2020年06月14日
練習試合@PayPayドーム 広島3−9福岡ソフトバンク 森下投手4回9失点と不安を残す。リリーフ陣は無失点リレー!
広島ドラ1森下、自己ワースト9失点 開幕3戦目先発濃厚も2戦連続大量失点
6/14(日) 16:23
配信
デイリースポーツ
力投する先発の森下暢仁(撮影・立川洋一郎)
「練習試合、ソフトバンク−広島」(14日、ペイペイドーム)
広島のドラフト1位・森下暢仁投手(明大)が4回を投げ自己ワーストの9失点(自責点7)でマウンドを降りた。球数は109球だった。
初回無死満塁で上林に二塁強襲の2点適時二塁打を浴びるなど4失点。二、三回を無失点で切り抜け、立ち直ったかに思えた四回に再び捕まった。先頭・明石への四球がきっかけとなり、味方のミスも重なって5点を奪われた。
前回登板となった7日のオリックス戦は4回2/39安打6失点(自責点4)。イニングの途中で降板し悔しさを味わっていた。
森下は開幕カード3戦目となる21日のDeNA戦(横浜スタジアム)でのプロ初先発が濃厚だ。
森下投手は前回のオリックス戦に続いての大量失点となりました。開幕に向けて不安材料を残す結果となりました。
1回裏、1アウト満塁のピンチから、ソフトバンク上林選手にセカンド強襲の2点タイムリー2ベースを浴び、1−2と逆転されました。さらにソフトバンク松田選手にセンター前に2点タイムリーを浴び1−4とされました。
2回、3回は3人で抑えたものの、4回裏、1アウト2、3塁からソフトバンク牧原選手のファーストゴロの当たりを安部選手が野選し、3塁ランナーが生還し3−5。さらにソフトバンク栗原選手に左中間へのタイムリーを浴びて3−6。1塁ランナーの盗塁で、キャッチャー會澤選手が悪送球し、3塁ランナーが生還し、3−7。さらにソフトバンクバレンティン選手にライト前タイムリーを浴びて3−8。さらにソフトバンク松田選手のサードゴロの当たりをメヒア選手が悪送球し、3塁ランナーが生還して3−9とされました。
結局森下投手は4回109球を投げて7安打5奪三振3四球9失点の苦いマウンドとなりました。前回登板の時と同じように、ストレートに威力はあるものの、変化球が甘く入り、痛打されています。今日はバックの拙守もありましたが、それを差し引いてもマズイ内容でした。開幕3戦目の21日DeNA戦での登板が濃厚ですが、不安を残す結果となりました。
しかし、PayPayドームではカープらしい試合が出来ていないのが常ですから、そこで森下投手が割り切る事が出来れば、次回登板は好投が出来るのでないかと期待しています。
2番手は高橋樹也投手が5回、6回2イニングを投げて無失点。3番手は塹江投手が7回1イニングを無失点。4番手は薮田投手が8回1イニングを投げて無失点に抑えました。5回以降はソフトバンク打線にヒットを打たれていないのが、ポジれる点ですね。
打線は1回表、ソフトバンク先発の二保投手を攻めて、1アウト満塁のチャンスから、メヒア選手のショートゴロの間に1点を入れました。欲を言えば、ここで長打が欲しかったですね。
2回表には1アウト1、2塁から、ピレラ選手が左中間へのタイムリーを放ち、2−4とし、さらに西川選手のショートゴロの間に1点入れ、3−4としました。しかし、この回の攻撃で、ノーアウト1、2塁から、バッター森下投手のところで送りバントを失敗するシーンがありました。ここをきっちり決めておけば、流れが変わっていたかもしれませんし、大量得点も期待出来たかもしれません。そういう意味では、今日は森下投手は猛反省ですね。
今日はミスが目立つ試合になり、ファンとしてはスッキリしない練習試合の最終戦となりました。しかし、開幕は待ったなしです。あと5日です。気持ちを切り替えて、19日に向けてギアを上げていって欲しいと思います。
2020年06月13日
練習試合@PayPayドーム 広島5−4福岡ソフトバンク 打線5回集中打で逆転!リリーフ陣無失点リレー!
