2024年11月15日
ラグザスpresents第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組@台北ドーム 日本6−3韓国 牧選手決勝タイムリー!森下選手追撃の2ラン!高橋投手4回2失点粘投!逆転勝利で2連勝!
【侍ジャパン】韓国に逆転勝利で2連勝!牧が決勝2点タイムリー&森下に追撃弾、先発・橋は4回2失点8K
11/15(金) 22:39
配信
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5回逆転タイムリーを放った侍ジャパン・牧秀悟選手(DeNA)
■ラグザスpresents 第3回WBSCプレミア12 日本 6ー3 韓国(15日・台湾・台北ドーム)
日本は韓国を相手に前半2度リードを許すが逆転勝利。初戦のオーストラリア戦に続き2連勝を飾った。国際大会での韓国戦は2017年、アジアプロ野球チャンピオンシップから9連勝となった。
試合は1点ビハインドで迎えた5回裏、2死満塁から牧秀悟(26、DeNA)に2点適時打が飛び出し逆転に成功。7回には森下翔太(24、阪神)に2ラン本塁打が飛び出した。投げては先発・橋宏斗(22、中日)が4回2失点、2番手で登板した隅田知一郎(25、西武)は3回1失点も後半は韓国打線に反撃を許さずリードを守り切った。
初戦のオーストラリア戦では牧、森下、栗原陵矢(28、ソフトバンク)に適時打が飛び出すなど13安打9得点。終盤にリードを広げ白星発進となった。
舞台を台湾・台北ドームに移し迎えたオープニングラウンド第2戦の相手はプレミア12初代王者の韓国。これまで韓国とはプレミア12で過去2大会で4度対戦し3勝1敗。前回大会の決勝戦では5ー3で逆転勝利し日本が初優勝を飾っている。
この試合の先発・橋は9日に行われたチェコ共和国との強化試合(バンテリンドーム)で先発登板し3回4安打1失点で降板 している。レギュラーシーズンは21試合に登板し12勝4敗、防御率1.38をマークし最優秀防御率のタイトルを獲得した。野手陣のスタメンはオーストラリア戦と変わらず4番には森下が起用された。
橋の立ち上がりは先頭のホン・チャンギ(30)に左安打を放たれると2番・シン・ミンジェ(28)に送りバントを決められ1死二塁となった。得点圏に走者を背負い3番・キム・ドヨン(21)を空振り三振に抑えるも4番・ムン・ホギョン(24)に左安打を浴び2死一、三塁に。しかし5番・ナ・スンヨプ(22)から空振り三振を奪い無失点に凌いだ。
打線はその裏、韓国の先発・チェ・スンヨン(23)に対し先頭の桑原将志(31、DeNA)は空振り三振、2番・小園海斗(24、広島)は二ゴロ。2死を奪われると3番・辰己涼介(27、楽天)は一ゴロに倒れ三者凡退となった。
2回表、1死走者無しからパク・ドンウォン(34)に左二塁打を放たれると9番・イ・ジュヒョン(23)には投安打で出塁を許し2死一、三塁とピンチを招いた。迎えた1番・ホン・チャンギにセンターへの適時打を浴び先制点を与えた。
1点を追いかける展開となった打線はその裏、4番・森下が中安打、5番・栗原が右安打を放ち無死一、二塁とチャンスを作った。6番・牧は強い当たりの打球も三直。7番・清宮幸太郎(25、日本ハム)は一ゴロも走者を進め2死二、三塁に。迎えた8番・紅林弘太郎(22、オリックス)はカウント2ー2からの6球目、ストレートを捉えレフトへの適時打に。走者2人が本塁へ帰り逆転に成功した。
リードを奪うと3回表、橋は3番・キム・ドヨンから始まる打線を三者連続三振に抑えた。しかし中盤に入った4回表、1死走者無しから7番・パク・ドンウォン(34)にレフトスタンドへのソロ本塁打を浴び同点に追いつかれた。
