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2024年11月20日
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常廣投手が紅白戦で好投!来季の春季キャンプ1軍帯同内定!
広島・常広 来春キャンプ1軍スタート内定 紅白戦で2回5奪三振の快投に新井監督「フォークもすごかった」
11/20(水) 8:00配信
デイリースポーツ
2回を無失点と好投した常広(撮影・市尻達拡)
「広島紅白戦、白組1−1紅組」(19日、天福球場)
広島・常広羽也斗投手(23)が19日、今秋ラスト実戦となった紅白戦に先発し、2回無安打無失点、5奪三振の快投を見せた。カットボールとフォークがさえ渡り、打者陣を制圧。秋の集大成となったマウンドを最高の形で締めくくった。試合後には新井監督が、来春キャンプでの1軍スタート内定を明言。進化が止まらない右腕から目が離せない。
確かな成長の跡を日南のマウンドに刻んだ。投げ終えた常広の表情に充実感がにじむ。圧巻の奪三振ショーで、収穫の秋を締めくくった。
「置きにいくんじゃなくて、しっかり腕を振った。どういうボールを投げたいのか意図を持って投げることを意識しました」
最後のアピールに燃える野手陣を、寄せ付けなかった。初回先頭の中村奨を外角のカットボールで見逃し三振。内田に対してもカットボールで空を切らせた。二回はフォークを決め球に連続三振を奪うなど、計5奪三振。「三振を取れるのは自分の長所」と納得顔だった。
新井監督も快投に目を細めた。「フォークもすごかった。ちゃんと課題を持ってやれている。キャンプの最後にいいものを見せてもらった」と高評価。来春キャンプについて問われると、「決まっているよ」と1軍スタートを明言。「来年が楽しみ」と期待を寄せた。
常広にとっては初の秋季キャンプ。5日に行われた侍ジャパンとの練習試合では先発し、2回無失点と貴重な経験を積むなど、計4試合に登板した。試合のない日でも、連日のブルペン入り。宮崎での日々を「いい時間になった」と総括した。
オフは、昨春のキャンプで出遅れた反省を生かし「今ぐらいの感じで(2月のキャンプに)入れるように、肩周りやインナーをトレーニングする」と見通しを明かした右腕。2年目の来季は、チームに欠かせないピースになってみせる。
常廣投手が大学No.1ピッチャーの片鱗を覗かせています。日南秋季キャンプ最後の紅白戦で好投しました。
常廣投手は紅組で先発し、MAX148キロのストレートと変化球を操って2イニングをノーヒットで無失点に抑えました。中でも5つの奪三振が圧巻でした。中村奨成選手ら3人の打者をカットボールで、韮澤選手ら2人の打者はフォークで三振を奪いました。
今季は1軍に先発2試合で1勝0敗、防御率2.45でした。来季は先発ローテーション入りが期待されます。新井監督も常廣投手には太鼓判を押していました。来季は先発で活躍して、カープのリーグ優勝や日本一に貢献して欲しいですね。
育成ドラフト1位の小船投手が仮契約!
広島・育成1位、知徳高の小船翼と仮契約 身長198センチまだ伸びる?「3、4年後に1軍で活躍する」
11/20(水) 17:45配信
中日スポーツ
広島のスカウトと談笑する育成1位の知徳高・小船(中)と家族
広島は20日、育成ドラフト1位指名した知徳高(静岡)の小船翼投手(18)と仮契約した。担当の松本、末永両スカウトが静岡県三島市のホテルで両親を交えて交渉し、支度金319万円、年俸250万円(金額は推定)で入団合意した。
「こらからプロ野球選手としてやっていくんだなという実感が湧きました」。こう話した最速152キロ右腕は198センチ、112キロのビッグサイズ。足は32センチあり、同席した両親の家族にも190センチ級の大柄な人が多いという。身長はまだ伸びているようで、2メートルにも届きそうな気配がある。
肝っ玉も太そうだ。これから飛び込む広島は猛練習の伝統があり、秋のキャンプもハードだった。小船は「(知徳高監督の)初鹿先生やいろんな人から、けっこう厳しいと聞いている」といい、「どこのチームに行っても厳しいと思う。厳しくないことはたぶんないので、別にそこはいいかなって思ってます」とプロの猛練習を覚悟して腹をくくっていた。
夏の大会後も野球一筋で練習を続けている。「変わらず、継続して練習やトレーニングをやっていきたい」。思い描くのは「3、4年後に1軍で活躍する」姿。大器はまだまだ大きくなる可能性を秘めている。
中日スポーツ
育成ドラフト1位の知徳高の小船投手が仮契約を結びました。
小船投手は神奈川県海老名市出身。海老名サンダースで軟式の野球を始め、柏ケ谷中時代は海老名シニアに所属しました。
知徳高(22年-24年)では1年生の夏からベンチ入りしました。
1年時秋の予選でエースの座を掴み、5試合32.1回12失点、防御率3.34の粘投で県4強進出を飾りました。
初戦・川根高戦で7K5対0完封勝利、準々決勝の御西戦で4安打4-1完投を記録しました。
シーズン後、オフの練習で投球フォームを修正し、一冬を越してMAX142`右腕へと成長をとげました。
2年時夏の静岡大会で夏の大会デビューし、2試合12回で7K2失点、防御率0.00と活躍しました。
0-2完封負けとなった2回戦・日大三島戦で、MAX146`、7回4K2失点の粘投を演じました。
2年生の秋時点でMLBからも注目されるも常葉大橘との県大会初戦に3-4で敗戦。
地区上位決定戦・沼津東戦でMAX150`を計測し、1安打13K、無四球2-1完投勝ちを収めました。
その後、3年生の春の地区2回戦の御西戦(6対2完投)で18K&MAX151`をマーク。
続く静岡大会2回戦の浜松城北工業戦で、自己MAX152`、14K4対0完封を記録しました。
3年時夏の予選は聖隷クリストファーに2-4(5回4失点KO)で敗れ準々決勝で敗退しました。
肩痛(5月)明けで全4戦の先発を担い、計19.1回19K10失点、防御率3.26の粘投を見せました。
初戦・浜松日体高校戦でピッチャー返しが顔面に直撃するアクシデントを経験しました。
3回戦終了後には熱中症を患うなど不運が続き、不完全燃焼で高校生活最後の夏を終えました。
県大会ベスト4が最高成績。甲子園出場経験はありません。
198cm108kgの恵まれた体格のMAX152`右腕です。
ノーワインドから溜めて上体を倒して重心を下げ、着地早めに肘を使った腕の振りから投げ下ろす
MAX152`(高3春の予選で計測)のストレートとスライダーを始めとする変化球を持ちます。
1年生の秋から主戦として活躍。2年生の夏にMAX146`、同秋にMAX150`、3年生の春にMAX152`を出しました。
高3夏4試合19.1回で、奪三振率8.84、四死球率4.19でした。
とにかく小船投手はポテンシャルが高く、伸びしろが十分あります。身長が198センチありますので、長身から投げ下ろすストレートはなかなか打てないと思います。
ドラフト5位の菊地投手も身長が2メートルありますが、将来的には小船投手と菊地投手が長身を生かしたピッチングで活躍し、カープの「ツインタワー」を形成して欲しいと思います。