2021年10月20日
育成ドラフト4位の坂田投手はナックルボーラー!
心臓手術でナックルボーラーに 広島育成4位坂田怜“魔球”でプロの扉開く
10/20(水) 19:22
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日刊スポーツ
ナックルの握りでポーズを取る広島育成4位の坂田(撮影・前原淳)
和製ウェークフィールドだ。広島育成ドラフト4位の中部学院大・坂田怜投手(22=正智深谷)が20日、岐阜県関市内の同大学で指名あいさつを受けた。本格派投手として成長していた20年春に不慮の病で心臓を手術。復帰後、持ち味を取り戻せず、ナックルボーラーに転身。日本球界ではまれな存在ともいえる“魔球”の使い手として、プロの世界に飛び込む。
◇ ◇ ◇
撮影用に手渡された白球に、自然に人さし指と中指を立てた。速球派がもてはやされる時代の流れに逆らうように、広島から育成ドラフト4位で指名された坂田は、ナックルボールの使い手としてプロの扉を開いた。
「“ナックルボーラーは日本で成功しない”とよく言われますが、覆せるようにやっていきたい」
もともとはダルビッシュや大谷など、剛速球を投げ込む投手にあこがれる本格派だった。中部学院大入学後に188センチ、90キロの恵まれた体格を生かした投球を身に付け、最速143キロ右腕に成長。リーグ戦初登板完封勝利など、結果も残していた。だが、昨年春に「バルサルバ洞動脈瘤(りゅう)破裂」により、心臓を手術。野球を続けることに問題はなかったが、開胸手術で胸骨を切った影響もあり、上半身の柔軟性を生かした動きができず、球速は10キロ以上も落ちた。思うように投げられない日々を半年過ごしたころ、原監督からの助言を受けて、転身を決意した。
ナックルボーラーは、米大リーグでは12年にサイヤング賞受賞のR・A・ディッキーらがいたが、日本球界ではまれなタイプ。米大リーグ通算200勝のウェークフィールドの映像を道筋とした。「握りもそうですし、試合の中で(ナックルを生かす)ストレートの使い方。それに立ち居振る舞いも見ながら(自分と重ねて)イメージトレーニングしています」。上半身のひねる動作が小さいことも幸いした。試行錯誤を重ね、揺れながら落ちるようになった“魔球”は投球の約8割を占める。
19年秋以降、リーグ戦での登板は今秋の1試合のみ。それでも、ひそかにナックルボーラー育成プランを描いていた広島の目に留まった。菊池涼や西川らを発掘していた松本スカウトは「投げるたびにコントロールが良くなり、落差も出てきた。あれだけ背が高いので、角度もある。プロで野球漬けの日々で、もっと良くなると思う」と可能性に期待を寄せる。
育成契約からスターへはい上がった選手は過去にいる。ただ、ナックルボーラーとして育成契約からはい上がった選手は、まだいない。それでも迷いはない。「挑戦することは好き。ナックルで打者を惑わし、将来はウェークフィールドのようなチームに勝ちをつけられる投手になりたい」。扉の先が未踏の道であっても、坂田の瞳は希望に満ちている。【前原淳】
◆坂田怜(さかた・れい)1999年(平11)9月13日生まれ、埼玉県熊谷市出身。小学1年からソフトボールを始め、中学では熊谷シニアに所属。中学までは内野手で、正智深谷進学後、投手となった。中部学院大入学後、130キロ台だった球速は最速143キロを計測。20年春に「バルサルバ洞動脈瘤(りゅう)破裂」と診断され、心臓を手術。今年2月に本格的にナックルボーラーに転向した。188センチ、90キロ。右投げ右打ち。
<ナックルボール・アラカルト>
◆投げ方 親指と小指でボールをはさんで他の指を突き立てるように握り、ボールを指ではじくように投げる。突き立てる指の数や指を縫い目にかける、かけないなどさまざまなバリエーションがある。
