2021年02月28日
練習試合@名護 広島8−2北海道日本ハム 大瀬良投手対外試合復帰登板で3回零封!打線13安打8得点と大勝!
広島のドラ1入団3投手が豪華リレー! 復帰登板の大瀬良は貫禄の3回零封
2/28(日) 18:29
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ベースボールキング
広島・大瀬良大地
● 日本ハム 2 − 8 広島 ○
<タピックスタジアム名護>
広島は投打が噛み合い快勝。歴代のドラフト1位右腕3人が登板し、沖縄最終戦を白星で飾った。
先発は2013年のドラフト1位で入団した大瀬良大地投手(29)。正捕手・會澤翼とバッテリーを組んだ昨季の開幕投手は、3回(52球)を投げ被安打2、与四球1、無失点の上々の内容で順調な調整ぶりをアピールした。
多彩な変化球をコースに投げ分ける丁寧な投球で、3回は9番・平沼と1番・浅間をいずれもバックドアのカットボールで2者連続の見三振。近藤には四球を与えたが、続く西川も外角のボールゾーンから入るカットボールで空三振に仕留めた。
昨年9月に右肘のクリーニング手術を受け、この試合が実戦復帰登板だったが、貫禄すら感じさせる投球内容で手術明けの不安を一掃。完全復活を印象付けた。
6回からは2019年のドラフト1位が森下暢仁投手(23)が登板し、2イニング連続で三者凡退と上々の立ち上がり。3イニング目もテンポよく二死を奪ったが、松本に左翼線二塁打を許すと、続く4番・野村にはカウント0-2と追い込んでから連投したカーブを右中間二塁打とされ失点。それでもキレあるボールを投げ込み、8人連続アウトを含む3回3安打1失点にまとめた。
最終回はドラ1ルーキー・栗林良吏(24=トヨタ自動車)が5番手として登板し、清宮をフォークで空三振、鶴岡と樋口を右飛に打ち取る三者凡退でゲームセット。昨季新人王のバトンを受けた即戦力ルーキーが、3試合連続無失点で状態の良さを示した。
広島は昨季途中から9回を任されていたヘロニモ・フランスアが新型コロナウイルスの陽性判定を受けた影響で大幅に出遅れており、守護神不在の状況。好投を続けているドラ3・大道温貴(22=八戸学院大)も含め、今後の状況次第ではルーキーがクローザーを託される可能性もありそうだ。
BASEBALL KING
大瀬良投手がナイスピッチングでした。術後初の対外試合での登板でしたが、エースの貫禄を見せつける内容でした。圧巻だったのは3回でした。先頭の日本ハム平沼選手、続く浅間選手をアウトコースへのカットボールで見逃し三振に仕留め、四球を挟んで日本ハム西川選手にはフルカウントからアウトコースへのカットボールで空振り三振に打ち取りました。結局3回を投げて2安打3奪三振無失点と好投でした。一気に開幕投手候補に名乗りを上げました。
2番手の中村祐太投手は無失点に抑えたものの、コントロールにやや難がある感じでした。3番手のスコット投手は球が抜けるケースが目立ち、不安を残す内容でした。5回にに日本ハム近藤選手にレフトへタイムリー2ベースを浴びて1失点でした。
4番手は森下投手が登板しました。森下投手らしい、安定した内容でした。8回に日本ハム野村選手にセンターへタイムリー2ベースを浴び、1点を失いましたが、ストレートはスピンが効いていて、変化球もキレキレで、言う事はありません。
9回はドラ1ルーキーの栗林投手が登板し、先頭の日本ハム清宮選手を三振、鶴岡選手をライトフライ、樋口選手もライトフライに仕留めて、試合を締めくくりました。ここに来て、栗林投手と大道投手をクローザーに起用する話が浮上しています。栗林投手は三振が取れるピッチャーですし、大道投手は投げっぷりが良く、ストレートと変化球のコンビネーションが抜群です。クローザー候補のフランスア投手と中崎投手がまだ2軍で調整中で、1軍合流が未定の中で、このルーキー2人の起用もありかもしれません。
打線は今日は活発でした。1回、2アウト2塁から松山選手がライトスタンドへ2ランを放ち先制しました。3回は堂林選手の内野ゴロの間に1点を追加しました。7回には正随選手が左中間スタンドへ2ランを放ち、さらに林選手のタイムリー内野安打で3点を追加。8回は中村奨成選手と正随選手のタイムリーで2点を追加。計13安打8得点でした。正随選手がいいですね。今日は2安打3打点の活躍で、1軍生き残りへ前進した感じです。外野手争いがし烈な中で、今日は鈴木誠也選手が欠場する中でチャンスが巡ってきました。そしてしっかり結果を残しました。将来の右の大砲候補が、虎視眈々とレギュラーを狙っています。
