2024年02月27日
春季キャンプ打ち上げ!新井監督「100点」と評価!
沖縄キャンプ 堂林翔太が手締め「優勝・日本一、ぼくたちなら必ずやれます」 森下暢仁は新球スライダーでキャリアハイ成績を 床田寛樹「中心として…」広島カープ
2/27(火) 18:22配信
RCC中国放送
中国放送
石田充 アナウンサー
広島カープが2月15日からキャンプをきょう27日まで13日間行った、こちら沖縄の海です。中日のキャンプ地になります北谷の海です。中日とは先週金曜日、オープン戦を戦ってカープは10点取った、すばらしい戦いを見せてくれました。
そして、南の方へカメラが向いて、東の高速道路を通っていきますと、いろんなスポーツ施設があります。カープのキャンプ地でもあります、白い屋根・スタンドがあるのが、「コザしんきんスタジアム」(沖縄市)ということになります。
今回、わたしはこの沖縄キャンプの全日程を近くで取材させていただいたんですけれども、新井貴浩 監督がさきほどのインタビューの後に言っていたのが、「点数をつけるなら100点満点で何点ですか?」という問いに対して「100点」と表情も柔らかく言ってくださったんです。本当に充実の13日間という、あのスタジアムでの鍛錬の日々ということになりました。
新井監督は、ふだんから手のことを「家族」と言います。今回、1軍のキャンプは、41人の選手が帯同してきました。やっぱり、過去にないぐらい若い選手が多かったなという印象の1軍キャンプでした。1軍出場がまだないという、3年目の 木翔斗 選手であったり、高卒4年目の 二俣翔一 選手もいました。二俣選手はもう「次は大学4年生がドラフトで入ってくるので、今から危機感なんです」と口にしながら、でも、しっかりと結果を残してきて、しっかりと現状、1軍に帯同していると。本当に充実の家族の底上げができたんではないかなという印象のこの沖縄キャンプになっています。
選手たちはもう球場を後にしたんですけれども、撮れたての声があります。
■選手会長から感謝とゲキ!
広島カープ 堂林翔太 選手(沖縄キャンプ手締めあいさつ)
「みなさん、1か月のキャンプ、お疲れさまでした。みなさんのおかげで無事にキャンプを終了することができました。ありがとうございました。これから広島に戻り、オープン戦、シーズンへと本格的に入っていきます。監督・コーチ・選手・球場スタッフ全員が力を合わせて心を合わせて一丸となって1年間、戦っていきましょう。そして、6年ぶりのリーグ優勝、40年ぶりの日本一を勝ち取りましょう。ぼくたちなら必ずやれます。それでは、1本締めで締めたいと思います。お手を拝借。いょー」
■新球スライダーで自身、最高成績を目指す
広島カープ 森下暢仁 投手
― キャンプ、1か月お疲れさまでした。どのような時間に?
「本当、充実したいい時間になりました」
― 特にこのキャンプでやりたいことは?
「昨年、なかなかボールが投げられなかったので、しっかりとボールを投げて、ピッチングにつなげていけたらなと思ってやっていました」
― 1年前のキャンプは右ひじの手術明け。比べて今のコンディションは?
「自分の中でもいいコンディションでいろんなことができているので、今は本当、すごくいいなと思っています」
― ブルペンでまっすぐ・変化球、それぞれの手応えは?
「今のところ、本当に順調に来ているので、これを継続して、もう少し強度を上げていったりとかできたらいいなと思っています」
― 前田健太 投手から教わったスライダーの手応えは?
「いや、まだオープン戦があるので、そこでいろいろ試しながらやっていきたいと思います」
― おととい、この球場でシート打撃に登板。バッターに投げて、いかが?
「本当、こうやって試合の中で投げて、これから行くので、その中でまたいろんなことを感じられると思いますし、やってみて、いろんなことを感じてシーズンに入っていけたらなと思っています」
― キャンプでは大分の後輩、ドラフト1位の 常廣羽也斗 投手ともコミュニケーションをとる時間があったと思いますが?
「元気がありますし、いろんな…。だいぶもう、たぶん1か月で慣れてきていると思うので、これからしっかりと準備して、一緒にローテに回る日が来たらいいなと思っています」
― 開幕の前に日の丸を背負って練習試合。侍での試合に向けては?
「投げる機会もそんなに多くないと思うので、出番があるところでいいパフォーマンスを出せたらなと思います」
― 他球団の選手とこういったことを聞いてみたいというのは?
「特にそこまで考えてないですけど、なかなかそういう機会もないのでいろんな感じることがあると思うので、いろんなことを感じながら充実した日にしたいなと思います」
― 開幕までおよそ1か月。どういったプランを描いている?
「もう実戦が入ってきて、実戦で投げてみてしか感じられることがないと思うので、そこで投げながらいろんなことを感じて、シーズンで同じようなミスだったり、そういうことをなくして入っていけたらいいなと思います」
― プロ5年目のシーズンが始まります。どういった1年に?
「本当に優勝したいと思っていますし、チームがいい結果で終わるのが一番だと思うので、その中でチームの力になれたらいいなと思っています」
― 具体的にこういう成績を残したいというのは?
「もうローテ守って、キャリアハイの成績を残せたらなと思います」
― 広島からたくさんのファンの方が応援していると思います。メッセージを。
「しっかりといい準備をして開幕を迎えられるようにがんばりたいと思います。応援、よろしくお願いします」
■自分が中心となって優勝・日本一へ
広島カープ 床田寛樹 投手
― キャンプはどういう時間に?