広島、ソフトバンクに逆転勝利 新打線が集中打、救援陣0封逃げ切り
6/13(土) 17:32
配信
ベースボールキング
広島の新外国人ホセ・ピレラ
● ソフトバンク 4 − 5 広島 ○
<6月13日・PayPayドーム>
広島がソフトバンクとの練習試合に逆転勝利。打線が5回に集中打、課題の救援陣は無失点リレーを見せるなど収穫の多いゲームだった。
広島は3回、1番・ピレラの左越えソロで反撃開始。3点を追う5回はピレラ、続く菊池涼の連打などで一死満塁の好機を作り、3番・西川の右翼線を破る2点適時二塁打で1点差に迫った。さらに、4番・鈴木誠の右犠飛で4−4の同点。二死三塁から5番・メヒアの左前適時打で5−4と逆転した。
先発の床田は4回4失点(自責点3)で降板。バックの拙守もあり失点を重ねたが、初回、3回はテンポ良く3人で終えるなど内容自体は悪くなかった。
逆転した5回以降は、今村、中崎、菊池保、フランスア、スコットが1イニングずつを無失点リレー。8回は二塁・菊池涼が好守備で同点を許さず、9回は自らのミスで一死三塁のピンチを招いた新守護神・スコットが踏ん張った。
BASEBALL KING
ようやくPayPayドームでソフトバンクに勝利しました。この勝ちはPayPayドームで勝てたのも大きいですが、逆転した後の1点差をリリーフ陣が踏ん張って抑えたのも大きかったですね。
まず打線ですが、2点を先制された後の3回表、ピレラ選手がソフトバンク先発の和田投手からレフトスタンドへ反撃ののろしを上げるソロホームランを放ち、1−2としました。これでピレラ選手は6試合連続安打になり、1番バッターとしての仕事を果たしてくれています。レギュラーシーズンも1番バッターでスタメンが濃厚になってきました。
さらにソフトバンクに2点追加され、1−4で迎えた5回表、1アウト満塁のチャンスから、西川選手がライト線への2点タイムリー2ベースを放ち3−4。続く鈴木誠也選手がライトへの犠牲フライを打ち、4−4の同点に追いつきました。ソフトバンクはここで先発の和田投手から2番手の津森投手に代わりました。続くメヒア選手はライト前タイムリーを放ち、ついに5−4と逆転に成功しました。カープのクリーンアップの西川選手、鈴木誠也選手、メヒア選手のポイントゲッターとしての働きは素晴らしいですね。レギュラーシーズンもこの3、4、5番は確定ですね。
投げては先発床田投手が4回70球を投げて5安打4失点の内容でした。2回裏にはソフトバンク松田選手と上林選手に連続タイムリー2ベースを浴びて0−2と先制されました。このタイムリーの引き金になっているのは、1アウトからソフトバンク長谷川選手にフルカウントから四球を与えています。四球絡みの失点は防ぐことができますので、気をつけて欲しいですね。
4回裏には、ソフトバンク上林選手にライト前タイムリーを浴びて1−3。さらにソフトバンク甲斐選手のサードゴロの当たりをメヒア選手がタイムリーエラーをして1−4とされました。この回の失点は2つのエラーが絡んでいますので、床田投手にとっては不運だったですね。
今日の床田投手はストレート、変化球共にそんなに悪くなかったと思います。先発ローテーション入りは確実でしょう。それより、バックの野手にエラーが多いのが気になります。もっと集中力を高めて準備して欲しいですね。
今日一の収穫は、2番手以降のリリーフ投手が無失点リレーをした事ですね。5回は今村投手が3者凡退の2奪三振のナイスピッチングでした。6回は中崎投手が先頭バッターにヒットで出塁されましたが、後続を併殺に打ち取り、3人で攻撃を片付けました。7回は菊池保則投手が登板し、3者凡退に打ち取りました。8回は心配なフランスア投手が登板し、3ベースを打たれましたが、なんとか無失点に抑えました。9回は新守護神スコット投手が登板しました。先頭のソフトバンク西田選手のピッチャーゴロの当たりをスコット投手が1塁へ悪送球し、ノーアウト2塁とされ、送りバントで1アウト3塁のピンチを背負いました。しかし、ソフトバンク内川選手を空振り三振、牧原選手をショートゴロに打ち取り、無失点に抑えて試合終了となりました。
打線も集中打で逆転し、リリーフ投手陣の無失点リレーで、カープにとっては収穫が多かったですね。さあ、明日は開幕前の最後の練習試合です。しっかり勝って勢いをつけて開幕へ向かいたいですね。
2020年06月12日
練習試合@PayPayドーム 広島0−3福岡ソフトバンク 大瀬良投手6回3失点。遠藤投手2回無失点と、開幕へ合格点!