◆軌道 ほとんど回転がかからず、揺れるように落ちる。打者はもちろん、捕手も予想のつかない変化をするため「魔球」と呼ばれる。球速は100キロ前後。
◆利点 技術を習得できれば、ひじに負担が少ない投げ方で、力や体力はそれほどいらないため、故障に強く投手寿命が長い。米大リーグでは、名ナックルボーラーたちは30代後半に絶頂期を迎えている。
◆使い手 米大リーグでは2人合わせて539勝を挙げたニークロ兄弟や、近年ではウェークフィールドやR・A・ディッキーらがいる。日本では89〜07年にロッテなどで活躍した前田幸長らが使った。外国人投手では07年広島のフェルナンデスらがいる。
楽しみなピッチャーがカープに入ります。ナックルボーラーの育成4位の坂田投手です。最初は本格派右腕として活躍していましたが、2020年春「バルサルバ洞動脈瘤破裂」で心臓を手術しました。しかし、術後は本来のピッチングが出来ず、ナックルボーラーに転身しました。
ナックルボーラーと言えば、カープに2007年に在籍したフェルナンデス投手がいました。ボールにほとんど回転がかからず、揺れるように落ちていきます。相手打者もキャッチャーも予想のつかない変化をします。
坂田投手はこのように心臓を患って投手生命が危うい状態から、ナックルボーラーへ活路を見い出しました。私事ですが、ドリヨシは約10年前に心不全で倒れ、生死を彷徨う事がありました。坂田投手も心臓を患っていた事で、共感するものがあります。是非頑張って、日本一のナックルボーラーになって欲しいと思います。
2021年10月19日
ドラフト1位の黒原投手に指名あいさつ
【広島】黒原拓未よ、大野豊さんのようになれ!1位指名あいさつで佐々岡監督、173センチ左腕に指令
10/19(火) 13:57
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中日スポーツ
広島の佐々岡監督(右)らからドラフト指名あいさつを受けた関西学院大・黒原投手
広島にドラフト1位指名された関西学院大の黒原拓未投手(21、智弁和歌山高)は19日、兵庫県西宮市の同大学で広島の佐々岡真司監督(54)や白武スカウト部長らから指名あいさつを受けた。即戦力と期待される最速151キロ左腕。佐々岡監督からは目標を定められた。それは通算707試合148勝138セーブをマークした大野豊さんだ。
身長185センチの佐々岡監督と記念撮影のために並ぶと、173センチの黒原の小柄さが際立ってしまう。初対面の黒原が「大きくて、背が高くて威厳がある」と感じるのも当然だったか。
大野さんは現役時代177センチの左腕。先発でも救援でも活躍し、リーグ優勝に貢献した。同じ時代にプレーしたからこそ、その偉大さを佐々岡監督は知っている。
「大野(豊)さんは体が強くて、43歳まで投げられた。そういう投手を目指してやってもらいたい」
その願いに、黒原は気を引き締めた。
「そういう評価をいただいてうれしいです。素晴らしい投手なので、少しでも追いついて、いずれは肩を並べられる投手になれたらと思います」
黒原は今春の関西学生リーグでは3完封を含む5勝を挙げて優勝に貢献し、大学選手権でもベスト8進出の原動力となった。佐々岡監督は先発でもリリーフでもどちらもこなせるタイプと考えており、これから起用法を模索することになる。
関西学院大生がドラフト1位指名されるのは、オリックスの田口壮(現外野守備走塁コーチ)以来だ。社会人経由ではロッテの荻野貴司外野手、阪神の近本光司外野手も1位指名だ。近年、プロで活躍する選手を輩出してきた。黒原も続く。
「多くの先輩が活躍されているので、自分も練習にストイックに向き合って、野球には妥協しないことを貫き通して、1年目から活躍していきたい」と意気込んだ。
中日スポーツ
黒原投手もドラフト2位の森投手同様に即戦力左腕投手として期待しています。