「自分のやりたいこともやれましたし、すごくいい時間が過ごせたかなと思います」
― ことしのキャンプは調整を任されてやってきたが、どういうことを意識?
「まずは変化球をしっかりと磨くっていうのと、また、大きなけがをしないっていうことを目標にやっていました」
― 変化球という話があったが、チェンジアップなど手応えは?
「投げるたびによくなってきているので、これから実戦に入ってくるので、そこで
もう1個上げていけたらいいかなと思います」
― どのあたりが特によかった?
「チェンジアップに関しては、こういう空振りしてほしいなみたいなので、空振ってくれたりとかしたので、あとはもう少しストライクの確率を上げていければいいかなと思います」
― キャンプはいろんなチームメイトと過ごせる貴重な時間だが?
「そうですね。ふだん、遠征にみんなが行くというのはなかなかないので、こういう期間でみんなでご飯を食べたりとか、ルーキーとしゃべったりとかできたので、すごくいい時間ができたかなと思います」
― 今後は実戦。どんどんオープン戦に入ってくるが、登板に向けた思いは?
「この前のシート(打撃)で出た課題をしっかりとつぶして、次、また試合で投げて、収穫と課題をまた見つけて、どんどんつぶしていければいいかなと思います」
― 出た課題とは具体的に?
「ストライクの確率ですかね。球自体はそんなに悪くはなかったので、確率だけ上げていければいいかなと思います。
― オープン戦が終われば、すぐ開幕戦。あと1か月、大事な時間になるが?
「ことし、初めて自分の好きなようにやっていっていいとは言われたので、自分のやりたいこともやりますけど、そのぶん責任もすごく大きくなると思うので、しっかりと責任を持って、自分のやれることを精いっぱいやれればいいかなと思います」
― 去年は2位で、さらに一つ上を目指すシリーズになる。床田投手の役割は?
「やっぱり優勝して日本一になる中で自分が中心としてやっていきたいなとはすごく思います」
― シーズンに向けての意気込みは?
「けがなく、去年、1回…、2回か抹消もあったので、そういうのはことしはなくして、1年間、ローテーションで回り続けるようにしたいなと思います」
中国放送
今月1日から日南と沖縄で行われた春季キャンプも、今日で打ち上げとなりました。
このキャンプでは、し烈な外野手争いが注目されましたが、若手選手がしっかりアピールしていました。中でも注目されていたのは高卒3年目の田村選手です。持ち味の打撃でアピールしましたね。ロッテとの練習試合では先制2ランを放つなど、今季にかける思いが伝わってきます。田村選手は来月行われる侍ジャパンの強化試合のメンバーとして選出されています。強化試合に出場するからには、しっかり結果を残して、再びカープの1軍に合流して欲しいですね。
もう1人、久保選手も負けずとアピールしていました、課題であった打撃力も少しずつアップしているようです。打撃力さえ向上すれば、走攻守そろった素晴らしい外野手になりそうな予感がします。カープのレジェンド、緒方孝市氏のようになれば最高ですね。
他にも若手野手の底上げが確実に出来ているようで、新井監督も手応えを感じているようです。
投手陣は主力級の投手は順調な調整をしてきました。開幕投手の九里投手や床田投手、森下投手は実戦にはまだ登板がありませんが、出力を上げてきています。大瀬良投手は手術明けという事もあり、無理することなく、じっくり調整を進めてきました。ドリヨシ的には今季中盤からしっかり頑張ってくれればいいと思っています。
リリーフ陣も順調にきています。中でも栗林投手はストレートに手応えを感じており、「自分としては結構満足」とコメントしています。
キャンプ終盤で開幕1軍をアピールしたのは高卒3年目の高木選手です。今季初めて1軍キャンプスタートを勝ち取ったキャッチャーです。おとといの日本ハムとのオープン戦では8番キャッチャーとしてフル出場し、打っては2安打、守備では盗塁阻止を披露しました。新井監督は高木選手について「打ってよし、止めてよし、刺してよし。すごくいいものを見せてくれたと思います」とコメントしました。
さあ、3月に入るとオープン戦が本格的になります。徐々に主力級の選手が出場してきますので、レギュラーポジション争いの若手選手はさらなるアピールが必要になります。開幕1軍の切符をかけてのし烈な争いに、若鯉達は必死です。
2024年02月26日
大瀬良投手が術後対打者初登板!レイノルズ選手練習に復帰!九里投手、床田投手がシート打撃に登板し順調な仕上がり!
