2023年03月26日
オープン戦@マツダ 広島8−3福岡ソフトバンク 玉村投手5回無失点好投!マクブルーム選手&デビッドソン選手が2ラン!オープン戦の連敗を7で止める!
【広島】玉村昇悟、開幕ローテ残り1枠に滑り込み 1軍対外試合初登板で5回1安打無失点
3/26(日) 19:29配信
日刊スポーツ
オープン戦広島対ソフトバンク 広島先発の玉村(撮影・加藤孝規)
<オープン戦:広島8−3ソフトバンク>◇26日◇マツダスタジアム
今年1軍で対外試合初登板となった先発玉村昇悟投手(21)が、5回1安打無失点の好投で開幕ローテ入りを決めた。
残る5枠は大瀬良、九里、床田、遠藤、来日2年目のアンダーソンとなる。
力強い真っすぐにスライダーやチェンジアップを交え、3回まで完全投球の立ち上がりを見せた。4回は2死から初安打を許すと「勝手に1人であたふたしていた」。クイック投法のタイミングが合わずに四球後、2ストライクから死球を与えて満塁のピンチを招いた。それでも正木を外角低め直球で見逃し三振に。5回も立ち直り、3者凡退で締めた。新井監督は「ナイスピッチングでした。ワンチャンスをつかみましたね」と開幕ローテ入りを明言した。
今春は2軍キャンプスタートとなり、1軍合流は2月14日の紅白戦に登板したのみ。「運が落ちてきたときにつかみ取れるようにと思って、ずっと2軍ではやってました」。虎視眈々(たんたん)と昇格のタイミングをうかがっていた左腕が、残り1枠の先発ローテの座をつかみ取った。
○…栗林が開幕から抑えを務める。復帰登板から中1日で9回に登板。先頭への四球後、正木に148キロで右越え2ランを浴びた。「逆方向にあそこまで飛ばされているので力もない。もっと体全体で強い球を投げるようにしないと」。後続はカットボール中心の配球で3者連続三振。不安を残す内容となったが、新井監督の信頼は揺るがない。「もう安心。安心」とうなずき、開幕守護神起用を「もちろん」と明言した。
オープン戦の最終戦はいい形で終える事が出来て、ドリヨシもですが、全国のカープファンの皆さんはホッとしたのではないでしょうか。
打線はソフトバンク東浜投手に対し、1回裏2アウトから秋山選手がショートソフトバンク今宮選手の失策で出塁し、マクブルーム選手がセンター前ヒットで1、3塁としました。続く西川選手がライト前にタイムリーを放ち1−0と先制しました。実に19日のオリックス戦の9回以来、5試合37イニングぶりのタイムリーとなりました。
ソフトバンク3番手の甲斐野投手に対し、5回裏2アウトから秋山選手がヒットで出塁すると、続くマクブルーム選手がスライダーを叩き、レフトスタンドへ2ランを放ち、3−0としました。さらに西川選手がヒットで出塁すると、デビッドソン選手が152キロのストレートをライトスタンドへ2ランを放ち、5−0としました。マクブルーム選手は調子画良さそうですし、デビッドソン選手は次第に日本のピッチャーにアジャストしてきた感じがします。シーズンに入ってからのこの両外国人の活躍に期待していいと思います。
6回裏は1アウト1、3塁から野間選手のセカンドゴロの間に1点を挙げ、7回裏は2アウトから西川選手がヒットで出塁し、デビッドソン選手と坂倉選手の連続タイムリー2ベースで2点を追加しました。打線は13安打を放ち、西川選手が3安打猛打賞でした。2アウトからの得点が多かったのは素晴らしいですね。本来はこれだけの打線の破壊力はあるはずです。シーズン前の最後のオープン戦でこれだけ打線がつながったのは本当に良かったと思います。
オープン初登板の玉村投手は3回まで1人のランナーも許しませんでした。4回表2アウトからソフトバンク柳田選手に初安打を打たれ、ソフトバンク栗原選手に四球、ソフトバンクアストゥディーヨ選手に死球を与えて満塁のピンチを招きましたが、ソフトバンク正木選手を見逃し三振に取り、ピンチを脱しました。玉村投手は5回68球を投げて被安打1、四死球2、奪三振3で無失点と安定したピッチングでした。常にストライク先行でピッチング出来ていたので、危なげがなかったですね。奥行きのあるピッチングも出来ていました。今日のようなピッチングが出来れば、二桁勝利も夢ではないと思います。玉村投手は今日の好投で、開幕ローテーション入りを決めました。
6回から継投に入り、6回表はアドゥワ投手がソフトバンク栗原選手にタイムリーを打たれ1失点。7回はドラ5ルーキーの河野投手、8回はターリー投手が無失点に抑えました。アドゥワ投手は失策絡みの失点で、いい球は投げていました。河野投手は安定していますね。ゲームメイクはしっかり出来そうです。ターリー投手は昨年に比べてコントロールがかなり良くなったと思います。自滅する感じはなさそうです。セットアッパーとして起用しても、十分いけそうですね。
9回表は栗林投手が登板しましたが、先頭のソフトバンク増田選手に四球を与え、続くソフトバンク正木選手に2ランを浴びてしまいました。栗林投手はまだ本調子ではないのかと思いましたが、すぐに修正して、後続を3者連続三振に仕留め、試合が終わりました。栗林投手については2ランは打たれましたが、問題はないと思います。開幕までの残り4日間で、しっかり調整してくれるでしょう。
今季のオープン戦、カープは4勝9敗3分けで単独最下位になりました。オープン戦最下位は8年ぶりだそうです。しかし、あくまでオープン戦の成績であり、本番はこれからです。カープの開幕シリーズは31日からの神宮でのヤクルト3連戦です。いきなり昨年のリーグチャンピオンチームとの対戦になります。この3連戦の結果で、今季のカープの行く末を決めると言っても過言ではありません。リーグ優勝するためには、ヤクルトに勝ち越すのが最低条件です。
さあ、全国のカープファンの皆さん、31日の開幕に向けて、ポジティブなエネルギーをしっかり充填しておきましょう!