MAX151キロのストレートに加え、カットボールやチェンジアップの精度も抜群です。
来季は先発ローテーションの一角を担えるピッチャーになって欲しいと思います。しかし、ここに来てカープの左腕投手が急に増えてきましたね。先発では既に床田投手、玉村投手、高橋昂也投手がいますが、ここに黒原投手とドラフト2位の森投手が加わると、先発ローテーションの競争が激化するのは間違いなさそうですね。
ドラフト2位の森投手に指名あいさつ
広島ドラフト2位・森 球団新人左腕史上初の2桁勝利に照準「1年目からフル回転」
10/19(火) 5:30
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スポニチアネックス
投球ポーズをして写真に納まる広島ドラフト2位の森翔平(撮影・亀井 直樹)
広島からドラフト2位指名された三菱重工West・森翔平投手(23)が18日、兵庫県明石市内の同社で白武スカウト部長、担当の鞘師スカウトらから指名あいさつを受けた。床田、玉村ら若手に加え、同期となる1位の黒原(関学大)も左腕とあり、来季の先発左腕争いは激戦必至。球団の新人左腕では史上初となる2桁勝利を目標に掲げ、球団が夢見る「左腕王国」の先頭に立つ決意を示した。
左腕不足と言われてきたはずが、今や「左腕王国」を築こうとしている。その命運を握る一人が森だ。約20分間の指名あいさつを終えた本人が真っ先に思い浮かべたのも、これからライバルとなる左腕のことだった。
「やっぱり、僕らの年代に近い(左腕の)投手が多いので、その人たちに負けないようにやっていきたい気持ちはあります」
今年のドラフトは、右の強打者が最大の補強ポイントだった。それでも球団は、上位2人連続で即戦力左腕を指名した。「1、2位と左だったので(期待を)感じました」。大瀬良、九里、森下と右腕が先発の中心となっている。とはいえ後半戦から床田、高橋昂、玉村が先発入りして若手左腕が充実してきたのも事実だ。この争いの中に、森と同1位の黒原も加われば、先発左腕の層の厚さは一気に12球団屈指となる。
「(黒原は)同じ左としてライバル視しています。社会人卒で即戦力として獲ってもらった。先発ローテーションを奪いにいかないと駄目だと思う。1年目からしっかりとフル回転して、2桁勝利を挙げるのが目標です」
球団新人で2桁勝利を挙げたのは、昨季の森下ら過去に9人いる。しかしその全てが右腕で、左腕が到達すれば球団史上初。担当の鞘師智也スカウトからは「他球団の中には外れ1位で行くつもりだった(球団もあった)と聞いた。うちも1位と同等の評価。間違いなく即戦力だし、先発として勝負して10勝を目指してほしい」とエールを送られた。
最速150キロの直球と鋭く曲がるカットボールを中心にカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を操り、チームでは先発を担ってきた。「力強い直球といろんな変化球を使ってゲームメークするのが長所。カットボールには自信がある。今年からカーブも多く投げたり、自信のある球が増えてきた。カープでは、栗林投手が社会人卒で1年目から活躍されているので、そういうところを目標にしていきたいです」。高い目標を堂々と公言できる潔さも、魅力の一つだ。(河合 洋介)
森投手は即戦力左腕投手として期待されています。MAX150キロのストレートとカットボールを中心に、カーブやチェンジアップなどの多彩な変化球を備えており、まさに来季から先発ローテーションの一角を担える存在だと思います。
ドラフト1位の黒原投手も即戦力左腕投手として期待されています。森投手と黒原投手の2枚が先発ローテーションに入れば、カープの先発投手陣は安泰ですね。
森投手には来季は二桁勝利を目指して頑張って欲しいと思います。
2021年10月11日
ドラフト6位に末包選手(大阪ガス)を指名!