カープ沖縄キャンプ 大瀬良投手、右ひじ手術後初めてバッターと対戦「やりたいことは十二分にできた」
2/26(月) 17:51配信
テレビ新広島
TSSテレビ新広島
カープです。沖縄キャンプも残すところあと2日。主力選手たちの調整も終盤に入ってきています。
26日と、27日を残すのみとなった沖縄キャンプ。汗ばむ陽気が続いていた沖縄ですが、26日は小雨も降る肌寒い中、練習がスタートしました。
野手では左肩の違和感で18日の練習試合を欠場、別メニューが続いていたレイノルズが全体練習に復帰しました。
午前中に行われた投内連携やノックにも参加すると、久しぶりのチームメイトとの練習に笑顔を見せる場面も。
ランチ特打でも柵越えを放つなど万全の状態をアピールしました。
【レイノルズ選手】
「肩の違和感もあったが、順調。どんどん仕上げてきたい。これからが楽しみ」
そして去年10月に右ひじを手術した大瀬良は、「キャンプでここまでこれたら」と目安にしていたシート打撃に登板。術後初めてバッターに対しました。
堂林との対戦では力強いストレートで空振りを奪い、追い込むとストレートを続けて4球連続のファール。
最後はフォークで三振にとり、手術の影響を感じさせない上々のピッチングを見せました。
【大瀬良大地 投手】
「まっすぐで空振りもファールもとれた。思ったより投げられている。やりたいことは十二分にできた」
その大瀬良から開幕投手を引き継いだ九里もこのキャンプ初めてシート打撃に登板しました。
打者11人に対しヒット6本と課題は出たものの新球種も試したという九里。
その詳しい内容については伏せたものの、開幕マウンドに向け、新たな挑戦も続けながら調整を行っていきます。
【九里亜蓮 投手】
「まっすぐに重きをおいてやってきたので、まっすぐに関しては変わらず投げられた。変化球は狙ったところにいかなかったり、投げにいくときの動作が早くなったり、甘く入ったり、そういうところがあった。しっかり結果を求めて、自分の意図したボールを投げられるようにやっていければと思っています。」
<スタジオ>
【TSS野球解説者・山内泰幸さん】
「大瀬良投手、投球内容はまったく気にしなくていい。これまで術後トレーナーとのリハビリがうまくいった証拠。確認したいのはあす起きてからの肘の状態。そこが確認できれば良いと思う」
広島ニュースTSS
昨秋に右肘の手術を受けた大瀬良投手が、術後初めて打者に投げて、順調な回復ぶりを見せました。実戦形式のシート打撃に登板し、打者4人に計23球を投げて、堂林選手から空振り三振を奪うなど、安打性の当たりは許しませんでした。右肘の手術は今季の開幕から逆算して受けており、プラン通りに進んでいます。ドリヨシ的には、絶対に無理にして欲しくありません。焦らず、じっくり出力を上げて行ってくれればいいと思います。シーズン後半は大瀬良投手の力が絶対必要になりますので、その時にMAXでピッチングできるように調整してほしいですね。
左肩の違和感で、別メニューで調整していたレイノルズ選手が練習に復帰しました。今日はシート打撃に参加し、3打席で2安打を放ちました。大瀬良投手には見逃し三振を喫しましたが、九里投手からはレフト前ヒット、床田投手からはレフト線に2ベースを放ちました。「いい当たりもあったし、感覚も良かったので、全体的にいい1日になった」と復調をアピールしていました。ドリヨシ的には、レイノルズ選手はどちらかと言えば守備専門の選手だと思っていましたが、打撃力もなかなかのものがあるかもしれません。3月からオープン戦も本格的になりますので、レイノルズ選手が実戦でどれだけ通用するか、注目ですね。
今日のシート打撃に、開幕投手に指名された九里投手と、左腕の床田投手がそれぞれ2度目の登板をしました。
九里投手は打者11人に6安打を許しましたが、「プラン通りにきていると思うので、あとは状態を上げていくだけ。自分の中では順調にきている」とコメントしました。
床田投手は打者12人に対して、3安打を許しました。チェンジアップと左打者へのインコースのスライダーを試しました。「左の内となれば、ツーシームを頭に入れてくると思う。逆にくる球(スライダー)があればいいなと思って投げた」と狙いを明かしました。
九里投手も床田投手も順調のようで、今季もしっかり投げてくれそうです。大瀬良投手はじっくり調整を進めてくれればいいと思います。開幕は九里投手、床田投手、森下投手の3本柱に、森投手、黒原投手、玉村投手、アドゥワ投手らの若手投手から調子のいいピッチャーを起用しながらローテーションを回していけば、先発投手陣は盤石のものになると思います。
明日は春季キャンプ打ち上げになります。広島に戻って3月1日からの楽天とのオープン戦に備えることになります。若手選手、外国人選手のレギュラーポジション争いはますますし烈になります。
2024年02月22日
明日のオープン戦初戦に備え益田投手や中村貴浩選手が休日返上で練習!
カープ あすからオープン戦 先発の益田投手や中村貴浩選手 初戦に向け休日返上で練習
2/22(木) 17:34配信
テレビ新広島
TSSテレビ新広島
ライクスポーツカープです。
春季キャンプは第5クールが終わり22日は休日。
23日からのオープン戦に向け若手選手たちが休日返上で練習を行いました。
カープの春季キャンプもラストスパート。
休日の22日、朝から姿を見せたのは中村貴浩でした。
マシンを相手に黙々とバッティング練習。
「何かをつかんで終わりたかった」とおよそ1時間半、バットを振り続けました。
【中村貴浩選手】
「きょう練習したことも試合で出せるようにやっていくという感じです」
そして23日先発の益田もキャッチボールなどで調整。
オープン戦の初陣をきります。
【益田武尚投手】
「最後しっかり新井監督にアピールできるように自分の明日の100%を出せるようにやれたらいいかなと思います」
広島ニュースTSS
「球春到来」いよいよ明日からオープン戦が始まります。明日の初戦(北谷での中日戦)に備えて、益田投手や中村貴浩選手らが休日返上で練習に励みました。
明日の先発予定の益田投手はピッチングフォームをオーバースローから昨季の秋季キャンプからスリークォーターに変更し、この春のキャンプは初日から150キロを計測するなど仕上がりの良さをアピールしていました。今年初の対外試合登板となった17日のロッテとの練習試合では、中継ぎで登板して2回ノーヒットで無失点と結果も残しました。
首脳陣は益田投手は先発と中継ぎ共に適性があると見ており、チーム状況によっては開幕ローテーション入りの可能性もあります。オープン戦初戦の先発を決めた新井監督は「ブルペンでも実戦でもいい球を投げている。こちらはそういう評価をしています。」とコメントしています。明日の益田投手のピッチングに注目です。
野手では、中村貴浩選手がコザしんきんスタジアムの屋内練習場で2時間かけてマシン打撃を続けました。「自分の中では『これかな』と思えるまでやりたかった」とコメント。
中村貴浩選手は昨季途中に育成契約から支配下登録になり、この春のキャンプでは外野の定位置を狙います。侍ジャパンに選ばれたライバルの田村選手の評価が高まる中、21日のDeNAとの練習試合では3打数ノーヒットでした。中村貴浩選手は「当てるのは得意なので、ボール球に当たってしまう。バットを止めるためにも、打撃の『間』が必要」とコメントしています。とにかく結果を求めて、必死にもがいている中村貴浩選手です。
シーズン開幕まであと36日です。1軍生き残りをかけて若鯉達はアピールするために一生懸命です。疲れもたまってきていると思いますが、頑張り時です。ケガだけはしないように気をつけて欲しいですね。
2024年02月20日
主力投手がシート打撃で圧巻のピッチング!田中選手は2安打1打点と順調な仕上がり!
