2024年12月16日
エルドレッド駐米スカウトが新外国人野手に熱視線!
【カープ】エルドレッド駐米スカウトに聞く 得点力の鍵握る外国人野手2人 特長や魅力は?
12/15(日) 9:00配信
中国新聞デジタル
外国人選手をチェックするエルドレッド駐米スカウト
広島に新外国人野手2選手が加わった。エレフリス・モンテロ内野手(26)=190センチ、106キロ、右投げ右打ち=とサンドロ・ファビアン外野手(26)=180センチ、81キロ、右投げ右打ち。日本で本塁打王の経験もあるブラッド・エルドレッド駐米スカウトが特長を語った。
―モンテロは今季3A65試合で16本塁打。強振が魅力です。
若く、パワーヒッターとしての天性を持っている。新井監督ら首脳陣がどう考えるかだが、打線のクリーンアップに入る可能性は十分ある。難しいのは長いシーズン、自信を保ち続けること。追い込まれる前までに、早いカウントからストライクを打っていくのが大事だ。
―ファビアンは巧打タイプですね。
安定的にバットに当て、投手を苦しめる能力がある。追い込まれた際のアプローチがとても好印象だった。体格から想像するよりパワーがある。
―カープで活躍するために必要なことは。
私がそうだったように周囲からサポートを受け、試合で自分の能力を全て出し切るのが重要。2人ともドミニカ人であり、お互いに多くの安心感を与えることができればいい。
中国新聞社
今季のカープは、外国人野手が全く機能しませんでした。レイノルズ選手は肩の故障で開幕してすぐに離脱し、シャイナー選手は手指の骨折で戦線を離脱しました。結局この2選手はシーズン後半で球団から契約解除となりました。貧打の打線の起爆剤となって欲しいと、エルドレッド氏がスカウトしましたが、レイノルズ選手もシャイナー選手もシーズン途中で姿を消してしまいました。残念でなりません。エルドレッド氏もかなり悔しかったのではないでしょうか。
このオフ、新たに外国人選手を獲得しました。
モンテロ選手は右投げ右打ちの内野手です。振り回すタイプではなく、コンパクトに力強いスイングをするのが特徴です。守備ではおそらくファーストかサードを守るようですが、190センチ、106キロの大柄な体が、どれだけコンパクトに動けるのか注目です。
ファビアン選手はバットコントロールが巧みなようです。なので、ある程度は打率を残せるのではないかと思います。ただ、外野手なので、カープの1軍の外野手争いに勝てるかどうかがカギとなりそうです。
ここ数年、外国人野手は「ハズレ」が多くなっています。いっその事、外国人選手は獲得せず、純国産のメンバーで戦った方がいいのではないかと思うケースがしょっちゅうありました。しかし、エルドレッド氏やマクレーン氏などの駐米スカウトが必死にカープにアジャストしそうな選手を探し続けています。
来季こそ、モンテロ選手とファビアン選手が大ブレイクして、今季果たせなかったリーグ優勝、そして日本一の栄冠を手に入れて欲しいと思います。
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