太ももの筋肉は限界… 野手も投手も “アピール合戦” 投げ込み150球超 斉藤優汰 広島カープ 日南秋季キャンプ3日目
11/6(水) 18:28配信
RCC中国放送
中国放送
広島カープです。5日の侍ジャパンとの練習試合の後にもポール間ダッシュを行うなど身体を追い込み、練習漬けの日々を送る若鯉たち。きょう(6日)も当然のように鍛えています。
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秋のキャンプは3日目。野手陣は朝から黙々とバットを振り続けます。日々の疲労がたまり始める中、秋晴れの天福球場に快音が響き続けます。
そして、サブグラウンドでは、ひときわ元気な声が目立ちました。三好匠 コーチのもと、佐藤啓介・内田湘大・仲田侑仁 が守備練習。
小さなグラブを使い、捕球時の右足を意識した体の使い方を目指します。太ももが限界に達し、思うように動かなくても、練習の熱は燃え上がっていました。
広島カープ 内田湘大 選手
「監督見てるから。はい、OK。メディアを通じてアピールね」
投手陣では5日の侍ジャパン戦に登板した 斉藤優汰 がブルペン入り。新井貴浩 監督も見守る中、150球を超える投げ込みを行いました。
5日の登板では2回、1失点。その反省を踏まえつつ、フォークとストレートの軌道を意識したピッチング練習を行いました。
広島カープ 斉藤優汰 投手
「(きょうのブルペンでは)まっすぐはそれなりだったんですけど、フォークが全然だったので。フェニックスリーグからフォークが全然よくなくて、もともとカーブやスライダー系の変化球が得意だったので、決め球としてフォークがほしいなとなって、もう少し精度を高めていきたいなとなって、キャンプで練習しています」
柳光明 記者
「午後からは紅白戦が予定されています。シーズン最終戦に3年ぶりに1軍登板を果たした 高橋昂也 投手が先発予定です」
白組の先発・高橋昂也 はことし、1軍で実績を残した 末包昇大 、石原貴規 を打ち取るなど、2回を投げ、1安打 無失点と上々の内容で首脳陣にアピール。春の1軍キャンプのメンバー入りへ、まずは一歩を踏み出しました。
高橋昂也 2回 球数30 被安打1 奪三振2 失点0
今日も若手選手が体を追い込んでいたようです。
野手陣は朝一番からバットを振り込み続けました。
サブグラウンドでは、三好コーチが佐藤選手、内田選手、仲田選手の守備練習で徹底的に指導していました。
ブルペンでは斉藤投手が150球を超える投げ込みをしました。ドリヨシ的には沢山の球を投げ込むのは大賛成です。最近の投手は球数制限を設けたりする中で、昔よりスタミナがなくなっているように感じます。メンタルを強くする上でも、沢山投げ込むことは絶対必要だと思います。昨日の侍ジャパンとの練習試合では2イニングを投げて1失点でした。フォークボールが今一つだったということで、その軌道を確認しながらのブルペンでした。
各選手自身の課題をクリアすべく、一生懸命です。このまま行けば、チームの底上げは必ず出来ると思います。ただ、心配なのは、オーバーワークしてしまい、故障しないかどうかです。トレーナーの皆さんも、選手個人個人との意思疎通をしっかり図って、体のコンディションをしっかり管理して欲しいと思います。