2024年04月25日
4回戦@神宮 広島8−9東京ヤクルト(9回サヨナラ) 一時4点ビハインドを逆転もリリーフ陣踏ん張れずサヨナラ負け。ハッチ投手6失点の大誤算。再び借金生活へ。
【広島】一時4点差逆転も痛恨サヨナラ負け…3位浮上も貯金生活も黒原拓未プロ1勝も全て消えた
4/25(木) 22:01配信
スポーツ報知
2回6失点のハッチ(カメラ・清水 武)
◆JERAセ・リーグ ヤクルト9×−8広島(25日・神宮)
広島は、一時4点差を逆転しながら、痛恨のサヨナラ負けを喫した。
1点リードの8回、島内が踏ん張れなかった。先頭・長岡に二塁打を浴び、1死三塁から代打・川端の左前適時打で同点に追い付かれた。9回は守護神・栗林が1死からサンタナにサヨナラ弾を浴びた。栗林は、今季初登板の3月31日のDeNA戦(横浜)こそ1安打されたが、その試合から、この日の村上まで26者連続で一人の出塁も許さない投球を見せていたが、今季初黒星を喫した。
すべてがフイになった。2回にはプロ初スタメンの21歳・二俣がプロ1号ソロ。先発・ハッチは2回6失点KOされたが、3回から登板した黒原が、3イニングを無失点。4回に自身でもプロ初安打の適時三塁打を放ち、6回に自身の代打・秋山が勝ち越し打を放ち、一時はプロ初勝利の権利も手にしていた。
2分けを挟んだ今季最長の連勝は「4」でストップ。勝てば、4月4日以来の貯金1だったが、再び借金生活に突入した。
報知新聞社
両チーム13安打ずつの乱打戦は、痛恨のサヨナラ負けとなりました。元々先発のハッチ投手が大乱調であった事と、中崎投手の暴投(ドリヨシ的には坂倉選手のセービングミスだと思います)の1失点が響く形になりました。
スタメンは1番センター上本選手、2番セカンド菊池選手、3番ライト野間選手、4番ファースト堂林選手、5番サード小園選手、6番キャッチャー坂倉選手、7番レフト二俣選手(プロ初スタメン)、8番ショート矢野選手、9番ピッチャーハッチ投手のオーダーを組みました。
ヤクルトの先発の高橋投手に対して1回表、上本選手がセンター前ヒット、ヤクルト高橋投手の暴投でノーアウト2塁に。菊池選手のセカンドゴロで1アウト3塁とすると野間選手がライトへタイムリーを弾き返し1点を先制しました。
先発のハッチ投手は今季3度目の登板で、試合前まで0勝2敗、防御率4.09でした。1回裏2アウトからヤクルトオスナにヒット、村上選手に四球で1、2塁とされましたがサンタナ選手をセンターフライに打ち取りました。
2回表の攻撃で2アウトから21歳の二俣選手がヤクルト高橋投手のスライダーを強振し、レフトスタンドへプロ初の1号ソロを放り込み2−0としました。二俣選手はプロ6打席目での初アーチとなりました。
ハッチ投手は直後の2回裏1アウトからヤクルト長岡選手に2ベース、中村選手に死球、高橋投手のバントをハッチ投手が1塁へ怠慢送球し内野安打となり1アウト満塁のピンチを招きました。ハッチ投手のバント処理はあまりにもお粗末でした。自分で自分の首を締める形になり、見ていて情けなさを感じました。
続くヤクルト塩見選手にレフトへ、丸山選手はサード内野安打と連続でタイムリーを浴び、2−2の同点に追いつかれました。続くヤクルトオスナ選手にレフトスタンドへ5号満塁弾を叩き込まれ、一挙に2−6と点差を広げられました。
ハッチ投手は2回で42球、6安打2四死球0奪三振の6失点(自責6)で降板しました。ドリヨシから見ても腹立たしい内容でした。次回登板はおそらくないと思います。1軍の舞台で投げる資格はないのではないでしょうか。
打線は3回1アウト1塁から菊池選手がレフトスタンドへ1号2ランを放り込み、4−6としました。逆転された直後に2点返す事が出来たのは大きかったですね。
3回裏は2番手の黒原投手がヤクルト山田選手と長岡選手に連打、中村選手に送りバントを決められ1アウト2、3塁でヤクルト高橋投手を見逃し三振、塩見選手をセンターフライに抑えました。
4回表の攻撃で2アウトから矢野選手が四球で出塁、黒原投手がレフトへ打球を飛ばすとヤクルトサンタナ選手が照明でボールを見失い、プロ初安打のタイムリー3ベースとなり5−6。さらに上本選手の死球で2死1、3塁から菊池選手がショートへのタイムリー内野安打を放ち、6−6の同点に追いつきました。
黒原投手は4、5回を抑えました。打線は6回に二俣選手が四球、矢野選手の送りバントで1アウト2塁から代打の秋山選手がセンター前へタイムリーを弾き返し、ついに7−6と勝ち越しました。さらに上本選手のヒットを挟み、野間選手もセンターへタイムリーを打ち返し、8−6としました。
6回裏は3番手の中ア投手が2アウト3塁からヤクルトオスナ選手の打席で自ら暴投し、8−7と1点差に迫られました。この場面、記録では中崎投手の暴投とありますが、ショートバウンドの球を坂倉選手がセーブ仕損なって横に弾いてしまいました。ドリヨシ的には明らかに坂倉選手のミスだと思います。この1失点が後に響く結果となりました。
7回裏は4番手の矢崎投手がヤクルト村上選手を空振り三振、サンタナ選手をライトフライ、山田選手をショートゴロの3人で退けました。
8回表の攻撃で先頭の上本が四球、代打の松山選手のセンター前ヒットで2アウト1、3塁とするも小園選手は空振り三振に終わり追加点を挙げれませんでした。
すると8回裏は5番手の島内選手が先頭のヤクルト長岡選手に2ベース、中村選手に送りバントを決められ1アウト3塁から代打のヤクルト川端選手にレフトへタイムリーを運ばれ、8−8の同点に追い付かれました。続くヤクルト塩見選手をキャッチャーファウルフライ、丸山選手に四球で2死1、2塁からヤクルトオスナ選手を空振り三振に斬って取りました。
9回表の攻撃は1アウトから代打の石原選手がライト前ヒットで代走に羽月選手が送られます。矢野選手が送りバントを決め2アウト2塁で秋山選手は申告敬遠で1、2塁で上本選手はライトフライに倒れました。
9回裏は6番手の栗林投手が登板しました。先頭のヤクルト村上選手を空振り三振に取りましたが、続くサンタナ選手にライトスタンドへ2号サヨナラホームランを浴びて8−9で敗戦となりました。栗林投手を責める訳にはいかないですね。栗林投手のモチベーションの持ち方が難しかったと思います。リードしている時の登板はアドレナリンが出て、しっかり抑えてくれますが、同点での登板はセーブシチュエーションではないだけに、難しいだろうなと感じます。
そもそも今夜の試合はハッチ投手の大乱調がもたらした訳で、ある意味割り切れるかなと思います。
さて、明日は試合がありません。あさってからはバンテリンドームで中日との2連戦です。開幕当初の勢いがなくなってきた中日なので、ここは2連勝といきたいところですね。
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