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2024年07月13日
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11回戦@マツダ 広島1−0東京ヤクルト(延長11回サヨナラ) 延長11回石原選手が劇的サヨナラ弾!大瀬良投手6回無失点好投!リリーフ陣も無失点リレー!黒原投手が今季2勝目!
広島が今季2度目のサヨナラ勝ち 石原が劇的V弾 新井監督も大興奮 マツダでのヤクルト戦7戦全勝
7/13(土) 18:01配信
デイリースポーツ
11回、石原がサヨナラ左越えソロを放つ(撮影・市尻達拡)
「広島1−0ヤクルト」(13日、マツダスタジアム)
広島が今季2度目のサヨナラ勝利。これでマツダスタジアムでのヤクルト戦は今季7戦全勝となった。
0−0で迎えた延長十一回。石原がこの回マウンドに上がった田口から左翼席への劇的なサヨナラ弾を放った。この瞬間、ベンチの新井監督も狂喜乱舞だった。
打線は再三の好機を生かせてなかった。初回は2死一、三塁で坂倉が空振り三振。七回は2死二、三塁で矢野を迎えるも、中飛に倒れた。さらに八回にも無死一、二塁の先制機を演出するも、上本がバント失敗。さらに菊池、堂林に凡退して0行進が続いていた。
先発・大瀬良は6回2安打無失点の好投。気温29度の夏場に行われたデーゲームでも変わらぬ姿を見せた。しかし、六回を投げ終えると、右手の指先を気にするそぶりを見せて、そのまま降板となった。援護がなく、今季5勝目とはならなかった。
リリーフ陣は七回をハーンが三者凡退にしのいで来日から10戦連続無失点。八回の塹江も最速155キロを記録し、三者凡退でバトンを渡した。九回も栗林が無失点で安定した投球を見せた。
11回裏、石原選手が先頭バッターで入る時に、ドリヨシはもしかしたら一発があるかもしれないと予感が走ったのですが、それが現実となりました。攻撃ではヤクルトを押していながら、なかなか得点出来ず、一方では投手陣が踏ん張って無失点リレーをしていただけに、今日は勝てて本当に良かったです。石原選手の一振りが全てを救ってくれました。
先発の大瀬良投手は今季14度目の登板で、試合前まで4勝1敗、両リーグトップの防御率0.94。前回の7月6日の中日戦(バンテリンドーム)は7回を7安打2失点で今季初黒星。今季のヤクルト戦は2
度目の登板で、前回の4月4日(マツダスタジアム)は5回1/3を5安打3失点で勝ち負けつきませんでした。
大瀬良投手は1回表、ヤクルト西川選手をレフトフライ、武岡選手を見逃し三振、宮本選手にセンター前ヒットも村上選手を見逃し三振に抑える立ち上がりでした。
スタメンは1番センター秋山選手、2番ショート矢野選手、3番ライト野間選手、4番サード小園選手、5番ファースト坂倉選手、6番セカンド菊池選手、7番レフト大盛選手、8番キャッチャー會澤選手、9番ピッチャー大瀬良投手のオーダーを組みました。
ヤクルトの先発小澤投手に1回裏1アウトから矢野選手は四球、野間選手がレフト前ヒットで1、2塁とするも小園選手はライトフライ、坂倉選手は空振り三振で先制できませんでした。
大瀬良投手は2回表に2つの四球で2アウト1、2塁とするもヤクルト小澤投手をレフトフライに打ち取りました。
2回裏の攻撃で先頭の菊池選手がセンター前ヒットも大盛選手と會澤選手は連続空振り三振、大瀬良投手もライトフライに終わりました。
大瀬良投手は3回表、先頭のヤクルト西川選手に四球、武岡選手の送りバントで1アウト2塁。続くヤクルト宮本選手のレフトフライを大盛選手が好捕、村上選手を空振り三振に斬って取りました。
ヤクルトは3回裏から先発ローテーション左腕の高橋投手が登板。秋山選手、矢野選手、野間選手と三者凡退に抑えられました。
