2018年04月30日
薮田投手が二軍降格
広島・薮田、2軍降格 制球難深刻…5回途中1安打無失点も7四球で降板
4/30(月) 20:32配信
「広島2−4阪神」(30日、マツダスタジアム)
広島の薮田和樹投手が、2軍で再調整することが決まった。試合後、畝投手コーチが「ファームからはい上がってきてほしい」と話した。
4月10日・阪神戦(甲子園)以来の先発となった薮田は、制球に苦しんだ。初回、先頭から2者連続四球など、五回途中まで投げ1安打ながら7四球で走者をためた。打者19人に投げ、初球がストライクだったのは1人だけ。不利なカウントからのスタートを余儀なくされ、苦しい投球が続いてしまった。
昨季15勝3敗で最高勝率に輝いた男は、オープン戦から結果を残せなかった。開幕ローテ入りを果たしたものの、昨季はなかった制球難が目立った。「もう一度、自信を取り戻して来る」。試合後、薮田は力を込めた。
薮田投手は今日も制球が荒れて、良くなるどころの話ではありませんでした。5回途中まで7個の四球を出し、2番手のアドゥワ投手に代わりました。今日のピッチングを見ると、自慢のストレートは影を潜め、変化球に頼る形になっていて、薮田投手らしくありませんでした。ファームで調整すると決まったからには、投球フォームなどをしっかりチェックしながら、徹底的に修正して、本来の状態に戻して一軍に帰ってきて欲しいですね。
6回戦@マツダ 広島2−4阪神(延長10回) 一岡投手が決勝2ランを浴び敗戦。5連勝でストップ。
広島の高橋大が二回にプロ初安打&プロ初得点 鈴木と同期入団
4/30(月) 16:45配信
広島・高橋大樹外野手(23)が30日、阪神6回戦(マツダ)で4年ぶりに「7番・中堅」でスタメン出場。二回一死の1打席目に岩貞のスライダーを左前へ弾き返して、プロ初安打をマークした。
「打ったのはスライダー。最初は何とか塁にでようという気持ちでいきました。追い込まれてしまったので、そこからは三振しないように食らいついていきました。2軍でやってきたことを出せた結果、プロ初ヒットになって、めっちゃうれしいです!!」
その後、会沢の二塁打で三塁まで進み、田中と菊池の連続四球で先制のホームを踏み、プロ初得点もマーク。高橋大は2013年に龍谷大平安高からD1位で入団し、D2位は鈴木。23日に亡くなった衣笠祥雄氏(平安高出身)の直系の後輩にあたる。
今日の試合の明るいニュースは高橋大樹選手がプロ入り初安打を放ったことでしょうか。2回裏、1アウト後の第1打席、阪神岩貞投手のスライダーをジャストミートして、レフト前に運びました。鈴木選手と同期入団で、先日亡くなられた衣笠祥雄氏の高校の後輩ということで、高橋選手自身も、今日の初安打はとても嬉しかったと思います。
さて、試合は2−2の同点で迎えた9回裏、広島は2アウト満塁の一打サヨナラのチャンスでしたが、野間選手がサードへのファウルフライで決めきれませんでした。ここで流れが阪神に傾いた感じがします。
延長10回表、6番手の一岡投手から阪神先頭の植田選手がレフト前にヒットしました。この打球はサードの安部選手が取れていたかもしれない打球だっただけに、ちょっと残念でした。糸井選手がレフトフライの後、ロサリオ選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて勝負ありました。1塁ランナーの植田選手を気にし過ぎたのか、ロサリオ選手に甘いストレートを投じてしまいました。植田選手が出塁してなければ、こういった結果にはならなかったと思います。
これで広島は5連勝でストップしました。今日の試合も勝てる試合だっただけに、残念です。が、仕方ありません。切り替えていきましょう。明日からは好調読売との3連戦です。読売は今日も勝って8連勝としています。2位に浮上してきたので、首位攻防戦になります。広島先発は中村祐太投手です。前回DeNA戦では完投目前で無念の降板で悔し泣きしました。明日は完投目指して頑張って欲しいです。読売は山口投手です。過去2試合ではいずれも完投勝利を挙げています。簡単には崩れないと思いますので、持ち前の機動力で揺さぶって行きたいですね。緊迫した投手戦になりそうです。3連戦の頭ですから、絶対勝ちとって欲しいです。
