2017年11月01日
今年は広島らしいドラフト
広島らしいドラフト、育て上げて黄金時代へ
11/1(水) 16:04配信
スポーツ報知
終わってみれば、広島らしいドラフトだった。6選手中高校生が4人に、大学生2人。社会人はゼロで全員が将来性を見込んでの指名。1位で地元・広陵高の中村奨成捕手(18)を2球団の競合の末に獲得すると、2位で熊本工の152キロ右腕・山口翔(18)。3位のケムナ・ブラッド・誠(22)=日本文理大=は大学生だが、即戦力というよりは将来性を買っての指名だ。
以下、4位の永井敦士外野手(18)=二松学舎大付高=、5位の遠藤淳志投手(18)=霞ケ浦高=、平岡敬人投手(22)=中部学院大=と、これでもかと素材型を並べた。超高校級捕手と評判の中村も、出てくるまでに3、4年はかかるだろう。
裏を返せば、来季も現有戦力で十分に戦えるということ。戦わねばならないということ。確かにカープのレギュラー陣は若い。「タナキクマル」、鈴木誠也、安部友裕ら主力は20代後半。投手陣も薮田や岡田ら伸び盛りの年代の選手がそろい、来季いきなり働けなくということは考えづらい。
今年のドラフトの狙いは明白。「その次の世代」を見据えた補強だ。実は来季から、今の主力が続々と国内FA権を獲得する。
【2018年】松山、丸。
【2019年】会沢、菊池、今村、野村
【2020年】田中
【2021年】大瀬良、九里、中崎
(主な選手のみ。順調にシーズンをすごした場合の最短での取得年)
カープはこれまで主力のFA流出に泣いてきた歴史がある。当時とは状況が激変したとは言え、備えておく必要がある。今季、ファームでも26年ぶりに優勝を遂げた。2年目の坂倉や、高橋昂也ら次世代を担う若手も育ってきている。育成に定評のある広島は、育て上げて黄金時代を作る。
(記者コラム 広島担当・角野 敬介)
今年の広島のドラフトは獲って育てるという球団の方針がしっかり表れていますね。それもドラフトの6人と育成ドラフトの3人はどれもポテンシャルが高く、将来が楽しみですね。しかし、来年から国内FA権を取得する主力選手が出てくるという、ファンにとっては心配な時期がやってきます。広島は過去のいわゆる暗黒時代に、川口投手、江藤選手、金本選手、新井選手らが他球団へ流出し、悲しい思いをした事があります。タナキクマル、鈴木誠也選手、松山選手や會澤選手に次ぐ、次世代で活躍出来る選手を育て上げるのは球団にとっては必須課題でしょう。まあ、あの暗黒時代とは違って、今はファームにも素晴らしい選手がいるので、しばらくは広島は安泰だと思います。
2017年10月27日
広島、ドラフト5位に霞ヶ浦・遠藤淳志投手を指名!
広島5位に遠藤涙…監督コーチへプロで「恩返しを」
10/27(金) 0:00配信
日刊スポーツ
<プロ野球ドラフト会議>◇26日
角度のある直球が武器の最速142キロ右腕、霞ケ浦(茨城)の遠藤淳志投手(3年)は広島に5位指名された。
同校の高橋祐二監督(58)は「素材はいいものがある。広島さんは投手の育成が素晴らしい球団。鍛えていただいて、さらなる成長を期待します」と教え子の将来を楽しみにしていた。
遠藤は、指名された直後は「なにがなんだかわからない」と焦り、落ち着かない様子だったという。
7月の茨城大会決勝で敗れ甲子園出場を逃した直後、遠藤は大粒の涙を流しながら「甲子園に行けず、お世話になった高橋監督やコーチへの恩返しができなかった。プロに入って恩返しをするしかない」と語っていた。ドラフトの結果を受け、母美江さんは「ホッとしました。広島で頑張ってくれることが、みんなへの恩返し。監督さんにも感謝です」と心境を明かした。
◆遠藤淳志(えんどう・あつし)1999年(平11)4月8日、茨城県土浦市生まれ。小1から斗利出ベアーズで野球を始める。新治中野球部を経て霞ケ浦に入学。角度のある直球が武器。好きな料理は焼き肉。フォームに憧れている投手は金子千尋。家族は両親。最速142キロ。185センチ、74キロ。右投げ右打ち。
角度のあるストレートが武器の、将来の本格派になりうるピッチャーだと思います。体を鍛え上げていけば、スピードもさらにアップするでしょう。是非カープで開花させて、高校の監督、コーチ、そして家族に恩返しをして欲しいですね。
2017年10月26日
広島、ドラフト4位に二松学舎大付・永井敦士選手を指名!
