2020年02月26日
春季キャンプ打ち上げ!野手陣生き残りかけたアピール充実も、投手陣に課題残る。
広島打ち上げ、投手陣低調も監督「まだ3週間ある」
2/26(水) 14:34配信
広島佐々岡監督(中央)から監督賞を授与される高橋樹(撮影・栗木一考)
広島佐々岡真司監督(52)率いる新生カープが26日、沖縄・コザしんきんスタジアムで行っていた春季キャンプを打ち上げた。
指揮官は「日南からスタートして、初日から期待と不安がある中で26日間、本当に充実した良いキャンプができたかなと思います」と監督として迎える初めての春季キャンプを振り返った。
キャンプ終盤のオープン戦3連戦では攻撃陣が計30得点を挙げた一方で、投手陣が計16失点を喫するなど、課題を残した。若手投手陣について指揮官は「期待していた分、なかなか調子が上がってないということで少し残念ではありましたけど、まだ3週間ありますから、ここからしっかりそれぞれ頑張ってほしい」と巻き返しに期待した。
出場機会を増やす目的もあり、矢崎拓也投手(25)、薮田和樹投手(27)、アドゥワ誠投手(21)、ドラフト5位の石原貴規(ともき)捕手(22=天理大)の4選手が、27日から宮崎・日南で行われている2軍春季キャンプに合流する。
終わってみればあっという間でした。2月1日からスタートした春季キャンプも、今日打ち上げました。一言で言えば、打高投低だったこのキャンプでした。
野手陣はポジション争いがし烈です。決まっているのはキャッチャー、セカンド、ライトの3つだけで、残るポジションを多くの選手が競い合っています。ファーストは松山選手が腰痛で離脱したため、安部選手と堂林選手が争っていますし、ショートは田中広輔選手と小園選手の一騎討ちです。またサードは小窪選手、メヒア選手、ピレラ選手が争っています。さらに外野手は、西川選手、野間選手、高橋大樹選手、長野選手、正随選手、宇草選手と激戦区になっています。さらに言えば、ユーティリティープレーヤー争いに、上本選手、曽根選手、三好選手が加わって、末恐ろしい状況となっています。今週末からオープン戦が本格的になる中で、選手をふるいにかけなくてはなりません。首脳陣としては嬉しい悲鳴ですね。
問題なのは投手陣です。先発投手陣6人を挙げると、大瀬良投手、ジョンソン投手が軸となり、続いて床田投手、九里投手、そしてルーキーの森下投手と、5人まではほぼ確定でしょうが、6人目のピッチャーが誰になるのかというところでしょうね。この6人目争いに、遠藤投手、薮田投手、アドゥワ投手あたりが頑張っていますが、今の所は遠藤投手が有力でしょうか。ストレートの伸びが戻ってきましたし、大きく崩れないタイプなので、先発には持ってこいだと思います。ただ、大瀬良投手、床田投手、九里投手も状態が抜群に良い訳ではないので、これから実戦を積む中で、どれだけギアが上げられるか注目です。
リリーフ陣も混沌としています。今調子がいいのは、一岡投手、菊池保則投手、高橋樹也投手、新外国人のDJ・ジョンソン投手とスコット投手くらいではないかと思います。今村投手や中田投手が1軍にいないのが残念でなりませんし、セットアッパーで活躍したフランスア投手が今一つなのも気がかりです。新外国人の2人が、カープリリーフ陣の救世主になるかもしれません。いずれにせよ、投手陣全体の底上げは図っていきたいところですね。
さて、今週末からオープン戦が本格的になります。ただ、新型コロナウイルス対策として、3月15日のオープン戦最終戦までは無観客試合で行う事になりました。我々ファンはテレビを通じての応援になりますが、実戦を通して選手の皆さんがどれだけ力を発揮出来るか注目していきたいですね。
2020年02月25日
遠藤投手、薮田投手がシート打撃で好投!