これで練習試合は一段落します。明日で沖縄の春季キャンプは打ち上げとなります。次回の対外試合は3月6日、マツダスタジアムでヤクルトとのオープン戦になります。選手の1軍の生き残りをかけた競争はますます激しくなってきます。目が離せなくなりますね。
2021年02月27日
練習試合@那覇 広島1−5読売 矢野選手と羽月選手の「新二遊間コンビ」が1軍生き残りをアピール!先発九里投手は課題を残す登板に。
広島の矢野&羽月小兵コンビ≠ェ巨人戦で躍動 ともに2安打で開幕一軍アピール
2/27(土) 19:27
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東スポWeb
ヒットを打つ矢野雅哉
広島の小兵コンビ≠ェ揃ってアピールに成功した。27日に行われた巨人との練習試合(那覇)ではドラフト6位・矢野雅哉内野手(22=亜大)と羽月隆太郎内野手(20)がともに4回の守備から途中出場。5回の攻撃では171センチの矢野が二塁打で出塁すると167センチの羽月も安打で続く。
7回には矢野が粘って四球をもぎ取ると、負けじと羽月も適時打。矢野は9回にも安打を放ち2打数2安打1四球、羽月も3打数2安打1打点と結果を残した。初の開幕一軍を目指し必死のプレーが続く羽月が「まだまだアピールして一軍の戦力になれるように頑張りたい」と意気込めば、新人ながらハツラツとしたプレーを見せる矢野も「一打席一打席が自分にとって数少ないチャンス。一打席も無駄にすることなくやっていければいい」と腕をぶす。
2人とも小柄ながら存在感は日増しに大きくなっている。
東京スポーツ
今日の練習試合も「ヤノハツ」コンビが躍動しました。
ドラ6ルーキーの矢野選手は3回裏の守備から出場し、5回の第1打席は読売横川投手からライト線への2ベース。7回の第2打席は四球。9回の第3打席は読売鍵谷投手からレフト前ヒットを放ちました。矢野選手の課題は打撃力でしたが、ここまでヒットを量産しています。このまま活躍していけば、ショート田中広輔選手のスーパーサブどころか、サードスタメンもあり得る可能性がありますね。
羽月選手も3回裏の守備から出場し、5回の第1打席は読売横川投手からレフト前ヒットを放ち、7回の第2打席は読売畠投手からライト前へタイムリーを放ち、今日の試合の唯一の得点をしました。羽月選手もこのまま頑張って結果を出せば、セカンド菊池涼介選手のスーパーサブとして、十分機能するかと思います。羽月選手は打撃力が間違いなく向上しています。今後の対外試合がますます楽しみですね。
この他、正随選手、林選手もヒットを放ち、捕手争いもし烈な中で中村奨成選手もヒットと好走塁で、開幕1軍をアピールしていました。心配なのは新外国人のクロン選手です。バッティングのタイミングが取れていないように感じます。日本のピッチャーの傾向に慣れる必要がありそうです。このままバッティングで悩むようならば、クロン選手を6番か7番で楽に打たせるのもいいでしょう。
投手陣では、先発の九里投手が3回5安打2失点でした。1回2アウト2塁から読売ウィーラー選手にレフト前タイムリーを浴び、3回2アウト2塁から再び読売ウィーラー選手にレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースを浴びて2点目を献上しました。全体的にコントロールの精度を欠いたピッチングが目立ちました。ドリヨシ的には、変化球のキレが今ひとつだったように感じました。
一方、ドラ2の森浦投手と、ドラ3の大道投手は、今日もそろって無失点ピッチングの好投を見せました。森浦投手は6回に登板。読売松原選手に内野安打を許しましたが、後続を抑えて無失点としました。大道投手は9回に登板し、3者凡退に抑えるピッチングでした。森浦投手も大道投手も開幕1軍は間違いないでしょう。
明日は名護で日本ハムとの練習試合です。我らがエースの大瀬良投手が対外試合初登板です。術後の経過も問題なさそうですから、明日のピッチングに注目ですね。
2021年02月23日
練習試合@北谷 広島4−0中日 鈴木誠也選手&堂林選手ソロ弾!投手陣4安打完封リレー!