【ドラフト】広島6位 既婚の末包昇大「家族と相談して選択を」
10/11(月) 22:34
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中国新聞デジタル
末包昇大
広島東洋カープから6位指名を受けた、大阪ガスの末包(すえかね)昇大は妻帯者。社会人3年目での指名を「ラストチャンスだと思っていたので、本当にうれしい」と喜んだ一方、「今後の人生もある。家族とも相談し、一番いい選択をしたい」と言葉を選んだ。
身長188センチ、体重110キロ。最大の武器の長打力に加え、50メートルを6秒2で駆け抜ける脚力も併せ持つ。「動けないと思われたくない。走れて、守れてというのは意識しています」と力を込める。
母校東洋大の同級生ではDeNA上茶谷や中日梅津たちが先にプロ入り。広島の隠し球的存在だった男は「彼らと対戦したい。目標は鈴木誠也選手。本塁打王、打点王を目指したい」と憧れてきた舞台への思いもあふれ出た。
中国新聞社
末包選手は長打力が魅力です。それも、立派な体格ながら、脚力がある選手です。目標としている選手が鈴木誠也選手というところが嬉しいですね。家族がいる中で、社会人野球を続けるか、プロの世界に飛び込むか悩んでいるところでしょうが、是非カープで頑張って欲しいと思います。
ドラフト7位に木選手(県岐阜商高)を指名!
【ドラフト】広島7位 高木翔斗(県岐阜商高) 打撃が魅力の大型捕手/プロ野球ドラフト会議
10/11(月) 19:04
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週刊ベースボールONLINE
県岐阜商高・高木翔斗
11日、2021年プロ野球ドラフト会議が行われ、【広島】が7位で県岐阜商高・高木翔斗を指名し交渉権を獲得した。
■プロフィール
名前:高木翔斗(たかぎ・しょうと)
ポジション:捕手
生年月日:2003年8月12日
身長・体重:188cm89kg
投打:右投右打
所属:県岐阜商高
強肩強打の大型捕手。小学6年で中日ジュニアを経験し、高校1年からベンチ入り。2年から四番を務める強打の捕手だ。遠投が100メートルの強肩も魅力で、二塁送球タイムは2秒0台。リードとキャッチングを磨いていけば、三拍子そろった捕手となる。
体格も良く、力強い打撃。リストが柔らかく、長打力もある。春夏連続出場した21年甲子園では、小園健太(市和歌山高)から1安打したのみでいずれも初戦敗退に終わったが、「うまくボールをバットに乗せて打つ」とスカウトも評価していた。二塁送球は2秒前後とやや課題はあるが、正確性で勝負だ。
週刊ベースボール
おそらく、木選手は将来の右のスラッガー候補として指名したのだと思います。体格も良く、長打力があるので、数年後はポスト鈴木誠也選手としての活躍が期待されます。リストが柔らかいので、カープのレジェンド、前田智徳選手の右バッター版かもしれません。
ドラフト5位に松本投手(Honda鈴鹿)を指名!
ホンダ鈴鹿の松本が広島から5位指名「開幕1軍を目指したい」/ドラフト
10/11(月) 20:09
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サンケイスポーツ
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(11日)ホンダ鈴鹿の松本竜也投手(22)は広島が5位で交渉権を獲得した。
「素直にうれしいです。今はそのことだけしか考えられないです」
力感のないフォームから最速151キロの切れのある直球に強気で内角に投げ込む投球が持ち味の右腕だ。
昨年もドラフト候補として注目されながらも指名漏れ。「嫌な思い出があるので、みたくなかったです」と直視できなかったが、無事指名を受け、ホッとした表情をみせると、「開幕1軍を目指していきたいです」と意気込んだ。
■松本 竜也(まつもと・りゅうや)1999年9月18日、奈良県出身、22歳。投。178センチ87キロ。右投げ右打ち。奈良・智弁学園高→ホンダ鈴鹿。甲子園出場は17年春。最速150キロ。球持ちがよく、球速以上に感じさせる直球で三振を奪う。フォークも脅威があり、救援として活躍しそうだ
将来はカープのセットアッパーか守護神の候補になり得るピッチャーだと思います。昨年はドラフトで指名漏れでプロ入りを果たせなかった分、ハングリー精神は非常に強いと思います。松本投手のフォークボールはかなりエグいらしいので、早くピッチングを見てみたいですね。
ドラフト4位に田村選手(愛工大名電高)を指名!
