合 100〜200箇所
 D32の場合 80〜150箇所
 D38の場合 50〜100箇所、程度






2023年04月01日

2級建築施工管理技士 品質管理 鉄骨工事 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 品質管理 】

■ 鉄骨工事 ■

( 1 )
トルシア形高力ボルトの1次締め後に行うマーキングに関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.35)

1.マークのずれによって、軸回りの有無を確認できる。

2.マークのずれによって、トルク値を確認できる。

3.マークのずれによって、ナットの回転量を確認できる。

4.マークのずれによって、共回りの有無を確認できる。


答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
軸回りの有無は、マークのずれによって確認する。

2.×
トルク値は、マークのずれによって確認できない。

3.◯
ナットの回転量は、マークのずれによって確認する。

4.◯
共回りの有無は、マークのずれによって確認する。





( 2 )
トルシア形高力ボルトの1次締め後に行う、マーキングに関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.39)

1.マークによって、1次締め完了の確認ができる。


2.マークのずれによって、本締め完了の確認ができる。


3.マークのずれによって、軸回りの有無の確認ができる。


4.マークのずれによって、トルク値の確認ができる。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
マーキングによって、1次締の完了を確認する

2.◯
マーキングのずれによって、本締め完了を確認する。

3.◯
マーキングのずれによって、軸回りの有無を確認する。

4.×
トルク値は、マーキングのずれによっては確認できない。

2K_R01K_No.39_高力ボルトのマーキング.jpg





( 3 )
トルシア形高力ボルトの1次締め後に行う、マーキングの目的に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.40)

1.マークのずれによって、軸力の値が確認できる。


2.マークのずれによって、ナットの回転量が確認できる。


3.マークのずれによって、本締めの完了が確認できる。


4.マークのずれによって、共回りの有無が確認できる。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
軸力の値は、マークのずれによって確認できない

2.◯
マーキングのずれによって、ナットの回転量を確認する。

3.◯
マーキングのずれによって、本締めの完了を確認する。

4.◯
マーキングのずれによって、共回りの有無を確認する。






2級建築施工管理技士 品質管理 用語 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 品質管理 】

■ 用 語 ■

( 1 )
次の用語のうち、品質管理に最も関係の少ないものはどれか。(令和3年前期_No.34)

1.SMW

2.PDCA

3.ばらつき

4.トレーサビリティ


答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
SMW(Soil Mixing Wall)とは、ソイルセメント連続壁地中連続壁)のことで、山留め工法の一種である。品質管理とは関係がない。

2.◯
PDCAとは、PDCAサイクといって、Plan(計画) → Do(実行) → Check(評価) → Action(改善) を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のことで、品質管理に関係する用語である。

3.◯
ばらつきとは、「測定値の大きさがそろっていないこと、また、ふぞろいの程度。」と日本産業規格(JIS)に定義されており、品質管理に関係する用語である。

4.◯
トレーサビリティとは、「考慮の対象となっているものの履歴、適用又は所在を追跡できること。」と日本産業規格(JIS)に定義されており、品質管理に関係する用語である。





( 2 )
品質管理の用語に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.38)

1. 見える化は、問題、課題、対象等を、いろいろな手段を使って明確にし、関係者全員が認識できる状態にすることである。


2. QCDS は、計画、実施、点検、処置のサイクルを確実、かつ、継続的に回してプロセスのレベルアップをはかる考え方である。


3. 特性要因図は、結果の特性と、それに影響を及ぼしている要因との関係を魚の骨のような図に体系的にまとめたものである。


4. 5S は、職場の管理の前提となる整理、整頓、清掃、清潔、しつけ(躾)について、日本語ローマ字表記で頭文字をとったものである。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
見える化とは、問題、課題、対象等を様々な視覚化の手段を使って明確にして、関係者全員が認識できる状態にすることをいう。

2.×
QCDSとは、品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery)、サービス(Service)の頭文字をとったもので、製品の評価指数である。
計画(Plan)、実施(Do)、点検(Check)、処置(Action)のサイクルを確実、かつ、継続的に回してプロセスのレベルアップをはかる考え方は、PDCAである。