2023年03月25日
オープン戦@PayPayドーム 広島2−8福岡ソフトバンク 床田投手3回5失点と不安残す。打線は今日もタイムリーなし。チームは7連敗でオープン戦最下位が確定。
新井カープが7連敗 床田が3回5失点 打線は36イニング適時打なし 8年ぶりオープン戦最下位決定
3/25(土) 15:53配信
デイリースポーツ
1回、先制を許す床田(撮影・田中太一)
「オープン戦、ソフトバンク8−2広島」(25日、ペイペイドーム)
ソフトバンクは4年目の佐藤がオープン戦初出場で二回に1号3ランで開幕1軍をアピールした。
投げては先発転向の藤井が5回3安打無失点7奪三振の好投。
広島は開幕ローテ入りが決まっている床田が3回8安打5失点と不安を残した。
打線は内野ゴロの間に2点を挙げたが、4試合36イニング連続で適時打が出ていない。
チームは引き分けを挟んで7連敗。2015年以来となるオープン戦最下位が決まった。
チーム状態は最悪ですね。抑えられない、打てないでは「勝てるチーム」どころの話ではありませんね。
先発の床田投手はオープン戦最終登板で3回8回安打5失点と、シーズンに不安を残す登板になりました。前回17日のオリックス戦では5回4失点で、オープン戦の防御率は8.10となりました。
1回裏は2アウト1塁からソフトバンク栗原選手に右中間へタイムリー2ベースを浴びて0−1と先制されました。2回裏は併殺崩れから2アウト1、2塁となり、ソフトバンク佐藤選手に3ランを献上して0−4となりました。併殺が取れていたらこの3ランはなかっただけに、とても残念です。3回裏も3安打で1点を追加され、この回を投げ終えて降板しました。
床田投手は昨季はオールスターまでに8勝を挙げながら、8月3日のDeNA戦の5回の打席で、ファーストゴロを打った時の走塁で右足関節を骨折し、そのままシーズンを終えました。今季は年間通しての活躍が期待されています。ですが、こんなピッチングではかなり心配です。床田投手は開幕2戦目の4月1日のヤクルト戦での登板が見込まれています。なんとかピッチングを修正して、開幕に合わせて欲しいですね。
打線はソフトバンク先発の藤井投手(元広島)を相手に5回までわずか3安打と、手も足も出ませんでした。藤井投手が降板した6回以降に得点は奪ったものの、タイムリーは出ませんでした。6回表に1アウト1、3塁から野間選手のセカンドゴロの間に1点と、8回表に1アウト2、3塁から秋山選手のセカンドゴロの間に1点の計2点でした。実に36イニングタイムリーなしとなっています。打線もかなり重症です。キャンプまではセ・リーグ最強打線かと言われていましたが、今はその影もありません。
チームはオープン戦7連敗で、単独最下位が確定してしまいました。実に情けないです。まだシーズン中でなかったのが救いです。
明日はマツダスタジアムに移動してソフトバンクとのオープン戦最終戦です。なんとかこの閉塞感を打破すべく、明日は素晴らしい試合になることを祈るのみです。
あと、ドリヨシのみならず、野球ファンならば間違いなく思っているのは、カープのビジターユニフォームの背番号やネームがほとんど見えません。視認性が0に等しいですね。一刻も早くデザインを変更して欲しいと思います。この「失敗ユニフォーム」がカープの成績にも影響しているのではないかと感じるほどです。
2023年03月24日
オープン戦@PayPayドーム 広島1−6福岡ソフトバンク 大瀬良投手3回無失点好投!栗林投手も1回零封!しかし中崎投手炎上。打線もわずか2安打のみでオープン戦6連敗。
【広島】開幕投手・大瀬良大地が3回無失点「潰したい課題はある程度、潰せたかな」
3/24(金) 21:36配信
東スポWEB
広島・大瀬良
順調な仕上がりぶりを披露した。広島・大瀬良大地投手(31)が24日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)に先発し、3回2安打無失点。開幕前の自身最後の登板に「いい形で終えることができたので良かった」と話した。
既に開幕投手に決まっている大瀬良。調整は極めて良好で「潰したい課題は今日である程度、潰せたかなと思う」と笑顔を。そして「残り1週間でより細かいところを詰めていって、結果を残せるように準備したいと思う」と続けた。
昨年は23試合に登板して8勝9敗、防御率はプロ入り自己ワーストの4・72だった。「僕自身、ここ数年は離脱が多くて悔しい思いをしている」という大瀬良は「1年間(チームに)貢献できるようにやっていきたい」と語った。
東スポWEB
いくら強力ソフトバンク投手陣とはいえ、たったの2安打では、勝てる訳がありません。今日もソフトバンクに完敗でした。