【ドラフト】広島4位 田村俊介(愛工大名電高) 「二刀流」を目指すサウスポー/プロ野球ドラフト会議
10/11(月) 18:36
配信
週刊ベースボールONLINE
愛工大名電高・田村俊介
11日、2021年プロ野球ドラフト会議が行われ、【広島】が4位で愛工大名電高・田村俊介を指名し交渉権を獲得した。
■プロフィール
名前:田村俊介(たむら・しゅんすけ)
ポジション:投手
生年月日:2003年8月25日
身長・体重:178cm88kg
投打:左投左打
所属:愛工大名電高
経歴:共楽少年野球クラブ(中舞鶴小) - 明徳義塾中 - 和田中(転校) - 愛工大名電高
幼稚園年長から共楽少年野球クラブに在籍し、中舞鶴小5年時にエース・四番で西日本大会準優勝。明徳義塾中では軟式野球部で主将として3年夏の全日本少年準優勝した。同年の2学期に舞鶴市の和田中に転校。愛工大名電高では1年春からベンチ入りし、2年秋から主将で3年夏の甲子園1回戦敗退。最速は145キロで、変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、フォーク、シュート。
左利きながらサードを守ることもあり、打者でも高校通算32本塁打の活躍。今夏の甲子園でも右中間へ豪快な一発を放った。愛知大会で右ヒザを痛めた影響もあり、投手では甲子園で結果を残せなかったが、プロでは「両方で行こうと思う」と二刀流挑戦を希望。
週刊ベースボール
カープにも「二刀流」の選手がやって来ます。田村選手自身も二刀流を希望しているようですが、ドリヨシ的にはピッチャーで取り組んだ方がいいと思います。MAX145キロのストレートに、多彩な変化球を投げる事ができるので、カープでストレートのレベルをアップさせれば、1軍で十分通用するピッチャーになると思います。数年後が楽しみです。
ドラフト3位に中村選手(トヨタ自動車)を指名!
広島ドラ3・中村 元同僚の守護神・栗林と「最強タッグ」を形成「いろんな面で心強い」
10/11(月) 21:10
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スポニチアネックス
広島から3位指名を受けたトヨタ自動車・中村健人
広島から3位指名を受けたトヨタ自動車・中村健人外野手(24)が、夢をかなえて喜びを爆発させた。
「光栄すぎます。ありがたかったですし、幸せすぎるというか…」
名門トヨタ自動車で4番を務める強打者。走攻守三拍子がそろい、広角に打てる打撃が持ち味だ。昨年までは栗林と同僚としてプレーしており、「去年までチームメートだった栗林さんがいらっしゃるということで精神面だけでなく、いろんな面で心強いです。続かせて頂くという重みをしっかりと果たせるように、身が引き締まる思いです」と明かした。
チームは右の長距離砲の補強が喫緊の課題だった。補強ポイントにも合致する即戦力として期待される中、「県民愛、ファンから愛されている球団。日本代表の方もたくさんおられる。その中でファンに愛され、引退を惜しまれるような選手になりたいです」と目標を語った。
右打者のスラッガーを獲得しました。トヨタ自動車で4番を打つ強打者です。走攻守そろっているので、カープとしては好みの選手ですね。鈴木誠也選手と肩を並べてクリーンアップを打つ中村選手に期待です。また、今年のルーキーで守護神の栗林投手と同僚だっただけに、栗林投手も喜んでいるでしょう。
ドラフト2位に森投手(三菱重工West)を指名!