広島大瀬良が開幕大役へ視界良好、充実の収穫と課題
6/12(金) 18:56
配信
日刊スポーツ
練習試合ソフトバンク対広島 広島先発の大瀬良(撮影・加藤孝規)
<練習試合:ソフトバンク3−0広島>◇12日◇ペイペイドーム
20年版大瀬良の完成だ。広島の開幕投手を務める大瀬良大地投手(28)が12日、ソフトバンクとの練習試合でシーズンに向けた最終チェックを行った。立ち上がりに4連打から2失点し、3回には被弾した。それでも新球シュートを積極的に投じて6回6安打3失点にまとめた。好感触だけでなく、明確な課題も収穫。2年連続の大役へ向けた視界は良好だ。
◇ ◇ ◇
試合後の表情が最終登板の充実度を表していた。2年連続開幕投手を務める大瀬良は、1回に4連打から2失点し、3回には規格外の1発も浴びた。それでも6回6安打3失点。積極的に試投した新球シュートにめどが立っただけでなく、ブランクで鈍った実戦勘を確認できたことも、開幕に向けた収穫となった。
3年連続日本一球団は最高の腕試し相手となった。1回先頭の上林を空振り三振に切った直後、柳田には内角へ投げきった真っすぐを右中間への二塁打にされた。ブルペンから調子が良かっただけに少なからず動揺があった。投球が慎重になり、4連打で2失点。「入りはちょっと工夫しないといけない。初回にああいう投球をするとチームも不安になる」。約3カ月ぶり対外試合となった前回5日オリックス戦は4回2安打無失点とほぼ完璧な投球だっただけに、つぶすべき課題が見えたことを前向きに捉える。
3回には再び柳田に外角カーブをこすったような打撃で左中間席に運ばれたが、今度は「仕方がない」と切り替えた。その後は1安打と崩れなかった。新球シュートも左打者を中心に積極的に試した。空振りを取り、2回は上林を一ゴロに打ち取った。4連打された1回は真っすぐと得意のカットボール中心の配球となっていただけに、対となる新球種が有効だった。1週間後に控えるシーズンに向けても「全然使えると思う。配球の幅も広がる」と確かな手応えをつかんだ。
佐々岡監督は「しっかり準備してくれた。信じている」と昨年末に開幕投手を託したエースに全幅の信頼を寄せる。延びた調整期間を有効に使い、練習試合2試合で収穫と課題を得た。次に見据えるのは、2年連続の大役。「技術的にはまとまっているので、パフォーマンスを維持するためにメリハリをつけてやっていきたい」。8回無失点でチームを勝利に導いた昨年の再現へ。開幕星への道筋は描けている。【前原淳】
大瀬良投手はシュートボールを試したようですか、使えそうとの事で、これでさらにピッチングの幅が広がりそうです。
立ち上がりからばらつきがあり、どちらかと言うと調子は良くなかったようです。1回裏、ソフトバンク長谷川選手がライト線へのタイムリー2べーすを放ち、0−1と先制されました。3回裏はソフトバンク柳田選手に左中間スタンドへソロホームランを打たれました。ドリヨシはこのまま失点が増えるのかと心配でしたが、4回以降は自身の悪いところをしっかり修正して、無失点に抑えを修正しました。選手の皆さんは新型コロナウイルスの開戦拡大防止のため、様々な制約の中で頑張っています。そんな中で大瀬良投手はエースの自覚と勇気を備えておかないといけないので、本当に大変だと思います。結局大瀬良投手は6回を投げて6安打3失点でした。
1軍当落上にある遠藤投手が2番手に登板しました。7回、8回を投げて1安打無失点に抑えました。遠藤投手も開幕ローテーション入りは確実です。ドリヨシも楽しみですね。
打線は元気が、ありませんでした。ソフトバンクの5人のピッチングの前に、たったの2安打で無得点でした。そんな中で頭角を表してくれているのが、新外国人のピレラ選手です。積極的なスイングを心がけるため、ボール球に手を出すところもありましたが、今日もヒットを打ち、5試合連続安打になっています。ピレラ選手の開幕1番の可能性も出てきました。外国人選手の開幕1番は球団史上初となります。
しかし、カープはPayPayドームでは勝てませんね。明日こそは全員一丸となり、先攻、逃げ切りのゲームを期待します。
2020年06月11日
今日の広島−阪神の練習試合は雨天中止となりました。
2020年06月10日
練習試合@マツダ 広島15−1阪神 メヒア選手、堂林選手グランドスラム含む17安打15得点の大勝!九里投手6回無失点好投!