ソフトバンクの先発左腕の大関投手に対し、1回表1アウトから菊池選手が四球で出塁しましたが、2盗に失敗しました。5回までランナーはこの1人のみでノーヒットで6三振でした。6回はソフトバンク左腕の田浦投手、7回はソフトバンク右腕の泉投手に打者3人ずつで抑えられてしまいました。
0−6で迎えた8回表、ソフトバンク甲斐野投手からマクブルーム選手がチーム初安打を放ち、続く西川選手の2ベースでノーアウト2、3塁のチャンスを作りましたが、デビッドソン選手は空振り三振。続く坂倉選手のファーストゴロの間に1点を返すのが精一杯でした。
9回表は2アウトから菊池選手と秋山選手が連続四球で出塁も、堂林選手は空振り三振に倒れて試合が終わりました。打線はかなり重症ですね。つながりが全くと言っていいほどありません。明日あさってでどれだけ奮起できるか、意地を見せて欲しいと思います。
先発の大瀬良投手は1回裏1アウトからソフトバンク中村晃選手にヒットを許すも、続くソフトバンク柳田選手をショートゴロ併殺打に打ち取りました。大瀬良投手は3回30球を投げて被安打2、無四球、奪三振4で無失点に抑え、5年連続の開幕投手として順調な調整ぶりを見せました。
4回はケムナ投手が2つの三振を取り、3者凡退に抑えました。ケムナ投手はいい時と悪い時があるので、首脳陣としては起用する場面を考えなくてはなりませんね。今日はいい方が出たようです。
しかし、5回裏に登板した中崎投手が炎上しました。先頭のソフトバンク栗原選手にいきなり2ベースを打たれ、続くソフトバンクアストゥディーヨ選手にヒットでつながれノーアウト1、3塁とされ、ソフトバンクホーキンス選手にレフト前タイムリーを浴びて先制を許しました。続くソフトバンク今宮選手の送りバントで1アウト2、3塁とされ、続くソフトバンクガルビス選手に犠牲フライ、続くソフトバンク海野選手にレフト前タイムリーを浴びて3点目を失い、中崎投手は降板しました。中崎投手は自身のピッチングをする以前の問題ですね。これでファーム行きは間違いないと思います。代わったアドゥワ投手もソフトバンク正木選手と柳田選手にタイムリーを打たれ、この回7安打を集中され5点を奪われました。
6回は栗林投手が登板し、先頭のソフトバンク栗原選手にヒットを打たれるも、後続を打ち取りました。栗林投手の腰の状態が心配ですが、今日のピッチングを見る限り問題なさそうです。予定ではあさってのマツダスタジアムのソフトバンク戦にも登板するそうです。7回はドラ5ルーキーの河野投手がソフトバンク正木選手に左中間スタンドへソロホームランを浴びて1失点しました。しかし、内容は悪くないと思うので、開幕1軍は間違いないでしょう。8回はターリー投手が1安打で無失点でした。
今日の投手陣は7人の継投で12安打6失点と散々でした。特に中崎投手はかなりヤバいですね。
最近の試合は投打が全く噛み合っていません。打線は貧打ですし、投手陣は踏ん張りが効かなくなっています。開幕まであと1週間です。このまま開幕を迎えるのはかなり不安です。
明日もPayPayドームでソフトバンクとのオープン戦です。何かチーム状態が良くなるきっかけが欲しいですね。
2023年03月23日
オープン戦単独最下位も新井監督全く動じず。
新井カープ5連敗で単独最下位も心配無用 「オープン戦と公式戦は別物」「いい形で開幕を」
3/23(木) 6:00配信
デイリースポーツ
6回、投手交代を告げる新井監督(撮影・開出牧)
「オープン戦、ロッテ5−0広島」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
広島は4安打完封負けで3分けを挟んで5連敗となり、単独最下位。オープン戦は3年連続の負け越しとなった。それでも新井貴浩監督(46)は「全然気にしていない。オープン戦と公式戦は別物」と前向きに捉えた。残り3試合。打順、継投など試せるものはすべて試して万全の状態で開幕を迎える。
先発候補のアンダーソンは初回に2失点など、立ち上がりに課題を残した。セットアッパーを期待する森浦は代打ポランコに適時打を許し、こちらも左打者対策は未解決。打線は秋山を3番に入れる打順を試したが、散発の4安打で完封負けに終わった。
最後に勝ったのは11日・ヤクルト戦。引き分け3試合を挟んで5連敗となった。それでも新井監督は「全然、全然。そんなん全然気にしてないですよ。周りは気にしているかもしれないけど。僕は気にしてないですよ」と笑い飛ばした。「気持ちのいいもんじゃないですけど、オープン戦の勝敗というのは全然関係ないと思っているので、残り3試合でいい形で開幕に入っていきたいなという感じです」と話した。
オープン戦と公式戦は別物と捉えるからこそ勝敗は気にならない。それよりも今は試す時。勝ちパターンも打順も流動的。競争を打ち出している以上、シーズンに入っても終わりはないという。
いよいよ24日からのソフトバンク3連戦でオープン戦を終え、開幕へと向かう。