広島遠藤シート打撃4回0封「やっと自分の感覚に」
2/25(火) 21:05配信
シート打撃に登板した遠藤(撮影・栗木一考)
広島遠藤淳志投手がシート打撃で快投した。実戦を想定した流れで行われ、打者15人に対し被安打は2本。4回無失点の内容で最速は145キロを記録した。
今春キャンプの途中から2段モーションに戻した。リリースの位置を安定させる意識で取り組んだという遠藤は「真っすぐでしっかりと押せた。やっと自分の感覚に近づいてきた」と納得の表情。佐々岡監督は「球の力も出てきているかな。沖縄に来て上がってきているかなという印象です」と評価した。
広島薮田シート打撃3回無失点 佐々岡監督もホッ
2/25(火) 21:05配信
広島薮田和樹投手が復活の兆しを見せた。シート打撃に登板し、最速148キロの力強い直球に、カーブで緩急をつけた投球で、3イニングを2安打無失点。
「ずっと課題だった真っすぐでストライクを取ることができた。(指の)かかりもよかったですし、自分が思った力のバランスで投げることができた」。佐々岡監督は「球の強さがあったというのが一番今日はよかった」とホッとした様子。17年に15勝を挙げた右腕が調子を上げてきた。
心配な投手陣の中で、今日は明るいニュースです。
遠藤投手はストレートの伸びが戻ってきた感じがあります。少々甘い球でも、ストレートの威力で相手バッターを押し込むのが良い時の遠藤投手ですが、今日はそんなピッチングが出来ていたようです。先の自主トレではソフトバンクの「千賀塾」をきっかけに、二段モーションを封印していましたが、キャンプ中調子が上がらず、再び二段モーションを解禁して良くなってきました。先発ローテーションに入れるかどうか、遠藤投手は当落上ですから、次回の実戦登板に注目です。
薮田投手も、ストレートに威力が戻ってきました。ストレートの威力が増せば、変化球とのコンビネーションが冴えることになります。昨年までの薮田投手は投げた球に伸びがなく、バッターの手元で失速するイメージがありました。まさに打ち頃になった訳です。今日になって、ストレートに威力が出て来たのは大きいですね。再び先発ローテーション入りに名乗りを上げそうですね。薮田投手も次回の実戦登板が楽しみです。
2020年02月21日
床田投手、ドラ1森下投手が休日返上で練習!明日のオープン戦登板に備える!
広島床田「結果も内容も出さないと」22日登板予定
2/21(金) 19:07配信
キャッチボールする床田(撮影・栗木一考)
調整が遅れる広島床田寛樹が休日を返上した。2回1失点の16日中日との練習試合から中5日で22日に登板予定。実戦だけでなくブルペンでも納得の投球ができていないだけに「結果も内容も出さないといけない」と表情を引き締めた。
ただ、ブルペン捕手などから「考えすぎでは」という声もあり「いい意味でテキトーに投げたい」とテンポのいい投球を心がける。
広島森下が初対外試合0封へ「力出せれば」3回予定
2/21(金) 17:34配信
燕打線斬りでデビュー戦0封じゃ! 広島のドラフト1位森下暢仁投手(22=明大)が21日、初めての対外試合となる22日ヤクルトとのオープン戦(浦添)に向け、休日返上で沖縄・コザしんきんスタジアムで汗を流した。当日は先発で3イニングを投げる予定。注目の即戦力右腕がいよいよベールを脱ぐ。
◇ ◇ ◇
沖縄の日差しが照りつけるグラウンドにさっそうと現れた森下は、終始リラックスした表情だった。「体を動かしておこうかなという感じできました」。ウオーミングアップと最長約50メートルの距離でキャッチボールを実施し、約1時間汗を流した。「当日になればまた変わると思うんですけど、今は全然気にすることなくやってます」。プロ初めての対外試合を翌日に控えながらも、平静を保った。
ここまで順調に段階を踏んできた。18日初登板したシート打撃では最速150キロの直球と縦に曲がるカーブなどを武器に、チームの主力打者を手玉に取った。14人を相手に許した安打は鈴木誠に浴びた右前へのポテンヒットのみ。オープン戦の開幕投手を託した佐々岡監督は「ここまで順調にきている。投球も実力通りというか、本当に楽しみなところを見せてくれている。その中でどういう投球をするのか期待したい」とデビュー戦を心待ちにした。
ヤクルトは同一リーグなだけに、これから何度も対戦することになる相手。「初めての対外試合なので、しっかり結果を残すことと、今できる自分の持っている力を出せればいいかなと思います」。手の内を隠すことなく、全力で立ち向かう覚悟だ。明大時代も神宮を本拠地に構えるヤクルト戦を見る機会はなく、テレビで観戦した程度。「プロ野球選手たちと(試合を)やるなという感じです」とさわやかに笑った。
ここまで抜群の安定感で首脳陣、他球団のスコアラーを驚かせてきた右腕。1つずつ着実にステップアップを果たしてきたが「今までは味方に投げているだけだったので、これからの方が大事になってくる。次の結果が大事だと思います。目標は無失点? そうですね」と引き締めた。即戦力右腕の力を示す時が来た。【古財稜明】