広島、17安打15得点で阪神に大勝 メヒア&堂林が満塁弾、九里6回0封の快投
6/10(水) 21:12
配信
ベースボールキング
広島のアレハンドロ・メヒア(左)と堂林翔太
○ 広島 15 − 1 阪神 ●
<6月10日・マツダスタジアム>
広島が阪神との練習試合に大勝。打線が17安打15得点と爆発した。
広島は初回、阪神先発・ガンケルを攻め2番・菊池涼、3番・西川、4番・鈴木誠の3連打で一死満塁の好機を作ると、練習試合再開後、絶好調の5番・メヒアが、先制となるグランドスラムを左翼席後方へ運んだ。4回も鈴木誠の二塁打などで二死満塁とし、今度は7番・堂林が満塁弾を左翼席へ。効果的な2発で3回までに8点を奪った。
5回は阪神2番手・高野を攻め、8番・田中広の適時二塁打、9番・高橋大の右犠飛で2ケタ10得点に到達。6回も続投した高野の連打を浴びせ、堂林、田中広、高橋大、1番・ピレラの4連続適時打などで一気の5点を加えた。
広島は6回までに先発野手全員安打をマーク。満塁弾含む5打点を記録した堂林を筆頭に、菊池涼、西川、鈴木誠、田中広と、計5選手がマルチ安打を記録した。
投げては先発の九里が6回78球、2安打無失点の快投。右腕は3日の阪神戦(甲子園)でも4回無失点と好投しており、これで大瀬良、K.ジョンソン、床田、ドラフト1位・森下に続く開幕ローテ要員に大きく近づいた。
BASEBALL KING
今日はカープのいいところばかりが目立つ、大収穫の試合になりました。
先発九里投手はツーシームを軸に阪神打線を翻弄しました。テンポの良い投球で、ストライクゾーンで勝負が出来ていました。九里投手は6回78球を投げて2安打無失点に抑えました。これで九里投手の先発ローテーション入りは確実になりました。
2番手は塹江投手が7回1イニングを無失点に抑えました。塹江投手も開幕1軍は間違いないでしょう。
3番手はフランスア投手が8回1イニングを投げましたが、阪神陽川選手に左中間を破るタイムリー3ベースを浴びて1点を失いました。フランスア投手は球威は戻ってきているものの、球にばらつきがあり、甘く入った球を痛打されました。開幕直前まで見極めたい所でしょうか。
4番手はDJ・ジョンソン投手が9回1イニングを投げました。ランナーを2人背負いましたが、なんとか無失点に抑えました。DJ・ジョンソン投手も投げてみないとわからないタイプです。彼も開幕直前まで見極めになりそうですね。
さて、打線は今日は大爆発でした。1回裏、阪神先発のガンケル投手を攻めて、1アウト満塁のチャンスから、メヒア選手がレフトスタンドの向こうの防球ネットに当たる特大の満塁ホームランを放ち、4−0と先制しました。完璧な当たりで、レフトは一歩も動きませんでした。間違いなくメヒア選手は覚醒しています。5番の打順に入れば、相手チームから見れば脅威です。
3回裏は、2アウト満塁のチャンスから、堂林選手がレフトスタンドへ満塁ホームランを放ち、8−0と一方的にリードしました。これも完璧な当たりでした。
5回裏には、阪神2番手の高野投手を攻めて、田中広輔選手が右中間を破るタイムリー2ベースを放ち、9−0。さらに高橋大樹選手がライトへの犠牲フライを打ち、10−0としました。田中広輔選手は今年は好調ですね。膝の状態も良い感じで安心しました。
6回裏は、1アウト満塁から、會澤選手が押し出しの死球で11−0。堂林選手がセンター前タイムリーを放ち12−0。田中広輔選手がセンター前タイムリーを放ち13−0。高橋大樹選手がセンター前タイムリーを放ち14−0。ピレラ選手がセンター前タイムリーを放ち15−0としました。打線のつながりがすごかったですね。大量得点すると、バッティングが雑になりやすいですが、カープの野手はきっちりと自身の打撃に集中していたと思います。
今日も投打ががっちり噛み合っての大勝になりました。しかし、慢心にならぬように、明日はまた明日の試合に集中して欲しいですね。明日はデーゲームで行われますが、天気がかなり心配です。
2020年06月09日
練習試合@マツダ 広島8−1阪神 K・ジョンソン投手4回無失点好投!今村投手、中崎投手も1軍復帰で好投!
