令和6年度
2級建築施工管理技術検定第二次検定問題
2級建築施工管理技術検定第二次検定問題
※受検種別:仕上げの受検者は問題5-Cを解答してください。
問題5ーC
次の1.から4.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値を,下の該当する枠内から1つ選びなさい。
1.アスファルト防水の密着工法において,平場部と立上り部又は立下り部で構成する出隅や入隅は,平場部のルーフィング類の張付けに先立ち,幅[ @ ] mm以上の[ A ]ルーフィングを増張りする。
@ (1)100 (2)150 (3)200 (4)300
A (1)ストレッチ (2)砂付 (3)あなあき (4)網状アスファルト
解答・解説
@-4、A-1
[ 解説 ]
アスファルト防水の密着工法において,平場部と立上り部又は立下り部で構成する出隅や入隅は,平場部のルーフィング類の張付けに先立ち,幅300 mm以上のストレッチルーフィングを増張りする。
2.セメントモルタルによるタイル張りにおいて,夏季を除き,タイル接着力試験は,タイル施工後2週間以上経過してから行うのが一般的である。
タイル接着力試験では,試験体のタイルの目地部分にダイヤモンドカッターでコンクリート面まで切込みを入れて周囲と絶縁した後,引張試験を行い,引張接着強度と破壊状況を確認する。
なお,試験体のタイルの数は,[ B ] m2ごと及びその端数につき1個以上,かつ,全体で3個以上とする。
引張接着強度のすべての測定結果が0.4N/mm2以上,かつ,コンクリート下地の接着界面における破壊率が[ C ] の場合を合格とする。
B (1)50 (2)100 (3)150 (4)200
C (1)10%以上 (2)30%以上 (3)50%以下 (4)70%以下
解答・解説
B-2、C-3
[ 解説 ]
試験体のタイルの数は,100m2ごと及びその端数につき1個以上,かつ,全体で3個以上とする。
引張接着強度のすべての測定結果が0.4N/mm2以上,かつ,コンクリート下地の接着界面における破壊率が 50%以下の場合を合格とする。
3.軽量鉄骨天井下地において,野縁の吊下げは,取り付けられた野縁受けに野縁を[ D ]で留め付ける。 下り壁や間仕切壁を境として天井に段違いがある場合には,[ E ]m程度の間隔で段違いの部分の振れ止め補強を行う。
D (1)クリップ (2)ハンガー (3)ビス (4)溶接
E (1)0.9 (2)1.8 (3)2.7 (4)3.6
解答・解説
D-1、E-3
[ 解説 ]
軽量鉄骨天井下地において,野縁の吊下げは,取り付けられた野縁受けに野縁をクリップで留め付ける。
下り壁や間仕切壁を境として天井に段違いがある場合には,2.7m程度の間隔で段違いの部分の振れ止め補強を行う。
4.塗装工事において,壁面を吹付け塗りとする場合,エアスプレーやエアレススプレー等を用いて行う。
エアスプレーによる吹付けは,エアスプレーガンを塗面から[ F ]cm程度離し,塗面に対し[ G ]に向け,毎秒30cm程度の一定の速度で平行に動かす。塗料の噴霧は,一般に中央ほど密で周辺が粗になりやすいため,一列ごとに吹付け幅が約1/3ずつ重なるように吹き付ける。
F (1)20 (2)30 (3)40 (4)50
G (1)斜め (2)やや上 (3)やや下 (4)直角
解答・解説
F-2、G-4
[ 解説 ]
エアスプレーによる吹付けは,エアスプレーガンを塗面から 30cm程度離し,塗面に対し直角に向け,毎秒30cm程度の一定の速度で平行に動かす。塗料の噴霧は,一般に中央ほど密で周辺が粗になりやすいため,一列ごとに吹付け幅が約1/3ずつ重なるように吹き付ける。
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