ヤクルト高津監督(広島森下との対戦へ)「(攻略など)あまりそういう目では見てないが、新戦力のすごく大事な1人。もっと登板が重なって対戦する時はもっと深いところまで観察して研究していく。相手投手ですが、すごく楽しみにしている」
床田投手ですが、ブルペンキャッチャーが考え過ぎではと言っているようですが、ドリヨシもそう思います。
床田投手は結構ナーバスな一面を持っているようで、負の考えが始まると、そのスパイラルにはまってしまう傾向がありそうです。
昨年のようなピッチングを心がければ、二桁は勝てる力のあるピッチャーですから、もう少し考えを大胆にして、大船に乗ったつもりでバッターと勝負すれば、結果はついてくると思います。
明日のピッチングに注目です。
そして、いよいよ森下投手が初の対外試合登板になります。
今の森下投手の胸中はどんなでしょうか。日南の一次キャンプから、評価は上がりっぱなしですね。
スピンの効いたキレのあるストレートと、コーナーに決まる変化球のコンビネーションは素晴らしいものがあります。
本文にもありますが、明日の対戦相手のヤクルトは同一リーグですから、今季幾度となく戦う訳で、そういう意味からも明日の森下投手のピッチングはかなり重要になります。
とにかく、結果を恐れずに、持てる力を出しきる3イニングにして欲しいと思います。
2020年02月20日
岡田投手は今季覚醒するのか?
【広島】岡田、納得のブルペン56球…剛速球生かすカーブ手応え「全部勝負球」
2/20(木) 13:10配信
ブルペンで56球を投球した岡田
広島の沖縄2次キャンプ第4クール最終日の20日、岡田明丈投手(26)が56球のブルペン投球を行った。
真っ青の空にパーンという小気味よい音がこだまする。「全部勝負球だと思って投げないと」と背番号17。昨季まであまり投げなかったカーブなど、持ち球すべてを投げ込んだ。横山投手コーチからも「フォークがすごくいい感じ」と絶賛された。
昨季は0勝に終わったこともあり、今季から本格的に中継ぎに転向する。22日のヤクルトとのオープン戦(浦添)に帯同するが「投げる機会があれば打者のタイミングをずらす投球をしたい。だからカーブを使っていきたいですね」。最速155キロの剛速球に緩いカーブを織り交ぜ、無敵のセットアッパーに変身する。
報知新聞社
昨年の岡田投手のピッチングを見ると、投げることに恐怖を感じているのではないかと思うほど、自信のなさを露呈してました。再生するにはかなりの時間が必要かと思っていましたが、この春のキャンプでは、岡田投手の評価が上がってきています。
なんと言っても岡田投手は速くて重いストレートです。150キロを越えて、ズシッとくるストレートは、甘く入ったとしても相手打者を押し込んでいます。この春のキャンプでは、ストレートの威力は健在ですが、変化球がかなりいいアクセントになっているようです。
本文にもありますが、横山投手コーチが、フォークのキレがいいと言わせるほど、落差が大きいようですし、カーブも決まっています。
22日のヤクルトとのオープン戦で、おそらく試合終盤での登板があると思われますが、どのようなピッチングを展開するか、楽しみです。フランスア投手が不調である中、岡田投手が救世主になるかもしれません。
2020年02月18日
森下投手が初のシート打撃登板で好投!
【広島】森下、初のシート打撃 打者14人に投げ、わずか1安打
2/18(火) 13:07配信
ブルペンで投球練習をする森下暢仁((カメラ・馬場秀則 )
広島の森下暢仁投手(22)が18日、初のシート打撃に登板した。
打者14人に投げ、鈴木誠也外野手(25)の右前打のみのわずか1安打に抑えた。
中日の岩田スコアラーは「大きく抜けることもない。あれだけバッターが捉えられていないので、(球が)キレていることは間違いない」と話した。
報知新聞社
広島・ドラ1森下が初シート打撃で好投 打者14人に1安打「強い球を投げられた」
2/18(火) 13:56配信
「広島春季キャンプ」(18日、沖縄)
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が18日、初のシート打撃に登板した。
速球を軸に変化球を織り交ぜながら打者14人に投げ、1安打で抑える好投を見せた。
森下は「バッターの反応を見ることを意識して投げました。強い球を投げられたので良かったと思う」と笑顔を浮かべた。
打者14人を相手に、ヒットは鈴木誠也選手の1本のみは素晴らしいですね。持ち前のストレートはスピンの効いたキレのある球だけに、時折混ぜる変化球が効果的なんでしょうね。他チームのスコアラーも偵察に来ているようですが、森下投手に対しては好評価のようです。
キャンプ休日は、それこそ休日返上で、エースの大瀬良投手から変化球の握りやプロでのピッチングのノウハウなどを教わっていました。森下投手は吸収も速いですし、かなりクレバーな感じがしました。
あとは実戦でどのようなピッチングを披露してくれるのか、楽しみでなりません。
2020年02月13日
沖縄二次キャンプスタート!森下投手が2回目のフリー打撃に登板!