3.◯
特性要因図とは、結果の特性とその要因との関係を体系的にまとめた図で、形状から魚の骨ともいう。
2K_R01_No.38_特製要因図.jpg

4.◯
5S とは、職場の管理の基本となる整理、整頓、清掃、清潔、しつけ(躾)の、5つのSで始まる頭文字をとったものである。




( 3 )
次の用語のうち、品質管理に最も関係の少ないものはどれか。(平成30年後期_No.38)

1. ばらつき

2. ロット

3. マニフェスト

4. サンプリング


答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
ばらつきとは、「測定値の大きさがそろっていないこと、また、ふぞろいの程度。」と日本産業規格(JIS)に定義されており、品質管理に関する用語である。

2.◯
ロットとは、等しい条件下で生産され、または生産されたと思われるものの集まりをいう。

3.×
マニフェストとは、産業廃棄物管理票のことであり、特に不法投棄防止の観点から、産業廃棄物を適正に処理するためのものである。

4.◯
標本調査を行うとき、調査する対象の集団全体を母集団という。母集団の一部分として母集団から取り出されたものをサンプリング(標本)といい、取り出した資料の個数を標本の大きさという。






2023年03月31日

2級建築施工管理技士 施工管理 工程管理 品質管理工程表 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 工程管理 】

■ 品質管理工程表 ■

( 1 )
施工品質管理表(QC工程表)の作成に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.34)

1.工種別又は部位別に作成する。


2.管理項目は、目指す品質に直接関係している要因から取りあげる。


3.管理項目は、品質に関する重要度の高い順に並べる。


4.管理項目ごとに、管理担当者の分担を明確にする。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
QC工程表とは、品質確保のために各工程において行う管理・検査等をまとめたものである。一般的に工種別又は部位別に作成する。

2.◯
管理項目とは、目標の達成を管理するために、評価尺度として選定した項目をいう(JIS Q 9023 2018)管理項目は、結果を導く要因を総合的に評価する尺度を代替的な管理項目として用いられるので、目指す品質に直接関係している要因から取りあげていく必要がある。

3.×
QC工程表では、管理項目を並べる順序は決められていない

4.◯
品質管理を組織的に行うために、管理項目ごとに工事監理者、施工管理者、専門業者など、管理担当者の分担を明確にすることが重要である。






2級建築施工管理技士 施工管理 工程管理 バーチャート工程表 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 工程管理 】

■ バーチャート工程表 ■

( 1 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.33)

1.縦軸に工事項目を、横軸に月日を示し、各作業の開始から終了までを横線で表したものである。


2.主要な工事の節目をマイルストーンとして工程表に付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる。


3.各作業の相互関係が表されていないため、工期に影響する作業がどれであるか掴みにくい。


4.工程表に示す作業を増やしたり、作業を細分化すると、工程の内容が把握しやすくなる。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、縦軸に各工事項目を列記し、横軸に月日を設け、作業開始から終了までを棒グラフで表す。

2.◯
バーチャート工程表に、主要な工事の節目をマイルストーンとして付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる

3.◯
バーチャート工程表では、各作業の相互関係を明確に把握することはできない。また、各作業の全体工期への影響度が把握しにくい

4.×
バーチャート工程表に、作業を細分化して表に示す作業を増やしたりたりすると、工程の内容が把握しにくくなる




( 2 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。(令和3年前期_No.33)

1.工事出来高の累積値を表現しているため、工事進捗度合が把握しやすい工程表である。


2.各作業に対する先行作業、並列作業、後続作業の相互関係が把握しやすい工程表である。


3.作業間調整に伴う修正が容易な工程表である。


4.各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる工程表である。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.×
バーチャート工程表では、工事出来高の累積値を表現していないため、工事進捗度合が把握しにくい

2K_R03Z_No.33_バーチャート工程表.jpg

2.×
各作業に対する先行作業、並列作業、後続作業の相互関係が把握しやすい工程表は、バーチャート工程表ではなく、ネットワーク工程表である。

2K_R03Z_No.33_ネットワーク工程表.jpg

3.×
バーチャート工程表は、各作業の順序関係を明確に把握することができないため、作業間調整に伴う修正は容易ではない。作業間調整の修正がしやすいのは、ネットワーク工程表である。

