2023年08月18日
19回戦@マツダ 広島4−5読売 3点のリードを守れず。島内投手、矢崎投手踏ん張れず逆転負け。振り向けば3位DeNAと2ゲーム差に。
広島 逆転負けで自力優勝の可能性復活せず 守護神・矢崎は4試合連続失点
8/18(金) 21:33配信
デイリースポーツ
9回、勝ち越しを許した矢崎(右)と同点打を許した島内がグラウンドを見つめる(撮影・田中太一)
「広島東洋カープ4−5読売ジャイアンツ」(18日、マツダスタジアム)
広島が逆転負けを喫し、首位・阪神のマジックは28となった。
打線は三回に一挙3得点した。矢野の中前打から好機を広げると、菊池の左前適時打で先制。適時失策で加点すると西川が技ありの右前適時打でリードを広げた。
菊池は「運よくサードの頭を超えてくれて良かった。良い先制点になった」と振り返った。
3−2の七回では1死三塁では、代打・堂林が勝負強さを発揮する中前適時打を放った。
先発した森は粘りの投球で試合を進めた。3−0の五回は、浅野にプロ1号となる左越え2ランを被弾するものの、その後のピンチをピシャリ。1死二、三塁から吉川、坂本を空振り三振に仕留め、5回5安打2失点でマウンドを降りた。
それでも八回に登板した島内が2失点して同点に追いつかれると、九回に矢崎が岡本和に決勝打を許した。守護神は4試合連続失点となった。
勝てる試合を落としてしまいました。今日のような試合を勝ち取っていかないと、逆転優勝はありません。我々ファンにとっても後味の悪い試合になりました。
先発の森投手は2回表、先頭の読売秋広選手に2ベースを打たれましたが、続く読売中田選手、浅野選手、岸田選手を全て内野ゴロに打ち取りました。
今日の打線は、上本選手が足を痛めて登録抹消、小園選手がベンチスタートで、西川選手を3番、松山選手を4番ファースト、矢野選手を7番ショート、大盛選手を8番センターのオーダーを組みました。
読売の先発戸郷投手に対して打線は3回裏に先頭の矢野選手がチーム初のヒット、森投手の送りバントで2アウト2塁から菊池選手がレフト前タイムリーを放ち、1−0と先制しました。さらに野間選手のセンターへの飛球を読売秋広選手とブリンソン選手が交錯して落球し、菊池選手が生還して2−0としました。さらに2アウト2塁から西川選手がライト前タイムリーを放ち、3−0としました。
森投手は5回表、先頭の読売中田選手に2ベースを浴び、続く読売浅野選手にレフトスタンド上段にプロ初本塁打の2ランを浴びて3−2とされました。決して森投手な失投ではなかったと思います。読売浅野選手にうまく(偶然の可能性が高い)打たれた感じでした。なおも矢野選手の失策から1アウト1、3塁のピンチを背負いましたが、読売吉川選手、坂本選手を連続空振り三振に斬って取りました。
森投手は5回76球を投げて5安打、無四球、2失点で降板しました。前回登板はヤクルト打線の餌食になりましたが、今日は先発投手としての責任は果たせたと思います。
6回表は栗林投手が登板し、1アウトから読売秋広選手に四球、中田選手にヒットでつながれ1、2塁となりましたが、読売浅野選手の代打丸選手をセカンドゴロ併殺打に打ち取りました。
7回表はターリー投手が登板し、先頭の読売岸田選手に2ベースを打たれ、続く読売戸郷投手の代打の長野選手を空振り三振、ブリンソン選手をレフトライナーに取り2アウト2塁となります。ここで読売吉川選手にレフト前ヒットを浴びましたが、西川選手が本塁にダイレクト返球して読売岸田選手を封殺して同点を許しませんでした。
直後の7回裏、読売2番手今村投手に対して先頭の矢野選手が四球で出塁。大盛選手の送りバントで1アウト2塁となったところで読売は船迫投手に交代しました。代打堂林選手の打席で読売船迫投手が暴投し、1アウト3塁となり、堂林選手がレフト前にタイムリーを放ち、4−2としました。
しかし、8回表、島内投手が先頭の読売坂本選手に四球を与えました。この四球はかなり痛かったですね。続く読売岡本選手にレフト線に2ベースを浴びてノーアウト2、3塁のピンチを招きました。続く読売秋広選手にピッチャー強襲のタイムリー内野安打を許し4−3。さらに途中出場の読売門脇選手にもタイムリーを浴びて4−4の同点に追いつかれました。ここでの2失点は想定外でした。やはり、イニングの先頭の読売坂本選手に四球を与えてしまったのが悔やまれます。なおノーアウト1、2塁のピンチでしたが、読売丸選手を空振り三振、代打大城選手をライトフライ、台だ梶谷選手にヒットを許し満塁とされましたが、読売ブリンソン選手を空振り三振に仕留めて勝ち越しは許しませんでした。
8回裏、先頭の野間選手がヒット、西川選手の送りバントで1アウト2塁としましたが、松山選手はライトフライ、坂倉選手がヒットで2アウト1、3塁としましたが、代打小園選手はレフトフライに終わりました。
9回表、5番手の矢崎投手が登板しました。しかし、先頭の読売吉川選手に右中間へ3ベースを浴びてノーアウト3塁とされます。続く読売代打中山選手はサードファウルフライに取りましたが、読売岡本選手に左中間へタイムリー2ベースを浴びて4−5と勝ち越されました。
9回裏は読売中川投手の前に3者凡退となり、試合が終わりました。
チームは逆転負けで貯金が8となりました。今日は首位阪神が敗れていたので、カープが勝利していれば阪神の優勝マジックは消えていただけに、残念な敗戦となりました。阪神の優勝へのマジックは28となりました。そして、振り向けば3位DeNAと2ゲーム差、4位読売と3.5ゲーム差に縮まりました。勝ちパターンの投手、ターリー投手、島内投手、矢崎投手が疲れ気味なのが心配です。しかし、残り34試合ですから、なんとか頑張って欲しいですね。
もう後がないカープは必勝体制で臨まなくてはなりません。明日のカープの先発は森下投手です。無双のピッチングに期待しましょう。読売は横川投手です。また左投手です。右打者の活躍に期待です。菊池選手、堂林選手、デビッドソン選手がカギを握りそうです。
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