カープ沖縄キャンプあと1週間 開幕投手 九里と森下が 圧巻の投球 田中広輔は2安打1打点と順調
2/20(火) 17:27配信
テレビ新広島
TSSテレビ新広島
ライクスポーツ、カープです。
カープの春季キャンプは20日から第5クール。
2日間のみと短いこのクールですが、選手たちは21日から続く対外試合を見据えた練習を行いました。
今月1日から始まったキャンプも、いよいよ残り1週間。
今日は実戦を想定したメニューが午前中から行われました。
まずバッティングピッチャーとしてマウンドに上がったのは九里。
プロ11年目で自身初の開幕投手に決まった九里は、新外国人のシャイナーなど打者5人と対戦。アウトは全てフライで奪うなど、25球を投げました。
来月末に控える開幕のマウンドに向け、しっかりと照準を合わせます。
シート打撃で圧巻の投球を見せたのは森下でした。
打者8人に対し35球を投じ、許したヒットは内野安打1本のみ。
直球・変化球ともに冴えわたるピッチングで、今後予想される実戦登板へ視界良好です。
今日最後に登板したのは栗林。
WBCがあった昨シーズンとは異なりじっくりと調整を続けている栗林は、打者5人と対戦し、三振を1つ奪うなど、こちらも順調な仕上がりを見せています。
【栗林 良吏 投手】
「昨シーズン苦しんだフォークがあれだけワンバウンドも振ってもらえたので、また低めにも集まっていたし、そのようなところは良かった。ストレートがもう少しいけたらというのはあるけど、焦るのが駄目だと思ってキャンプにきているので、焦らずに今のペースのままキャンプを終えられたらと思う」
一方、その栗林から唯一ヒットを放ったのは11年目の田中広輔。
1ストライクからの2球目を捉え、レフト前にはじき返すと。
新外国人投手・ハッチとの対戦ではこの当たり。
左中間へのタイムリーツーベースを放ち、シート打撃で2安打1打点。
去年、印象的な活躍で復活を遂げたベテランが、キャンプ終盤でも躍動しています。
【田中 広輔 選手】
「調整を任されている部分もあるので、その中では充実した今のところ順調にキャンプは過ごせている。1日1日悔いの残らないように長いシーズンをしっかり見すえながら取り組んでいきたい」
<スタジオ>
気になるのはドラフト1位の常廣投手ですよね。以前、東光寺球場では投げていたんですが、またそこから調整が始まり、20日、常廣投手、キャッチボールを再開したということなんですね。少しずつ段階を踏んでいって、状態も良くなっているというふうに感じるんですが、新井監督は1軍に慣れさせることが目的なので焦っていないということなんですね。
広島ニュースTSS
残すところ、春季キャンプもあと1週間で終わります。23日からはオープン戦もスタートしますので、いよいよ実戦が本格的になってきます。
今日は九里投手、森下投手、床田投手、栗林投手と主力投手がマウンドに上がりました。
シート打撃前には、開幕投手の九里投手が初めて打者と対戦し、打者の反応を見ながら、新たなフォームな歩幅を狭くした動きの仕上がりを確認していました。3月29日の開幕に向けて順調のようです。
絶対的守護神としての活躍を誓う栗林投手は、このキャンプ初の実戦登板でした。打者5人に対し、13球、被安打1、1奪三振とこちらも順調な仕上がりを見せました。
森下投手も圧巻のピッチングで、打者8人に対して35球数を投げて、被安打は内野安打の1本のみでした。野球解説者の山崎隆造氏によると、マエケンから伝授してもらったスライダーを今日も試してみたそうで、受けた坂倉選手によると、見せ球、もしくは次の球の伏線として使えるのかなという手応えがあったようです。とのこと。
野手では新外国人のシャイナー選手が状態を上げてきています。シート打撃で床田投手と対戦し、センターへコンパクトなバッティングでヒットを放ちました。
そして、ベテランの域に入ってきた田中選手が元気です。新外国人投手のハッチ投手から左中間へ2ベースを放つと、栗林投手と対戦した第3打席では、3塁線を破るヒットを放ちました。この沖縄キャンプでベテランも負けじと輝きを放っています。
ブルペンでは、明日のDeNAとの練習試合に備えて、登板予定のルーキー2投手が調整しました。ドラフト2位ルーキーの高投手は、広陵高時代に同級生だった河野投手と並んでのピッチングでした。まだ納得のいく球を投げることができないという左腕ですが、状態をもう一段上げていこうと腕を振りました。
最後にブルペンに入ったドラフト3位ルーキーの滝田投手は、変化球を交えながら41球と軽めのピッチングで明日に備えました。
明日はホームでDeNAとの練習試合です。今季開幕戦の相手です。練習試合とはいえ、DeNAにカープは苦手だという意識を植え付けたいですね。
2024年02月19日
新外国人のハッチ投手が休日返上で明日のシート打撃に準備!