4回裏の攻撃で先頭の小園選手がライト前ヒット、坂倉選手のファーストゴロで1アウト2塁も菊池選手はセカンドフライ、大盛選手は見逃し三振で先制できません。
大瀬良投手は4回、5回はともに1人のランナーも出しません。大瀬良投手は6回表1アウトからヤクルト宮本選手にライト前ヒット、村上選手を見逃し三振、長岡選手をピッチャーゴロに打ち取りました。大瀬良投手は6回を113球、2安打3四球6奪三振の無失点で降板しました。今日の大瀬良投手は球数はかなり要しましたが、常に丁寧なピッチングで、ヤクルト打線を抑えました。被安打2は、いずれもヤクルト宮本選手に打たれた2本のみでした。これでまた防御率の数字が良くなりました。
7回表は2番手のハーン投手がヤクルトオスナ選手、中村選手、丸山選手を3人で退けました。7回裏の攻撃は2アウトから代打のシャイナー選手のサードゴロをヤクルト村上選手が失策、続く秋山選手の2ベースで2アウト2、3塁としましたが、矢野選手はセンターフライで得点を挙げられません。
8回表は3番手の塹江投手がヤクルト高橋投手を空振り三振、西川選手をショートゴロ、武岡選手をセカンドゴロの三者凡退に抑えました。
8回裏の攻撃は先頭の野間選手がセンター前ヒット、小園選手が四球でノーアウト1、2塁から代打の上本選手は送りバント失敗のキャッチャーファウルフライ、菊池選手はサードライナー、途中出場の堂林選手はレフトフライに終わりました。菊池選手の当たりも、堂林選手の当たりも決して悪くはなかっただけに、残念です。
9回表は4番手の栗林投手がヤクルト宮本選手、村上選手、長岡選手のクリーンアップを三者凡退に抑えました。
9回裏、先頭の會澤選手がレフト前ヒットで代走に羽月選手が入りました。続く代打の田中選手がエンドランのセカンドゴロで1アウト2塁、秋山選手は申告敬遠で1、2塁から代打の二俣選手は空振り三振、野間選手はセカンドライナーに終わりました。野間選手の当たりもいい当たりだっただけに、本当にアンラッキーでした。
延長10回表は5番手の森浦投手がヤクルトオスナ選手をサードゴロ、中村選手をファーストファウルフライ、丸谷選手にレフト前ヒットも代打のヤクルト山田選手をセカンドゴロに打ち取りました。
10回裏、先頭の小園選手がライト前ヒット、上本選手が送りバントを決め1アウト2塁から菊池選手はサードゴロ、途中出場の堂林選手が空振り三振でサヨナラのチャンスを再び逃しました。
11回表は6番手の黒原投手がヤクルト西川選手を空振り三振、武岡選手をショートゴロ、宮本選手のショートゴロを二俣選手が悪送球も、村上選手を空振り三振に斬って取りました。
0−0で迎えた11回裏に先頭の石原選手がヤクルトの守護神の田口投手がカウント0−1から投じた2球目のスライダーを一閃、レフトスタンドへ3号ソロアーチを叩き込みました。石原選手はプロ初のサヨナラ打です。今季マツダスタジアムでのヤクルト戦は7戦全勝となりました。6番手の黒原投手が2勝目(2敗)を挙げました。
チームは2連勝で、40勝35敗4分けの貯金5として、首位の読売とは1ゲーム差のままです。
改めて、石原選手ナイスバッティング!そしてナイスホームランでした。
明日のカープの先発は九里投手です。今季対ヤクルトの防御率は0.00です。出来れば完投して欲しいですね。ヤクルトは山野投手です。前回登板のDeNA戦では初回に3ランを浴びたものの、2回以降は相手打線を1安打のみに抑えて7イニングを投げ抜きました。決して侮ってはいけません。
10回戦@マツダ 広島4−3東京ヤクルト 秋山選手決勝ソロ弾!小園選手2本のタイムリー!床田投手6回3失点でリーグトップタイの8勝目!チームは4連敗でストップで2位浮上!
