2024年11月18日
ラグザスpresents第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組@天母 日本7−6キューバ 4点リードを追いつかれるも栗原選手の決勝犠飛で死闘を制す!4連勝で1次リーグ1位通過!スーパーラウンド進出決定!
【侍ジャパン】4連勝でスーパーRへ1位通過!栗原がモイネロから決勝犠飛 森下が4試合連続打点 最大4点差追いつかれるも粘り勝ち
11/17(日) 23:11
配信
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侍ジャパン・栗原陵矢選手
■ラグザスpresents 第3回WBSCプレミア12 日本
7ー6 キューバ(17日・台湾・天母スタジアム)
日本はキューバに競り勝ちオープニングラウンド4連勝。18日にドミニカ共和国戦を控えるもグループB1位通過でのスーパーラウンド進出が決まった。
試合は6ー6の同点で迎えた8回、1死一、三塁から栗原陵矢(28、ソフトバンク)が放った犠飛が決勝点となり試合を決めた。
前日の台湾戦では1回、森下翔太(24、阪神)の犠飛で先制すると4回には源田壮亮(31、西武)に代表初アーチが飛び出すなど5回までに3点を奪った。先発した才木浩人(26、阪神)が6回途中無失点の好投、鈴木昭汰(26、ロッテ)、北山亘基(25、日本ハム)、大勢(25、巨人)と繋ぎリードを守り切った。
オープニングラウンドを無傷の3連勝とし迎えたキューバとの第4戦。先発の早川隆久(26、楽天)は今季25試合に登板し自身初となる二桁11勝を挙げ防御率2.54をマーク。10日のチェコ共和国戦(バンテリンドーム)の強化試合に先発し2回1安打5奪三振の無失点と好投を披露している。スタメンには4試合連続で4番に森下、8番・DHで佐野恵太(29、DeNA)が起用。9番の佐藤都志也(26、ロッテ)は初スタメンとなった 。
早川の立ち上がりは先頭・R.サントス(37)を遊ゴロ、2番・Y.ドレイク(34)、3番・Y.ギベルト(30)から空振り三振を奪い三者凡退に抑えた。
打線はその裏、キューバの先発・R.フィゲレド(26)に対し先頭の桑原将志(31、DeNA)、2番・小園海斗(24、広島)が右飛。2死を奪われると3番・辰己涼介(27、楽天)も右飛に倒れ出塁することができず。
2回裏、この回先頭の4番・森下が死球を受け出塁。その後、森下は盗塁と暴投間に進塁。7番・源田は四球を選択し2死一、三塁とした。チャンスで8番・佐野の打球はセンターへの適時打となり先制点を挙げた。
3回裏には1番・桑原が中安打、2番・小園が右安打を放ち出塁。3番・辰己は四球を選び無死満塁に。キューバの2番手・Y.パドロン(27)が登板も4番・森下は2球目のストレートをセンターへ運ぶと、打球は犠飛となりその間に三塁走者の桑原は本塁へ。2点目を挙げリードを広げた。
しかし中盤4回表、1番・サントスに中三塁打を放たれると続く2番・ドレイクにスライダーを捉えられ打球はレフトへの適時打に。早川は1点を失ったものの5番・A.マルティネス(28)、6番・E.アルエバルエナ(34)から二者連続三振を奪うなど後続を抑え反撃を許さなかった。
1点を返された直後の4回裏には3番手・G.グティエレス(30)に対し7番・源田の中安打、8番・佐野の左安打で無死一、三塁の好機を作った。続く9番・佐藤はレフトへの犠飛を放ち3ー1。5回裏には3番・辰己が三安打で出塁すると4番手・F.メディナ(37)に対し1死二塁から6番・牧秀悟(26、DeNA)がライトへの適時打を放ち4点目。7番・源田は四球を選択し1死満塁から8番・佐野にセンターへの犠飛が飛び出し5点目を挙げた。
4点リードで6回表、早川は無死一塁から2番・ドレイクにレフトへの適時二塁打を浴び5ー2に。さらに4番・A.デスパイネ(38)に四球を与えたところで早川は降板。2番手で横山陸人(23、ロッテ)が登板するも2死一、二塁から6番・アルエバルエナ、代打・Y.モンカダ(29)に連続で適時打を放たれ5−4と1点差に迫られた。2死満塁から3番手・鈴木昭がマウンドに上がると一打逆転のピンチも9番・J.ウォルターズ(23)を空振り三振に抑え見事な火消し。
