脳は興奮していると眠ることができない。
例えば老人になると多いのが午後にお茶やコーヒーなどのカフェイン飲料を飲むと入眠困難になることはよく言われている。
また、例えばイライラした状態でもなかなか眠れない。
明日、何か重要なことがあることでも眠れないことがある。
心配事があっても眠れないことがある。
そのような場合に脳内ではアドレナリン、ノルアドレナリンなどが分泌されていることが多いと考えられる。
上記の場合、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬を飲むと効果があることが多く、
入眠困難は改善されることが多々あるため、医師に相談すれば睡眠薬を処方してもらえる。
だが、うつ病や不安症のように夜中に勝手に目が覚める中途覚醒や眠りが浅い睡眠障害には医師が処方する
睡眠導入剤が効果が少ない場合があると思う。
そのような場合、私が試した中では抗ヒスタミン剤が効果がある場合がある。
私は過去に春に咳が止まらくなり、医師から抗ヒスタミン剤を処方してもらったことがあった。
その薬は日中の眠気がひどく、仕事に支障をきたすほどの眠気に襲われ、飲むのを止めた。
脳内のヒスタミン神経は覚醒に関係しており、ヒスタミン神経が適度に働いていることで私たちが日中に
眠らずに活動できている。
しかし、花粉症などの過敏症でヒスタミンが過剰に分泌されヒスタミン神経が過剰に興奮すると
アレルギー反応として鼻水、くしゃみ、目のかゆみや、涙目、咳などの症状に悩まされる。
よって、抗ヒスタミン剤を飲むことでヒスタミン神経の興奮を抑えることで対処するのだが。
そのことをヒントに今の自分の中途覚醒や浅い眠りに効果がないか試したのだった。
すると、はやり効果があり、朝までぐっすり眠れた。
ただ、いつもと違い眠気のせいで起床しずらいということがあった。
それと翌日朝に頭がぼんやりすることがあるのは、抗ヒスタミン剤の効きすぎだと思う。
なぜなら私は花粉症などのアレルギーが無いのに、睡眠障害対策でくすりを飲んだため効きすぎたためだと考えられる。
私の睡眠障害の原因は脳のヒスタミン神経が過敏になっていることだと考えられる。
覚醒物質のヒスタミンの働きを抑えると脳内でのリラックス系のGABA(ギャバ)神経の働きを高めるために
脳の覚醒が抑制されて眠気がひどくなる。
よって、抗ヒスタミン剤が入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒にも効果があった。
就寝する1時間前くらいに飲むと眠くなり朝までぐっすり眠れた。
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