広島のK.ジョンソンが4回無失点の好投! 今村、中崎は無失点で“一軍復帰”飾る
6/9(火) 17:23
配信
ベースボールキング
広島のK.ジョンソンが4回無失点の好投! 今村、中崎は無失点で“一軍復帰”飾る
広島・ジョンソン
○ 広島 8 − 1 阪神 ●
<6月9日・マツダスタジアム>
広島のクリス・ジョンソン投手が9日、マツダスタジアムで行われた阪神との練習試合に先発登板。4イニングを投げて被安打1、与四球1で無失点と好投した。
前回登板の6月2日と同じく阪神と対戦した左腕は、立ち上がりから安定感抜群。サンズに四球を与えた2回、近本に内野安打を許した4回は、ともに後続を遊ゴロ併殺で打ち取り、いずれも打者3人で攻撃終了。二塁を踏ませない好投でスコアボードにゼロを刻んだ。
昨季までは主に石原慶幸とバッテリーを組んできたが、この日は會澤翼とのコンビで4回無失点。最速145キロの速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーションが光り、わずか47球という省エネピッチングだった。
また、この日は二軍で調整を続けてきた今村猛と中崎翔太が一軍復帰。今村は7回に登板して1回1四球無失点、中崎は8回に登板して打者3人を11球で三者凡退と、いずれもゼロ封ピッチングで復帰登板を飾った。
広島のリリーフ陣は守護神候補の新助っ人、テイラー・スコットが好投を見せる一方で、いわゆる“勝ちパターン”を確立出来ていない状況にある。三連覇を支えた経験豊かな2人も昨季は不振に終わり、まずは首脳陣の信頼を勝ち取るのが当面の目標となるが、ブルペン立て直しを目指すチームにとっては頼もしい人材が帰ってきたといえるだろう。
BASEBALL KING
今日の試合は投打ががっちり噛み合っての快勝でした。
先発のK・ジョンソン投手は4回47球を投げて1安打無失点の好投でした。MAX145キロとまだ全力ではありませんが、ツーシームなどの変化球を効果的に使い、阪神打線を翻弄しました。開幕に向けて順調な仕上がりを見せてくれてますね。
2番手は中田投手が5回1イニングを投げて奪三振2で3人で抑えました。今日の中田投手は球のキレで勝負が出来ていました。次回の登板にも注目です。
3番手は高橋樹也投手が6回1イニングを投げましたが、阪神北條選手にレフト線へのタイムリー2ベースを浴びて1点を失いました。今日の高橋投手はストライクとボールがはっきりしていました。調子としては下降気味かなと思います。1軍生き残りのギリギリのところでしょうが、なんとか頑張って欲しいです。
4番手は今村投手が1軍復帰登板しました。7回1イニングを投げて1四球を与えるも、無失点に抑えました。今日のピッチングを見る限り、球威や球のキレが戻ってきているように思いました。開幕1軍間に合ったかなと感じました。
5番手は中崎投手がこちらも1軍復帰登板しました。8回1イニングを投げて3者凡退に抑えました。膝の手術からの復帰で、下半身の粘りがどうかと心配でしたが、中崎投手も球に威力が戻っているようで安心しました。中崎投手も開幕に間に合った感じです。
6番手は守護神候補のスコット投手が9回1イニングを投げて、1四球を与えるも2奪三振で無失点でした。スライダーとツーシームがキレキレで、動いているので、相手バッターはなかなか打てないと思います。
打線は今日は活発でした。4回までは阪神先発の青柳投手にほぼ完璧に抑えられていましたが、5回裏、西川選手がレフト前にタイムリーを放ち、1−0とします。この西川選手のタイムリーですが、阪神青柳投手が投げた6球目の、打者の前で1バウンドした球を打ち、三遊間を破っていきました。まさに神業の「悪球打ち」でした。続く鈴木誠也選手がセンター前タイムリーを放ち2−0。さらにメヒア選手が左中間を破る2点タイムリー2ベースを放ち、4−0になりました。西川選手、鈴木誠也選手、メヒア選手のクリーンアップはほぼ確定ではないかと思われます。
6回裏は途中出場の小窪選手が阪神能見投手からレフトオーバーのタイムリー2ベースを放ち、5−1。さらに西川選手が二遊間へのタイムリー内野安打で6−1としました。小窪選手が非常に元気です。控えとして置いておくのがもったいないですね。
7回裏は阪神エドワーズ投手の乱調から、會澤選手が押し出し四球で7−1。さらに阪神谷川投手から小窪選手がライトへの犠牲フライで8−1としました。
マツダスタジアムに戻って、久しぶりに投打ががっちり噛み合った試合でした。収穫も多かったと思います。この調子で開幕に向けて調子を上げていって欲しいです。明日はナイターで阪神との練習試合です。少し天気が心配です。
2020年06月07日
練習試合@京セラドーム 広島3−6オリックス 森下投手5回途中6失点と課題残す。打線は3点挙げるも、つながりに欠く。