広島が中日との練習試合に快勝 誠也&堂林ソロ弾、投手陣は完封リレー
2/23(火) 15:34
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ベースボールキング
広島・鈴木誠也
● 中日 0 − 4 広島 ○
<アグレスタジアム北谷>
広島が中日との練習試合に快勝。攻撃陣は2本塁打含む11安打、投手陣は完封リレーを成し遂げた。
打線は初回、3番・鈴木誠が滞空時間の長い右越えソロを放ち先制。4回は6番・堂林が、中日先発・清水の低め真っ直ぐをバックスクリーンへ運び2点目を奪った。7回は二死二、三塁の好機で途中出場の羽月が2点適時打を中前へ。中日3番手・木下雄の真っ直ぐをコンパクトに弾き返した。
9番に入った林は7回の好機で三振に倒れたものの、3回の第1打席、5回の第2打席とも初球を痛烈に弾き返し2安打をマーク。途中出場した石原も三塁線突破の左前打を放つなど若手もアピールした。
投げては先発のスコットが3回3安打無失点と好投。ボールを動かしながら的を絞らせない投球を見せ、先発ローテ入りに名乗りを上げた。4回以降は矢崎と中村祐が2イニング、8回以降は栗林と島内が1イニングずつを無失点リレー。開幕カードの相手となる中日打線を計4安打に封じた。
BASEBALL KING
開幕カードの前哨戦となる中日との練習試合ですが、結果的には快勝という形になりました。
打線では初回に鈴木誠也選手が中日先発の清水投手からライトスタンドへソロホームランを放ち、1点を先制しました。鈴木選手も状態を上げてきているようです。開幕まで順調にいけるだろうと思います。本来は3番に西川選手が入る構想だったと思いますが、西川選手の術後の調整が遅れているため、3番に鈴木誠也選手、4番にクロン選手が入ってくる可能性が高いですね。そのクロン選手も、今日はレフト前にヒットを放っていますので、底を脱したかと思われます。
4回には堂林選手が中日清水投手からバックスクリーンへソロホームランを放ち、2点目を入れました。堂林選手がセンターから右方向へ強い打球が飛ぶ時は状態がいい時です。堂林選手も開幕に向けて状態を上げてきています。ファースト、サードのポジション争いにどれだけ食い込めるか注目です。
7回は2アウト2、3塁のチャンスで、途中出場の羽月選手が中日3番手の木下投手からセンター前へ2点タイムリーを放ち、4−0としました。羽月選手も状態がいいですね。開幕1軍も夢ではありません。
投手陣は今日は完封リレーでした。先発のスコット投手は3回3安打無失点のまずまずのピッチングでした。昨シーズンとは違う面を見せています。ドリヨシ的には、先発でも中継ぎでも、1軍で十分起用できると感じています。今後の実戦登板に注目です。
3番手の中村祐太投手が、6回と7回に登板しました。今日は良かったですね。球にキレがあり、制球も良かったです。先発ローテーション争いに何とか残った形になりました。
そして4番手にドラ1の栗林投手が登板しました。8回1イニングをピシッと抑えました。ストレートはコーナーにきっちり来てましたし、パワーカーブの落差も大きく、フォークボールも良く落ちていました。一部報道では、新たな守護神にという話もありますが、ドリヨシとしては、是非先発ローテーションの一角で頑張って欲しいと思います。少し調整が遅れ気味かなと思いましたが、その心配はもうなさそうです。
今日のカープ投手陣は中日打線を4安打に抑えたのは大きいですね。
次の練習試合は27日に那覇で読売との対戦です。ドリヨシ的には、もっとアグレッシブなカープ野球が見たいです。ガッツを全面に出して頑張って欲しいです。
2021年02月21日
練習試合@宜野座 広島3−4阪神 森下投手3回無失点!開幕投手に闘志!クロン選手対外試合初安打!