4.◯
バーチャート工程表は、各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる工程表である。




( 3 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。(令和2年後期_No.37)

1.工事全体を掌握することが容易で、作成しやすい。


2.工事を構成する各作業を縦軸に記載し、工事の達成度を横軸にして表す。


3.工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業が判断しやすい。


4.多種類の関連工事間の工程調整に有利である。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、工事全体を掌握することと、作成が容易である。

2.×
バーチャート工程表は、縦軸に各作業、横軸に暦日を表す。縦軸に各作業、横軸に達成度を表した工程表は、ガンチャート工程表という。

3.×
バーチャート工程表は、ネットワーク工程表等と比較して、工程上のキーポイントの作業や重点管理しなければならない作業を判断しにくい

4.×
バーチャート工程表は、ネットワーク工程表等と比較して、多種類の関連工事間の工程調整に不向きである。

2K_R03Z_No.33_バーチャート工程表.jpg




( 4 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年後期_No.37)

1.作業進行の度合い、工期に影響する作業やクリティカルパスが把握しやすい。


2.作業の流れ、各作業の所要日数や施工日程が把握しやすい。


3.手軽に作成することができ、視覚的に工程が把握しやすい。


4.出来高の累計を重ねて表現したものは、工事出来高の進ちょく状況が把握しやすい。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
バーチャート工程表は、作業進行の度合い、工期に影響する作業やクリティカルパス(最も時間がかかる作業経路)は把握しにくい

2.◯
バーチャート工程表は、作業の流れ、各作業の所要日数や施工日程が把握しやすい

3.◯
バーチャート工程表は、手軽に作成することができ、視覚的に工程が把握しやすい

4.◯
バーチャート工程表のうち、出来高の累計を重ねて示したものは、工事出来高の進ちょく状況が把握しやすい

2K_R01K_No.37_バーチャート工程表.jpg




( 5 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.37)

1. 各作業の全体工期への影響度が把握しにくい。


2. 各作業の開始時期、終了時期及び所要期間を把握しやすい。


3. 工程表に示す作業を増やしたり、作業を細分化すると、工程の内容が把握しやすくなる。


4. 主要な工事の節目をマイルストーンとして工程表に付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、各作業の全体工期への影響度が把握しにくい

2.◯
バーチャート工程表は、各作業の開始時期、終了時期及び所要期間を把握しやすい

3.×
バーチャート工程表に、作業を細分化して工程表に示す作業を増やしたりすると、工程の内容が把握しにくくなる

4.◯
バーチャート工程表に、主要な工事の節目をマイルストーンとして工程表に付加すると、工程の進捗状況が把握しやすくなる




( 6 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。(平成30年後期_No.37)

1. 工事全体を掌握するには都合がよく、作成しやすい。


2. 工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業が判断しやすい。


3. 各作業の順序関係を、明確に把握することができる。


4. 工事を構成する各作業を縦軸に記載し、工事の達成度を横軸にして表す。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、作成がしやすく、視覚的に工事全体を把握しやすい。

2.×
バーチャート工程表は、工程上のキーポイント、重点管理しなければならない作業やクリティカルパスが把握しにくい。

3.×
各作業の順序関係を、明確に把握することができるのは、ネットワーク工程表である。

4.×
バーチャート工程表は、縦軸に各作業、横軸に暦日を表す。縦軸に各作業を記載し、横軸に工事の達成度を表した工程表は、ガンチャート工程表という。




( 7 )
バーチャート工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.37)

1.各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる。


2.出来高の累計を重ねて表現すれば、工事出来高の進ちょく状況を併せて把握しやすい。


3.多くの種類の関連工事間の工程調整に有利である。


4.縦軸に工事項目を、横軸に各工事日数を示し、各作業を横線で表したものである。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
バーチャート工程表は、各作業ごとの日程及び工事全体の工程計画が、比較的容易に作成できる

2.◯
バーチャート工程表は、主要な工事の節目をマイルストーンとして付加したり、出来高の累計を重ねて表現すれば、工事出来高の進ちょく状況を併せて把握しやすくなる。

