2024年04月20日
5回戦@マツダ 広島6−2読売 森下投手7回途中12安打浴びながら2失点の粘投で今季初勝利!會澤選手3点タイムリー!宇草選手トドメの一発!今季2度目の3連勝で首位に2ゲーム差!
【広島】森下暢仁 被安打12でも今季初白星「捉えられている感じはあんまりなかった」
4/20(土) 19:46配信
東スポWEB
粘りの投球を見せた広島・森下暢仁
広島は20日の巨人戦(マツダ)に6―2で快勝。先発した森下暢仁投手(26)は7回途中まで12安打を浴びながらも2失点にまとめ、今季初勝利を挙げた。
初回に4点の援護をもらったが、4回までに3度の連打を浴びた。ただ、得点圏に走者を置いた状況での投球が続く中で「先頭バッターをアウトにしたりとか、そういうことができていたので、嫌なヒットというか捉えられている感じはあんまりなかった」(森下)と、落ち着いて要所を締めた。中盤6回までスコアボードにゼロに並べ、先発の役割をきっちりと果たした。
4回には中堅・久保、5回二死満塁では、丸の右中間への打球を右翼・野間が背走で好捕するなど、味方外野手の広い守備範囲にも助けられ「本当に野手の人に感謝しています」と、堅い守りに支えられた105球を振り返った。
プロ5年目の今季は開幕直前に右ヒジに張りを訴え、予定されていた開幕2戦目を回避するなど、若干、出遅れたものの、6回1失点だった前回登板に続き、復帰後は先発の役割をきっちり。新井貴浩監督(47)も「粘りながら、要所要所でしっかり投げてくれた」と、先発陣に欠かせぬ存在の今季初星に満足げだった。
東スポWEB
今日は立ち上がりから得点を重ね、カープのペースで進みました。今季読売戦では初めてゆとりを持って試合を観戦出来たと思います。
先発の森下投手は今季2度目の登板で、前回は13日の読売戦で6回を5安打1失点で勝ち負け関係なしでした。読売戦は通算13試合に登板し7勝3敗、最後の黒星は2021年8月24日(東京ドーム)で2021年10月10日(マツダスタジアム)からシーズンをまたいで6連勝中です。
森下投手は1回表1アウトから読売オコエ選手、坂本選手に連打され1、2塁となりましたが岡本選手をレフトフライ、を丸選手をショートゴロに打ち取りました。
スタメンは1番レフト秋山選手、2番セカンド菊池選手、3番ライト野間選手、4番ファースト堂林選手、5番ショート小園選手、6番サード上本選手、7番キャッチャー會澤選手、8番センター久保選手、9番ピッチャー森下投手のオーダーを組みました。
読売の先発左腕の井上投手に対して1回裏に菊池選手、堂林選手、小園選手のヒットで2アウト満塁のチャンスを迎えました。上本選手がピッチャー強襲のタイムリー内野安打で1−0、続く會澤選手が左中間に走者一掃の3点タイムリー2ベースを弾き返し、初回に一挙5安打で4−0と先制しました。上本選手の必死さも伝わって来ましたし、會澤選手は今季は勝負強くなってきました。何かしてくれそうな期待感が持てるようになりました。
森下投手は2回表は三者凡退、3回表2アウトから読売オコエ選手にヒット、坂本選手にライト前に運ばれましたが野間選手が3塁で読売オコエ選手を封殺しピンチの芽を摘みました。野間選手は3塁にストライク送球をしました。まさにレーサービームでしたね。
森下投手は4回表2アウトから読売長野選手と大城選手に連打され1、2塁とされましたが読売吉川選手をセカンドゴロに打ち取りました。5回表には読売代打の中山選手にライト前ヒット、坂本選手にピッチャー内野安打、岡本選手に四球を与え2アウト満塁と大ピンチを背負いましたが、続く読売丸選手の右中間への打球を野間選手が好捕し無失点で切り抜けました。この打球がもし抜けていたら、走者一掃のタイムリーとなり、一気に4−3と1点差で試合展開が分からなくなる所だっただけに、この野間選手のファインプレーは今日の試合のポイントになったと思います。
打線は2回以降、5回まで4イニング連続で3者凡退に終わりました。森下投手は6回表も2アウトから読売吉川選手にヒットを打たれましたが読売代打の佐々木選手を見逃し三振に仕留めました。
6回裏の攻撃で先頭の野間選手が2ベース、堂林選手のバントが内野安打になりノーアウト1、3塁に。続く小園選手のセカンドゴロ間に1点を加え、5−0となりました。カープの泥臭い点の取り方はしっかり健在しています。貴重な中押し点となりました。
森下投手は7回表には読売門脇選手とオコエ選手に連打され坂本選手のレフトフライで1アウト1、3塁になりました。続く岡本選手にセンターへタイムリーを運ばれ、5−1となり塹江投手にスイッチしました。塹江投手は暴投、さらに読売丸選手に四球で1アウト満塁となり長野選手のショートゴロの間で、5−2となりましたが、大城選手は見逃し三振に取りました。
森下投手は6回1/3を105球、12安打1四球4奪三振の2失点(自責2)で今季初勝利を挙げました。読売戦は2021年10月10日から4年越しの7連勝となりました。
直後の7回裏の攻撃で2アウトから代打の宇草選手がライトスタンド中段に1号ソロを叩き込み、6−2とリードを再び広げました。今季チーム4本目の本塁打で宇草はプロ通算6本目です。このホームランも大きかったですね。ほぼダメ押し的な追加点だと思いました。
8回表は3番手の島内投手が読売先頭の吉川選手に四球も代打のウレーニャ選手を空振り三振、門脇選手をキャッチャーファウルフライ、オコエ選手を空振り三振に斬って取りました。
9回表は4番手の森浦投手が無失点で締めました。
チームは今季読売戦に5試合目で初勝利となりました。引き分けを挟み今季2度目の3連勝で8勝9敗1分けの借金1としました。首位中日が息切れ状態に陥っているようで、首位の中日に2ゲーム差と迫っています。明日も勝って勝率を5割に戻したいところです。
明日のカープの先発は大瀬良投手です。前回阪神戦では7回4安打無失点の好投でした。明日も大瀬良投手の意地を見せてくれると信じています。読売は高橋礼投手です。前回広島戦では7回2安打1失点と、ほぼ完璧に抑えられています。しかし、同じ失敗は繰り返さないのがカープ打線です。恐らく、高橋礼投手に対する攻略法は共有されていると思いますので、必ずやKOしてくれると思います。