広島 ６６年ぶりビジター１１連敗で勝率５割以下が確定 ＣＳ進出も崖っぷち ９月を首位＆貯金１４で迎えたチームがまさか
10/1(火) 21:05配信
デイリースポーツ
７回、選手交代を告げにベンチを出る新井監督
「ＤｅＮＡ３−１広島」（１日、横浜スタジアム）
４位・広島が３位・ＤｅＮＡとの直接対決で敗れ、ＣＳ進出へ王手をかけられた。１０月に入っても大失速に歯止めはかからず、８月２９日・中日戦から球団６６年ぶりとなる敵地１１連敗。２日・ヤクルト戦に敗れれば、新井政権初のＢクラスが確定する危機的状況となった。
先発・森が四回に崩れた。１点リードで迎えた四回に６安打の固め打ちに遭い、四回途中７安打３失点で降板。桑原に右翼線への逆転２点適時二塁打を浴びると、戸柱に中前適時打とされた。これで左腕は３敗目となった。
打線は三回に矢野のエンドランなどで好機をつくり、野間の併殺崩れの間に三走が生還し、１点を先制した。しかし、その後は相手先発・ジャクソンに苦戦し、得点を積み上げることができなかった。
この敗戦で４月１６日以来の借金３となり、今季の勝率５割以下が確定した。借金生活でのシーズン終了は新井政権初。２日・ヤクルト戦（神宮）に敗れれば、Ｂクラスも確定する。９月を首位＆貯金１４で迎えたチームは同月５勝２０敗で歴史的大失速。月間２０敗はセ・リーグワーストタイ記録となっていた。
今季のＤｅＮＡ戦は１４勝１１敗で終えることとなった。
もう何も言うことはありません。９月からの戦いは全く別のチームのようです。全国のカープファンの皆さん、ストレスMAXだと思います。ドリヨシもストレスMAXです。このフラストレーションをどこにぶつけたらいいのでしょうか？
打線は３回表、DeNA先発のジャクソン投手に対し、１アウト１塁から、矢野選手がエンドランでセンター前にはじき返して１、３塁のチャンスをつくり、野間選手のセカンドゴロの間に先取点を奪いました。しかし、４回までに７月４日以来の１試合３盗塁とDeNAジャクソン投手を揺さぶりながら、攻略はできず。７回１失点の好投を許しました。あまりにも打たなさすぎますね。シーズン初めから言われていた得点力の課題が、９月から一気に吹き出た感じです。
先発の森投手は３回まで１安打無失点の好スタートでした。しかし１−０で迎えた４回裏、１アウトからの連打などで満塁のピンチを招くと、DeNA桑原選手にライト線に落ちる２点タイムリー２ベースを浴び１−２と逆転されました。さらに、続くDeNA戸柱選手にはセンター前タイムリーを浴び１−３。この回だけで６安打を集中され、４回途中７安打３失点で３敗目（1勝）を喫しました。しかし、ドリヨシ的には森投手を責める事はできないと思います。
以降は勝ちパターンの継投で無失点でつなぎましたが、何せ打線が沈黙を続け、散発４安打で得点は３回表の野間選手の併殺崩れの間の１点のみでした。
チームはビジター１１連敗で、３位DeNAとのゲーム差は３となり、逆転CSの可能性は限りなくなくなりました。あまりにも情けないです。もし今季４位で終わった暁には、首脳陣全員総辞職するべきだと思います。プロとしての自覚が足らないと言われても仕方がありません。
さて、明日からは神宮でヤクルトとの２連戦です。カープの先発は床田投手、ヤクルトは高橋投手です。明日敗れると、その時点で４位が確定します。明日はヤクルト青木選手の引退試合なので、かなり本気でかかって来るのは間違いありません。カープが劣勢に立たされる可能性は高いです。ですが、カープファンから見れば、やはりカープらしい野球が見たいです。
