2023年01月27日
2級建築施工管理技士 令和3年度 一次 (後期) [ No.15 ] 〜[ No.17 ] 解答・解説
第一次検定問題 [ No.15 ]〜[ No.17 ] 解答・解説
※問題番号[ No.15 ]〜[ No.17 ]までの3問題は、全問題を解答してください。
[ No.15 ]
屋外排水工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1.内法が600mmを超え、かつ、深さ1.2mを超える雨水用排水桝には、足掛け金物を取り付けた。
2.雨水用排水桝及びマンホールの底部には、深さ50mmの泥だめを設けた。
3.地中埋設排水管の長さが、その内径又は内法幅の120倍を超えない範囲内で、桝又はマンホールを設けた。
4.排水管を給水管に平行して埋設する場合、給水管を上方にして、両配管は500mm以上のあきを設けた。
答え
2
[ 解答解説 ]
1.◯
内法が600mmを超え、かつ、深さ1.2mを超える排水桝には、足掛け金物を取り付ける。(公共建築工事標準仕様書)
2.×
桝及びマンホールの底部には、専ら雨水その他の地表水を排除すべき桝にあっては深さ15cm以上の泥だめが、その他の桝又はマンホールにあってはその接続する管きょの内径又は内法幅に応じ相当の幅のインバートが設けられていること。(都市計画法施行規則第26条第七号)50mmでは足りない。
3.◯
地中埋設排水管において、桝又はマンホールを設ける箇所は、
@管きょの始まる箇所
A下水の流路の方向、勾配又は横断面が著しく変化する箇所
B管きょの内径又は内法幅の120倍を超えない範囲内の長さごと
の管きょの部分のその清掃上適当な場所である。(都市計画法施行規則第26条第五号)
4.◯
排水管を給水管に平行して埋設する場合には、原則として、両配管の水平実間隔を500mm以上とし、かつ、給水管は排水管の上方に埋設するものとする。(公共建築工事標準仕様書)
[ No.16 ]
LEDランプに関する一般的な記述として、最も不適当なものはどれか。
1.他のランプ類に比べ耐熱性が低いため、高温にさらされないよう、発熱体の周辺への設置は避ける。
2.他のランプ類に比べ寿命が短いため、高い天井等、ランプの交換がしにくい場所への設置は避ける。
3.光線に紫外線をほとんど含まないため、屋外照明に使用しても虫が寄り付きにくい。
4.光の照射方向に熱をほとんど発しないため、生鮮食料品の劣化を助長しない。
答え
2
[ 解答解説 ]
1.◯
LEDは他のランプ類に比べ、耐熱性が低く、高温の状態に弱い。
2.×
LEDの大きな特徴は、他のランプ類に比べ寿命が長いことである。
3.◯
LEDの光線は、虫が寄り付くとされる紫外線をほとんど含まない。そのため、屋外照明に使用しても他の照明類のように虫が寄り付くことが少ない。
4.◯
LEDは低温でも点灯する特徴があり、光の照射方向に熱をほとんど発しない。
[ No.17 ]
建築設備とそれに関連する用語の組合せとして、最も関係の少ないものはどれか。
1.給水設備 ─── バキュームブレーカー
2.排水設備 ─── 通気管
3.ガス設備 ─── マイコンメーター
4.空気調和設備 ─ バスダクト
答え
4
[ 解答解説 ]
1.◯
バキュームブレーカーとは、水受け容器中に吐き出された水、又は使用した水が逆サイホン作用により上水系統へ逆流するのを防ぐ装置である。給水管内に生じた負圧に対して自動的に空気を補充する。
2.◯
通気管とは、重力式の排水系統のタンク類において通気のために設ける管である。
3.◯
マイコンメーターとは、ガスメーターに、マイコン制御器を組み込んだ、遮断装置付きガスメーターのことである。地震時やガスの圧力低下、ガスの流量が多大になった場合など、異常時に自動的にガスを遮断する。
4.×
バスダクトとは、平角電気導体を金属ダクト内に収容し、一定長さの配線材料としたものである。空気絶縁形と密着絶縁形の2種類がある。空気調査設備とは関係性がない。
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