【広島】新外国人ハッチ休日返上「課題を明日取り組んでいけたら」20日シート打撃登板に備える
2/19(月) 18:10配信
日刊スポーツ
シート打撃に登板する広島ハッチ(2024年2月16日撮影)
広島 トーマス・ハッチ
先発候補の広島新外国人トーマス・ハッチ投手(29=パイレーツ)が休日を返上して、20日のシート打撃登板に備えた。
16日のシート打撃登板では、最速152キロを計測。力で押す投球が見られた。
「今の状態はいいので、前回のシートでできなかった課題を明日のシートで取り組んでいけたらなと思う」。新井貴浩監督も認める勤勉さで、打者を相手にした2度目の登板に向けて万全を期した。
カープの新外国人投手の2人のうち、ハッチ投手が即戦力として起用出来そうな雰囲気が漂っています。
ハッチ投手は16日に行われたシート打撃に登板して、順調な仕上がりを見せていました。MAX152キロのストレートと、武器であるチェンジアップのコンビネーションで三振を奪う場面もありました。制球力の高さも披露し、活躍を予感させました。新井監督も高評価でした。
広島のキャンプを視察した野球評論家の金村暁氏が「掘り出し物」とハッチ投手を評価しています。
金村暁氏によると、「これはいい投手だな」と思わず見入ってしまったのがハッチ投手でした。メジャー通算21試合で3勝と華々しい実績はありませんが、投手としての完全度は非常に高いものを感じました。
185センチ、88キロからゆったりとしたフォームで放たれる各球種はともに制球が安定しています。私が見たブルペン投球(15日)は7割くらいの力加減で20球程度でしたが、ストレート、チェンジアップ、カットボール、ツーシームはどれも制球に苦しむことはないという印象でした。とのこと。
即戦力として期待されていたドラ1ルーキーの常廣投手の調整が遅れている中、ハッチ投手が先発ローテーションの一角を担う可能性も出てきました。明日2回目のシート打撃登板となりますが、明日の内容次第では、対外試合に早めに登板する機会が与えられるものと思います。
もう1人の新外国人投手のハーン投手ですが、ハッチ投手に負けてはいられないところです。野球解説者の天谷宗一郎氏によると、「左の中継ぎ陣が不足と言われている中の救世主」になれるんじゃないかと思うくらい、すばらしいボールを投げていました。ストレートの質、そしてスライダーも内・外としっかり投げ分けることが出来ていました。とのこと。
1軍の舞台で活躍する「ハーン&ハッチ」を是非見てみたいですね。
2024年02月16日
投手陣順調な仕上がり!田村選手らが居残り特打!
「思ったより出力あった。ここから徐々に」島内颯太郎 快調 ことしも期待の広島カープ 投手陣 週末は練習試合へ “機動力野球” 磨く
2/16(金) 20:42配信
RCC中国放送
中国放送
広島カープの沖縄キャンプ、2日目。
小宅世人 アナウンサー
期待の投手陣たちが投げ込んでいたブルペンです。16日は、コザしんきんスタジアムに広島カープの練習を見るため、735人のお客さんが詰めかけたということで盛り上がっていました。
前日とは打って変わって日差しはなく、肌寒さを感じる風が吹いた沖縄キャンプ2日目ー。メイングラウンドでは、“開幕投手” 候補のピッチャーたちが、野手と守りの連携を深めました。その後、床田寛樹 と 森下暢仁 の2人は、沖縄では初のブルペン入りしました。
午後からは紅白戦に近い実戦、シート打撃が行われました。ベールを脱いだのが、新外国人の右ピッチャー、ハッチ。打者7人に投げ、ヒット性の当たりは2本。スピードのみならず、制球力の高さも光ります。
また、去年、最優秀中継ぎ投手に輝いた 島内颯太郎 は、キャンプ初の実戦形式のマウンドでした。打者5人に投げ、ヒット性は1本、こちらも順調な仕上がりを見せました。
実際にスタンドで見ていても島内投手のボールは走っていました。さっき、実際に島内投手とシートバッティングで対戦した 矢野雅哉 選手に話を聞いたんです。「外から見て、まっすぐは早いなと思ったんだけど、バッターボックス入ると、ベース板の上でのボールの強さっていうのをやっぱり感じた」っていう話をしていました。そんな島内投手の “撮れたてホヤホヤ” のインタビューがあります。
広島カープ 島内颯太郎 投手
― キャンプ初バッターに対して
「思ったよりも出力もありましたし、中でもいいボール・悪いボールってのはちょっとはっきりしていたので、そこはまた今後の対バッターだったり、ブルペンでしっかり詰めていかないといけないところだなと思います。まっすぐにしても、高めのつり球も抜けていましたし、チェンジアップも低めに集めたいところが少し高めに抜けていたりと、逆にちょっと課題が多かったんですけど、それがわかってよかったなとは思っています」
― 昨シーズン初めてタイトルを獲って迎える今季。ここまでの調整は?