【広島】沖縄で2次キャンプがスタート 佐々岡監督「V奪還を…」
2/13(木) 10:07配信
練習前の歓迎式で花束を受け取る広島の(左から)田中広輔、佐々岡真司監督、鈴木清明球団本部長
広島が13日、沖縄・コザしんきんスタジアムで2次キャンプを開始した。練習前には歓迎式が開かれ、沖縄県などから果実や飲料水が贈呈。昨季は4位に終わり、セ・リーグ4連覇を逃しただけに、就任1年目の佐々岡監督は「今年こそ期待に応えられるようにV奪還、日本一を目指して頑張ります」と決意を新たにした。2次キャンプは26日まで行われる。
報知新聞社
広島・ドラ1森下 鈴木、長野ら相手にフリー打撃登板
2/13(木) 14:45配信
「広島春季キャンプ」(13日、沖縄)
沖縄2次キャンプがスタート。ドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=が8日の日南キャンプ以来となる2回目のフリー打撃に登板した。
鈴木誠やピレラなどを相手に速球を主体に計50球を投げ込んだ。安打性の当たりは10本。実践を想定しながら、クイックで投げるなど汗を流した。持ち前の直球で時には鈴木誠を詰まらせる場面もあり、順調な仕上がりをアピールした。
なお、2軍キャンプで調整していた長野久義外野手(35)が合流。森下から8スイング中、4本の安打性の当たりを放つなど合流初日から存在感を示した。
いよいよ実戦形式が主になる沖縄二次キャンプがスタートしました。今日はドラ1の森下投手がフリー打撃に登板しました。
50球を投げたということですが、今日もほとんどストレートを投げたようです。被打率は2割ですから、なかなかの出来ではないでしょうか。おそらく、横山コーチや澤崎コーチと話をして、球種と球数を決めて投げているのかなと思います。
森下投手は次回は対外試合の登板になるのでしょうか?いずれにせよ、実戦でのピッチングが楽しみです。
なお、沖縄二次キャンプ期間中の対外試合は、
練習試合
2月14日(金) ロッテ(沖縄13:00)
15日(土) 阪神(宜野座13:00)
16日(日) 中日(北谷13:00)
19日(水) 日本ハム(名護13:00)
オープン戦
22日(土) ヤクルト(浦添13:00)
23日(日) 阪神(沖縄13:00)
24日(月) 読売(那覇13:00)
です。練習試合は若手選手中心に、オープン戦に入ると総力で対戦する予定らしいです。
2020年02月12日
ドラ1森下投手が休日返上で調整!
広島森下が大瀬良助言で休日返上調整「持ち球確認」
2/12(水) 18:49配信
休日返上で球場を訪れキャッチボールなどで汗を流した広島大瀬良(右)と森下(撮影・上田博志)
広島森下暢仁投手がエースとコラボした。初実戦となるシート打撃を翌日に控え、大瀬良から「体を動かしておいた方がいい」と助言を受けて休日返上で調整。
「持ち球全てを確認します。これからは結果が全て。結果を出せるように取り組んでいきたい」。カーブ、カットボール、チェンジアップの変化球を解禁し、2次キャンプで本格化する先発争いへギアを上げる。
森下投手は明日シート打撃に登板します。今まではストレート一本でピッチングをしてきましたが、いよいよ変化球も解禁する予定だそうです。
ストレートはスピンの効いた質の良さがありますが、これにキレのある変化球が混ざって来ると、相手打者がどんな反応をするのか楽しみです。
カープの若手投手の出来が今一つの中で、森下投手への期待はますます高くなってきています。
遠藤投手、山口投手が1軍生き残れるか?