「自分の調整、修正、微調整をしながら開幕を迎えてほしい」
選手を信じるからこそバタバタしない。指揮官はどっしりと構えて本番を迎える。
今季オープン戦は3つの引き分けを挟んで5連敗で、3勝7敗3引き分けの単独最下位に沈んでいます。
昨日もドリヨシは書きましたが、打線が機能不全に陥っているのと、勝ちパターンのリリーフ陣が固定できないという事の2点が問題です。
しかし、こんなチーム状態の時には、監督はじめ首脳陣は嘆き節になりやすいところですが、新井監督は違います。オープン戦5連敗については全然気にしていませんし、打線についても心配していないと常にポジティブです。確かに、指揮官が揺らいでしまうと、選手の皆さんにも不安な気持ちが伝わって、チーム内が悪循環に陥る可能性があります。
新井監督は今季は本気で選手の皆さんと心一つに戦う覚悟を決めていますね。選手のミスは全て監督の責任で腹をくくっています。
我々カープファンは、新井監督と選手の皆さんを信じて応援し続ける事が最高の後押しになります。とにかく、今季は最後の1試合まで(日本シリーズであって欲しい)全力応援していきましょう。
カープ1軍は明日あさってはPayPayドームでソフトバンク戦、さらに26日はマツダスタジアムに移動してソフトバンクとのオープン戦です。残り3試合、良い材料をできるだけ沢山出して31日の開幕戦を迎えたいところです。
オープン戦@ZOZOマリン 広島0−5千葉ロッテ 5連敗でオープン戦最下位に。アンダーソン投手4回4失点で開幕ローテ黄信号。
新井カープ 5連敗でオープン戦最下位に 先発アンダーソンが初回にいきなり2失点
3/22(水) 18:07配信
デイリースポーツ
4回、荻野(後方)に左越え2ランを打たれたアンダーソン(撮影・開出牧)
「オープン戦、ロッテ5−0広島」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ先発のメルセデスは五回途中まで3安打無失点と好投。順調な仕上がりぶりを見せた。
打線では1番に入った荻野が初回に安打で先制機を演出すると四回1死一塁では左翼越え2号2ラン好調。
広島は先発のアンダーソンが初回にいきなり3連打などで2失点。立ち上がりの課題をクリアできなかった。
広島は引き分けを挟んで5連敗、最下位に沈んだ。3試合を残してオープン戦は3年連続の負け越しが決まった。
ちょっとチーム状態が良くないですね。特に打線は深刻かもしれません。今日も散発4安打で完封負けです。
先発のアンダーソン投手は1回裏、先頭のロッテ荻野選手にヒット。続くロッテ藤岡選手に2ベースを打たれノーアウト2、3塁からロッテ中村選手に初球のスライダーをレフト前に運ばれ、わずか8球で2点を先制されました。
2回裏は3者凡退に抑えましたが、3回裏は2アウトから内野安打と四球でピンチを招きましたが、なんとか無失点で切り抜けました。しかし、4回裏は1アウトからロッテ藤原選手に四球を与えると、続くロッテ荻野選手にレフトスタンドへ2ランを浴びて0−4とされました。結局アンダーソン投手は4回89球を投げて5安打、3四球で4失点と不安定な内容でした。アンダーソン投手本人はしっかり準備が出来ていると言い切っていますが、リズムも悪く、コントロールも今一つの内容では、開幕ローテーション入りは難しいと思います。
打線はロッテの先発メルセデス投手に3回表1アウトから小園選手の四球、野間選手の内野安打で1、2塁としましたが、菊池選手と秋山選手が凡退し無得点。5回2アウトまでロッテメルセデス投手に3安打に抑えられると、その後はロッテの小刻みな継投の前に9回まで1安打に終わりました。
リリーフ陣は2番手アドゥワ投手と3番手松本投手は1イニングを打者3人で抑えました。しかし、7回裏に登板した森浦投手がロッテ小川投手にヒットを打たれ2盗を決められると、ロッテ代打ポランコ選手にタイムリーを浴びて0−5とされました。アドゥワ投手は開幕1軍はほぼ確実でしょうね。しかし、森浦投手は登板の度に失点を重ねています。森浦投手はファームでじっくり調整するべきだと思います。8回は戸根投手が登板し、2本のヒットを浴びるも無失点に抑えました。
現在カープは打線とリリーフ投手陣に問題がありますね。特に打線に元気がありません。秋山選手や菊池選手などからは快音が聞かれません。リリーフ陣は改めて整備が求められています。このまま開幕を迎えるのは不安で仕方ありません。
オープン戦はあと残り3試合です。なんとかチームが良くなるきっかけを掴んで欲しいところです。次は24日からソフトバンクとの3試合です。
2023年03月21日
オープン戦@ZOZOマリン 広島1−2千葉ロッテ 得点は1回の1点のみ。遠藤投手7回2失点好投!黒原投手1イニングを無失点!