「まず、対バッターに投げられたことが大きいと思いますし、ここから徐々にもっともっと自分のボールが投げられるように調整していかないといけないと思いますし、そこを任されていると思うので、ここからまた上げていきたいなと思っています。ことしも勝ちパターンで投げたいなっていう気持ちはあるので、また、そこを目指して、チームの優勝というのが一番だと思うので、そこの一員になれたらいいなと思っています」
小宅世人 アナウンサー
いろんなピッチャーがシーズンに向けて準備を行っていく中できょう、このブルペンで一番注目を集めたのが、侍ジャパン選出の 森下暢仁 投手でした。この柵のところがお客さんから見えるスペースになるんですが、ぎっしりで身を乗り出して、「森下くーん!」というふうに手を振っている様子もありました。
16日、森下投手は55球ほど変化球を交えながら投げたんですが、最初はブルペンキャッチャーの方をひざ立ちにした状態で投げていました。最初から低めに投げようとすると、ボールに力が加わらないということで、ひざ立ちの状態でまずは高めのボールからしっかりと調整を行ったうえで本腰の投球をしたということなんです。
その55球を受けたブルペンキャッチャーの話です。前田健太 投手から教わったスライダーを今、調整中という森下投手について「本来、使っていたカットボールよりも非常に変化量が多くて、横になめらかに滑っていくような変化が魅力。これが完成したら、バッターとしては怖いボールになるんじゃないか」とそんな話をしていました。
いろんなピッチャーが躍動した16日、わたしが注目したポイントです。シートバッティングなんですが、基本的に1塁にランナーを置いた状態で行われました。
ピッチャーのボールがワンバウンドしようものならランナー、スタート。走ってセカンドを狙うわけです。ピッチャーにすきがあり次第、スタートして2塁を狙う、そんな姿が見られました。
昨シーズン、新井カープになってから機動力が目立ちました。盗塁数はセ・リーグ2位の78と、それだけ機動力野球が染みついたチームにはなってきました。ヒットが生まれると、1塁ランナーにいた 林晃汰 選手が2塁を回って3塁を目指していくと。この場面はアウトになったんですが、積極的な走塁が目立ちました。このような積極的な走塁で3塁を目指す。こういったところも新鮮です。やはり来シーズンの機動力野球も楽しみになってくるんです。伊東さん、いかがでしょうか?
伊東平 アナウンサー
はい。野球の取材はだいぶ充実していますけど、“筋肉” 取材が全然…
青山高治 キャスター
(笑)あれはもう終わったんです。
伊東平 アナウンサー
終わったんですか。日南キャンプ限定だったんですね。小宅さん、今回、走塁面もありましたけれど、新井貴浩 監督のきょうの動きはどうでしたか?
小宅世人 アナウンサー
新井監督は非常に熱心に選手たちの姿を見ていまして、練習が終わった後も 坂倉将吾 選手、田村俊介 選手や 林晃汰 選手の居残りバッティングをしっかりケージの外に立って見つめている姿もありました。「ギリギリまで誰がメンバーに滑り込むかわからない。そういった中でやっぱり選手を選んでいくのも難しいけど、見ていて、おもしろいです」と、そんな話もしていました。
伊東平 アナウンサー
木村さんは気になる選手は?
コメンテーター 木村雅俊 さん(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
日南キャンプでちょっと緊張していた 高太一 投手のことが気になっているんですけど、どうでしょうか?
小宅世人 アナウンサー
ルーキーの高投手、きのう、ブルペンで投げ込んでいたんですが、ここまでの課題として「左バッターのインコースにボールを投げ込むことができない」という話をしていたんですが、きょうのシートバッティングではしっかりと左バッターのインコースに投げ込むことができていました。そして、審判がいる中で投球をしていて、「アマチュアのときよりもやっぱりストライクゾーンの枠がせまいな」というふうに感じているそうです。そういったところも調整しながらやっていかなければいけないと本人は話していました。
伊東平 アナウンサー
たくさんの取材、ありがとうございました。週末は練習試合もあるので楽しみにしたいと思います。
中国放送
対外試合を目前に、投手陣も野手陣も熱を帯びてきました。
昨シーズンセ・リーグの最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した島内投手がこのキャンプ初の実戦形式のマウンドに立ちました。打者5人に投げて、ヒット性1本に抑えて、順調な仕上がりを見せています。とはいえ、島内投手自身、高めの釣り球が抜けたり、チェンジアップが高めに行くなど、細かな課題はまだ残っているようです。
そして、今日良かったのが新外国人投手のハッチ投手です。シート打撃に登板して、打者7人に対してヒット性2本に抑えました。ハッチ投手はストレートに威力があります。外国人投手は、ストレートに威力がある場合は、制球力に課題がある傾向がありますが、ハッチ投手は制球力が安定しています。対外試合に向けて、良いアピールになったのではないでしょうか。
ドラフト2位ルーキーの高投手もシート打撃に登板しました。前回は左打者のインコースに投げ込む事が出来ず、課題を残す形になりましたが、今日はそのインコースに投げ込めていたので、高投手自身も自信が持てたと思います。しかし、本文にもありますが、プロ野球のストライクゾーンがアマチュアの時より狭くなっていると感じたようです。より制球力に磨きをかけなくてはなりません。
侍ジャパンに選出された森下投手はブルペンで55球を投げました。新しい球種のスライダーを混じえてのピッチングだったようです。カットボールよりも変化量が大きい曲がりをするので、このスライダーがしっくり来れば、森下投手は今季二桁勝利は間違いないと思います。
練習メニューが終わった後は、坂倉選手、田村選手や林選手が居残り特打に臨んでいました。坂倉選手はバッティングフォームを少し改造しているそうで、フォーム固めに必死なのかもしれません。田村選手と林選手は1軍生き残りのために必死です。特に外野手争いはし烈です。今の時点で、それだけレベルの底上げが出来ているかなと思います。
さて、明日はロッテとの練習試合があります。若手選手がどんな活躍を見せてくれるか、楽しみですね。
2024年02月15日
沖縄2次キャンプスタート!九里投手が120球の投げ込み!