広島・森下が初実戦で3回無失点 開幕投手争いへ「持っているすべてを毎回出していきたい」
2/21(日) 20:12
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東スポWeb
森下暢仁
広島・森下暢仁投手(23)が21日の阪神戦(宜野座)で先発し3回無失点の好投で上々のスタートを切った。今季初実戦となった右腕は初回、注目の大型ルーキー・佐藤輝に右中間への二塁打を打たれて走者を背負うも4番・陽川を空振り三振に仕留めて好発進。2、3回も走者を背負ったが、最速152キロの直球を軸とした投球で虎打線を零封した。
投球を振り返った右腕は「一つ一つの球種はしっかり試せた。ファウルを取れるときもあれば、捉えられるところもあったので、いろんな工夫をして取り組んでいきたい」とさらなる精度の向上を課題に挙げた。なかでも2打数1安打だった佐藤輝に対しては「しっかり踏み込んでくる。いい打者だと思う。シーズンでは対戦する場面がたくさんあると思うので、工夫しながらやっていきたい」と警戒感を示した。
最大のライバル≠フ登場で気持ちはすでに戦闘モードに入っている。右ひじの手術明けで二軍スタートとなっていた大瀬良大地投手(29)が20日から一軍に合流し即ブルペン入り。エースの順調な回復ぶりは首脳陣を安堵させたが、同時に自身初の開幕投手を狙う森下の競争心にも火を付けた。
この日の好投にも満足する様子はなく「競争して食らいついていきたい。自分の持っているすべてのものを毎回出していきたい」と意気込む森下。尊敬する大瀬良、九里に競り勝ち大役の座を射止めるため、今後も結果にこだわっていくつもりだ。
東京スポーツ
森下投手は順調に仕上がっていますね。
毎回ランナーを背負いましたが、MAX152キロのストレートとカーブ、カットボールのコンビネーションで得点は許しませんでした。結局3イニングを投げて3安打無失点の内容で、上々のスタートになりました。大瀬良投手が1軍に合流し、九里投手も入って3人で開幕投手争いが本格化する中で、まずは森下投手がアピールに成功した形になります。
今日の練習試合で投手で光ったのは、ドラ2の森浦投手とドラ3の大道投手でした。森浦投手は5回、前のピッチャーの床田投手が残したピンチで登板。ノーアウト満塁のピンチでしたが、センターフライ併殺とセカンドゴロで見事ピンチを脱するナイスピッチングでした。大道投手は7回に登板し、3者連続三振に打ち取る圧巻のピッチングでした。森浦投手も大道投手も、即戦力で十分戦える力を持っていますね。
打撃では、新外国人のクロン選手が、ようやく対外試合で初安打をマークしました。4回、阪神2番手の加治屋投手のカーブを叩いて左中間を破る2ベースを放ちました。これでクロン選手は一安心したと思います。呪縛から解放され、今からクロン選手本来のバッティングを披露してくれると思います。
しかし、心配なのは、若手選手に元気がないように感じます。もっとがむしゃらに、ガッツ溢れるプレーをして欲しいと思います。
次回の練習試合は、23日に北谷で中日との対戦です。とにかく若手選手の奮起を期待します。
2021年02月20日
クロン選手から今日も快音聞かれず。対外試合11打数無安打。
あれれ…広島・クロン 3三振含む5タコ 対外試合は11打数無安打で6三振
2/20(土) 17:47
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スポニチアネックス
広島・クロン
◇練習試合 広島6ー9ヤクルト ※特別ルール(2021年2月20日 沖縄・浦添)
広島は20日、ヤクルトとの練習試合に臨み、4番で出場した新外国人のケビン・クロン内野手(28=ダイヤモンドバックス)は、5打数無安打に終わった。
クロンは初回に対戦したヤクルトの開幕投手候補でもある小川から空振り三振。さらに、3回は高梨、5回には寺島と対戦したが、いずれも空振り三振とバットが空を切った。
7回は羽月、ドラフト6位の矢野(亜大)、正随が3連打で1点を返し、4−4の同点。なおも無死一、二塁という勝ち越しの絶好機だったが、大西の前に二ゴロ併殺に倒れ、快音は聞かれず。9回に訪れた打席でも三ゴロに終わり、対外試合の初安打はお預けとなった。
