令和6年度
2級建築施工管理技術検定第二次検定問題
2級建築施工管理技術検定第二次検定問題
問題3
鉄骨構造3階建て複合ビルの新築工事について,工事概要を確認の上,右の工程表及び出来高表に関し,次の1.から4.の問いに答えなさい。
工程表は,予定出来高曲線を破線で表示している。
また,出来高表は3月末時点のものを示しており,合計欄の月別実績出来高及び実績出来高累計の金額は記載していない。
なお,各作業は一般的な手順に従って施工されるものとする。
[ 工事概要 ]
用 途:店舗(1,2階),住居(3階)
構造規模:鉄骨構造地上3階、延べ面積300m2
耐火被覆は耐火材巻付け工法
外部仕上:屋上防水は塩化ビニル樹脂系断熱シート防水
外壁は押出成形セメント板、耐候性塗料
外部建具はアルミ製建具、複層ガラス,
住居玄関は化粧シート張り鋼製扉
内部仕上げ
〈店舗〉床:コンクリート直均し、ビニル床シート
壁:軽量鉄骨下地、せっこうボード、水性塗料
天井:軽量鉄骨下地、化粧せっこうボード
〈住居〉床:乾式二重床,、ローリングボード
壁:軽量鉄骨下地、せっこうボード、ビニルクロス
天井:軽量鉄骨下地、せっこうボード、ビニルクロス
その他:内部建具扉はすべて工場仕上げ品
工程表
出来高表(単位 万円)
1.工程表の鉄筋コンクリート工事のA,金属工事のBに該当する作業名を記入しなさい。
解答
A:基礎躯体
B:壁・天井軽量鉄骨下地組
2.工程表には工程上,開始時期が不適当な作業がある。不適当な作業名と適当な開始時期を月と旬日で定めて記入しなさい。ただし,解答の旬日は,上旬,中旬,下旬とする。
解答
外部建具は押出成形セメント板を取り付けてから設置するので、
外部建具(ガラス取付共) は3月上旬ではなく中旬である。
その後にシーリング工事が始まる。
3.出来高表から,1月末の実績出来高累計の金額を求め,工事金額の合計に対する比率をパーセントで記入しなさい。
解答
1月末の実績出来高累計金額 1,500
工事金額の合計
1350 + 1770 + 1860 + 1690 + 830
=7500
よって、1500 / 7500 × 100 =20%
4.出来高表から,3月末までの実績出来高累計の金額を記入しなさい。
解答
よって 5,000万円
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