2024年12月14日
カープの支配下枠はあと2人。どのように活用していくのか?
“パンパン”の広島支配下…どうなる人的補償 流出&ダブル獲得で、まさかの枠問題?
12/14(土) 14:13配信
Full-Count
九里が海外FAで移籍…ドラフト会議では支配下5人指名も枠はパンパン
広島・新井貴浩監督【写真:イワモトアキト】
今季68勝70敗5分、勝率.493でセ・リーグ4位だった広島。オフは9人に戦力外通告を出し、助っ人4人も自由契約になった。一方で海外フリーエージェント(FA)権を行使した九里亜蓮投手がオリックスへの移籍が決まったものの、支配下枠はすでに68と、なかなか身動きが取れない状況。残り「2」枠をどう活用していくか。
2016年からのセ・リーグ3連覇を支えた先発陣が数多く退団した。2011年ドラフト1位で入団し、2016年に最多勝のタイトルを獲得した野村祐輔投手は現役を引退。2017年に12勝をあげた2015年ドラ1の岡田明丈投手も、育成降格を経て今季は4年ぶりに1軍復帰を果たしたが、戦力外通告を受けた。2016年から9年連続で20試合登板のタフネスさを発揮した九里は、海外FA権行使を経てオリックスへ移籍している。
今年のドラフト会議では、支配下5人、育成3人を指名した。事前公表していた宗山塁内野手(明治大)は5球団競合の末、楽天が指名権を獲得。1位では佐々木泰内野手(青山学院大)を指名し、5人中4人が大学生と即戦力路線のドラフトとなった。支配下指名5人は巨人らと並び最少だったが、すでに支配下枠はパンパンだ。
今季は助っ人が5人登録されたが、残るは中継ぎ左腕のテイラー・ハーンだけ。オフはジョハン・ドミンゲス投手、野手ではエレフリス・モンテロ内野手、サンドロ・ファビアン外野手と手早く補強。さらに12月に行われた第3回現役ドラフトでは、オリックスから山足達也内野手、2巡目で日本ハムから鈴木健矢投手を獲得。積極的に動いている。
結果的に支配下枠は残り2。九里の移籍でオリックスから人的補償か金銭を選ぶのかはまだ発表されていないが、人的補償なら残り1となる。選択肢は限られる中、今後の補強にも注目が集まる。
Full-Count編集部
ドリヨシは正直言うと、戦力外にする選手が少な過ぎるのではないかと思います。それが故に、その後のドラフトやFAの人的補償、現役ドラフトで確保した選手がいる関係で、支配下選手の残りの枠がわずかになってしまったのではないかと思います。
しかし、球団は積極的に選手の獲得に動いています。本文にもありますが、外国人選手ではドミンゲス投手、モンテロ選手、ファビアン選手と異例の早さで新外国人選手を獲得し、先日行われました現役ドラフトで、オリックスから山足選手、さらに2巡目で日本ハムから鈴木投手を獲得しています。
九里投手がFAでオリックスへ移籍した事で、支配下選手の残りの枠は2人となりました。九里投手の人的補償の選手を獲得した場合、残りは1人となります。
ドリヨシの勝手な想像ですが、支配下枠の70人はフルに使うだろうと思います。そして、外国人選手について、シーズン途中で絶不調の選手が出た場合、枠の中で入れ替えをする可能性もあるなと考えています。
一連の流れを考えると、新井監督が言われているように、1軍、2軍関係なく、全員で戦うという姿勢がこの支配下選手の残りの枠の活用に繁栄されるのかなと思います。
今後、このオフの補強に注目ですね。
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