クロンは16日・ロッテ戦が3打数無安打、17日・巨人戦も3打数無安打(1四球含む)。対外試合の初安打が期待されたが、ここまで11打数無安打で6三振と、結果が出ていない。
ただ、開幕まで、まだ1カ月以上も準備期間がある。新外国人選手として、現在は情報収集の時期。17日の巨人戦後に迎打撃コーチは「修正点や感覚を確認しているところ。結果は気にしないでほしい、と伝えている」と話していた。
試合は6ー9で敗れ、広島の今春初勝利はお預けとなった。
クロン選手の打撃が気になりますね。キャンプでのフリー打撃などでは、素晴らしい当たりを放っていましたが、いざ実戦となると、パタリと快音が聞かれなくなってしまいました。
今までの配球を見てみると、アウトコースの変化球にタイミングが完全に合ってなくて、バットが空を切るケースが多いように感じます。あまりにもタイミングが合わないので、バッティングフォームを若干崩し気味にも思えます。
しかし、このままクロン選手が終わるとは、ドリヨシは全く思っていません。何故かと言うと、クロン選手は真面目に練習に取り組み、コーチや他の選手の話やアドバイスを受け入れて、それを練習に活かすように努力をしているからです。日本の野球に馴染もうと一生懸命頑張っています。なので、クロン選手の努力が報われる時が必ず来ると思います。
開幕まであと1か月ありますから、今の間に失敗と工夫を繰り返しながら、カープの頼れる助っ人外国人選手になって欲しいですね。
練習試合@浦添 広島6−9東京ヤクルト 「タナキク」の1、2番が躍動!
広島「タナキク」コンビが初出場の対外試合で存在感
2/20(土) 19:11
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日刊スポーツ
ヤクルト対広島 1回表広島無死、左翼線に放ち出塁する田中広(撮影・河田真司)
<練習試合:ヤクルト9−6広島>◇20日◇ANA BALLPARK浦添
広島タナキクコンビが初出場の対外試合で存在感を示した。1番田中広輔内野手(31)、2番菊池涼介内野手(30)は2人で4打席出塁。2回には菊池涼の左前適時打で、今年チーム対外試合3試合目、20イニング目での初得点を挙げた。
1回、いきなり2人の連打でチャンスメークした。2死一、二塁、松山の打席で2ストライクから4球あったファウルすべてに二塁田中広は好スタート。飛球のファウルがスタンドを越えるころには、すでに三塁を回っていた。16日のロッテとの練習試合で若手が指摘された二塁走者の走塁を選手会長が手本を見せるように、松山のスイングと同時にスタートを切り続けた。「三塁まで回る、そこまで行くというのはやっぱり意識してやっていました」。選手会長としての自覚がプレーに表れている。
2回は田中広が四球を選び、菊池涼が左前適時打で続いた。1打席目から連続安打の菊池涼は「先頭がああやって出たらやらなきゃいけないことが、僕にはサインが無くてもいっぱいある。その中で右に打っていったり、粘ったり。結果的に三遊間を抜けて良かった。そういう姿勢は見せないといけない」。つなぎの姿勢が初得点を生んだ。
今キャンプでは河田新ヘッドコーチから2人へは大きな期待を言動で示されている。田中広は「あれだけメディアの方を通して言ってくださっているので、男として、それに応えなきゃいけない」と自覚を口にする。タナキクコンビが上位に固定されれば、広島の上昇機運も高まっていく。
今季はタナキクが復活し、躍動の予感がしています。河田ヘッドコーチのいわゆる「河田イズム」が注入されて、生き返った感じがします。その影には、若手選手の台頭もあるかと思います。タナキクの二遊間の次の世代に、セカンドに羽月選手、ショートにルーキーの矢野選手の「ヤノハツ」コンビが控えています。羽月選手は昨シーズンと比較して打撃力が向上しています。持ち前の俊足をより活かしていけそうです。矢野選手はガッツ溢れるプレーが魅力的ですね。持ち味はなんと言っても強肩ですね。田中広輔選手をしのぐ肩の強さはすごいです。