橋は4回78球を投げ抜き7安打8奪三振2失点でマウンドを降りた。5回表からは2番手・隅田知一郎(25、西武)が登板。先頭の2番・シン・ミンジェに中安打を放たれると2死三塁から代打・ユン・ドンヒ(21)にセンターへの適時二塁打を浴び勝ち越しを許した。
1点を追う展開となり5回裏、韓国の3番手・クァク・トギュ(20)に対し2死走者無しから3番・小園、4番・森下が四球、5番・栗原は死球を受け満塁に。すると4番手・イ・ヨンハ(27)に対し6番・牧がカウント1ー1から3球目をセンターへの適時打に。2点を加え再び逆転に成功した。
7回裏には韓国の5番手・チェ・ジミン(21)から2番・小園が右安打で出塁すると1死一塁から6番手・チョン・ヘヨン(23)に対し4番・森下がカウント2ー2からの5球目を振り抜き左中間スタンドへ。2ラン本塁打が飛び出し6ー3とリードを広げた。
8回表は3番手・藤平尚真(26、楽天)が登板し5番・ユン・ドンヒ、6番・チェ・ウォンジュン、7番・パク・ドンウォンを三者連続の空振り三振に抑えた。
3点リードで9回表は4番手・大勢(25、巨人)がマウンドに上がると韓国打線に反撃を許さず試合終了。
試合後、侍ジャパンを率いる井端弘和監督(49)は「こういう苦しい試合を取れたっていうのは非常に大きいと思いますので、明日も続けてやっていけたらいいなと思います」と意気込んだ。オープニングラウンドを2連勝で飾った侍ジャパンの次戦は16日、台北ドームで台湾と対戦する。
【ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 オープニングラウンド 日本の試合日程(グループB)】
11月13日(水) 日本 9ー3オーストラリア @バンテリンドーム ナゴヤ
11月15日(金) 日本 6ー3 韓国 @台北ドーム
11月16日(土) 日本ー台湾 @台北ドーム
11月17日(日) キューバー日本 @天母スタジアム
11月18日(月) 日本ードミニカ共和国 @天母スタジアム
【スーパーラウンド 決勝・3位決定戦】
A、B各グループ上位2チーム 11月21日(木)〜11月23日(土)@東京ドーム
決勝(スーパーラウンド1位、2位)、3位決定戦(スーパーラウンド3位、4位)11月24日(日)@東京ドーム
予想通りのタフな試合になりましたが、最終的には侍ジャパンが韓国を寄り切り、1次リーグ2連勝となりました。なんと国際試合は21連勝になったそうです。
打線は0−1と先制された直後の2回裏にオリックス紅林選手の2点タイムリーで2−1と逆転に成功しました。さらに2−3で迎えた5回裏には2アウトから3者連続四死球で迎えた満塁のチャンスで、DeNA牧選手がセンター前へ逆転の2点タイムリーを放ち、4−3としました。相手がくれたチャンスをモノに出来たのは大きかったですし、韓国もダメージがあったと思います。さらに7回裏には阪神森下選手が左中間スタンドへ2ランを放ち、6−3と韓国を突き放しました。
投げては先発の中日高橋投手は4回を7安打2失点と粘りのピッチングをしました。今日の高橋投手は決して調子が良い訳ではなかったと思いますが、ストレートとスプリットのコンビネーションで韓国打線を打ち取っていきました。
リリーフ陣は2番手の西武隅田投手が3イニングを1失点の力投を見せました。その後は楽天藤平投手が前回登板のオーストラリア戦に続いて、韓国打線を3者連続三振に取る無双のピッチングを見せました。最後は読売大勢投手が3人で締めて韓国の反撃を許しませんでした。やはり、侍ジャパンの投手陣はレベルが高いですね。
さて、我らが広島東洋カープの選手ですが、小園選手は今日も2番セカンドで先発出場しました。第1打席はセカンドゴロ、第2打席はライト前ヒット、第3打席は見逃し三振、第4打席は阪神森下選手の
