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21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
プロフィール

2019年12月22日

睡眠障害に睡眠サプリメントがよいかも


世の中で何らかの睡眠障害に悩む人が多いと言われている。

睡眠障害と肉体疲労には密接な関係があり、肉体労働者に睡眠障害で悩む人は少ないとのデータがある。

私も若い頃、肉体労働のアルバイトの経験があるが、確かに1日外を歩き回ったり重い物を持ったりの

肉体労働で夕方にヘトヘトになり、夕食を食べて、少ししてお風呂に入って体が温まり、

寝床につくと朝まで熟睡した経験がある。

ただ、肉体労働でも職場で意地悪な先輩がいたりすると精神的な悩みになり、睡眠障害にはなるだろう。

その後、社会人になり責任ある仕事を任され、ストレスが増大した中で、

肉体労働をほとんどしないデスクワークでパソコンと睨めっこの仕事では

いつの間にか睡眠障害になる頻度が増大していった。

睡眠障害を治す方法、それは肉体労働をすることだとわかっていても、

もう肉体労働ができる年齢ではない。

50歳半ばで寒い中暑い中で急に肉体労働でもしようものなら倒れて、亡くなる可能性もある。

そのような私はどきどき睡眠障害があり、入眠困難、早朝覚醒、中途覚醒、浅い眠り

睡眠中の動悸や悪夢などで次の日の体調に影響することがある。

一般にストレス疾患であるうつ病などになると睡眠障害が生じることが多いと言われているが、

最近の研究では慢性的な睡眠障害が逆にうつ病などの病気を発症させるとことがわかってきた。

そのメカニズムははっきりと説明されていないが、考えるに、

脳が眠らないと、脳は四六時中に活動しており、深い眠りで脳内疲労物質が脳内から排出されるはずが

睡眠障害だと排出が少ないか疲労物質蓄積で自己防衛を司る脳の部分が過剰興奮し、

一方で休まない神経細胞は疲労で働かなくなるのかもしれない。

そのような中で、最近、私がドラックストアの商品宣伝のアナウンスをきっかけに睡眠を助けるサプリを購入したのだった。

20包入りで4000円近くとちょっと高価であり、当初は買って失敗したかなと思った。

しかし、飲んでみると案外、効果がある感じがするし、薬でないので依存の心配も薄い。

成分としてラフマ由来のヒペロシドとイソクエルシトリン、ガンマーアミノ酪酸が含まれた機能性表示食品とのことだ。

これらの物質は睡眠物質の一つメラトニンの前駆物質であるセロトニンを増やすとのことだ。

セロトニンといえば精神の安定に関係し、うつ病や強迫性障害、不安障害などで不足しがちな物質である。

体内の代謝では一般に必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6などからセロトニンが生成されるので

大豆製品、豆乳、バナナ、チーズ、ケール、牛乳などのトリプトファン含有食品が良いとされるが

人それぞれ体質によって、これらの食べ物をを摂取しても、体内酵素や代謝の関係で体内合成して脳までに至らないことも考えられる。

ところがラフマ由来のヒペロシドとイソクエルシトリンは脳内のセロトニンを優位に増加させ、

それが速やかにメラトニンに変換されるのではと考えられる。

したがって、私の睡眠障害が改善されたと考えられる。

私も日常、セロトニンの材料になるトリプトファン含有食品をなるべく食べるようにしているが、

サプリメントのほうが効果があるように感じる。

脳神経の興奮抑制にガンマーアミノ酪酸(GABA)が必要であるが、

経口投与では脳内に直接届かないといわれており、GABAが良かったのかラブマ由来の成分が良かったのかわからない。

しかし、眠りを改善しただけでなく、精神的にも何か楽になったように感じるこの頃だ。

睡眠の質が改善され、深い眠りができれば、脳内疲労物質も速やかに排出されて、

朝の気分と翌日の体調も良いわけだ。