2024年04月23日
3回戦@神宮 広島2−0東京ヤクルト 宇草選手値千金の決勝2ラン!床田投手8回無失点好投で2勝目!チームは4連勝で勝率5割復帰!
【広島】エース・床田寛樹の好投で初の5割到達 新井監督は宇草孔基の覚醒≠予言
4/23(火) 21:36配信
東スポWEB
広島・床田寛樹
今季20試合目で勝率5割初到達――。23日、広島は敵地(神宮)でのヤクルト戦に2―0で快勝した。
先発のエース・床田寛樹(29)が燕打線を8回4安打無失点の好投を披露。7回には5年目の伏兵・宇草孔基外野手(27)が、0―0の均衡を破る会心の先制2ランを放った。9回を守護神・栗林良吏(27)が3人で試合を締めて、借金完済での勝率5割、2つの引き分けを挟んで、4連勝を完成させた。
先発投手を中心に少ない点数を守り抜く野球で連勝を伸ばした新井貴浩監督は(47)は「もう本当にナイスピッチングだった」と先発のエース左腕を絶賛。「毎試合、試合を作ってくれるし、週あたまでこういうピッチングをしてくれるとベンチも助かる」と、これで4試合連続で7回以上を投げ、防御率も0点台に突入した床田の安定ぶりを褒めたたえた。
「打」では「7番・左翼」で2戦連続のスタメン抜てきとなった宇草が唯一の得点となる決勝弾。19日の代打での1号に続き、連勝中に2本目となる伏兵の劇的弾に「本当、ね。値千金の最高のホームランを打ってくれた」と激賞。「本人も感覚的にいいものをつかみかけていると思う」と、今後の覚醒≠ワで予言していた。
東スポWEB
広島床田投手とヤクルト吉村投手の投げ合いの投手戦が続きましたが、けりをつけたのは宇草選手でした。先日のマツダスタジアムでの今季1号に続き、今夜は2号決勝2ランを放ち、床田投手の2勝目をアシストしました。
スタメンは田村選手が外れ、堂林選手が復帰しました。1番センター秋山選手、2番セカンド菊池選手、3番ライト野間選手、4番ファースト堂林選手、5番サード小園選手、6番キャッチャー坂倉選手、7番レフト宇草選手、8番ショート矢野選手、9番ピッチャー床田投手のオーダーを組みました。
ヤクルトの先発の吉村投手に対して1回表、秋山選手がレフト前ヒットも菊池選手はセカンドライナー、野間選手はセカンドゴロ、堂林選手はサードゴロに終わりました。
先発の床田投手は今季4度目の登板で、試合前まで1勝1敗、防御率1.29。前回は16日のDeNA戦で7回を6安打2失点で今季初勝利を挙げていました。
床田投手は1回裏、先頭のヤクルト塩見選手にセンター前ヒット、丸山選手をショートフライ、オスナ選手を見逃し三振、村上選手の打席で塩見選手に2盗を決められるも村上選手を空振り三振に取り先制点を与えませんでした。
3回表の攻撃で先頭の矢野選手がヒット、床田投手の送りバントで1アウト2塁としましたが、秋山選手は空振り三振、菊池選手はレフトフライで先制できませんでした。
床田投手は4回裏、ヤクルトオスナ選手をセカンドゴロ、村上選手を空振り三振、サンタナ選手をセカンドゴロとクリーンナップを3人で退けました。床田は5回裏、先頭のヤクルト山田選手に四球を与えましたが中村選手をショートゴロ併殺打、長岡選手を空振り三振に取りました。
6回表の攻撃で1アウトから秋山選手が2ベースも菊池選手はショートゴロ、野間選手は空振りと本塁が遠い状況が続きました。しかし、7回表1アウトから小園選手がライト前ヒット、坂倉選手はサードゴロも宇草選手がライトスタンドへ2号2ランを叩き込み、2−0と先制しました。宇草選手のバッティングフォームは確かに変わりましたね。以前まではスイングの際に波打ってた感じがありましたが、今はそれがなく、最短距離でバットが出ています。コンパクトで速いスイングが出来ているので、それが好結果につながっているようです。まさに「覚醒」の予感がしますね。
床田投手は7回裏1アウトからヤクルトサンタナ選手にセンター前ヒットを打たれましたが、山田選手をセンターフライ、中村選手を空振り三振に斬って取りました。8回裏は代打のヤクルト西川選手をファーストゴロ、代打の北村選手に四球も塩見選手をライトファウルフライ、丸山選手をショートゴロに打ち取りました。
床田投手は8回を116球、4安打2四球7奪三振の無失点で2勝目をマークしました。今日の床田投手は全く隙のない、無双のピッチングで、3塁を踏ませませんでした。床田投手は真のエースピッチャーと言えるでしょう。カード頭の火曜日に多いイニングをしっかり投げ切るピッチングをしてくれれば、投手陣にいい流れを持って来る事が出来ますし、何より中継ぎ陣の負担が軽くなるのが大きいですね。床田投手様様です。
9回裏は栗林投手がヤクルトオスナ選手をピッチャーゴロ、村上選手を空振り三振、サンタナ選手をレフトフライと3人で締めて5セーブ目をマークしました。
チームはヤクルトに今季2度目の完封勝ちで2つの引き分けを挟み今季初の4連勝で勝率5割に復帰しました。打線はまだ活発ではありませんが、投手陣の踏ん張りでここまで来ました。さあ、明日からは貯金シリーズで波に乗っていきたいところです。
明日のカープの先発はハッチ投手です。前回14日の読売戦では6回4安打2失点ながらも敗戦投手となっています。試合はしっかり作っていますので、期待していいと思います。ヤクルトは小澤投手です。前回17日の中日戦では6回5安打2失点ながら敗戦投手となっています。小澤投手もハッチ投手同様に試合はしっかり作りますので、明日は僅差の接戦になりそうです。やはり、明日カギを握りそうなのは宇草選手ではないでしょうか。楽しみです。ただ、天気予報が良くないので、そこが心配です。
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