2ランを呼び込むライト前ヒット、第5打席はライトフライと、今日は5打数2安打でした。今大会通算打率は.400と調子がいいですね。
坂倉選手は今日も9番キャッチャーで先発出場しました。第1打席はピッチャーへの内野安打、第2打席はピッチャーゴロ、第3打席はセカンドゴロ、第4打席は四球で、3打数1安打でした。坂倉選手は今大会はキャッチャーの守備に専念するように、打順が9番になっています。その守備ですが、今日の試合で、韓国に簡単に2塁へ盗塁を決められた場面がありました。対打者に対して頭の中が一杯かもしれませんが、ランナーに対するケアもしっかりしなくてはなりません。明日も強敵のチャイニーズ・タイペイですから、隙は見せられません。
明日はこの1次リーグで大一番と言っていいと思いますが、チャイニーズ・タイペイ戦です。完全アウェイの中で、侍ジャパンがどう戦っていくのか、注目ですね。明日勝てば、スーパーラウンド進出が大きく近づいてきます。
紅白戦で育成のラミレス選手が弾丸ライナー弾!新井監督の指導の成果出る!来季ついに覚醒か?
【広島】「ジャパニーズドリーム」育成ラミレス弾丸ライナー弾 前日指導新井監督「すごい打球」
11/15(金) 20:39配信
日刊スポーツ
紅白戦に出場した育成選手の広島ラミレス内野手(撮影・前原淳)=2024年11月15日、天福球場
新井打法でアピール弾。育成選手の広島モイセス・ラミレス内野手(22)が15日、秋季キャンプでの紅白戦で弾丸ライナーの2ランを放った。紅軍の「5番・三塁」で先発出場。7回無死一塁から今季4勝左腕玉村の内寄りの直球を完璧にとらえた。白球は左翼方向へ一直線。フェンスを大きく越え、芝生の上で弾んだ。会心の一打に「良かった。監督から言われたことを1試合目で出せたことがうれしい。いいアプローチで、ポイントも前で捉えることができた」と胸を張った。
前日に新井監督から約80分、マンツーマン指導を受けた。指摘された下半身の使い方、タイミングの取り方を変え、新フォーム初実戦で結果を残した。指導した新井監督も「すごい打球でしたね。あの弾道で楽々入るんですから、すごいパワーをしているなと。そんなに簡単に良くなるものではないけど、たいしたもの。すごいホームランだったと思います」と目を丸くした。
昨秋、練習生として来日したばかり。育成選手1年目の今季はけがもあり、ウエスタン・リーグ43試合で打率1割6分2厘、2本塁打、11打点に終わった。まだ打撃の基礎をつくる段階ではあるものの、大きな可能性を感じさせるアーチだった。
スイング量が増える今秋の広島キャンプで、ラミレスも日本人選手と同じフルメニューを消化する。「毎日、一生懸命練習をしている。日本でジャパニーズドリームつかみたい」。技術とともに自信もつき始めている。
育成のラミレス選手がついに覚醒しようとしています。今日行われた紅白戦で、ラミレス選手は紅組の5番サードで先発出場し、7回ノーアウト1塁の場面で、白組の左腕玉村投手のストレートを完璧に捉えると、打球は弾丸ライナーでレフトスタンドを越えて、芝生まで到達する2ランを放ちました。
まさに規格外のパワーを見せつけました。もしかしたら以前カープに在籍したバティスタ選手を上回る力を持っているかもしれません。今季はウエスタン・リーグで打率.162、2本塁打、11打点と苦しみました。昨日新井監督から打撃フォームについて直接指導を受けましたが、これがラミレス選手にとっての転機になる可能性があります。
来季ラミレス選手が覚醒するためには、このオフの過ごし方が大事になってきます。カープの秘密兵器になり得る存在のラミレス選手に注目です。