【広島】黒原拓未が逆転開幕1軍猛アピール「昨年を取り返す」1軍合流即登板で左打者3人斬り
3/21(火) 17:13配信
日刊スポーツ
ロッテ対広島 8回裏から2番手で登板した広島黒原(撮影・鈴木みどり)
<オープン戦:ロッテ−広島>◇21日◇ZOZOマリン
逆転開幕1軍へ猛アピールだ。1軍に合流したばかりの広島黒原拓未投手(23)が、オープン戦初登板で好投した。
1点ビハインドの8回に2番手として登板。この日2安打の先頭安田は、外角直球で見逃し三振を奪った。続く代打角中も力で押し込み、146キロで左邪飛。最後は藤原をこの日最速147キロで中飛に打ち取った。
「どんどん腕を振って投げ込むというのが持ち味だと思うので、とにかくストライクを取りに行かずに、しっかりと腕を振ってストライク先行で投げられた。良かったと思います」
昨年5月4日巨人戦以来となる1軍登板で持ち味を発揮した。
一昨年のドラフト1位も、昨季は12試合登板どまり。シーズン途中に左肩を痛めて離脱し、再昇格しないまま1年目を終えた。2年目の今年は春季キャンプ2軍スタートも、ブルペン投球からアピールを続け、実戦でも結果を残してきた。
新井監督は「ファームからずっと推薦があった。今日見て、やっぱりいいなと。いいものを見せてくれたなと思いました」と評価。開幕10日前の合流で開幕1軍も見えてきた。
左腕は「昨年はケガで長期離脱して、満足に野球していなかった。昨年を取り返す気持ちでしっかり全力でやっていきたい」と胸を張る。巻き返しを期す2年目、ようやくスタートラインに立った。
▽広島遠藤(先発して7回4安打2失点)「手応えはあった。どんどん押せるなという感じでしっかり真っすぐ多めで投げられた。終盤になったときに変化球の精度、真っすぐの精度をもっと練習の中で追い求めていけたら」
どうも接戦に弱いような傾向があるのかなと思います。今日も1点差で敗れてしまいました。
打線は1回表、1アウト満塁のチャンスで松山選手がレフトへ犠牲フライを放ち、1点を先制しました。しかし、得点はこの1点のみに終わっています。
2回表は2アウト2塁のチャンスで、秋山選手が見逃し三振。4回表は1アウト1、2塁のチャンスで、菊池選手、小園選手が凡退。5回表は2アウト3塁でマクブルーム選手が空振り三振と、何度もチャンスを潰しています。ここ数試合、あと1本が出ない状態が続いています。かなり気がかりです。
投げては先発の遠藤投手が今日も上々のピッチングを展開し、7回90球を投げて、4安打2失点の内容でした。あとは遠藤投手が開幕何戦目に登板するかですが、ドリヨシ的には開幕2戦目、神宮のヤクルト戦ではないかと思います。
そして8回には2年目の黒原投手が久しぶりに1軍のマウンドに帰って来ました。昨年5月以来の1軍登板です。肩を痛めてしまって登板出来ませんでしたが、ファームで良い内容のピッチングだった事から、高2軍監督の推薦で1軍登板になったそうです。で、ロッテ安田選手を見逃し三振。ロッテ代打角中選手をレフトファウルフライ。ロッテ藤原選手をセンターフライに抑え、3者凡退に打ち取りました。明日以降も登板チャンスはあるはずなので、しっかり結果を出して開幕1軍をアピールして欲しいと思います。
打線のつながりが今一つですので、明日は是非つなぐ野球を見せて欲しいものです。
明日もZOZOマリンでロッテとのオープン戦です。
2023年03月19日
オープン戦@マツダ 広島5−5オリックス(9回規定により引き分け) 九里投手7回1失点好投!リリーフ陣踏ん張れず一時逆転を許すも、松山選手執念のタイムリーでドロー。
広島・九里亜蓮、7回1失点 志願の111球に「公式戦を想定して球数をしっかりと投げたかった」
3/19(日) 17:14配信
サンケイスポーツ
広島先発の九里亜蓮(撮影・沢野貴信)
(オープン戦、広島5―5オリックス、19日、マツダ)開幕ローテ入りを決めている広島・九里亜蓮投手(31)が先発し志願して111球を投げ7回3安打1失点にまとめた。
「公式戦を想定して球数をしっかりと投げたかった。6回終わった時点で90球だったので(コーチに)『もう1イニング行かせてください』と言いました。ストライク先行で粘り強くゼロでいけた」
本番モードで臨み、一回にいきなり野口への1球目の直球が甘く入り右中間へ先制ソロを浴びたが、二回以降は多彩な変化球で相手打線に的を絞らせず追加点を許さなかった。三回は連打と暴投で1死一、三塁のピンチを招いたが無失点にしのぎ、四回以降は無安打に抑えた。
「投球フォームの正確性や力を込めたときの球筋がズレている。(修正できるように)やっていかないといけない」
この日を含めオープン戦3試合に登板し計12回9被安打2失点と調子を上げてきた。昨季は6勝どまりだったが、2021年には13勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得した実力者。1試合の登板を挟み、マツダ開幕となる4月4日の阪神初戦に向かう。