広島、三菱重工Westの森翔平を2位で指名 多彩な変化球を持つ左腕はDeNA今永に憧れる「脱力派」
10/11(月) 18:07
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スポニチアネックス
三菱重工West・森翔平
プロ野球のドラフト会議は11日に東京都内で開催され、広島が三菱重工Westの森翔平投手(23)を2位で指名。交渉権を獲得した。
しなやかなフォームからリリースされたボールは、見るからに切れ味が鋭い。MAXは150キロでも、本人は球速をそれほど重要視していない。目指すスタイルは、DeNAの今永。同じサウスポーで、サイズもほぼ一緒。動画でフォームなどを研究し、投手として進むべき「バイブル」にしている。
カーブ、カットボール、フォーク、チェンジアップ…。「脱力」を投球のテーマに、多彩な変化球を操る左腕は、都市対抗予選でもエースの働きを見せ、チームを2年ぶりの本戦出場へ導いた。すでに完成品の23歳。22年シーズンの早い時期から、その雄姿をプロのマウンドで見られるのは間違いない。
◆森 翔平(もり・しょうへい)1998年(平10)1月1日、鳥取県鳥取市出身。小1から野球を始め、青谷中では「鳥取クラウンボーイズ」でプレー。鳥取商では1年夏からベンチ入りも甲子園出場なし。関大では3年春からリーグ戦に登板し、4年時には神宮大会準優勝の原動力となった。三菱重工Westでも入社1年目から主戦。同年の都市対抗でNTT西日本の補強選手として2試合登板。遠投100メートル。1メートル77、80キロ。左投げ左打ち。
森投手は1月1日が誕生日なんですね。非常に縁起がいい選手ですね。森投手はドラフト1位の黒原投手同様、即戦力左腕として期待されます。MAX150キロの本格派です。大学時代に同じリーグで対戦した阪神の佐藤選手との再戦を楽しみにしているそうです。来季黒原投手と共に先発ローテーション入り出来るかどうか注目ですね。
ドラフト1位に黒原投手(関西学院大)を指名!
くじ連敗の広島・佐々岡監督「決めて引いた、残念」黒原には「即戦力として期待」
10/11(月) 18:16
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デイリースポーツ
「新人王」を目指す広島1位指名の関西学院大・黒原拓未(撮影・佐々木彰尚)
「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)
広島はドラフト1位指名で2度連続競合し、くじを引いた佐々岡監督が“連敗”。外れの外れ1位で関西学院大の左腕・黒原拓未投手の交渉権を獲得した。
佐々岡監督は「左の即戦力として黒原君も評価をしていた。真っすぐ、変化球、チェンジアップ、カットボール、キレのある球を投げる。即戦力として考えていた」と話し、「評価的には1位。即戦力と完成度もしっかりとできている」と強調した。
広島は1位指名で西日本工大・隅田知一郎投手を指名したが、4球団競合の末、抽選で外した。さらに外れ1位で法大・山下輝投手を指名したが、今度はヤクルトと競合。ここでも交渉権獲得に至らなかった。
連敗した抽選については「最初のときは何番目と決めた中で引いた。最後も右と決めて引いた。残念ながら、白紙の状態。残念です」と振り返り、「2度、外しましたけど、我々は黒原君を評価している。即戦力投手として期待をしている。今、若い投手が多い。早く溶け込めると思う。その中でローテーションを勝ち取れるような投手になってほしい」と期待を込めた。
即戦力左腕を獲得できました。黒原投手は智弁和歌山高に入学の時は球速は120キロに満たなかったですが、3年の時は144キロに。関学大ではMAX151キロになり、カットボールも習得して即戦力候補になりました。来季先発ローテーションに入れるかどうか注目ですね。