広島ドラ4で鈴木誠也の後輩・永井を指名
10/26(木) 18:56配信
デイリースポーツ
「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
広島がドラフト4位で鈴木誠也外野手の後輩である二松学舎大付・永井敦士外野手を指名した。
永井は広角に鋭い打球を飛ばす強打者。高校通算47本塁打。今夏の甲子園では2回戦・明桜戦で5打数5安打と活躍した。
◆永井敦士(ながい・あつし)2000年1月10日生まれ、17歳。埼玉県草加市出身。178センチ、91キロ。右投げ右打ち。外野手。小2から野球を始める。花栗中では草加ボーイズ(硬式)に所属。投手、外野手として全国大会に3度出場。ボーイズ日本代表として世界大会優勝(7番・外野手)。二松学舎大付では1年秋からベンチ入りし、左翼のレギュラー。50メートル走5秒8。遠投96メートル。あこがれの選手は、中田翔(日本ハム)と鈴木誠也(広島)。
鈴木誠也選手の後輩が入って来ます。テレビで永井選手の姿を見る限り、体がしっかりできあがっている感じがします。走・攻・守そろっていて、高校通算47本塁打を放つスラッガーです。是非鈴木誠也選手のような、負けん気の強い、野球小僧のように終始野球漬けの日々を過ごして欲しいと思います。
広島、ドラフト6位に中部学院大・平岡敬人投手を指名!
【ドラフト】広島6位 中部学院大・平岡敬人 早くから才能の豊かさが注目されていた152キロ右腕
10/26(木) 19:12配信
週刊ベースボールONLINE
【ドラフト】広島6位 中部学院大・平岡敬人 早くから才能の豊かさが注目されていた152キロ右腕
26日、2017年プロ野球ドラフト会議が行われ、広島が6位で中部学院大・平岡敬人を指名し交渉権を獲得した。
■プロフィール
名前:平岡敬人(ひらおか・たかと)
ポジション:投手
生年月日:1995年8月5日
身長・体重:185cm92kg
投打:右投右打
所属:中部学院大
経歴:大河内中 - 育英高 - 中部学院大
甲子園出場経験こそないが、その才能の豊かさは早くから注目されていた逸材。中部学院大では1年秋からリーグ戦に出場し、2年春には自己最速の152キロをマークした。右肩関節唇の影響で3年秋は登板ゼロに終わったが、4年春からは復調して白星も挙げた。長身から投げ下ろす球威のあるボールは迫力満点。
週刊ベースボール
3年生の秋に肩を壊してしまいましたが、その後復調し、MAX152キロの角度あるストレートが魅力ですね。おそらくクセがないピッチャーだと思うので、育成次第では素晴らしいピッチャーに化ける素質を十分持っていると言っていいでしょう。
広島、育成ドラフト3位に小笠・佐々木健投手を指名!
【広島育成3位】小笠・佐々木 ポスト・野村目指す
10/26(木) 21:09配信
スポーツ報知
◆2017年プロ野球ドラフト会議(26日)
広島から育成3位で指名された静岡・小笠高の佐々木健投手(18)は同校で会見。「緊張しながら(中継を)見ていた。とてもうれしいし、ほっとしました」と笑みを浮かべた。
189センチ、78キロと上背があり、角度のある直球が持ち味。夏の静岡大会終了以降もブルペン入りを続けており、最速は143キロをマークした。「直球で空振りを取れるピッチャーになりたい。(広島の)野村選手はコントロールがいいので、そこはマネしていきたい」と16年最多勝投手の背中を追いかけていく覚悟だ。
佐々木投手も、長身から投げ下ろす角度あるボールが魅力ですね。ストレートに磨きをかけていけば、三振が取れるパワーピッチャーになる素質があるのではないでしょうか。これにコントロールが付けば、野村投手を越える可能性は十分ありそうです。
2017年ドラフト会議広島指名選手
【広島】地元・広陵の中村奨成ら6人、育成3人の交渉権獲得…ドラフト指名選手
10/26(木) 19:36配信
スポーツ報知
◆2017年プロ野球ドラフト会議(26日)
「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で行われ、広島は、地元・広陵の中村奨成ら6人の交渉権を獲得した。続く育成ドラフトで3人を指名した。
指名選手は以下の通り。
1位・中村奨成捕手(広陵)
2位・山口翔投手(熊本工)
3位・ケムナ・ブラッド誠投手(日本文理大)
4位・永井敦士外野手(二松学舎大付)
5位・遠藤淳志投手(霞ケ浦)
6位・平岡敬人投手(中部学院大)
育成1位・岡林飛翔投手(菰野)
育成2位・藤井黎来投手(大曲工)
育成3位・佐々木健投手(小笠高)
今年のドラフト指名選手は、将来的に活躍するであろう選手を育てていく広島の育成方針に沿った形になったと思います。なんと言っても、広陵の中村奨成選手をドラ1で獲得出来たのは良かったです。地元広島の選手をドラフトで獲得するのは久しぶりです。中村選手は廿日市市の出身です。廿日市と言えば、ミスター赤ヘルの山本浩二さんという偉大な先輩がいます。中村選手には打てるキャッチャーとして将来は中軸を任せられるような選手になってもらいたいと思います。
ドラフト指名選手の情報は新たに入り次第、ブログにアップしたいと思います。
広島、ドラフト3位に日本文理大・ケムナブラッド誠投手を指名!