九里投手のピッチング内容がかなり心配でしたが、今日のピッチングで不安要素が払拭されました。ナイスピッチングでした。
立ち上がりは崩れました。1回表、オリックス先頭の野口選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて先制を許すと、続くオリックス西野選手に四球を与えました。でも、その後はランナーを出しても粘って投げて、それ以上の得点は許しませんでした。ストライク先行で、優位に立ったピッチングだったと思います。
九里投手は7回3安打1失点の好投でした。試合後に新井監督が4月4日のマツダスタジアムでの開幕の阪神戦の先発を明言したそうです。今日の九里投手のピッチングならば、全く心配はないと思います。
しかし、後続のリリーフ陣がピリッとしませんでした。4−1で迎えた8回表、2番手のケムナ投手が、ノーアウト満塁の大ピンチを招き、オリックス紅林選手にレフトへの犠牲フライを許し、4−2とされました。その後のピンチはなんとかしのいで1点止まりに抑えましたが、あまり良い内容ではありませんでした。
さらに9回表は3番手の中崎投手が登板しましたが、ノーアウト2塁からオリックス代打大里選手にセンター前タイムリーを浴びて4−3。さらに2アウト2、3塁からオリックス小田選手にライトへ2点タイムリー2ベースを浴びて4−5と逆転されました。中崎投手はストレートの威力が今一つで、スライダーのキレも甘く、とても勝ちパターンでは起用できません。ケムナ投手も中崎投手もファーム行きが濃厚でしょうか。
打線は4回裏、2アウト1塁から坂倉選手がライトへのタイムリー2ベースで1−1の同点に追いつきました。さらに2アウト2塁からデビッドソン選手がセンター前タイムリーを放ち、2−1と逆転しました。デビッドソン選手が徐々にではありますが、日本のピッチャーにアジャストしてきているようです。
7回裏は1アウト1、2塁から大盛選手がセンターへタイムリー2ベースを放ち、3−1になりました。大盛選手も開幕1軍の当落線上にあるので、とにかく必死です。さらに1アウト2、3塁から代打松山選手のショートゴロの間に1点を挙げて4−1としました。
4−5で迎えた9回裏、2アウト3塁から松山選手がレフト前へタイムリーを放ち、5−5の同点に追いつきました。松山選手の勝負強さは顕在ですね。代打の切り札として、十分期待できます。
本来ならば、逆転してリードを保ったまま逃げ切らなければならない試合でした。もし公式戦だったら大変です。ケムナ投手と中崎投手は猛反省しなくてはなりません。
さて、カープの次のオープン戦は21日、22日のZOZOマリンでのロッテ戦です。31日開幕の公式戦を見据えたメンバーで戦っいくものと思います。オープン戦残り5試合、いい形で締めくくって欲しいと思います。
2023年03月18日
オープン戦@マツダ 広島1−2オリックス 野間選手2戦連続マルチと好調!森投手4回2失点も6四球で開幕ローテ争いから後退。
広島・野間、2番で2戦連続マルチ出塁 森は4回6四球、ローテ争いから後退
3/18(土) 17:36配信
ベースボールキング
広島・野間峻祥 (C)Kyodo News
● 広島 1 − 2 オリックス ○
<3月18日 マツダスタジアム>
広島の野間峻祥外野手(30)が18日、オリックスとのオープン戦に「2番・右翼」で先発出場。4打数2安打で2試合連続の“マルチ出塁”を記録した。
野間は初回の第1打席、失策で出塁した秋山を一塁に置きオリックスの先発右腕・山岡と対戦。2球目のカーブをコンパクトに中前へ弾き返し、その後、先制のホームを踏んだ。5回の第3打席も、無死一塁で山岡のカットボールを軽打で左前へ。ここは追加点につながらなかったものの、再び無死一、二塁の好機を演出した。
野間は4打数2安打1得点の働きで途中交代。これでオープン戦は3試合連続で2番に入り3試合連続安打をマーク。3打席で交代した前日のオリックス戦(シティS)も安打と四球で2度出塁しており、これで2試合連続の2出塁となった。
開幕ローテ入りを狙う先発・森は、4回90球、3安打2失点、1奪三振6四球の内容で降板。左腕は前回12日のヤクルト戦(マツダ)でも3イニングで計5四死球を与えており、2試合連続の制球難でローテ争いから後退した。
BASEBALL KING
結果的にオリックスに競り負けた形になりました。打線は好機は作るもあと1本が出ず、ストレスのたまる試合になりました。
オリックス先発の山岡投手に対し、1回裏、セカンドのオリックス太田選手の2つの失策と、オリックス山岡投手自身の暴投も絡み1点を先制しました。しかし、なお1アウト1、3塁でデビッドソン選手と松山選手が凡退し、追加点を奪えませんでした。