1点差となり6回裏、キューバの6番手・L.モイネロ(28)に対し1番・桑原が四球、2番・小園が中安打をj放ち出塁。4番・森下は死球を受けるなど1死満塁とした。5番・栗原はフルカウントから四球を選択し押し出しで1点を加えた。
6−4で終盤7回表、鈴木昭が2イニング目のマウンドに上がるも、四球と安打を許すなど1死一、二塁と走者を背負った。ここで鈴木昭は降板、4番手・清水達也(25、中日)が登板も迎えた4番・デスパイネの投ゴロを悪送球。2人の走者が一気に本塁へ帰り同点に追いつかれた。
6ー6の同点で8回裏、先頭の2番・小園がショートのファンブルにより出塁。代走に五十幡亮汰(25、日本ハム)が送られた。3番・辰己は死球を受け、代走に村林一輝(27、楽天)。4番・森下は三ゴロも1死一、三塁とチャンスで5番・栗原の打球は左犠飛に。三塁走者の五十幡が本塁へ帰り勝ち越しに成功した。
1点勝ち越した9回表は5番手・藤平尚真(26、楽天)がマウンドに上がると2死満塁のピンチも無失点に抑え試合終了。4連勝を飾った侍ジャパンは東京ドームで行われるスーパーラウンドへ進出を決めた。
【ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 オープニングラウンド 日本の試合日程(グループB)】
11月13日(水) 日本 9ー3 オーストラリア @バンテリンドーム ナゴヤ
11月15日(金) 日本 6ー3 韓国 @台北ドーム
11月16日(土) 日本 3ー1 台湾 @台北ドーム
11月17日(日) 日本 7ー6 キューバ @天母スタジアム
11月18日(月) 日本ードミニカ共和国 @天母スタジアム
【スーパーラウンド 決勝・3位決定戦】 A、B各グループ上位2チーム 11月21日(木)〜11月23日(土)@東京ドーム
決勝(スーパーラウンド1位、2位)、3位決定戦(スーパーラウンド3位、4位)11月24日(日)@東京ドーム
7回に同点に追いつかれた時には、侍ジャパンついに黒星かと思いましたが、そこから立て直してよく勝ち切りました。侍ジャパンの底力を感じます。
試合は2回裏にDeNA佐野選手のタイムリーヒットで侍ジャパンが先制に成功すると、5回まで毎回得点を重ね、序盤は侍ジャパンが5−1とリードして試合を進めました。
しかし、侍ジャパン4点リードの6回表、侍ジャパン先発楽天早川投手がキューバの上位打線に連打を浴び、1点を失いました。ここで早川投手は降板するも、2番手のロッテ横山投手が1アウトしか奪えず、2失点を喫し、侍ジャパンは5−4とリードを1点に縮められました。
6回裏、侍ジャパンは1点を追加し2点差にリードを広げるも、7回表1アウト1、2塁の場面で、侍ジャパン4番手の中日清水投手がデスパイネ選手をピッチャーゴロに打ち取るも、清水投手の悪送球でランナー2人が生還し、侍ジャパンはキューバに6−6と同点に追いつかれました。
しかし同点で迎えた8回裏、広島小園選手のヒットなどで1アウト1、3塁のチャンスを作ると、ソフトバンク栗原選手がソフトバンクでチームメイトのモイネロ投手からレフトへ犠牲フライを放ち、侍ジャパンが終盤に7−6と勝ち越しに成功しました。
9回表、5番手の楽天藤平投手が連打を浴びるなど、1アウト満塁とこの試合一番のピンチを背負うも、最後は2者連続三振を奪い侍ジャパンが僅差をものにしました。
これで侍ジャパンは1次リーグ4連勝を飾り、1試合残してスーパーラウンドへの進出を決めました。
さらにこの時点で1位通過も確定し、スーパーラウンド初戦ではアメリカ代表と対戦することになりました。
この1次リーグでは一番厳しい試合内容になりましたが、この試合に勝てたのは大きかったと思います。国際試合は何が起こるかわからないですね。
さて、我らが広島東洋カープの選手ですが、小園選手は今日も2番セカンドで先発出場しました。第1打席はライトフライ、第2打席はライト前ヒット、第3打席は空振り三振、第4打席はセンター前ヒット、第5打席はショートゴロエラーで出塁し、5打数2安打でした。コンスタントにヒットが出ています。明日のドミニカ共和国戦も期待できると思います。
坂倉選手は今日は出番がありませんでした。
明日は1次リーグ最終戦のドミニカ共和国戦です。明日も勝って、全勝で勢いをつけてスーパーラウンドに進みましょう!
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