2023年03月26日
オープン戦@マツダ 広島8−3福岡ソフトバンク 玉村投手5回無失点好投!マクブルーム選手&デビッドソン選手が2ラン!オープン戦の連敗を7で止める!
【広島】玉村昇悟、開幕ローテ残り1枠に滑り込み 1軍対外試合初登板で5回1安打無失点
3/26(日) 19:29配信
日刊スポーツ
オープン戦広島対ソフトバンク 広島先発の玉村(撮影・加藤孝規)
<オープン戦:広島8−3ソフトバンク>◇26日◇マツダスタジアム
今年1軍で対外試合初登板となった先発玉村昇悟投手(21)が、5回1安打無失点の好投で開幕ローテ入りを決めた。
残る5枠は大瀬良、九里、床田、遠藤、来日2年目のアンダーソンとなる。
力強い真っすぐにスライダーやチェンジアップを交え、3回まで完全投球の立ち上がりを見せた。4回は2死から初安打を許すと「勝手に1人であたふたしていた」。クイック投法のタイミングが合わずに四球後、2ストライクから死球を与えて満塁のピンチを招いた。それでも正木を外角低め直球で見逃し三振に。5回も立ち直り、3者凡退で締めた。新井監督は「ナイスピッチングでした。ワンチャンスをつかみましたね」と開幕ローテ入りを明言した。
今春は2軍キャンプスタートとなり、1軍合流は2月14日の紅白戦に登板したのみ。「運が落ちてきたときにつかみ取れるようにと思って、ずっと2軍ではやってました」。虎視眈々(たんたん)と昇格のタイミングをうかがっていた左腕が、残り1枠の先発ローテの座をつかみ取った。
○…栗林が開幕から抑えを務める。復帰登板から中1日で9回に登板。先頭への四球後、正木に148キロで右越え2ランを浴びた。「逆方向にあそこまで飛ばされているので力もない。もっと体全体で強い球を投げるようにしないと」。後続はカットボール中心の配球で3者連続三振。不安を残す内容となったが、新井監督の信頼は揺るがない。「もう安心。安心」とうなずき、開幕守護神起用を「もちろん」と明言した。
オープン戦の最終戦はいい形で終える事が出来て、ドリヨシもですが、全国のカープファンの皆さんはホッとしたのではないでしょうか。
打線はソフトバンク東浜投手に対し、1回裏2アウトから秋山選手がショートソフトバンク今宮選手の失策で出塁し、マクブルーム選手がセンター前ヒットで1、3塁としました。続く西川選手がライト前にタイムリーを放ち1−0と先制しました。実に19日のオリックス戦の9回以来、5試合37イニングぶりのタイムリーとなりました。
ソフトバンク3番手の甲斐野投手に対し、5回裏2アウトから秋山選手がヒットで出塁すると、続くマクブルーム選手がスライダーを叩き、レフトスタンドへ2ランを放ち、3−0としました。さらに西川選手がヒットで出塁すると、デビッドソン選手が152キロのストレートをライトスタンドへ2ランを放ち、5−0としました。マクブルーム選手は調子画良さそうですし、デビッドソン選手は次第に日本のピッチャーにアジャストしてきた感じがします。シーズンに入ってからのこの両外国人の活躍に期待していいと思います。
6回裏は1アウト1、3塁から野間選手のセカンドゴロの間に1点を挙げ、7回裏は2アウトから西川選手がヒットで出塁し、デビッドソン選手と坂倉選手の連続タイムリー2ベースで2点を追加しました。打線は13安打を放ち、西川選手が3安打猛打賞でした。2アウトからの得点が多かったのは素晴らしいですね。本来はこれだけの打線の破壊力はあるはずです。シーズン前の最後のオープン戦でこれだけ打線がつながったのは本当に良かったと思います。
オープン初登板の玉村投手は3回まで1人のランナーも許しませんでした。4回表2アウトからソフトバンク柳田選手に初安打を打たれ、ソフトバンク栗原選手に四球、ソフトバンクアストゥディーヨ選手に死球を与えて満塁のピンチを招きましたが、ソフトバンク正木選手を見逃し三振に取り、ピンチを脱しました。玉村投手は5回68球を投げて被安打1、四死球2、奪三振3で無失点と安定したピッチングでした。常にストライク先行でピッチング出来ていたので、危なげがなかったですね。奥行きのあるピッチングも出来ていました。今日のようなピッチングが出来れば、二桁勝利も夢ではないと思います。玉村投手は今日の好投で、開幕ローテーション入りを決めました。
6回から継投に入り、6回表はアドゥワ投手がソフトバンク栗原選手にタイムリーを打たれ1失点。7回はドラ5ルーキーの河野投手、8回はターリー投手が無失点に抑えました。アドゥワ投手は失策絡みの失点で、いい球は投げていました。河野投手は安定していますね。ゲームメイクはしっかり出来そうです。ターリー投手は昨年に比べてコントロールがかなり良くなったと思います。自滅する感じはなさそうです。セットアッパーとして起用しても、十分いけそうですね。
9回表は栗林投手が登板しましたが、先頭のソフトバンク増田選手に四球を与え、続くソフトバンク正木選手に2ランを浴びてしまいました。栗林投手はまだ本調子ではないのかと思いましたが、すぐに修正して、後続を3者連続三振に仕留め、試合が終わりました。栗林投手については2ランは打たれましたが、問題はないと思います。開幕までの残り4日間で、しっかり調整してくれるでしょう。
今季のオープン戦、カープは4勝9敗3分けで単独最下位になりました。オープン戦最下位は8年ぶりだそうです。しかし、あくまでオープン戦の成績であり、本番はこれからです。カープの開幕シリーズは31日からの神宮でのヤクルト3連戦です。いきなり昨年のリーグチャンピオンチームとの対戦になります。この3連戦の結果で、今季のカープの行く末を決めると言っても過言ではありません。リーグ優勝するためには、ヤクルトに勝ち越すのが最低条件です。
さあ、全国のカープファンの皆さん、31日の開幕に向けて、ポジティブなエネルギーをしっかり充填しておきましょう!
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