先発の森投手は前回11日のヤクルト戦では3回を投げて四死球5と制球が安定しませんでした。今日も3回まで5つの四球を出しましたがなんとか無失点に抑えました。しかし、4回表、先頭のオリックスゴンザレス選手に四球。1アウト後にオリックス来田選手にセンターへのタイムリー3ベースを浴びて1−1の同点。続くオリックス太田選手にはレフト前タイムリーを浴びて1−2と逆転を許しました。結局森投手は4回90球を投げて被安打3、四球6の2失点でした。あまりにも制球がお粗末で、自身のピッチングをする以前の問題となりました。昨季終盤から頭角を現して来て、春のキャンプでも好投して、今季先発ローテーション入りはほぼ確実かと思いましたが、ここに来て内容のないピッチングを続けてしまい、非常に残念です。
1−2で迎えた4回裏、2アウトから満塁のチャンスを作りましたが、石原選手はレフトフライに終わりました。5回裏は秋山選手と野間選手の連打でノーアウト1、2塁としましたが、マクブルーム選手がサードゴロ併殺打。西川選手は四球でつなぎましたが、デビッドソン選手は空振り三振に倒れました。マクブルーム選手の併殺は痛かったですね。オリックス山岡投手の縦に曲がるスライダーを強引に引っ掛けました。逆方向へ打つ意識があれば、結果が違っていたと思います。
オリックスの2番手の山崎福也投手に対し、6回から8回まで出塁は韮澤選手のヒットのみでした。9回裏、先頭上本選手の内野安打と韮澤選手の送りバントで1アウト2塁の同点のチャンスを作りましたが、持丸選手は空振り三振。大盛選手はファーストゴロに倒れて試合が終わりました。
カープの2番手のドラ5ルーキー河野投手は5回1イニングを3者凡退。3番手の戸根投手は先頭打者に死球を与えるも6回1イニングを無失点に抑えました。河野投手は安定していますね。開幕ブルペン入りはほぼ確実だと思います。戸根投手も少しずつ持ち味を発揮しつつあります。
4番手の森浦投手は7回表、オリックス佐野選手に2ベース。オリックス福田選手の送りバントで1軍アウト3塁とされましたが、オリックス大里選手のスクイズを外してピンチを切り抜けました。森浦投手はもう少し見極める必要があるかなと思います。
5番手の島内投手は8回、6番手のターリー投手は9回をそれぞれ無失点に抑えました。島内投手とターリー投手は良くなっていますね。栗林投手が万が一開幕に間に合わない場合は、この2人が暫定守護神として起用は可能ですし、栗林投手が守護神を務める場合はセットアッパーとして機能してくれると思います。
野間選手の調子がいいですね。バッティングも好調ですし、守備でもいいところを見せてくれています。ドリヨシ的には、野間選手は是非1番バッターとして起用して欲しいです。
さて、明日もマツダスタジアムでオリックスとのオープン戦です。明日はスッキリした試合を観たいですね。
2023年03月17日
オープン戦@シティS 広島4−4オリックス(9回規定により引き分け) 床田投手序盤4失点もその後は修正して無失点!デビッドソン選手、田村選手オープン戦1号!
【広島】大けがから復活の床田寛樹、開幕ローテ確実に 序盤4失点も意識変え追加点許さず
3/17(金) 18:59配信
日刊スポーツ
オリックス対広島 オリックス戦に先発する床田(撮影・加藤哉)
<オープン戦:オリックス4−4広島>◇17日◇シティ信金スタ
右足関節骨折からの完全復活を目指す広島床田寛樹投手(28)が、開幕ローテーション入りを確実にした。
17日のオープン戦・オリックス戦に先発し、初回は森、2回は中川圭に適時打を許して序盤で4失点。だが3〜5回は完全投球を続け「(左腕を)縦振りにする意識としっかり指にかける意識を3回から変えてすごくよかったので、それは次は最初からできるようにしたい」と投球が一変した理由を明かした。
ケガを負った昨年8月3日DeNA戦以来の打席にも立ったが、オリックスの先発・山下の前に2打席連続三振。「打って塁間走るのができなかったけど、打席に入るまでの準備の仕方とかはできたので。前に当てて走りたかったなと思いました」と振り返った。
新井監督は「今日しっかり投げられたということが収穫」と評価。さらに「一晩たって(右足首が)どうなるか、反応を確かめないといけない」と前置きした上で「床田の場合は、投げられる状態でもう決まっている。ローテの中にはね」と明言。痛みの再発などがない限り、開幕ローテーションの軸の1人としてシーズンの予定を立てていく。
先発の床田投手は開幕ローテーション入りに前進しました。5回5安打4失点ではありましたが、立ち上がりで4失点したものの、3回以降はノーヒットピッチングを見せました。
新井監督は「ある程度、球数を投げられたのが一番の収穫」と満足そうでした。
ドリヨシ的には、開幕ローテーション入りは確実だと思いますが、右足関節骨折からの復帰という事で、下半身のトレーニングが十分出来ていないはずです。なので、先発しても早めに降板させて、無理させないようにして欲しいと思います。
打撃では、新外国人のデビッドソン選手に待望のオープン戦初ホームランを放ちました。
