2024年07月13日
10回戦@マツダ 広島4−3東京ヤクルト 秋山選手決勝ソロ弾!小園選手2本のタイムリー!床田投手6回3失点でリーグトップタイの8勝目!チームは4連敗でストップで2位浮上!
【広島】逆転で4連敗ストップ 秋山翔吾がV弾&床田寛樹は6回3失点の粘投で両リーグ最多タイ8勝目
7/12(金) 20:56配信
スポーツ報知
広島・秋山翔吾
◆JERAセ・リーグ 広島4―3ヤクルト(12日・マツダスタジアム)
広島は、逆転勝利で連敗を4で止めた。3―3同点の5回先頭・秋山の6月5日以来の3号ソロが決勝点となった。9日の巨人戦に敗れて6月6日以来に首位から陥落し、一気に4位まで転落していた。4カードぶりの初戦白星で、ヤクルト戦は4連勝となった。
1点を先取された初回、4番・小園の96打席ぶり適時打で同点に追い付き、さらに敵失も絡んで勝ち越しに成功。3回に再び逆転されたものの、直後は先頭・秋山の中前打を起点に、2死二塁から小園の適時二塁打で同点に追い付いていた。
先発・床田は初回に押し出し四球で先取点を与え、1点リードの3回にも2失点で逆転を許す苦しい投球だった。それでも6回3失点にまとめ、開幕から15戦連続のQS(クオリティースタート=6回以上自責3以下)をマーク。直近3戦白星がなかったが、6月11日の敵地・西武戦以来、約1か月ぶり8勝目で阪神・才木、DeNA・東のリーグ最多に並んだ。
7回以降はリリーフ陣が1点リードを守り切った。開幕から“8回の男”を務めてきた島内が、不振により2軍降格。この日、7回はハーン、8回は黒原が1死一、二塁のピンチを招いたが、バトンを受けた森浦が無失点で切り抜け、9回は栗林が締めくくった。
報知新聞社
最後までヒヤヒヤした試合でしたが、なんとか接戦をモノにする事が出来ました。4カードぶりの初戦白星で、対ヤクルトは4連勝となりました。
今日は先発の床田投手が立ち上がりから不安定でした。1回表、1アウトからヤクルト武岡選手、宮本選手の連打などで2アウト満塁のピンチを背負うと、ヤクルト長岡選手に押し出しの四球を与えて、1点を先制されました。
打線はヤクルト先発の石川投手に対して、1アウトから野間選手がセンター前ヒット、上本選手がレフト前ヒットで1、2塁とすると、小園選手がライト前にタイムリーを放ち、1−1の同点に追いつきました。なお1アウト2、3塁から石原選手のショートゴロをヤクルト長岡選手が1塁へ悪送球して3塁ランナーが生還して2−1と逆転しました。
しかし、床田投手が波に乗れません。3回表、先頭のヤクルト武岡選手に四球、宮本選手にセンター前ヒットでノーアウト1、2塁とされ、続くヤクルト村上選手にライト前タイムリーを浴びて2−2の同点となりました。なお1アウト1、3塁からヤクルト長岡選手にセンターへの犠牲フライを許し、2−3と逆転を許しました。
しかし、直後の3回裏、先頭の秋山選手がセンター前ヒットで出塁して2アウト2塁とし、小園選手がライトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、3−3の同点に追いつきました。
そして5回裏、先頭の秋山選手がカウント1−2からの5球目のスライダーを捉えて、ライトスタンドへソロホームランを放ち、4−3と勝ち越しました。秋山選手はヤクルト戦は相性がいいのでしょうか。
床田投手は序盤苦しいピッチングを展開していました。全体的に球が高いのと、コントロールにばらつきがあって、手探りのピッチングが続いたのだろうと推測しました。4回以降はなんとか無失点に抑え、結局6回3失点と粘りました。今日も床田投手は悪いなりにクオリティースタートを達成しています。次回は甲子園での阪神戦になると思いますが、無双のピッチングに期待しています。
7回からは継投に入り、7回表はハーン投手が登板し、3人で抑えました。ハーン投手は勝ちパターンのリリーフは十分出来ますので、これから暑い夏場は大車輪の活躍を期待したいです。
8回表は黒原投手でした。しかし、1アウトからヤクルト宮本選手にレフト前ヒット、村上選手に四球で1、2塁のピンチとなりました。ここでカープベンチは森浦投手にスイッチし、ヤクルトオスナ選手をキャッチャーファウルフライ、長岡選手をセンターフライに仕留め、ピンチを脱しました。森浦投手は調子を上げてきてますね。キャッチャーの石原選手とは、大学時代(天理大)にもバッテリーを組んでますので、まさに息ピッタリという感じでした。
9回表は守護神の栗林投手が登板しました。決して完璧な状態ではありませんが、栗林投手は必死に自分とも戦っています。先頭の代打のヤクルト青木選手にセンター前ヒット、代打中村選手が送りバントを決めて1アウト2塁。続く代打のヤクルト山田選手の打席で栗林投手が暴投して、1アウト3塁と同点の大ピンチとなりました。しかし、山田選手は見逃し三振で2アウト3塁。続く丸山選手はショートゴロに仕留め、試合が終わりました。最後までヒヤヒヤさせる、心臓に悪いゲームでした。
チームは4連敗でストップしました。39勝35敗4分けで貯金が4となり、首位読売に1ゲーム差の2位に浮上しました。
さて、明日あさってはデーゲームです。明日のカープの先発は大瀬良投手です。抜群の安定感がありますので、明日は完投目指して頑張って欲しいです。ヤクルトは小澤投手です。ヤクルトも厳しい投手事情が伺われます。しかし、カープ打線はこの小澤投手を得意にしていません。左打者を多く並べると思いますが、逆方向を意識したバッティングをすれば、勝機はあると思います。
そして、新外国人のシャイナー選手が今日の試合で復帰初安打を放ちました。シャイナー選手もホッとしていると思います。明日以降に弾みがつくといいのですが…。
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