シーズンは長いですから、タナキク主導の1、2番と言えども、時々は休ませないといけません。そこでレベルアップした羽月選手や矢野選手が代役で活躍出来れば、カープの攻撃力も守備力も万全になると思います。これから対外試合が増えて来ますが、「タナキク」コンビと「ヤノハツ」コンビの躍動に期待したいと思います。
2021年02月17日
練習試合@那覇 広島0−0読売(9回引き分け) 床田投手3回0封!打線は今日も奮わず無得点。
【広島】先発の床田、3回無安打、無失点に満足 「昨年と全然違う」
2/17(水) 19:07
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中国新聞デジタル
練習試合 巨人―広島 (17日・沖縄)
3回を無失点に抑えた床田
巨人戦に先発した広島の床田が安定感のある投球を見せた。テンポ良く投げ、3回を無安打で、無失点。四球で出した走者もけん制でアウトにした。「打者を差し込めていた。昨年は空振りが取れなかったので、全然違う」と満足していた。
本人が手応えをつかんだのは、二回の右打者若林への一球だ。追い込んでから内角低めへスライダーを投げると、鋭く曲がり、空振り三振を奪った。「理想通りの三振が取れた」と決め球に自信が増した様子だった。
遠藤らと争う先発争いで一歩リードした。「今日みたいな投球ができれば、長い回が投げられると思う」とキャンプ残り2週間でのアピールを期している。
床田投手が好調です。特に右打者のインコースにストレートやスライダーを投げ込む事が出来ていました。読売打線は若手中心でしたが、打撃をさせませんでした。昨シーズンまでは左腕ではジョンソン投手がいましたが、今季は床田投手になんとか独り立ちをと思っていましたが、どうやら叶いそうです。先発左腕の柱になってくれると思います。と同時に、先発ローテーションの一角としてしっかり頑張ってくれそうですね。
そして今日の試合は、ドラフトルーキーの3人のピッチャーが対外試合初登板となりました。6回はドラ1の栗林投手が登板し、無安打1奪三振で無失点に抑えました。ドリヨシ的には栗林投手は緊張しやすいタイプかなと思いますが、場慣れしてくると本領発揮する感じですね。7回はドラ2の森浦投手が登板し、テンポ良いピッチングで10球で3者凡退に抑えました。ポーカーフェイスが印象的です。8回はドラ3の大道投手が登板し、少し荒れ気味のピッチングでしたが、無安打2奪三振無失点に抑えました。3人共に上々のスタートを切りました。
4回、5回はスコット投手が登板し、1安打無失点。9回はケムナ投手が登板し、ピンチを招きましたが無失点に抑え、今日は完封リレーとなりました。
しかし、打線に元気がありません。これで18イニング連続無得点です。今日も散発4安打です。ドリヨシ期待の林選手は2回ノーアウト1、2塁のチャンスでショートフライに倒れるなど、3打席凡退に終わりました。また、新外国人のクロン選手も2三振を含む3打数凡退で、まだ快音が聞かれません。
次回の連続試合は20日に浦添でヤクルト戦です。次こそは打線の奮起を期待します。
2021年02月16日
練習試合@沖縄 広島0−7千葉ロッテ 今季対外試合は黒星スタート。打線は5安打完封リレーを喫す。
広島、21年初戦は完封負け 4番クロンは3打数無安打 ドラ6矢野が攻守に存在感
2/16(火) 16:42
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デイリースポーツ
1回裏広島2死一塁、三振に倒れる広島・K・クロン=コザしんきんスタジアム(撮影・立川洋一郎)
「練習試合、広島0−7ロッテ」(16日、コザしんきんスタジアム)
広島の対外試合初戦は、完封負けスタートとなった。注目された新外国人・クロンは初回、2死一塁で空振り三振。相手先発・大嶺の直球に振り遅れる場面が目立ち、最後は変化球にバットが空を切った。
続く四回の第2打席は左飛。七回の第3打席は強い当たりだったが三塁正面。三ゴロに凡退し、3打数無安打で対外試合初戦を終えた。
野手ではドラフト6位の矢野(亜大)が光った。「8番・遊撃」で先発出場し、3打数1安打。2回2死二塁から大嶺のフォークにうまく中前へ運んだ。二走・大盛が本塁で憤死したため適時打とならなかったが、自慢の守備でも存在感を示した。
