2024年04月21日
6回戦@マツダ 広島0−0読売(5回裏終了後降雨コールドゲームで引き分け) 大瀬良投手6回に失点もコールドゲームにより得点認められず敗戦の危機回避。打線は2併殺と精彩を欠く。
【広島】大瀬良大地“信頼の続投”の直後に痛恨失点も…降雨コールドで巨人の得点は認められず黒星回避
4/21(日) 16:17配信
スポーツ報知
力投する先発の大瀬良大地(カメラ・朝田 秀司)
◆JERAセ・リーグ 広島0―0巨人=5回終了降雨コールドゲーム=(21日・マツダスタジアム)
広島の大瀬良大地投手が、6回途中1失点でリードを許して降板したが、降雨コールドゲームとなって黒星は免れた。
0―0の6回は、雨脚が強まる悪コンディションの中で先頭・丸に右中間二塁打から無死一、三塁のピンチで小林の中犠飛で先取点を奪われた。交代が告げられてマウンドを降りたが、直後に試合は雨天のために試合が中断。そのままコールドゲームとなり、巨人の得点は認められず、0―0引き分けとなった。
大瀬良は、続投の期待に応えられなかった。直前の5回の攻撃では、2死一、二塁で打席を迎えた。ネクストバッターズサークルでは松山が代打の準備をしていたが、大瀬良が、そのまま打席に立って空振り三振。先制機を逃した直後のマウンドでの失点だった。結果的に雨に助けられる形となった。
◇野球規則7・01正式試合(g)(4)の【注】
我が国では、正式試合となった後のある回の途中で球審がコールドゲームを宣したとき、次に該当する場合は、サスペンデッドゲームとしないで、両チームが完了した最終均等回の総得点でその試合の勝敗を決することとする。
〈2〉ビジティングチームがその回の表でリードを奪う得点を記録したが、表の攻撃が終わらないうち、または裏の攻撃が始まらないうち、あるいは裏の攻撃が始まってもホームチームが同点またはリードを奪い返す得点を記録しないうちにコールドゲームが宣せられた場合。
報知新聞社
6回表に読売に先制された時は、これでコールド負けになるのかなと悲観的な思いでしたが、6回表が3アウトで完了していなかったため、この6回表の記録はなしになり、5回裏降雨コールドゲームとなり、広島側から見れば雨に救われた感じでした。
読売は先発の高橋礼投手が打たせて取るピッチングで5回4安打無失点でした。広島先発の大瀬良投手も5回無失点の力投を見せました。
読売は4回表、5回表のチャンスで大瀬良投手が踏ん張り、あと1本が出ませんでした。広島は3度先頭打者を出しましたが、併殺などで後が続きませんでした。
6回表、読売は先頭の丸選手に右中間へ2ベースで出塁され、佐々木選手につながれてノーアウト1、3塁とされ、読売小林選手にセンターへ犠牲フライを許し、0−1と先制されました。しかし、この直後から雨のため試合が中断し、そのままコールドゲームとなったため、6回表の記録は幻となりました。
大瀬良投手も、カープの首脳陣も救われました。負けと引き分けでは、0.5ゲーム分の違いがあります。シーズン最終盤になった時に、この0.5ゲームが重要になってきます。
この読売3連戦は1勝2分けになりました。まあ、負けなかったのでヨシとしないといけないでしょうね。次回の読売戦は5月17日〜19日にマツダスタジアムで行われますので、この3連戦こそ、東京ドームのリベンジを果たしましょう。
さて、次のカードからはゴールデンウイークに入るために変則日程になります。23日からは神宮でヤクルトとの3連戦、1日置いて27日、28日はバンテリンドームで中日と2連戦、29日からはマツダスタジアムで阪神との3連戦です。まずはヤクルトとの3連戦ですが、最下位のヤクルトですから、足元をすくわれないように、しっかり勝ちを重ねて欲しいと思います。
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