広島・遠藤&山口 サバイバル練習試合3連戦 14〜16日「生き残りを懸けた試合」
2/12(水) 9:00配信
キャッチボールをする山口(左)と遠藤
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
広島の佐々岡真司監督(52)が、14〜16日に行われる練習試合について「選手を減らす対象にする。生き残りを懸けた試合」と明言。アピール不足と感じた若鯉を、2軍に降格させることを示唆した。
開幕ローテ入りを狙う2人にとってはラストチャンスだ。遠藤は14日のロッテ戦(コザ)に先発し、山口は16日の中日戦(北谷)で中継ぎ登板する。いずれも日南では内容、結果とも乏しかっただけに、危機感は強い。
遠藤は「死に物狂いでやる」と意気込み、山口も「はい上がる」と力を込めた。日南の終盤では、フォームを修正するなどして球に力強さが戻りつつある。指揮官が昨秋キャンプから期待を寄せるだけに応えたい。
遠藤投手、山口投手は1軍のローテーション入りを期待されていますが、日南キャンプでは結果が残せませんでした。
2人共に先日の紅白戦では、納得のいくピッチングが出来ず、1軍生き残りに黄色信号が点滅しています。
ドリヨシ的には、遠藤投手は昨年中継ぎで活躍してくれましたが、登板過多で疲れがたまっている印象があります。なので、今季はケア中心のシーズンになるのかなと思います。山口投手は昨年プロ初先発で初勝利し、鮮烈なデビューを果たしましたが、ドリヨシはこの勝利がかえって山口投手がプロの世界を甘く見てしまっているような気がしてなりません。
もちろん、練習試合で良い結果が出れば、それに越したことはないのですが、悪い結果が出て、日南に強制送還されたとしても、ドリヨシは悲観的には思わないです。
遠藤投手も山口投手もまだ若いですから、もっと沢山失敗して、成功の糧を作って欲しい思いもあります。2人にはうまいピッチングというか、結果を求めるピッチングではなく、自分らしさを思い切り出したピッチングをして欲しいと思います。
2020年02月11日
1軍日南一次キャンプ打ち上げ!
広島が1次キャンプを打ち上げ 大瀬良「より一体感を持っていきましょう」
2/11(火) 13:44配信
日南キャンプの締めのあいさつをする広島・大瀬良大地=日南(撮影・山口登)
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
1次キャンプを打ち上げた。練習後、選手やスタッフがグラウンドに集まり、手締めのあいさつは大瀬良が務めた。
エースは「皆さまの協力のおかげで充実した日南キャンプを過ごすことができました。ありがとうございました。より一体感を持ってみんなで力を合わせ頑張っていきましょう!」と意気込みを口にし、一本締めを行った。1軍は11日中に沖縄入りし、13日に2次キャンプを開始。新政権の佐々岡監督の下、V奪還を目指していく。
あっという間に日南キャンプが終わりましたね。今年は開幕が早いだけに、これからますます速く展開するんでしょうね。
この日南キャンプの印象は、野手陣は順調に仕上がってきており、特に外野手はし烈なポジション争いの中、高いレベルで競い合っています。内野も、ショートやサードのポジション争いがあります。それだけに、各選手の打力がしっかりして来ている感じがしました。
一方、投手陣の仕上がりは少し遅くなっている感じがしました。日南キャンプでは主に若手投手が打撃投手や紅白戦で起用されていますが、ドラフト1位ルーキーの森下投手の評価が素晴らしいですね。間違いなく1軍の先発ローテーションに入るでしょう。反面、山口投手や遠藤投手などの若手投手が今一つのようです。薮田投手や岡田投手も復活が期待されてますが…。
あさってからは沖縄で二次キャンプがスタートします。いよいよ対外試合が入ってきます。この沖縄キャンプの期間中で1軍メンバーが決まります。ドリヨシは何度も言ってますが、ケガだけはしないように、そして、新型コロナウイルスに感染しないように、しっかりケアしながら頑張って欲しいです。
2020年02月10日
昨日に続いて紅白戦!高橋大樹選手、正随選手に本塁打!