4回表ノーアウト、カウント2−1から真ん中高めのストレートをフルスイングし、高く上がった打球は左中間スタンドへ飛び込みました。
デビッドソン選手はオープン戦8試合で21打数4安打の打率.190、0本塁打でしたが、今日はメジャー通算54発のパワーを見せつけました。パワーがすごいのはわかりますが、あとは確実性をどれだけ上げられるかが課題です。
もう1人、ホームランを放ったのが、2年目の田村選手です。7回表の先頭で、オリックスコットン投手の初球のストレートを振り抜き、ライトスタンドへソロホームランを放ちました。
田村選手はオープン戦9試合、12打数5安打で打率.417、長打率.833と素晴らしいバッティングを見せています。チームとしては、19日のオリックスとのオープン戦までで、開幕1軍メンバーを固めるようなので、田村選手は必死です。今日のホームランで開幕1軍に一歩近づいたと言っていいでしょう。
明日、あさってはマツダスタジアムでオリックスとのオープン戦です。若手選手は1軍生き残りのアピールのラストチャンスです。悔いのないように、結果を残して欲しいと思います。
2023年03月15日
オープン戦@バンテリンドーム 広島7−8中日 大瀬良投手6回途中4失点も問題なし!「魔の8回」か、森浦投手逆転許して敗戦。
『開幕投手』確定の大瀬良 6回に4失点もストレート威力十分 新井監督「何も問題ない」【広島】
3/15(水) 19:07配信
中日スポーツ
中日戦に先発した大瀬良
◇15日 オープン戦 中日8―7広島(バンテリン)
開幕投手に決まっている広島の大瀬良が好調ぶりを見せた。70球を超えた6回に4失点したものの、5回まで2安打無四球無失点。「昨年とは真っすぐに対する打者の反応が違うというか、そういったものは見て取れる部分もある」と大瀬良。自身も感じたように、6回にも150キロ台を計測したストレートは威力十分だった。
新井監督も「いいボールを投げてましたし、何も問題ないと思います」と安心して見ていた。
中日スポーツ
勝ち試合の流れでしたが、8回に大逆転を許し、昨季までの「魔の8回」の再現かと思うくらい、今日の敗戦はショックでした。
打線は中日の先発涌井投手に対し3回までデビッドソン選手のヒットのみの出塁に抑えられました。
4回表、ノーアウト1塁からマクブルーム選手がスライダーを叩いてレフトスタンドへ2ランを放ち、2−0と先制しました。マクブルーム選手のバッティングは安定していますね。おそらく開幕4番を務める事になるでしょう。
先発の大瀬良投手は4回裏、先頭の中日岡林選手に初安打となる2ベースを許しましたが、中日大島選手、高橋周平選手、アキーノ選手を3者連続三振に取りました。
しかし、6回裏、中日岡林選手と大島選手の連打から1軍アウト1、2塁のピンチを招くと、続く中日アキーノ選手にセンター前タイムリーを浴び、さらに中日ビシエド選手へ四球を与えて1アウト満塁から中日アルモンテ選手にレフトへ2点タイムリー2ベースを浴びて逆転を許して降板しました。1アウト2、3塁から2番手戸根投手の暴投で1点を失い、この回4点を奪われました。大瀬良投手は5回1/3を投げて被安打6、四死球2、奪三振4で失点4でした。大瀬良投手は5回まではほぼ完璧なピッチングを展開していました。6回はスタミナ切れで打たれましたが、ピッチングの内容は良かったです。ストレートは威力がありましたし、変化球もキレていました。新井監督も問題ないと太鼓判を押していました。
逆転された直後に打線が奮起しました。中日3番手砂田投手に対し、7回表2アウトから菊池選手の2ベース、田中選手のライト前タイムリーで1点差。さらに代打上本選手の内野安打で1、2塁とし、続く代打末包選手がレフトへ2点タイムリー2ベースを放ち、4連打で逆転に成功しました。
さらに8回表1アウト満塁から代打田村選手がライト前タイムリーを放ち、さらに上本選手の押し出し四球で2点を加え、7−4としました。今日の打線は12安打で7得点を挙げました。
この流れで行けば、間違いなく勝てる試合、いや、勝たなくてはならない試合でしたが、「魔の8回」が襲ってきました。8回裏、4番手の森浦投手が捕まりました。中日先頭のカリステ選手への四球と堂林選手の失策などで1アウト1、2塁から中日の高卒ルーキー山浅選手にタイムリーを浴びて7−5。さらに社会人ルーキーの中日福永選手にレフトスタンドへ3ランを浴びて7−8と逆転されました。森浦投手はやはりダメですね。これだけ打たれるという事は、ストレートの威力もなく、変化球、特にチェンジアップの抜けが良くないのかなと思います。現在の森浦投手では、勝ちパターンには起用できない感じですね。
リリーフ投手陣の整備が開幕までどれだけ進むか、チームとしての緊急の課題になりますね。
次のオープン戦は17日はシティSでオリックス戦、18日、19日はマツダスタジアムで同じくオリックス戦です。若手選手の生き残り競争はますますし烈になりますし、リリーフ投手陣の確立に向けて、若手投手の奮起を期待しましょう。