投手陣は開幕ローテ入りを狙う先発・遠藤は3回を投げて2安打1失点。中村奨にソロを浴びた。2番手・薮田は2回を2安打無失点と、それぞれ及第点の結果を示した。3番手・コルニエルが2回4四球と制球を乱して3失点と課題を残す形となった。チームは17日、那覇に移動して巨人と練習試合を行う予定になっている。
今日の練習試合は完敗でした。若手選手中心のメンバーで試合に臨みましたが、ドリヨシ的には、今ひとつ覇気がなかったかなと思います。
投手陣では、先発の遠藤投手は3回を投げて、ロッテ中村選手のソロホームランの1失点にまとめましたが、制球に苦しむ場面がありました。特に変化球の制球に課題を残しました。やはり、遠藤投手は立ち上がりの制球力ですね。2番手の薮田選手は4回、5回の2イニングを投げて無失点に抑える好投で、先発ローテーション入りのアピールに成功しました。昨シーズンに比べて、球の威力、キレ、制球共に良くなっている感じがしました。
しかし、3番手のコルニエル投手がピリっとしませんでした。6回表、1アウト後、四球でランナーを背負った後はかなり力んで、ストレートも変化球も高めに抜けてしまう最悪のパターンになり、満塁のピンチからロッテ福田選手にレフト前に2点タイムリーを浴びました。さらに四球を挟んで、ロッテ佐藤選手にセンターへ犠牲フライを打たれ、このイニング3失点。7回表は先頭に四球を与えるも、なんとか抑えました。昨年秋のフェニックスリーグでは好投を見せていただけに、今日のピッチングは残念でした。支配下選手登録から一歩後退という感じでしょうか。8回表は4番手に田中法彦投手が登板しましたが、2アウトから四球を与えると、ロッテ岡選手に左中間スタンドへ2ランを浴びて2失点。さらに2本の連続長打を浴びて1失点で、計3失点でした。田中投手も球が高めに上ずっていて、ロッテ打線に完全に捉えられてしまいました。田中投手は次回登板が1軍生き残りのラストチャンスかなと思います。
9回表は5番手の島内投手が無失点に抑えました。
攻撃では、注目の新外国人のクロン選手ですが、空振り三振、レフトフライ、サードゴロに終わりました。クロン選手の課題はアウトローの逃げる変化球のようです。この球をどれだけ見極める事ができるかが、クロン選手の生命線かもしれません。一方、ショートでスタメンだったドラ6の矢野選手が、初打席でセンター前ヒットを打ち、守備でも好守を披露し、開幕1軍をアピールしました。
今季初の対外試合というのもあり、さらに若手選手中心で臨んだ試合だっただけに、選手の皆さんに固さがあったかもしれません。しかし、佐々岡監督も河田ヘッドコーチもオカンムリでした。
明日は那覇へ移動して読売との練習試合です。今日みたいな不様な試合はして欲しくありません。元気あるハツラツとしたプレーで、読売を圧倒して欲しいですね。明日はドラ1ルーキーの栗林投手が登板予定なので楽しみです。
2021年02月14日
今日予定の広島−阪神の練習試合は雨天中止となりました。
広島−阪神の練習試合は降雨中止
2/14(日) 13:02
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サンケイスポーツ
広島春季キャンプ(14日、コザしんきんスタジアム)阪神との練習試合は、降雨のため中止となった。試合開始直前に強い雨が降り始め、グラウンドに水が浮くほどの状態になった。試合開始予定の午後12時半を過ぎても様子を見ていたが、12時40分に中止を決めた。
カープ今季初の対外試合でしたが、残念ながら中止になりました。沖縄の雨雲レーダーを見ると、沖縄本島上空だけに強い雨雲があり、それも居座る感じで、なんとも恨めしい空模様となりました。
ある説によると、相手チームの阪神の先発投手が青柳投手の予定だったようで、青柳投手は雨男らしく、今日もそのジンクスが的中したらしいです。(青柳投手ごめんなさい)
カープの先発は遠藤投手の予定でした。遠藤投手が相性を悪くしている阪神打線を相手にどんなピッチングをするのか楽しみにしていましたが、中止になって残念です。
次回の練習試合はあさって16日にロッテ戦が予定されています。