広島敗戦 ドラ1森下は五回途中6失点で課題残す 打線はピレラ、田中広に快音
6/7(日) 16:31
配信
デイリースポーツ
広島敗戦 ドラ1森下は五回途中6失点で課題残す 打線はピレラ、田中広に快音
力投する森下(撮影・北村雅宏)
「練習試合、オリックス6−3広島」(7日、京セラドーム大阪)
広島は前日に2ケタ得点で対外試合の連敗を13で止めたが、またも敗戦。課題と収穫の見えた一戦となった。
先発の広島ドラフト1位・森下は4回2/3を9安打6失点(自責4)。3月22日の中日戦(マツダ)以来となる対外試合で、変化球の制球が定まらなかった。
ただ、2番手以降の投手は塹江、DJ・ジョンソン、フランスアと無失点に抑えた。
打線は球界屈指の好投手、オリックス・山本に四回まで無安打無得点。五回に反撃し、田中広とピレラの適時二塁打で3点を返した。ただ、トータルでは5安打とつながりを欠いた。
オリックスは4番に入ったロドリゲスが一発。先発山本は六回途中4安打3失点だった。
今日の試合は森下投手が先発なので、久しぶりに連勝かと期待しましたが、残念な結果になってしまいました。
森下投手は5回途中9安打6失点と、彼らしいピッチングは見る事が出来ませんでした。1回裏、オリックス吉田正尚選手の強いショートゴロの打球を田中広輔選手が後逸し、これがタイムリーとなって0−1と先制されました。続くオリックスロドリゲス選手に左中間スタンドへ2ラブを浴びて0−3となりました。ルーキーピッチャーが投げている時は、バックの野手は鉄壁の守備で盛り立ててあげないといけません。それだけに田中広輔選手のエラーは痛かったですね。このエラーがなかったら、ロドリゲス選手のホームランもなかったかもしれません。
4回裏にはオリックス小田選手にライト前タイムリーを浴びて0−4とされました。今日の森下投手は制球にばらつきがあり、ストライクとボールがはっきりしていました。変化球も甘く入ったところを痛打されました。
5回裏もランナーを背負う苦しいピッチングでした。それでも森下投手らしい所は、1アウト、2アウトを抜群のコースを突いて見逃し三振に打ち取りました。並のピッチャーではないなと感じる一面でした。
2アウト満塁から2番手の塹江投手が登板しましたが、オリックス後藤選手にセーフティーバントを決められ、タイムリーとなり3−5となり、さらにサードメヒア選手の悪送球で2塁ランナーも生還し、3−6となりました。後藤選手にしてやられたという感じですが、カープのバッテリーや内野陣がどれだけバントへの準備が出来ていたかですね。いい勉強になったと思います。
さて、それ以降は塹江投手、DJ・ジョンソン投手、フランスア投手がオリックス打線を無難に?抑えました。
打線は5回表、オリックス山本由伸投手から、田中広輔選手がライトオーバーのタイムリー2ベースで1−4。続くピレラ選手がライトオーバーの2点タイムリー2ベースを放ち、3−4としました。
しかし、打線がつながったのはこの回だけで、試合全体から見ると散発5安打でした。あまりにも打てないので、あと12日後に迫った開幕が心配です。リリーフ陣の整備も併せて緊急の課題ですね。
さて、明日は試合はありません。あさってからはマツダスタジアムに戻って阪神との練習試合3連戦です。甲子園では阪神に好きなようにやられましたから、今度はカープの底力を見せつけてやりましょう!
2020年06月06日
練習試合@京セラドーム 広島10−6オリックス 4本のホームランなどでオリックスに打ち勝つ!対外試合13連敗でストップ!
広島打線お目覚めで16戦ぶり勝利 鈴木誠特大弾 メヒア2発 堂林ダメ押し弾
6/6(土) 18:37
配信
デイリースポーツ
広島打線お目覚めで16戦ぶり勝利 鈴木誠特大弾 メヒア2発 堂林ダメ押し弾
3回、逆転となる3ランを放ち、ダイヤモンドを悠々と回る広島・鈴木誠
「練習試合、オリックス6−10広島」(6日、京セラドーム大阪)
広島が打ち合いを制し、対外試合で16試合ぶりに勝利。鈴木誠が特大3ラン、メヒアが2発、堂林にもダメ押しの一発が飛び出し、13安打で10得点を奪った。
主砲のバットが、重い空気を振り払った。2点を追う三回、鈴木誠が田嶋の内角球を振り抜き、左翼5階席へ飛び込む特大の逆転3ラン。23イニングぶりの得点を奪うと、さらにメヒアが右中間へ2者連続アーチを放った。
同点で迎えた七回は再びメヒアが左翼5階席へ、特大3ラン。八回には西川に適時打が飛び出した。九回には堂林がディクソンから右中間へダメ押しの2ランを放った。
投手陣は先発・床田が尻上がりに調子を上げ、5回3安打2失点。四回以降は打者6人から4奪三振と収穫もつかんだ。
チームは3月6日、西武に2−1で勝利して以来、前日まで引き分け2つを挟んで13連敗。練習試合とはいえ、やや気がかりな結果が続いていたが、ようやく白星を手にした。