【広島】開幕投手候補の九里亜蓮がブルペンで120球アピール投球「状態がいい」新井監督
2/15(木) 19:06配信
日刊スポーツ
ブルペンで投げ込む広島九里(撮影・前田充)
広島開幕投手候補の九里亜蓮投手がブルペンで今キャンプ最多120球を投げた。
「1回は100球を超えた球数は投げようとイメージしていたので、プラン通り」。歩幅を狭めたフォームに取り組み、昨季までの6・5〜7足分から「5足と4分の3。6足いかないぐらい」に狭めた。自身初の開幕投手へアピール投球に、新井監督は「昨年のこの時期よりはるかに状態がいいようにこちらは見ています」と目を細めた。
九里投手がこのキャンプで最多の120球を投げました。九里投手は以前より歩幅を狭めたピッチングフォームにして、より力のこもった球を投げる事が出来ているようです。
九里投手はオフにメジャーの選手が通う「ドライブライン・ベースボール」で自身のピッチングフォームを解析した結果、投げる際の歩幅を短くすれば、より安定した、力のあるピッチングが出来るという結果を得て、新フォームを固めてきました。
九里投手は開幕投手の筆頭として他の先発候補のピッチャーより一歩リードしている感じです。ドリヨシ的にも、開幕投手は九里投手に任せるのが一番だと思います。今季は新たに進化した九里投手を見ることが出来そうです。
2024年02月14日
2軍スタートから7人の選手が1軍沖縄キャンプに帯同へ!
2軍スタートから沖縄切符を手にしたのは7人 常廣羽也斗、ハッチ&ハーン 広島カープ 若鯉を天谷宗一郎さんがチェック 黒原拓未 好アピール “右の長距離砲&脚力” の久保修も高評価
2/13(火) 16:32配信
RCC中国放送
中国放送
石田充 アナウンサー
広島カープは、このあと、沖縄に1軍は舞台を移すんですが、1軍のキャンプメンバーが発表されました。2軍スタートだった中で1軍切符をつかんだのが、こちらの7人です。
沖縄キャンプ 1軍
常廣羽也斗、塹江敦哉、トーマス・ハッチ、テイラー・ハーン、韮澤雄也、中村奨成、二俣翔一 の7人(2軍スタートから)を含む41選手
ドラフト1位の 常廣羽也斗 投手。さらには紅白戦でアピールした 中村奨成 選手も1軍切符をつかみました。
田村友里 キャスター
ここから、また、し烈な争いが繰り広げられるわけですね。
石田充 アナウンサー
そうなんです。では、日南キャンプにいるRCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんの視察リポートです。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
こちら、天谷です。ご存じのとおり、きょうはスタジオからではなく、天福球場(宮崎・日南市)からお届けしています。日南キャンプは残すところ、あと1日になりました。
■常廣羽也斗 投手
第3クールに入ってドラフト1位ルーキー・常廣投手が合流しました。「大学生No.1」といわれていたところが随所に見えていたと思います。“球の強さ” 、多少ばらつきはあったんですけれども、それを続けない “修正能力の高さ” も見せてもらいました。
■滝田一希 投手
ドラフト3位ルーキーの 滝田一希 投手も非常におもしろい存在なのではないかと見ていて、思いました。“躍動感のある投球フォーム” で、バッターからしてもすごく嫌だと思います。“ストレートも多少のばらつきはあったんですけれども力強さ” を感じました。そして、“スライダーも同じ軌道を描かない” 。これはバッターからしたらすごく嫌。フォークとチェンジアップも低めに集め切れていたと思います。
■トーマス・ハッチ 投手
ハッチ投手は、“総合力の高い” ピッチャーなのではないかなと感じました。ストレートも力強い。変化球も低めに集まっている。ストレートは、なんていうんだろう、きれいなフォーシームもあったんですけれども、“ナチュラルに動く、非常にやっかいなボール” というのが印象的でした。
■テイラー・ハーン 投手
ハーン投手は、去年、ターリー投手が移籍してしまい、“左の中継ぎ陣が不足といわれている中での救世主” になれるんじゃないかと思うぐらい、すばらしいボールを投げていました。“ストレートの質” 、そして “スライダーも内・外としっかりと投げ分ける” ことができていました。
■ 黒原拓未 投手
10日(土)に投げた 黒原拓未 投手が、非常にいいアピールをしたのではないかと思っています。去年までは “セットポジションからの投球でしたが、今シーズンは振りかぶって投げる” ことによってテンポ・リズムが生まれていたように感じます。力強いボールを投げていましたし、バッターに対して支配していたんじゃないかなと思います。これからいいアピールを続けていってほしいです。
■久保修 選手
たくさんの選手がアピールした紅白戦、野手の方では、やはり 久保 修 選手に注目したいと思います。2試合で計5本のヒット。しっかりととらえている。その中でミスショットは非常に少ない印象でした。
紅白戦 10日 2安打 11日 3安打
キャンプインのときには一緒に自主トレを行っていた 山田哲人 選手のようなバッティングフォームでしたけれども、このクールから “打撃フォームをコンパクトに” している。それがいい方向に向かっていると思います。
西川龍馬 選手が抜けた外野手の一角を「右の長距離砲」、そして「足も使える」久保選手が奪い取ると、チームにいい流れ・躍動感が出てくるのではないかと思います。
14日(水)には沖縄に移動します。サバイバルがより激しくなりますが、選手たちがどのようなアピールをしてくれるのか、わたし自身も非常に楽しみです。がんばれ、若鯉!