【広島3位】日本文理大・ケムナブラッド誠 米国生まれの長身右腕
10/26(木) 18:26配信
スポニチアネックス
◇プロ野球ドラフト会議(2017年10月26日)
プロ野球のドラフト会議は26日に東京都内で開催され、ケムナブラッド誠投手(日本文理大)は広島に3巡目で指名された。
ケムナの武器は1メートル92の長身に長い右腕から繰り出される最速151キロの直球。米国人の父も高校時代に投手としてメジャーのスカウトから注目されたほどで、そのポテンシャルの高さは疑いようがない。
6月の全日本大学選手権では3回途中4失点も、今秋リーグ戦では150キロ超の速球に、春から本格的に投げ始めたスライダー、カーブ、チェンジアップなどをまじえた投球で打者を圧倒。課題だった制球力も改善した。成長著しい大器がプロの世界での飛躍を誓う。
◆ケムナブラッド誠(まこと)1995年(平成7)6月5日、米国ハワイ州生まれの22歳。小6から野球を始めたが、日南高の硬式野球部に入ったのは2年から。3年春から本格的に投手に転向するも最後の夏は地方大会で初戦敗退。日本文理大では2年春からリーグ戦に登板。1メートル92、91キロ。右投げ右打ち。
ポテンシャルの高い投手ですね。長身から投げ下ろす角度あるボールは魅力的ですね。彼は高校は日南高校で、カープのキャンプを見に来てたようで、彼もカープとの縁があるようです。同じようなタイプのピッチャーにアドゥワ誠投手がいますが、2人で切磋琢磨して、カープ投手陣の底上げに貢献して欲しいと思います。
広島、ドラフト2位に熊本工・山口翔投手を指名!
【ドラフト】広島がドラ2で熊本工・熊本工・山口翔の交渉権を獲得
10/26(木) 19:18配信
スポーツ報知
◆2017年プロ野球ドラフト会議(26日)
「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で行われ、広島がドラフト2位で熊本工・山口翔投手(18)の交渉権を獲得した。
◆山口 翔(やまぐち・しょう)1999年4月28日、熊本市生まれ。18歳。広島・落合東小4年で野球を始める。小6時に熊本へ引っ越し、日吉中では軟式。熊本工では1年秋からベンチ入り。2年春からエースとなり、昨秋県大会準V、九州大会4強。今春センバツは初戦敗退。今夏熊本大会では自己最速の152キロをマークも3回戦敗退。趣味はテレビ観賞で、スタジオジブリの作品が好き。炭酸飲料を避け、疲労回復のためにアセロラドリンクなどでビタミンCを補給していた。181センチ、76キロ。右投右打。家族は両親と妹。
小学生までは広島に住んでいたんですね。カープは広島との縁を大事にしますね。MAX152キロの本格派ピッチャーでしょうか。熊本工と言えば、レジェンドの前田智徳さんという偉大な先輩がいます。体をしっかり作って、将来的にはマエケンみたいになって欲しいと思います。
広島、ドラフト1位に広陵・中村奨成選手を指名!
【ドラフト】広島・1位で広陵・中村奨成の交渉権獲得
10/26(木) 17:32配信
スポーツ報知
◆2017年プロ野球ドラフト会議(26日)
「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で行われ、広島がドラフト1位で広陵・中村奨成捕手(18)の交渉権を獲得した。
中日と2球団が指名。抽選で広島が引き当てた。
◆中村 奨成(なかむら・しょうせい)1999年6月6日、広島・廿日市市生まれ。18歳。広島・大野東小1年から「大野友星」で軟式野球を始める。大野東中では「大野シニア(軟式)」に所属。広陵では1年春からベンチ入りし、同夏から正捕手。甲子園出場は今夏が初。高校通算44本塁打。50メートル走6秒0。遠投120メートル。二塁送球の最速は1・74秒。181センチ、78キロ。右投右打。家族は母と妹。
中日と競合する中で、よく引き当てたと思います。中村選手の広島への思いと広島の中村選手への思いが一致できて、本当に良かったと思います。捕手はチーム内では激しい競争ですが、将来的には坂倉選手と2人してカープの投手陣を引っ張り、打撃でも中軸を任せられる、打てるキャッチャーになって欲しいと思います。