2024年11月17日
ラグザスpresents第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組@台北ドーム 日本3−1チャイニーズ・タイペイ 地元チャイニーズ・タイペイに競り勝ち3連勝!源田選手代表初アーチ!才木投手6回途中無失点好投!スーパーラウンド進出に王手!
【侍ジャパン】台湾との全勝対決制し3連勝!スーパーR進出に大きく前進 源田が代表初アーチ、才木は6回途中無失点の好投
11/16(土) 22:27
配信
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4回に代表初アーチを放った侍ジャパン・源田壮亮選手(西武)
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 オープニングラウンドグループB 日本3ー1台湾(16日 台北ドーム)
日本は完全アウェーの中、地元・台湾との全勝対決を制し無傷の3連勝。オープニングラウンド各組(A・B)上位2チームが進むスーパーラウンドへ大きく前進した。
超満員の地元ファン4万人が見守る中、試合は初回に4番・森下翔太(24、阪神)の犠飛で先制すると、4回には今大会初スタメンの源田壮亮(31、西武)の代表初アーチなどで5回まで3得点と主導権を握る。投げては先発の才木浩人(26、阪神)が6回途中無失点の好投。7回に3番手・北山亘基(25、日本ハム)がソロを浴び3−1となるも、2回を1失点。9回は大勢(25、巨人)が無失点に抑え逃げ切った。
スタメンは1番レフト・桑原(DeNA)、2番セカンド・小園(広島)、3番センター・辰己(楽天)、4番ライト・森下(阪神)、5番DH・佐野(DeNA)、6番ファースト・牧(DeNA)、7番ショート・源田(西武)、8番サード・紅林(オリックス)、9番キャッチャー・坂倉(広島)のオーダーを組んだ。佐野、源田が今大会初スタメン。
初回、相手先発左腕のチン・ハクセイに対し、桑原が相手の失策、小園が四球で無死一、二塁。辰己は投ゴロで1死一、三塁となると、4番・森下がライトへの浅いフライも桑原がタッチアップ。ヘッドスライディングで間一髪セーフとなり1−0と先制する。
先発の才木浩人(阪神)は今季25試合に登板、13勝3敗、リーグ3位・防御率1.83。9日のチェコとの強化試合(バンテリンドーム)で2番手で登板し3回をパーフェクト、7つの三振を奪う好投をみせ、中6日で登板。
援護をもらって迎えた初回、2死から3番・チン・ケツケンに中前安打を浴びるも、4番・ハン・ケツカイを空振り三振に抑える。さらに2回には先頭の5番・ソウ・ショウオンに左前安打で出塁を許すも、後続を退ける。
打線は3回に、先頭の坂倉が四球、内野ゴロ、中飛間に進塁し2死三塁から、3番・辰己がレフトフェンス直撃の適時二塁打を放ち2−0。さらに4回には1死から源田が自身代表初アーチとなる右越えソロを放ち3−0と突き放す。
才木は3回、4回を三者凡退。5回は先頭打者に四球を与え走者を背負うも、代打・タイ・バイホウの一塁線への打球を牧が上手く捌き併殺打として得点与えず。しかし6回に四球と安打で2死一、二塁のピンチを招き、2番手・鈴木昭(ロッテ)が登板。代打・キチリキキチロウ・キョウカンを3球で遊ゴロに打ち取り得点は与えず。才木は6回途中、83球、3安打、2四球、5奪三振無失点だった。
7回は3番手・北山(日本ハム)が登板し、2死から途中出場の7番・タイ・バイホウに真ん中の直球をライトスタンドへ運ばれ3−1。それでも8回も続投すると、2つの空振り三振を奪い三者凡退。
9回は大勢(巨人)が前日の韓国戦に続き2試合連続登板。リードを守り切り逃げ切った。
【ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 オープニングラウンド 日本の試合日程(グループB)】
11月13日(水) 日本 9ー3 オーストラリア @バンテリンドーム ナゴヤ
11月15日(金) 日本 6ー3 韓国 @台北ドーム
11月16日(土) 日本3ー1台湾 @台北ドーム
11月17日(日) 日本ーキューバ @天母スタジアム
11月18日(月) 日本ードミニカ共和国 @天母スタジアム
【スーパーラウンド 決勝・3位決定戦】
A、B各グループ上位2チーム 11月21日(木)〜11月23日(土)@東京ドーム
決勝(スーパーラウンド1位、2位)、3位決定戦(スーパーラウンド3位、4位)11月24日(日)@東京ドーム
地元のチャイニーズ・タイペイとの試合、完全アウェイの雰囲気の中で、侍ジャパンはよく戦ったと思います。接戦になりましたが、見事に寄り切りました。
打っては1回表1アウト1、3塁から阪神森下選手が犠牲フライを放って1点を先制すると、3回表2アウト3塁から打撃不振が続いていた楽天辰己選手がタイムリー2ベースを放ち2−0としました。4回表はこの日初スタメンとなった西武源田選手がソロホームランを放ち、3−0としました。森下選手の打撃は好調ですね。思い切りのいいスイングが素晴らしいです。森下選手自身の中には迷いはないと思います。また、辰己選手に1本出たのは大きいですね。源田選手のソロホームランは試合展開上、大きく物を言う一発になりました。
投げては先発の阪神才木投手が6回途中無失点と試合を作りました。7回に登板した3番手の日本ハム北山投手がソロホームランを浴びて1点を返されましたが、最後は9回裏のマウンドに上がった連投の読売大勢投手が3者凡退に抑えてリードを守り切りました。
侍ジャパンは投打が噛み合い、開幕から無傷の3連勝としました。超満員の観客に「爆音応援」という超アウェーの中で行われた試合でしたが、勝負所で力を発揮して逆境をはねのけました。
さて、我らが広島東洋カープの選手ですが、小園選手は2番セカンドで先発出場し、第1打席は四球、第2打席はセンターフライ、第3打席はレフトフライ、第4打席もレフトフライ、第5打席はレフト前ヒットで、4打数1安打1四球でした。凡打の内容も悪くなく、バットはよく振れているなという印象です。
坂倉選手は9番キャッチャーで先発出場し、第1打席は四球、第2打席はライト前ヒット、第3打席はショートゴロ、第4打席はピッチャーゴロで、3打数1安打でした。坂倉選手の打撃は間違いなく悪いです。ピッチャーのリードで一杯一杯かもしれませんが、明日以降はなんとか打撃で貢献して欲しいですね。
さて、明日は場所を台湾の天母スタジアムに移してキューバとの対戦です。キューバは1次リーグ1勝2敗で、後がありません。明日は総動員で勝ちに来ると思いますので、侍ジャパンとしては受け身にならないように、積極的な野球をしなくてはなりません。明日勝利すれば、1次リーグ突破となります。なんとか頑張って欲しいですね。