3.×
バーチャート工程表は、いくつかの種類の関連工事間の工程調整には不向きである。多くの種類の関連工事間の工程調整に有利なのはネットワーク工程表である。

4.◯
バーチャート工程表は、縦軸に工事項目を列記し、横軸に月日を示し、各作業を棒グラフで表したものである。






2023年03月30日

2級建築施工管理技士 施工管理 工程管理 工程計画 練習問題

2級建築施工管理技術検定 練習問題


【 工程管理 】

■ 工程計画 ■

( 1 )
工程計画の立案段階で考慮すべき事項として、最も不適当なものはどれか。(令和3年後期_No.32)

1.敷地周辺の上下水道やガス等の公共埋設物を把握する。


2.敷地内の既存埋設物の状況を把握する。


3.全ての工種別の施工組織体系を把握する。


4.敷地における騒音及び振動に関する法的規制を把握する。



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
敷地周辺の上下水道、ガス等の公共埋設物は、着工前の総合工程表の立案段階で考慮すべき事項の一つである。

2.◯
既存の地下埋設物について、工事の障害となるおそれがある場合には、桝やマンホール等から位置を調べ、必要があれば試堀して必要な対策を講ずる

3.×
工種別の施工組織体系は、立案段階で考慮すべき事項ではない。工種別の施工組織体系は、総合工程表や工種別施工計画を計画した後に検討される

4.◯
騒音及び振動について、周囲に与える環境や法的規制を把握し、必要があれば適当な処置を検討する。




( 2 )
工程計画及び工程管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和3年前期_No.32)

1.ネットワーク工程表は、工程における複雑な作業間の順序関係を視覚的に表現することができる工程表である。


2.基本工程表は、工事全体を一つの工程表としてまとめたもので、工事の主要な作業の進捗を表示する。


3.工程計画を立てるに当たり、その地域の雨天日や強風日等を推定して作業不能日を設定する。


4.各作業の所要期間は、作業の施工数量に投入数量と1日当たりの施工能力を乗じて求める。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
ネットワーク工程表は、複雑な作業間の順序関係を視覚的に表現することができる。

2.◯
基本工程表とは、工事全体を一つにまとめた工程表で、工事の主要な作業の進捗を表示するために作成し運用される。

3.◯
工程計画を立てるに当たっては、天候等を推定して作業不能日を見込んで計画する。

4.×
各作業の所要期間は、作業の施工数量に投入数量と1日当たりの施工能力を乗じた値で除して求める。

各作業の所要期間 = 作業の施工数量/(投入数量 × 1日当たりの施工能力)




( 3 )
総合工程表の立案に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和2年後期_No.36)

1.工程計画上のマイルストーン(管理日)は、工程上の重要な区切りを避けて計画する。


2.工区分割を行い、後続作業を並行して始めることにより、工期短縮が可能か検討する。


3.型枠工事の工程計画では、型枠存置期間を考慮して、せき板や支保工の転用を検討する。


4.工事を行う地域における労務、資材、機材等の調達状況を調査して、手配を計画する。



答え

  1

[ 解答解説 ]
1.×
工程上の重要な区切りにマイルストーン(管理日)を設けて、総合工程表を立案する。

2.◯
工区を分割して後続作業を並行して開始すると、工期短縮につながる。

3.◯
型枠工事の工程計画では、型枠存置期間を考慮しながら、型枠に使用するせき板や支保工の転用を検討する。

4.◯
工事地域の労務、資材、機材等の調達状況を調査し、手配計画を立てて、総合工程表を立案する。




( 4 )
総合工程表の立案段階で考慮すべき事項として、最も必要性の少ないものはどれか。(令和元年後期_No.36)