オリックスも太田、後藤が一発を放ったが、田嶋ら投手陣が10失点と崩れた。
大変お待たせしました。ようやく長い連敗のトンネルを抜け出しました。今日は打線が奮起しました。
オリックスに2点を先制された後の3回表、主砲の鈴木誠也選手がオリックス田嶋投手からレフトスタンド5階席に飛び込む特大の逆転3ランを放ちました。オリックスに先制されて、イヤな空気になっていた中での鈴木選手の一発は、流れを変える貴重なものとなりました。さすがはカープの主砲です。さらに続くメヒア選手が弾丸ライナーで右中間スタンドへソロホームランを放ち、4−2とリードしました。
4−4で迎えた7回表には、1アウト1、2塁で、再びメヒア選手がオリックス澤田投手からレフトスタンド5階席に飛び込む特大の3ランを放ち、7−4とリードしました。メヒア選手のパワーは計り知れないものがあります。まさに確変状態が続いています。開幕スタメンはほぼ確実でしょう。
8回表には、2アウト1、2塁で、西川選手がオリックス海田投手からセンター前へタイムリーを放ち、8−4とリードを広げました。西川選手のポイントゲッターとしての働きも十分出来ます。メヒア選手が調子がいいので、西川選手を3番に置くのもベターかなと思います。
8−6で迎えた9回表には、堂林選手がオリックスディクソン投手から右中間スタンドへ2ランを放ち、10−6とリードを広げました。オリックスの守護神候補のディクソン投手から打ったのは大きいですね。
投手では、先発の床田投手が5回を投げて3安打2失点でした。立ち上がりはばらつきが目立ち、2回にはオリックス太田選手にレフトスタンドへ2ランを浴びましたが、3回からは2塁を踏ませないピッチングでした。攻めるピッチングが出来ていたと思います。開幕ローテーション入りは確実ですね。
しかし、リリーフ陣が今日も不安定でした。6回裏、2番手に中田投手が登板しましたが、1アウト後、オリックスジョーンズ選手、ロドリゲス選手に連続2ベースを浴びて、あっさり1失点しました。内容に乏しい感じです。ここで3番手の高橋樹也投手に代わります。2アウト後、オリックス太田選手に四球を与えたところで、4番手の藤井投手に代わりました。が、オリックス若月選手にレフト前タイムリーを浴びてしまいました。さらに暴投や四球で満塁のピンチを招きましたが、なんとかその後の失点はなく抑えました。6回裏だけで3人のピッチャーを送り込み、どのピッチャーもバタバタするという、カープのリリーフピッチャーの不安定さをまざまざと露出させてしまいました。
しかし、7回に登板した5番手のフランスア投手が良かったです。先頭のT-岡田選手にヒットを打たれましたが、後続の3人を空振り三振に打ち取りました。ストレートの威力が戻ってきています。次回の登板に注目です。
8回、6番手に登板した菊池保則投手は、オリックス後藤選手に2ランを浴びましたが、内容は心配ないと思います。勝ちパターンでの起用は濃厚です。
9回、7番手にスコット投手が登板しましたが、3人をわずか9球でかたづけました。守護神確定だと思います。
明日もオリックスとの練習試合です。今日の勝利で選手の皆さんも呪縛から開放されたと思います。カープらしい素晴らしい試合に期待しましょう!
2020年06月05日
練習試合@京セラドーム 広島0−5オリックス 対外試合13連敗。先発大瀬良投手好投も、リリーフ陣炎上。打線はわずか1安打。
どうした広島…まさかの13連敗 オリックス・山岡の前に7回1安打で手も足も出せず
6/5(金) 20:47
配信
スポニチアネックス
どうした広島…まさかの13連敗 オリックス・山岡の前に7回1安打で手も足も出せず
7回、交代を告げる佐々岡監督 (撮影・後藤 大輝)
◇練習試合 広島0―5オリックス(2020年6月5日 京セラドーム)
2年ぶりのリーグ優勝を狙う広島が、またも敗れた。3月7日の西武戦からオープン戦、練習試合を通じて、対外試合は2分けを挟む13連敗。今季から就任した佐々岡監督には複雑な大型連敗だ。
広島は開幕投手の大瀬良が先発し、4回を2安打無失点と好投。4回には無死一、二塁の危機を背負うが、ジョーンズ、勝俣、太田と3者連続三振で切り抜けるなど、さすがの投球を見せた。だが、2番手の高橋樹が5回、若月に先制のソロ弾を浴びると、7回にも4番手の塹江がつかまった。小園の失策などもあり1死満塁となると、松井佑に中堅越えの2点適時二塁打。さらに2死満塁では太田に2点適時打を浴びて、この回4失点。失策が絡んでの失点は、4日の阪神戦に次ぐもので、ベンチの佐々岡監督も苦々しい表情を見せた。
打線もオリックスの開幕投手が確定している山岡の前に7回1安打無失点と、手も足も出せない状況。3回に山岡から唯一の安打を放った野間も一塁けん制死と、ちぐはぐな攻撃でリズムをつくれなかった。8、9回も無安打で終わるなど、たった1安打での零封負け。開幕まで2週間あるとはいえ、広島には課題がたくさん出た13連敗とも言えそうだ。