【速報】NHK総合テレビで故・衣笠祥雄氏の追悼番組を放送。
“鉄人”の闘志 永遠に〜追悼・衣笠祥雄さん〜
2018年4月30日(月) 午後5時10分(50分)
番組内容
“鉄人”の闘志 永遠に〜追悼・衣笠祥雄さん〜
“鉄人”衣笠祥雄さんが今月71歳で亡くなった。昭和45年から昭和62年まで休まず試合に出続け、2215試合連続出場のプロ野球記録を達成、国民栄誉賞も受賞した昭和の名選手だった。持ち味はあきらめない“不屈の闘志”。度重なる怪我に苦しみ、ときには左肩を骨折しながらも試合に出続け、世界記録を打ち立てた。連続出場記録を続ける衣笠さんに密着した1986年のNHK特集から野球にかけたその闘志と素顔を偲ぶ。
出演者ほか
【司会】森田美由紀
チャンネル 地上波NHK総合テレビ
2018年4月30日(月) 午後5時10分(50分)
テレビ局は各局衣笠さんの追悼番組を放送しているようですが、NHKも総合テレビで今日の夕方放送するようです。何本か番組を見てきましたが、衣笠さんの野球に対する取り組みはもちろんのこと、人間性としても素晴らしかった事がわかります。1979年、読売西本投手から死球を受け、肩甲骨を骨折した翌日に代打で登場し、読売江川投手から3球空振り三振した際のエピソードには感動しました。衣笠さんの心がここに凝縮されている感じがします。カープファンの皆さんも、そうでない皆さんも、この番組を御覧いただいて、亡き衣笠さんを偲びましょう。
2018年04月29日
5回戦@マツダ 広島5−2阪神 バティスタ選手決勝弾!大瀬良投手3勝目!広島5連勝!
広島5連勝、大瀬良3勝目 阪神は3、4月負け越し
4/29(日) 17:00配信
<広島5−2阪神>◇29日◇マツダスタジアム
広島は抹消の丸に代わり、松山が3番に入った。阪神が3回に梅野の2号ソロで先制し、先発能見は3回まで1安打の立ち上がり。
広島は5回に菊池の2点適時打で逆転。6回にロサリオの中犠飛で追い付かれるも、その裏バティスタの3号ソロで勝ち越した。
7回に田中の2ランで突き放した広島が5連勝で貯金8。大瀬良が3勝目。中崎が10セーブ目。連敗の阪神は3、4月の月間負け越しが決まった。能見が今季初黒星。
今日の試合は大瀬良投手に尽きるでしょう。8回途中で2失点。3回に阪神梅野選手のソロホームランと、6回の阪神ロサリオ選手の犠牲フライの計2点に抑えました。今日はストレートとカットボールが冴え渡り、粘りのピッチングで7回2/3を投げました。ドリヨシの本音としては完投して欲しかったですが、8回途中でスタミナが切れてしまいました。しかしながら、今日は頑張りました。ドリヨシ的には大瀬良投手にはカープのエースになって欲しいと願っています。8回途中から今村投手、9回は中崎投手の必勝リレーで締めました。
打線は丸選手が登録抹消の中で、松山選手が3番に入りました。0−1で迎えた5回裏、阪神先発の能見投手を攻め、ヒット2本と四球で2アウト満塁とし、菊池選手がレフト前に2点タイムリーを打ち、2−1と逆転しました。菊池選手は今月半ばからバッティングが好調で、勝負強さを見せています。
2−2の同点に追い付かれた直後の6回裏、バティスタ選手がレフトスタンドへ勝ち越しのソロホームランを放ち、3−2とリードしました。バティスタ選手も、調子はどうかなという所ではありましたが、数多く打席に立たせる事でバッティングに余裕が出て来て、コンスタントにヒットが出てくるようになりました。このホームランの前に、ファーストへのファウルフライの当たりがありましたが、阪神ファーストのロサリオ選手が取れず、その後の一発だっただけに、接戦ではミスが痛手になるのを感じた場面でした。