1.敷地周辺の上下水道、ガス等の公共埋設物


2.敷地周辺の電柱、架線等の公共設置物


3.コンクリート工事の検査項目


4.使用揚重機の能力と台数



答え

  3

[ 解答解説 ]
1.◯
敷地周辺の上下水道、ガス等の公共埋設物は、着工前の総合工程表の立案段階で考慮すべき事項の一つである。

2.◯
敷地周辺の電柱、架線等の公共設置物は、着工前の総合工程表の立案段階で考慮すべき事項の一つである。

3.×
コンクリート工事の検査項目は、着工前の総合工程表の立案段階ではなく、次の段階である施工時の実施工程表の立案段階に考慮すべき事項の一つである。

4.◯
使用揚重機の能力と台数等の仮設計画は、着工前の総合工程表の立案段階で考慮すべき事項の一つである。




( 5 )
建築工事の工程計画及び工程管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(令和元年前期_No.36)

1. 工事に必要な実働日数に作業休止日を考慮した日数を、暦日という。


2. 工程計画は、所定の工期内で、所定の品質を確保し、経済的に施工できるよう作成する。


3. 作業員や資機材等の投入量が一定量を超えないように工程を調整することを、山崩しという。


4. 横軸に工期を取り、出来高累計を縦軸とした進捗度グラフは、一般に直線となる。



答え

  4

[ 解答解説 ]
1.◯
暦日とは、工事に必要な実働日数に作業休止日を考慮した日数をいう。

2.◯
工程計画は、所定の工期内で、所定の品質を確保し、経済的に施工できるよう作成する計画をいう。

3.◯
山崩しとは、作業員や資機材等の投入量が一定量を超えないように工程を調整して平準化することをいう。

4.×
横軸に工期を取り、出来高累計を縦軸とした進捗度グラフは、一般にS字状の曲線となる。




( 6 )
工程計画及び工程管理に関する記述として、最も不適当なものはどれか。(平成30年後期_No.36)

1. ネットワーク工程表は、工程における複雑な作業間の順序関係を視覚的に表現することができる工程表である。


2. 山積工程表は、同種の作業を複数の工区や階で繰り返し実施する場合、作業の所要期間を一定にし、各作業班が工区を順々に移動しながら作業を行う手順を示した工程表である。


3. 工程計画を立てるに当たっては、その地域の雨天日や強風日等を推定して作業不能日を設定する。


4. 各作業の所要期間は、作業の施工数量を投入数量と1日当たりの施工能力で除して求める。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
ネットワーク工程表は、工程における複雑な作業間の順序関係を視覚的に表現することができる工程表である。

2.×
同種の作業を複数の工区や階で繰り返し実施する場合、作業の所要期間を一定にし、各作業班が工区を順々に移動しながら作業を行う手順を示したものはタスク手法という。タスク手法は、作業を繰り返し行うことによる習熟効果によって生産性が向上するため、工期の途中で所要日数の短縮や作業員数の削減が検討できる。

山積工程表は、工期全体をバランスの取れた経済的な工程計画にするために用いるもので、山崩しにより、人員、機械、資材の量を考慮して、労働者の投入人数などを一定にするために用いられる。


3.◯
工程計画を立てるに当たっては、その地域の雨天日や強風日等を推定して作業不能日を設定する。

4.◯
各作業の所要期間は、作業の施工数量を投入数量と1日当たりの施工能力で除して求める。




( 7 )
総合工程表の立案段階で計画すべきこととして、最も不適当なものはどれか。(平成30年前期_No.36)

1.鉄骨工事の工程計画では、建方時期に合わせた材料調達、工場製作期間を計画する。


2.総合工程表の立案に当たっては、最初に全ての工種別の施工組織体系を把握して計画する。


3.マイルストーン(管理日)は、工程上、重要な区切りとなる時点などに計画する。


4.上下階で輻輳する作業では、資材運搬、機器移動などの動線が錯綜しないように計画する。



答え

  2

[ 解答解説 ]
1.◯
鉄骨工事の工程計画では、建方時期に合わせた材料調達、工場製作期間を計画する。

2.×
工種別の施工組織体系は、総合工程表の立案段階で考慮すべきではない。工種別の施工組織体系は、総合工程表や工種別施工計画を計画した後に検討される。

3.◯
マイルストーン(管理日)は、工程の進捗状況を把握しやすくするため、重要な区切りとなる節目などに計画する。

4.◯
上下階で輻輳する作業では、資材運搬、機器移動などの動線が錯綜しないように計画する。






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