いくら練習試合とはいえ、こんな情けない試合を続けてしまえば、開幕ダッシュどころか、2年ぶりのリーグ優勝も危うくなります。
先発大瀬良投手は仕上がりが順調のようです。4回70球を投げて2安打6奪三振で無失点に抑えました。エースの貫禄のピッチングでした。19日の開幕は万全な状態で迎えられそうです。次回12日のソフトバンク戦が仕上げの登板になりそうです。
しかし、今日もリリーフ陣がピリッとしません。5回裏、2番手の高橋樹也投手がオリックス若月選手にレフトスタンドへ先制のソロホームランを浴びました。内容はそんなに悪くないと思いましたが、高めに抜けた甘い球を痛打されました。7回裏は4番手の塹江投手が捕まりました。小園選手の痛い失策もあって1アウト満塁のピンチを招くと、オリックス松井佑介選手にセンターオーバーの2点タイムリー2ベースを浴び、さらに2アウト満塁からオリックス太田選手にセンター前に2点タイムリーを浴びて計4失点になりました。塹江投手もそんなに悪くはないと思いましたが、やはりパ・リーグのバッターはストレートに強い感じがしました。しかし、ドリヨシが期待している高橋樹也投手と塹江投手が打たれたのは残念です。
連敗中は失策が失点に絡んでいます。7回裏、ノーアウト1塁から、オリックスは後藤選手に送りバントをさせました。塹江投手が捕球し、すかさず2塁へ送球しました。タイミングはアウトでしたが、ベースカバーに入った小園選手が捕球ミスをしてセーフになり、ピンチが広がりました。なんでもない打球や送球を捕り損なったり、送球ミスをしたりと、基本的な部分でミスが目立ちます。今一度集中しましょう!
打線もオリックス先発山岡投手の前に7回1安打のみでした。山岡投手は危なげないピッチングを展開しました。カープの打線に粘りがありません。非常に淡白に感じました。3回に唯一ヒットを放った野間選手も、1塁で牽制死になるなど、攻撃に一貫性がありませんでした。8、9回も無安打に終わり、たった1安打の0封負けです。
カープは課題が沢山です。今一度基本に忠実に、そして勝ちにこだわる試合を見せて欲しいですね。明日はデーゲームで15時試合開始です。明日こそ勝ちましょう!
2020年06月04日
練習試合@甲子園 広島0−6阪神 薮田投手4回5失点で結果残せず。遠藤投手4回1失点でローテ入りへ前進!
広島・薮田が2被弾 4回8安打5失点で開幕ローテへアピールできず
6/4(木) 16:10
配信
デイリースポーツ
広島・薮田が2被弾 4回8安打5失点で開幕ローテへアピールできず
先発し力投する広島・薮田和樹=甲子園(撮影・立川洋一郎)
「練習試合、阪神−広島」(4日、甲子園)
広島の薮田和樹投手は、4回8安打5失点。2本塁打を喫し、開幕ローテ入りへアピールすることはできなかった。
二回に2本の適時二塁打を浴び2点失点。三回にはボーアに右翼ポール直撃の2ランを許すと、四回にも先頭の木浪に左越えソロを浴びた。
開幕ローテは残り2枠。前日3日は、候補の1人である九里が4回1安打無失点と好投していた。右腕に続き、首脳陣へ好印象を残すことはできなかった。
今日も阪神に完敗でした。カープの対外試合はこれで12連敗です。一体連敗はいつまで続くのでしょうか?
今日のカープのピッチャーは先発ローテーション入りを争う2人が登板しました。先発は薮田投手でしたが、2回に阪神坂本選手にレフト線を破るタイムリー2ベースと、阪神上本選手に右中間へのタイムリー2ベースを浴びて2点を失いました。
さらに3回には、阪神ボーア選手に3戦連発となるライトポール際への2ランを浴び2点を失いました。
さらに4回には、阪神木浪選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて1点を失いました。
結局薮田投手は4回86球を投げて8安打5失点でした。先発ピッチャーとしては不合格と言わざるを得ません。今日も長打をかなり打たれていますから、制球、球威共に今一つだったと思います。1軍生き残りをかけた登板のチャンスはあと1回あるかないかでしょうから、薮田投手にはとにかく結果が求められます。
一方の遠藤投手は5回から登板し、4回5奪三振1失点と上々の内容でした。MAX147キロのストレートを軸に、変化球を織り交ぜながら、阪神打線を打ち取りました。1失点も味方のエラーですから、内容は合格点ですね。次回の登板が楽しみです。
打線は阪神の5人のピッチャーを前に、散発の5安打で無得点でした。紅白戦では活発だった打線でしたが、対外試合では沈黙しています。よほどカープの投手陣のレベルが低いのでしょうか?
明日からは京セラドームに移動してオリックスとの3連戦です。明日はナイトゲームで行われます。カープらしい試合が観たいですね。特に打線の奮起を期待します。