正随、高橋大樹に1発 誠也2の0/広島紅白戦詳細
2/10(月) 14:59配信
広島鈴木誠也(2020年2月5日撮影)
<広島紅白戦:紅組2−5白組>◇10日◇天福球場
広島紅白戦は特別ルールの4イニング制で行われ、両軍打者10人で実施された。
紅組0200
白組0401X
【本】正随(紅)高橋大(白)
<1回表>
1番田中広 右前打
2番堂林 一ゴロ
3番西川 二ゴロ
4番鈴木誠 遊ゴロ
<1回裏>
1番野間 中飛
2番宇草 一ゴロ
3番会沢 中前打
4番松山 中飛
<2回表>
5番ピレラ 遊撃への内野安打
6番安部 遊ゴロ
7番正随 1死二塁から右翼越えの2ランで先制
8番石原貴 四球
9番曽根 石原貴が盗塁失敗で2死。曽根は遊ゴロ
<2回裏>
5番坂倉 中前打
6番小園 右中間への二塁打
7番メヒア 無死二、三塁から左前への同点2点適時打
8番高橋大 無死一塁から左翼越えの勝ち越し2ラン
9番三好 二飛
10番上本 三塁への内野安打
1番野間 二塁への併殺打
<3回表>
白組先発のアドゥワに代わり、岡田が登板
10番中村奨 二飛
1番田中広 一ゴロ
2番堂林 四球
3番西川 右飛
<3回裏>
紅組先発の薮田に代わり、一岡が登板
2番宇草 投ゴロ
3番会沢 二邪飛
4番松山 空振り三振
<4回表>
4番鈴木誠 遊ゴロ
5番ピレラ 三ゴロ
6番安部 二ゴロ
<4回裏>
5番坂倉 捕邪飛
6番小園 右前打
7番メヒア 小園が二盗を決め、暴投で三塁へ。メヒアは四球
8番高橋大 1死一、三塁から右翼への犠飛で5点目
9番三好 二ゴロで試合終了
5−2で白組の勝利
【スタメン】
<紅組:先攻>
1番 遊撃 田中広
2番 一塁 堂林
3番 中堅 西川
4番 右翼 鈴木誠
5番 三塁 ピレラ
6番 DH 安部
7番 左翼 正随
8番 捕手 石原貴
9番 二塁 曽根
10番 DH 中村奨
先発投手 薮田
<白組:後攻>
1番 中堅 野間
2番 右翼 宇草
3番 DH 会沢
4番 一塁 松山
5番 捕手 坂倉
6番 遊撃 小園
7番 DH メヒア
8番 左翼 高橋大
9番 三塁 三好
10番 二塁 上本
先発投手 アドゥワ
今日も昨日に続いて紅白戦が行われました。今日は4イニングで対戦しましたが、高橋大樹選手と正随選手がホームランを放ち、沖縄の二次キャンプに向けてアピールしました。
高橋大樹選手は2回、ノーアウト1塁の場面で、薮田投手からレフトスタンドへ2ランを放ちました。高橋選手は先日のシート打撃でもアドゥワ投手からホームランを放っており、持ち前の長打力が発揮されつつあります。
正随選手は2回、1アウト2塁の場面で、アドゥワ投手からライトスタンドへ2ランを放ちました。元々正随選手は長打力があり、その片鱗を覗かせていますが、右方向へも長打が打てるのは大したものですね。
高橋大樹選手も正随選手も外野手なので、1軍の外野手争いはさらにし烈になってきますね。ライトは鈴木誠也選手で確定ですが、レフトとセンターが決まっていません。この2つのポジションを西川選手、長野選手、野間選手、正随選手、高橋大樹選手、松山選手(ファーストの可能性あり)らで争うことになります。沖縄の二次キャンプと対外試合で当落が決まりそうですね。
今日の紅白戦では、小園選手が右中間への2ベースとライト前ヒットの2安打と元気がいいです。田中広輔選手とのショートのポジション争いも凄まじいです。田中選手も今日はヒットを放っています。ドリヨシ的には守備力で田中選手が一枚上だと思いますが、油断はできない状況でしょうね。
外国人野手の1軍枠の争いにも目が離せません。今日はメヒア選手が2回にレフト前へ2点タイムリーを放っていますし、新外国人のピレラ選手も内野安打を打っています。おそらく1軍の外国人野手の枠は1つになると思われるので、事実上この2人が開幕直前まで争うことになるでしょう。
さて、1軍の日南キャンプも明日で打ち上げになります。その後は沖縄に移動して二次キャンプがスタートします。実戦形式がどんどん増えて来て、選手の皆さんのポジション争いはさらに大変な事になりそうです。とにかくケガなく過ごしてもらいたいですね。