2024年09月24日
残り9試合、逆転CSへのカギは先発4本柱の出来次第か?
広島 逆転CS進出へ勝負の地元5連戦 初戦の先発は九里「なんとか勝てるような投球を」9月4勝は全てマツダスタジアム 本拠地で再出発
9/24(火) 16:03配信
デイリースポーツ
キャッチボールを行う九里
広島の九里亜蓮投手が24日、先発する25日・ヤクルト戦(マツダ)に向けて最終調整を行った。チームは現在4位で3位・DeNAを0・5差で追う。優勝の可能性はなくなったが、本拠地5連戦で巻き返し、逆転でのCS進出を狙う。
秋めいてきた柔らかな日差しの下、九里は同い年の大瀬良とキャッチボールを行うなどして調整。「やっぱり投げた試合で負けるというのは悔しいですし、なんとか勝てるようなピッチングをしたいと思います」と意気込んだ。
前回登板の18日・ヤクルト戦は六回途中7安打5失点9敗目を喫した。中6日で再び相まみえるのは、強力ツバメ打線。リベンジには絶好の機会ではあるが、右腕は「変にそれを思い過ぎてしまって力んでしまっても自分の性格上、悪い方向に行ってしまうと思う。まずはしっかり前回は先頭へのフォアボールだったり、そういうところで点を与えてしまったところがあったので、そういうところをしっかりやっていきながら、1つ1つのアウトを積み重ねていければと思います」と平常心を貫いた。
チームは首位として迎えた9月で、ここまで4勝16敗。記録的なペースで黒星が積み上がっており、優勝の可能性は完全消滅し、4位にまで転落してしまった。希望を挙げるとしたら9月の4勝は全てマツダスタジアムでの試合。さらには九里も今季、本拠地で5勝4敗ながら、防御率1・93で安定した成績を残している。失った流れを地元で引き戻し、CS進出を果たしたい。
まさか、9月下旬に入って、カープが優勝争いから脱落している状況になっているとは…。ドリヨシも、全国津々浦々のカープファンの皆さんも想像していなかったと思います。
9月に入って4勝16敗という、信じられない大失速で、首位から一気に4位に転落しました。現在3位DeNAとのゲーム差はわずか0.5です。優勝の可能性は完全消滅しましたが、まだクライマックスシリーズ進出の可能性は残っています。今季は残り9試合ですが、カープが逆転CS進出を果たすためには、先発4本柱の九里投手、大瀬良投手、森下投手、床田投手がどれだけ踏ん張れるかにかかっています。
しかし、9月の大失速中は、この4本柱のピッチャーが不甲斐ない内容で、かなり失点を重ねてしまい、ゲームを作る事が出来ていません。ドリヨシ的には、この4人のピッチャーはそろって疲弊していて、安定した内容は期待出来ない可能性が高いと思っています。とは言え、8月までは踏ん張ってゲームを作ってきた訳ですから、とにかく5回までは全力で投げてほしいと思います。そして、危ないと感じた時には、5回まで行ってなくても、早く交代させるべきだと思います。
その分、中継ぎ投手陣に負担をかける事になるかもしれませんが、残り9試合ですから、なんとか頑張って欲しいと思います。
残り9試合、明日のヤクルト戦は九里投手、あさって26日のヤクルト戦は床田投手、27日の阪神戦は大瀬良投手、28日の読売戦はアドゥワ投手、29日の中日戦は森下投手、10月1日のDeNA戦は九里投手、2日のヤクルト戦は床田投手、3日のヤクルト戦は大瀬良投手、5日のヤクルト戦は森下投手がそれぞれ先発するものと思いますが、4本柱が先発する試合は8試合です。なので先発4本柱にシーズン最後の最後に踏ん張ってもらって、勝ちを呼び込んで欲しいのですが、4人共に疲弊しているのが心配です。
ピッチャーの話ばかりですが、打線もかなり深刻です。どれだけ割り切って打撃に入っていけるかだと思います。野球は点取りゲームですから、あらゆる攻めを駆使して、得点を積み重ねていかなくてはなりません。10日後には、カープがCS進出か否かが決定していると思います。