時々ネット動画で外国人がアップする動画を見ている。
なるべく外国人の本音の部分を見るようにしている中で、特に不評なことがある。
それは外国人観光客が増えすぎて、有名観光地が大変な混雑をして雑踏で疲れるという不満である。
例えば東京の浅草寺や京都の祇園や有名なお寺周辺でおきており、
せっかくの日本の風情を楽しみに来ているのに人ごみの雑踏がひどく、観光を楽しむ雰囲気になっていないとの動画での外国人コメントが多くなってきた。
私も10年ほど前まで8年間東京で暮らしたが、朝夕に通勤電車の交通混雑には疲れて辟易した。
10年前に外国人観光客は600万人ほどで、現在の3000万人と比べれば格段に少なく特に問題を感じなかったが
その当時でも東京の人ごみや混雑は疲れるもので東京で嫌なことの理由だった。
外国人観光客や在留外国人が増えた現在では相当の混雑で疲れとストレスが増大していると思われる。
近年、外国人観光客が増えてインバウンド効果で経済に寄与しているが、
外国人だけでなく地元住民からも観光公害に対する苦情が多く寄せられており、政府のその対策に9月から乗り出すと先日発表したが、
このような混雑があると来年の東京五輪が思いやられる。
7年前の国土交通白書の中で、日本の人口減少が加速し、特に地方部では人が住まなくなる地域が2割増加すると推計されているが
一方で東京周辺と名古屋、大阪は増加すると見込まれている。
しかし、その予測は仕事がある東京に外国人が集まり合法、不法問わずに定住することで
予測よりも早くに人口集中問題が顕在化すると考えられる。
それに更に外国人観光客が押し寄せ、予測よりもかなり早く東京の人口集中問題が顕在化すると推測される。
外国人から見て東京という都市は魅力的な都市だから、人が集まりやすいのは理解できるが、
政府は今から東京一極集中問題に対して何らかの対策が必要であると思う。
その方策としては大手企業の本社を東京から離れた周辺県や企業ゆかりの地方に移転することを促進するような優遇措置などの具体策や
外国人が東京などの都会に集まるのは、東京には仕事があり、仕事のための交通手段と地下鉄や電車などが充実しており
合法、非合法問わず在留する外国人が仕事をするうえで便利であるためだと考えられる。
今年4月から外国人労働者受け入れ政策を実施し、それ以前に多くの留学生が途中で学業を放棄して
行方知らずになり不法滞在者となり、違法が野放しな状況になっている問題が報じられた。
彼らのような一旦は地方に来た外国人が向かうところは仕事がある都会が大半と考えられる。
近年は特に都市部での過剰な人口集中は合理性や快適性を追求した結果、
現在は逆に人が暮らすうえで非合理的な環境になりつつあり、それが社会問題である。
まさに過ぎたるは及ばざるがごとしのことわざのとおりだと言える。
日本に合法で在留している東京在住の外国人のコメントでも東京の有名スポットは混雑がひどくいきたくないとの意見が増えてきた。
それは行くと疲れて不愉快な気分になるから当たり前だと思う。
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