【広島】逆転で4連敗ストップ 秋山翔吾がV弾&床田寛樹は6回3失点の粘投で両リーグ最多タイ8勝目
7/12(金) 20:56配信
スポーツ報知
広島・秋山翔吾
◆JERAセ・リーグ 広島4―3ヤクルト(12日・マツダスタジアム)
広島は、逆転勝利で連敗を4で止めた。3―3同点の5回先頭・秋山の6月5日以来の3号ソロが決勝点となった。9日の巨人戦に敗れて6月6日以来に首位から陥落し、一気に4位まで転落していた。4カードぶりの初戦白星で、ヤクルト戦は4連勝となった。
1点を先取された初回、4番・小園の96打席ぶり適時打で同点に追い付き、さらに敵失も絡んで勝ち越しに成功。3回に再び逆転されたものの、直後は先頭・秋山の中前打を起点に、2死二塁から小園の適時二塁打で同点に追い付いていた。
先発・床田は初回に押し出し四球で先取点を与え、1点リードの3回にも2失点で逆転を許す苦しい投球だった。それでも6回3失点にまとめ、開幕から15戦連続のQS(クオリティースタート=6回以上自責3以下)をマーク。直近3戦白星がなかったが、6月11日の敵地・西武戦以来、約1か月ぶり8勝目で阪神・才木、DeNA・東のリーグ最多に並んだ。
7回以降はリリーフ陣が1点リードを守り切った。開幕から“8回の男”を務めてきた島内が、不振により2軍降格。この日、7回はハーン、8回は黒原が1死一、二塁のピンチを招いたが、バトンを受けた森浦が無失点で切り抜け、9回は栗林が締めくくった。
報知新聞社
最後までヒヤヒヤした試合でしたが、なんとか接戦をモノにする事が出来ました。4カードぶりの初戦白星で、対ヤクルトは4連勝となりました。
今日は先発の床田投手が立ち上がりから不安定でした。1回表、1アウトからヤクルト武岡選手、宮本選手の連打などで2アウト満塁のピンチを背負うと、ヤクルト長岡選手に押し出しの四球を与えて、1点を先制されました。
打線はヤクルト先発の石川投手に対して、1アウトから野間選手がセンター前ヒット、上本選手がレフト前ヒットで1、2塁とすると、小園選手がライト前にタイムリーを放ち、1−1の同点に追いつきました。なお1アウト2、3塁から石原選手のショートゴロをヤクルト長岡選手が1塁へ悪送球して3塁ランナーが生還して2−1と逆転しました。
しかし、床田投手が波に乗れません。3回表、先頭のヤクルト武岡選手に四球、宮本選手にセンター前ヒットでノーアウト1、2塁とされ、続くヤクルト村上選手にライト前タイムリーを浴びて2−2の同点となりました。なお1アウト1、3塁からヤクルト長岡選手にセンターへの犠牲フライを許し、2−3と逆転を許しました。
しかし、直後の3回裏、先頭の秋山選手がセンター前ヒットで出塁して2アウト2塁とし、小園選手がライトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、3−3の同点に追いつきました。
そして5回裏、先頭の秋山選手がカウント1−2からの5球目のスライダーを捉えて、ライトスタンドへソロホームランを放ち、4−3と勝ち越しました。秋山選手はヤクルト戦は相性がいいのでしょうか。
床田投手は序盤苦しいピッチングを展開していました。全体的に球が高いのと、コントロールにばらつきがあって、手探りのピッチングが続いたのだろうと推測しました。4回以降はなんとか無失点に抑え、結局6回3失点と粘りました。今日も床田投手は悪いなりにクオリティースタートを達成しています。次回は甲子園での阪神戦になると思いますが、無双のピッチングに期待しています。
7回からは継投に入り、7回表はハーン投手が登板し、3人で抑えました。ハーン投手は勝ちパターンのリリーフは十分出来ますので、これから暑い夏場は大車輪の活躍を期待したいです。
8回表は黒原投手でした。しかし、1アウトからヤクルト宮本選手にレフト前ヒット、村上選手に四球で1、2塁のピンチとなりました。ここでカープベンチは森浦投手にスイッチし、ヤクルトオスナ選手をキャッチャーファウルフライ、長岡選手をセンターフライに仕留め、ピンチを脱しました。森浦投手は調子を上げてきてますね。キャッチャーの石原選手とは、大学時代(天理大)にもバッテリーを組んでますので、まさに息ピッタリという感じでした。
9回表は守護神の栗林投手が登板しました。決して完璧な状態ではありませんが、栗林投手は必死に自分とも戦っています。先頭の代打のヤクルト青木選手にセンター前ヒット、代打中村選手が送りバントを決めて1アウト2塁。続く代打のヤクルト山田選手の打席で栗林投手が暴投して、1アウト3塁と同点の大ピンチとなりました。しかし、山田選手は見逃し三振で2アウト3塁。続く丸山選手はショートゴロに仕留め、試合が終わりました。最後までヒヤヒヤさせる、心臓に悪いゲームでした。
チームは4連敗でストップしました。39勝35敗4分けで貯金が4となり、首位読売に1ゲーム差の2位に浮上しました。
さて、明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は大瀬良投手です。抜群の安定感がありますので、明日は完投目指して頑張って欲しいです。ヤクルトは小澤投手です。ヤクルトも厳しい投手事情が伺われます。しかし、カープ打線はこの小澤投手を得意にしていません。左打者を多く並べると思いますが、逆方向を意識したバッティングをすれば、勝機はあると思います。
そして、新外国人のシャイナー選手が今日の試合で復帰初安打を放ちました。シャイナー選手もホッとしていると思います。明日以降に弾みがつくといいのですが…。