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
中国放送
15日からの沖縄2次キャンプには、41人の選手が参加することになりました。そのうち、2軍からは7人の選手が沖縄に帯同することになりました。
ドラ1ルーキーの常廣投手は、ルーキーシーズンの森下投手とかぶる所があります。さすが大学生ナンバーワン投手ですね。球威、制球力も抜群です。
ドラ3ルーキーの滝田投手は、変化球のスライダーのキレが良いみたいです。そのスライダーにもクセがあり、投げるたびに曲がり方が違うという特徴があるようです。相手打者にとっては厄介な球になりそうですが、あとは制球力だと思います。
新外国人投手のハッチ投手はストレートにかなり球威がありそうです。さらにストレートが微妙に動くので、これまた相手打者にとっては厄介な球になりそうです。制球力もありますので、即戦力には十分なるかと思います。
もう1人のハーン投手も、制球力が良く、ストレートとスライダーのコンビネーションも抜群のようです。解説者の天谷宗一郎さんも言われているように、中継ぎ左腕の救世主になる存在になりそうです。
黒原投手は昨年秋のキャンプから調子を上げてきました。10日の紅白戦でも好投を見せて、首脳陣に素晴らしいアピールをしました。あとは対外試合でどんなピッチングをするのか、楽しみです。
久保選手はこのキャンプは文句なしの結果を残しています。紅白戦2試合で5安打を放ち、守備でも華麗なプレーを披露して、首脳陣をうならせています。開幕1軍の切符も現実味を帯びてきました。
沖縄2次キャンプからは実戦形式が増えてきます。
今週の土曜日はロッテと、日曜日は阪神と練習試合をします。特に若手選手がこの練習試合でどのような活躍を見せてくれるのか、楽しみです。
2024年02月12日
ドラ2の高投手とドラ3の滝田投手が初のシート打撃に登板!
【広島】ドラ2高太一&ドラ3滝田一希、プロ入り後初のシート打撃に登板「課題がいっぱい」
2/12(月) 18:01配信
日刊スポーツ
シート打撃に登板した広島ドラフト2位の高(撮影・加藤孝規)
広島ドラフト2位の高太一(22=大商大)と同3位の滝田一希(22=星槎国際大)の両左腕が、プロ入り後初の実戦形式となるシート打撃に登板した。
高は内田、矢野を打ち取るも、田中には一塁強襲の二塁打を浴びるなど打者4人に対して安打性1本、1四球。「正直良くはなかった。(次回は)左打者の内角を使った配球ができるような投球をみせたい」。滝田は打者5人に対して安打性3本、1四球で「課題がいっぱい見つかった。残りの期間で克服できるように」と気を引き締めた。
何もかもが初めてのルーキーにとっては、毎日が緊張の連続だと思います。今日は高投手と滝田投手が初のシート打撃に登板しました。
高投手は打者4人に対して安打性が1本と1四球でした。滝田投手は打者5人に対して安打性3本と1四球でした。2人共本来の調子ではなかったようですが、新人投手にはできるだけ多くの登板機会を与えて、緊張感を少しずつ解消しつつ、本来の調子でピッチングできるようになって欲しいですね。
2人共に沖縄2次キャンプ行きを決めましたが、実戦形式がどんどん増えで来る中で、開幕1軍の切符をつかむためにがむしゃらに頑張って欲しいと思います。
宇草選手がシート打撃で猛アピール!
【広島】5年目・宇草孔基「全部ひっくり返してやる気持ち」シート打撃“マルチ安打”猛アピール
2/12(月) 18:09配信
日刊スポーツ
シート打撃で安打を放った広島宇草(撮影・加藤孝規)
広島5年目の宇草孔基外野手が“マルチ安打”で猛アピールした。
ファームから1軍の練習に参加し、シート打撃に参戦。大道から二遊間への内野安打を放つと、滝田からは右前打をマーク。杉田相手には痛烈な打球を好捕され投直に終わったが、存在感をみせつけた。
15日からの1軍沖縄2次キャンプメンバーには選ばれなかったが、外野手争いに向け「もう絶対結果出して、全部ひっくり返してやるぐらいの気持ちでやりたい」と強い決意をにじませた。
宇草選手はもう5年目のシーズンになるんですね。まさにもう後がないくらいの覚悟で臨んでいます。
シート打撃の1打席目に大道投手のストレートを弾き返してセカンドへの内野安打とすると、ドラ3の滝田投手から痛烈なライト前ヒットを放ち、3打数2安打とアピールに成功しました。
4年目ね昨季は、初めて1軍出場なしに終わりました。西川選手のオリックス移籍で熱を帯びる外野のポジション争いは、田村選手や中村貴浩選手、久保選手ら若手選手が1軍で存在感を高めている中、宇草選手も対抗心を燃やしています。
宇草選手にももちろん1軍出場のチャンスはありますので、日南でしっかり結果を残して沖縄に呼ばれるように頑張って欲しいと思います。