さらに7回裏、阪神2番手の石崎投手から、大瀬良投手が四球で出塁した後、田中選手がライトスタンドへ2ランホームランを放ち、5−2とリードを広げました。大瀬良投手への四球が両チームにとって大きかったですね。
丸選手がいない中で、タナキクコンビが躍動して得点に絡んでいるのは大きいですね。ただ、心配なのは鈴木選手です。昨日満塁ホームランを打って、復活とか言われてますが、今日は3つの空振り三振を喫しています。今一つタイミングが取れていない感じがします。ちょっとしたズレかもしれませんので、打席を重ねていく度に修正できるものと期待しています。
これで広島は5連勝です。貯金も8になりました。コイの季節になり、連勝街道まっしぐらになりそうです。明日の先発は薮田投手です。9連戦ということで、中継ぎ転向した薮田投手をもう一度先発させることになりました。今までの雑念を捨てて、初回から飛ばして欲しいですね。阪神は岩貞投手です。前回はヤクルト戦で6回1失点で勝ち投手になっています。広島としては、今日同様右バッターがどれだけ活躍出来るかでしょうね。タナキクコンビと中軸が絡めば、大量点もいけると思います。でも、明日の注目は薮田投手ですね。
丸選手が登録抹消。
右足負傷の広島・丸が抹消 連続出場700試合でストップ
4/29(日) 12:17配信
広島は、前日28日の阪神4回戦で負傷交代した丸佳浩外野手(29)の出場選手登録を抹消した。故障での抹消は、プロ11年目で初となった。高ヘッドコーチは「最短(での昇格)は難しい。全員でカバーしていきます」とコメントした。
5回1死二、三塁で大山の中堅前への飛球を飛び込んで好捕した際に右足を地面で強打。途中交代して試合途中で病院へ向かい、広島市内の病院で「右ハムストリング(太腿裏)筋挫傷」と診断されていた。
今季も開幕から不動の「3番・中堅」として打率・312、5本塁打、16打点。リーグトップの出塁率・530を誇り、攻守で中核を担ってきた。「鉄人」と称された衣笠祥雄氏を追悼した前日の一戦で13年5月20日のロッテ戦からの連続出場は700試合に到達。先発出場も15年6月9日の西武戦から397試合連続だったが、ここで途切れることとなった。
非常に痛い、残念な結果になってしまいました。でも、起こってしまったことは仕方ないし、まだシーズン序盤ですから、ここはじっくり完璧に治して、そして再び一軍へ復帰してもらいたいと思います。勝負所は9月になりそうですから、その時に丸選手が全力プレーで活躍する事を期待しましょう。丸選手が戻って来るまで、皆で頑張りましょう!
2018年04月28日
丸選手、右太腿裏筋挫傷で登録抹消か?
広島・丸 右太腿裏「筋挫傷」で登録抹消か…ダイビングキャッチで痛める
4/28(土) 21:42配信
◇セ・リーグ 広島7―5阪神(2018年4月28日 マツダ)
広島・丸佳浩外野手(29)は5回1死二、三塁で大山のライナーをダイビングキャッチした際に負傷し、途中交代した。右足を引きずりベンチへ下がった。
その後広島市内の病院で診察を受け、右太腿裏の「筋挫傷」と診断された。昨季のセ・リーグ最優秀選手(MVP)の離脱となれば、大きな痛手となるが緒方監督は「チームを引っ張ってきた丸が明日(29日)以降どうなるか分からないが、彼が出られないんだったら、チーム全員でカバーしてやるだけ」と話した。
プロ野球記録の2215試合連続出場で国民栄誉賞も受賞した衣笠祥雄氏に哀悼の意を示して、喪章をつけて臨んだ一戦だった。丸は、この日で700試合連続出場。負傷による抹消となれば、プロ入り初となる。
これはかなり厳しい状況ですね。丸選手は開幕から好調を維持して、特に四球数と出塁率は驚異的な数字で、チームの連勝にも貢献してきました。それだけに痛いですね。シーズン序盤ですから、無理はせず、じっくり完璧に治してから出場して欲しいと思います。もし、丸選手が離脱となると、センターは野間選手が守ることになるでしょうね。しかし、痛いですね。